先日、秋葉区にある新津鉄道資料館へ行ってきた。
コレを観に行く為!
特別展 「新潟を変えた新幹線-上越新幹線開業40周年-」
上越新幹線は、新潟県にとってもやんばるにとっても、無くてはならない鉄道路線。
やんばるの半世紀ちょっとに渡る人生で、人生の節目節目で必ずと言って良いほど乗ってきた上越新幹線。
これは是が非でも観に行かなくてはイカンでしょ!!
ということで、のんびりドライブで鉄道資料館へ。
いつもの場所に車を駐めて、いざ館内へ!
もう何度も通い詰めたここは、どこに何が展示されているか頭の中に入っている。
でも、何度見ても良いんだよねぇ。
特にお気に入りの展示物なんかは、新鮮な気分というより安心させてくれる。
1階の展示物を見終わると、2階の特別展が行われている部屋へ。
特別展で展示されている写真や解説文等は撮影禁止だけど、そんな事どこ吹く風の如く、ジャンジャンとシャッター音を響かせながら撮影している馬鹿野郎な糞爺にいきなり出くわした。
写真や解説文が全て掲載されている公式図録を買えば、そんなルール違反を犯さなくてもいいのに。
たったの550円をケチるなんて、ホント浅ましい根性野郎だ。
さて、気分を変えて展示物をじっくりと見る。
まず最初は、東海道新幹線開業によって、新潟に大きな影響をもたらしたというコーナー。
東海道新幹線が、我が国の経済発展に多大なる貢献をしたというのは、紛れもない事実。
東海道新幹線の大成功が無ければ、上越新幹線どころか、今の新幹線ネットワークは無かったのかもしれない。
いや、海外の高速鉄道にも少なからず影響していたんじゃないだろうかとさえ思う。
歴史にたらればは無いけれど、もし東海道新幹線が大ゴケしていたらどういう世界になっていたんだろうと、妄想を膨らますのも悪くない(笑)
次は、新潟県を走る2本の新幹線についてのコーナー。
新潟県は、上越新幹線と北陸新幹線の2本が、それぞれ独立して走っているユニークな県。
それぞれの計画~建設~開業に至る経緯は大きく異なるけれど、2つの構想が根幹にある。
日本縦貫高速鉄道網構想
と
日本列島改造論
この2つの構想で述べられていた高速鉄道網は、現在の新幹線ネットワークとそう大差ないのは、非常に興味深い。
で、上越新幹線の建設は、新潟県内は全線高架&トンネル。
日本が好景気であることを反映して、贅沢ににコンクリートを使用したという話をよく聞くが、実はそうじゃないのではと思う。
盛土に線路を敷かなかったのは、融雪によって生じる大量の水の影響を、路盤に与えない為。
それと、盛土によって路盤のあっち側とこっち側が分断されないようにする為もあったのではないかと思う。
上越新幹線は、水田のど真ん中を貫いているので、新幹線によって農作業に支障を来す事を避けたかったのでは無いかと、勝手に思ってみた。
高架だと柱と柱の間に、農作業用の道を設けるのは難しいことでは無さそうだもんね。
と、こんな妄想を脳内で膨らませていた(笑)
北陸新幹線は、計画までは順調に行われていたのに、金沢開業に至るまでは40年近く費やしたのは、度重なる悲運のせいだと思う。
上越新幹線の計画決定からわずか1年遅れただけで、金沢開業は32年も遅れてしまった。
石川富山両県民にとってはもちろんのこと、上越地方の県民にとっても待ちに待った新幹線開業だったと思う。
とまぁ、こんな感じに写真と解説が掲示されていて、やんばるにとっては非常に興味深い内容だった。
本館の外に実物車両の展示があるので、もちろん見に行くんだけど、その前にミュージアムショップコーナーで、公式図録を購入。
これさえあれば、展示期間を終えた後でも、いつでも内容を振り返ることが出来るので、買わない理由は無いのだ。
で、お約束の屋外展示へ。
やんばるが一番多く乗った新幹線200系電車と、C57型機関車19号機。
国鉄485系電車。
これにも大分乗った。
国鉄115系電車。
幼少の頃から慣れ親しんだ車両で、かつては長岡-上野普通列車として運用。
もちろん完乗済♪
新幹線E4系電車。
結婚直前に乗った新幹線がコレ!
思い出深いなぁ~。
上越新幹線は他の路線に比べて総延長距離は短いので、新幹線開業前と後での所要時間の差は、驚くほど短縮されてはいない様に思えるけれど、新潟と東京を日帰りで行って帰ってこられる利便さは、非常に大きいと思う。
現在のコロナ禍が、さほど気にしなくても良くなった頃には、また新幹線に乗って東京へ行きたいなぁと思う今日この頃であった。
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Posted at
2022/09/25 13:44:25