![『スカーレット(Scarlet -My Song One)』 リリース 『スカーレット(Scarlet -My Song One)』 リリース](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/085/157/42085157/p1m.jpg?ct=cd9dd9b7075a)
1986年10月21日にリリースされた
河合奈保子さん13枚目となる
オリジナル・アルバム
『スカーレット(Scarlet -My Song One)』
奈保子さんが全曲作曲した
初アルバムとなります。
このアルバムにつきましては
でも書いておりますので、宜しければ、ご覧ください。<(_ _)>
アルバムがリリースされる以前から
奈保子さんが、書き溜めた楽曲については・・・
ハーフムーン・セレナーデ(初期ヴァージョン)
・カーニバルが待ち遠しい
・シンデレラ・ヴァケーション
・MOONLIGHT BEAUTY
・スターダスト・タワー(後のムーンライト急行)等含めて
奈保子さんの自作曲は、コンサートで披露されており
作曲活動宣言がなされていたのですが
『スカーレット(Scarlet -My Song One)』がリリースされた事により
本格始動となって行きます。
Side A
スウィート・ロンリネス
雨のプールサイド
ロードサイド・ダイナー
ヘミングウェイのダンスホール
想い出のコニーズ・アイランド
Side B
夢みるコーラス・ガール
緋の少女
ムーンライト急行
クラブ・ティーンネイジ
ハーフムーン・セレナーデ
河合奈保子さんのデビューからの
音楽活動の主軸は、アイドル
黄金の1980年デビュー組として走り続けてきました
しかも、ボーカル能力が並外れたものであり、類まれな音楽センスを
持ち合わせていただけに、職業作家陣、ニューミュージック界の面々から
提供される楽曲は、容易く歌いこなすことなど出来ない難曲が数多く
奈保子さんもこれに応えるように自身のボーカルのつぼを熟知した上で、
作品全体が光るような歌唱に磨きが掛かって行きました。
ただ・・・世間一般の奈保子さんのイメージは
一貫して「大きな森の小さなお家」や「スマイル・フォー・ミー」で
表現された、可愛らしさとか清純さとか庶民的な垣根の低さとか
明るく元気な溌溂とした少女でった事は否めません
そう言っている、当方も・・・アイドル時代から聴いているので
奈保子さんが、デビューから数年でアーティストへ変化して行くという
イメージの変化について行くのは、ギャップを感じたし
それに慣れるまで、中々難しかったと言ってよいと思います。
奈保子さん自身も、音楽的な才能を
アーティストとして自己実現するにはという
ジレンマと格闘した時期があったと想像するのですが
その一つの回答が、自作曲に移る前の最後のシングル
1986年7月24日リリースされた
「刹那の夏」では無いかと感じています。
23歳となった河合奈保子さんが、
ご自分とは対照的なキャラクターを演じきっている
このシングルを最後に、アイドルとしての活動に終止符を打ち
今後は、自身で様々な自分を描いてゆくアーティストとして
踏み出す決意を感じると共に
プロデューサーとして作詞を手掛けてきた売野雅勇氏が、
作曲家デビューする奈保子さんの歌詞を後輩である
吉元由美さんへ後を託すメッセージにも思えます。
奈保子さんが送り出す、作曲作品は
懐かしさとか、優しさが伝わるとかの表現をよく目にしますが
それは、奈保子さんがそれまで蓄積された音楽的なセンスの一端であり、
『スカーレット(Scarlet -My Song One)』 を発表した時点で、
既にひとつの世界を持った作曲姿勢と作品に独特の色を感じることができる
作品集として生み出されています。
そして、何より・・・大好きな音楽の世界で、
自分の理想を追い求めながら制作に関わりながら
自身の作品を世の中へ送る出す事が出来た、
奈保子さんの喜びが音楽全体から素直にに伝わってくる
アルバムである事が、端々からも感じられます。
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は
「スウィート・ロンリネス」
「ロードサイドダイナー」
「ムーンライト急行」
『スカーレット(Scarlet -My Song One)』 より選んでみました♪
さて・・・明日からまた・・・
お仕事に勤しむと致しましょう~
#NAOKOfanmeeting
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/10/21 23:40:42