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2017年01月15日

いつもの公園で白黒写真。 明るく爽やかに清く、そして晴れ晴れとお正月を写そう。

いつもの公園で白黒写真。 明るく爽やかに清く、そして晴れ晴れとお正月を写そう。












 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

正月は二日目。今年もお世話になるであろう、いつもの公園へ行きました。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

三日坊主で終わりそうな、今年カメラテーマの一つモノクロに挑戦です。白と黒、その階調たるグレーの世界。モノクロ写真とは抽象化であり、ストレートな表現である、など白黒写真について何ら勉強せずにまずは実践です。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

同じような角度から被写体を変えて。全般的に背面液晶で見るよりは暗く写っていました。ニコン不慣れゆえ、このあたりの誤差が脳内で修正できるほどに慣れていません。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

加えて、モノクロモードに設定するだけで、四苦八苦してしまいました。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

そもそもキヤノン機でもデジイチでもモノクロ設定できるのを知ったのが、カメラを本格的にはじめて半年以上経ってからでした。ゆえに本格的にはじめたと言えるのか、定義が混沌中。F4



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

こちらがF1.4という試しもしてみて。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

モノクロは白と黒だけゆえ、光を意識するようになるそうです。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

あとで調整して白黒にするのではなく、光りに特化して意識する環境とするため、モノクロでの撮影です。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

光りの入り方や、光りと影を意識して撮ってみることはありますが、


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

まず思ったことは、白と黒の間の意味での階調ではなく、さらに踏み込んで影のグラデーションがなかなか見当たらない、ということです。影の濃淡はありつつも影ごとに均一的であり、段々影が濃くなり、あるいは薄らいでいくかのような、影の階調という存在が稀有に思いました。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

思ってみれば光の透過が段階的になる被写体というものが、あまり思い浮かびません。手を太陽にかざした輪郭周辺や、カーテンの斜めから指す光など、しかし極一部分的か限定的な場面に思います。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

刻一刻と変わる、夕焼けやマジックアワーの空、つまり色のグラデーションを意識することはあっても、


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

濃い影がだんだんと淡い影になっていく、影のグラデーションというものがなかなかないものである、とモノクロ撮影をやってみて、初めて気が付きました。影の、つまりは光の淡い階調を気にしたことがなかった、という気づきと言ってもいいかもしれません。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

被写体の魅力や質感は三の次です。構図も気にしている余裕はまだありません。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF × flickr
DSC_3387
光、と影、その緩やかで幅広い階調探し。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

色の階調ではなく、光の階調、あるいは影の階調。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

光りの階調という意味では、電球などの弱い光源の光がだんだんと弱まっていくところにありそうですが、


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

自然光の中では、なかなか見出しがたく、同じように意識してみると影の階調もなかなかないものです。赤い電車を撮れば、それが自然と絡んでいれば、関東では箱根登山鉄道など温泉地などを連想させ、あるいは東京の景色と絡めば丸の内線を想起させる、かのように色の情報というものを捨て去って、表現を試みる、つまりは考えてみる面白さ、も思いました。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

適当な気持ちで夜の酒場をリッチトーンモノクロで撮影したときに、もう少し意識しておけばよかったと振り返って思いつつ、またの機会に改めて夜のモノクロも試してみたくなりました。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

ソニーは階調が豊かになるリッチトーンモノクロと名称がつけられたモードが、ハイコントラストモノクロと名付けられた普通のモノクロモードとは別についています。簡素にテストしたときの画像が残っていました。リッチトーンモノクロ普通のモノクロ比較テスト。階調というものの身近さゆえ当たり前で見過ごしがちな大切さを思ったりします。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

なおリッチモノクロモードは、三枚撮って一枚に合成し階調を豊かにするモノクロモードです。意図しないブレも発生したり、そこも面白いかもしれません。



 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

色のない世界というものは、一方で私の場合は生命力を感じることができません。何枚も続くと死んだあとの世界観かのように感じてしまいます。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

そのような白黒寫眞で、活き活きとした力強い、さらに言えばカラーで撮るよりも、生命力を感じさせる一枚が撮れるようになったら、それは一つ驚異的なことなのかもしれません。あるいは逆に老衰で安らかに眠る人をハイキー気味白黒で撮ってみると、そこに人生を思い生命力を感じるかもしれない、とも思ってみたりしました。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

シンプルゆえの難しさ。あとで白黒に変換するのとは違う、上達へのプロセス、その一つかと思い、時おりモノクロを交えて撮ってみようと思っています。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

自分で決めたこと、せっかく好きになったこと、のめり込める趣味が見つかったので、


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

自らが納得できるところまで、あるいは自分なりにですが、極めるまでやる、という意味でも、


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

せっかくなので写真の世界を独学ながら探求していきたいと思っていますが、こうして新しい取り組みをすると、初心にも返った気持ちとなり、最近では見向きもしなくなった被写体に気が改めていったりもします。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

300円均一で、行くたびに仕入れて来る、ぬいぐるみ型実用上枕。ばぁばのところも溜まってきました。横になれば「パパあたまあげてー」とこれを二つ三つ、枕代わりに頭に添えてくれます。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

この日は散歩ついでに買ってもらったラジコンで遊んで。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

コンデジを家人に託し、私一人宅配便対応のため、先に帰る道すがらも白黒で。先ほどのクルマを逆の光から。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

みんカラも段違で一際素敵な寫眞が多いですが、フリッカーやフォト蔵、PHOTOHITOなど画像共有サイトへ行けば、こちらは段違いが集まっているように感じます。言うなれば全国大会かもしれません。さらにハイレベルな「500px」「1x」というプロ向けと言ってもよい画像共有サイトもあり、これは言うなればオリンピックレベルかもしれません。こう言ってはなんですが、私のようなレベルでもときに「なんで」と思うような雑誌に載ってるプロが撮ったとされる写真を見るよりも、あるいは同ありふれたみたことがあるような寫眞を見るよりも、刺激的に思います。


 D810 + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

画像共有サイト、入口中ほどあたりに閉鎖的にながら足の先を入れてみる。というのも写真を楽しみ、「FlickrにUPするような一枚がない」と思ったり「一枚をどれにしよう」と思ってみたり「なぜそれにしたのかを考えみたり」基準値を一つ上げてみるのも一つ上達させるためかと思い、Flickrもかじってみようと思っております。



白黒で撮りに出かけよう。

ブログ一覧 | いつもの公園 | 日記
Posted at 2017/01/15 12:54:23

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この記事へのコメント

2017年1月15日 17:45
コメントは初めまして(^-^)

自分は写真には詳しくありませんが、モノクロって何とも懐古感があって好いもんですね~♪
コメントへの返答
2017年1月15日 18:27
夜でもサングラスさん、はじめまして、こんばんは。

ご指摘の通り、懐かしさも感じたり致します。シンプルゆえに奥が深く、難しいながらモノクロ探求してみたいと思います。

御礼申し上げます。
2017年1月15日 19:04
ドライブへ行こうさん、こんばんは。

モノクロ、奥が深く難しいと思います。

鯉のお写真、水中ではなく飛んでいるように見えます(^^)

ご子息、もうラジコンで遊べるとは!驚きです。

写真共有サイトもですが、みんカラの皆様のお写真も刺激になります♪
コメントへの返答
2017年1月15日 19:20
げんさん、こんばんは。

モノクロ、何がよくてどうなのか、まだまださっぱりです。先が難しそうですが、時おり撮ってみたいと思います。

思いつかぬ見立てをして頂き、御礼申し上げます。ラジコンはクルマとヘリコのを早いうちからさわらせてきました。げんさんのところは元気にしっかり歩き回る一方で、ガチョウとカモを眺めて一時間の落ち着き、という両方を持ち合わせていらっしゃいますが、うちのは逆立ちしても無理そうです。

みんカラももちろん素敵なお写真たくさんに思います。

御礼申し上げます。
2017年1月15日 19:29
ドラいこさん、失礼いたします(^o^ゞ

なんだか、どんどん難しい世界に進まれて、おいそれ偉そうにコメントが出来ない分野になりつつありますが、本気な趣味が見つかって良かったですよね!

写真って言っても、求めるものは色々あると思いますが、これからも楽しく撮り続けられるといいですね(^o^)v
コメントへの返答
2017年1月15日 22:18
ぽんさん、こんばんは。

考えながら撮ってもまだあれですが、いつか考えずに、感覚だけで味や迫力ある写真が撮れるようなゴールを目指して行きたく思っております。

カメラを通じて人と出会うことが楽しかったり世界中の景色を収めたり、ライトに楽しんだり等々人によってそれぞれあるかと思いますが、飽きないような工夫も兼ねて刺激注入しながら取り組んでみます。

毎々御礼申し上げます。
2017年1月15日 20:09
こんばんわ。

モノクロ私好きなんです。

同じ写真なのにまるで違う世界に。

静けささえ感じてしまうような

落ち着き 寂しげ 時が止まったような錯覚

異次元の世界に入り込んでしまったような。。

好きです。

また時々モノクロでのアップも

お願いできましたら(^.^)

魅了されました♡
コメントへの返答
2017年1月15日 22:24
みーみさん、こんばんは。

モノクロの世界観。非日常性であったり、静寂性を感じたり、もしくはF1ドライバーでトップレベルの方は平均時速190km、最高時速350kmの世界で白黒に見えるそうですが、なぞらえると何かが超越したシンプルな世界観があるのかもしれません。

今後とも稚拙ながら、取り組んでみたいと思いますので、素敵な淑女のお言葉を励みにさせて頂きたく存じます。

御礼申し上げます。
2017年1月16日 7:04
ドライブへ行こうさん、おはようございます(^o^)
モノクロ写真だけの世界観、カラーとは違ってどこか落ち着いた、厳かな雰囲気を感じました。
ご子息もどこか、いつもより大人びたお兄さんに見えるのは、モノクロのなせる技なのでしょうか。
「四苦八苦」の引き戸のお写真は、カラーよりも光源が際立って、ちょっとしたデコボコから感じる木の柔らかさや、床に描かれた直線的な深い影が印象的ですね。
4Kや8Kなど、より現実世界を正確に描写する技術や、最近ではモノクロからカラーを復元する技術も出てきたようですが、だからこそ色調を切り捨てて白と黒の階調で表現する、という真逆のアプローチは、被写体を別の視点から見れるようになる修行にもってこいなのかもしれません。
コメントへの返答
2017年1月16日 9:12
かげさん、おはようございます。
お話を拝見していると、モノクロだと静寂さが増してくるような感覚になってきます。あまりモノクロは撮ってこなかったので、ご意見を頂くと大変参考になる次第です。加えまして引き戸のデコボコまでご覧頂き、合わせてのお付き合いに御礼申し上げます。
なるほど8Kは現実世界をより正確に描写する、という感性に表現、卓越なさっている感覚に思いました。勉強させて頂きます。かげさんはデジタルテクノロジー方面にお詳しそうですね。今後ともご教示、ご指導いただけますと幸いです。頂戴したお考えを吸収できるよう意識しながらモノクロ修行がんばりたいと思います。

御礼申し上げます。
2017年1月17日 8:11
おはようございます。
ついつい懐かしく・・・
初めてコメントさせていただきます。

数年前まで一眼に嵌ってまして、PHOTOHITOなどによく投稿していました・・・
ライカレンズが好きでよくモノクロ撮影していました。
ドライブへ行こうさんの切り取り方や構図が、何となく自分の好みと合っており見入ってしまい、一眼病がうずうずしてきました。

みんカラなのに車と全く関係ないコメントでご無礼致しました。
コメントへの返答
2017年1月17日 15:45
アントニオ常務さん、こんにちは。
上級者どころか上段者のような方にそう言って頂くと僭越ながら光栄に思います。ライカレンズにモノクロ。まったくもって未知の世界ですが、みんカラでも時おり拝見すれば素敵な世界観に思います。一通り一周されて卒業され、それでもまた撮りたくなるものなのですね。このままカメラを続け老齢の頃には、カメラを持たずに旅をしているのではないかと想像しておりましたので、重ねて励みになります。ぜひ一眼に戻られることを祈念しつつ、御礼申し上げます。

プロフィール

「この一万キロ界隈、北海道はじめあっちこっちでだいぶウォッシャー使ったから補充しとこと思ったら、まさかの東京スバルさまー!ちゃんと水色で満杯にしてくださってる!うわーありがとうございます!せっかく洗車してもらい太陽が雲に隠れてダブルチャンス!滝を作りながら簡易コーティングしました。」
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ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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