
津波避難タワーが錆びて使えなくなっているとのニュースです。
◆千葉の津波避難タワー、完成10年でもう使用不能に…住民「こんなに早く駄目になるとは」 ー 読売新聞オンライン
(2025年9月5日 掲載)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250904-OYT1T50196/
2015年に7,830万円かけて建てた津波避難タワーが、錆の侵食で使えなくなっています。
2023年の調査で手すりの安全性に問題があると判断され、2024年に使用を中止していますので、10年経たずに使えなくなっていますからノーメンテナンスだったのかと思ったのですが違うようです。
記事によりますと、「年1回点検を行い、さび止めの塗装を施すなどしてきた」とあるのですが、手すりの写真を見ると塗装が剥がれるくらいサビサビで「本当に?」と思えます。
何も施していないトタン板でもここまで錆びないんじゃないかな。
「塩害に備えて腐食に強いとされる塗装も施した」とありますが、完成当初から錆の進行が速かったとのことです。
この津波避難タワーにステンレスが多く使われているとかないよね。
もし多く使われているとしたらイオン化傾向で鉄部分が錆びやすくなるのが原因の可能性が高くなるんですが、、、
使えなくなっている津波避難タワー以外に、施工業者や別の業者が2016年と2018年に別の塗装方法で整備したほかの2か所の津波避難タワーの状態に問題はないそうです。
高台としての避難場所がなくなるだけでなく、無用の長物がそびえているのを目にするのは地元住民からしたらたまったものではありませんね。
何度か手を入れているようですが残念なことです。
Posted at 2025/09/07 03:58:17 | |
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