1986年4月8日・・・
1980年代に、青春期を過ごした
人々の記憶に残っている
悲しい出来事・・・
この日の出来事は・・・
今でも鮮明に残っている・・・
4月8日は・・・現在も・・・
数多くのファンに慕われている
岡田有希子(佐藤佳代)さんが・・・
この世から旅立った日・・・
桜の咲く時期であることと、彼女の本名(佳代)から
佳桜忌と言われる、彼女の命日です。
子供の頃から、学校の成績も良く、
清掃活動等もきちんとする優等生
彼女の実像は、大人しく繊細な女性だったと想像されますが
純粋で妥協やズルの出来ない一途な性格と躁鬱の波がある面を
持ち合わせていたようです。
そんな・・・彼女が、河合奈保子さんに憧れて
歌手デビューしたのは・・・1984年4月21日
デビューから目まぐるしく忙殺される時間の中で
正統派アイドルとして頑張り続けた彼女は
元々、何事かを行うからには、完璧を求める性格が仇となったのか
皆が、思っている以上に、周りの期待に応えられないと感じたり
自分の考えている理想に届かなかったり・・・と思ったりすることが
多かったようで・・・
もっともっと頑張らなくちゃという想いが自身の中で増幅され、
結果・・・自身を追い詰めていったように思えます。
人は、常に周りも見えないくらい頑張っていると
緊張の糸に常に荷重がかかり、徐々に引きちぎられるように
細くなり・・・やがてプツリと切れてしまいます。
怖いのは・・・それがいつ切れるか自身は判らないこと
それは・・・数分後かもしれないし、明日かもしれません
社会の中には、自力で切れかかった糸を結びなおし
涙で濡らしたその糸をより強固なものにする方もいるでしょうが
努力家で手のかからない優等生タレントとして
表面的な彼女を見ていた周りの大人たちに
精神の糸に過剰に伸し掛かった負荷を見抜くことは出来ず
自分の気持ちを率直に語れる状況に無かったことが
彼女の中で、何かが音を立てて崩れ・・・
心がポキッと折れる、破滅に向かわせたのかもしれません。。。
今後も、彼女が・・・
亡くなった真相は・・・永遠に闇の中なのかもしれませんが・・・
人が持つメンタルのキャパシティは、様々
ましてや・・・このような社会情勢下のメンタル時に
同じ事柄を・・・他人と比べてはいけないことです。
糸が切れるくらい頑張った時には、どんな事でもいいので
楽しみを見つけ自分をねぎらってほしいと思う・・・
未来のある若者が、命を散らすようなことがあってはなりません。
34年目の佳桜忌・・・謹んでご冥福をお祈りいたします。
という事で・・・今宵の動画は・・・
岡田有希子さんが、オリコンチャート1位をとった
「くちびるNetwork」(1986年4月4日最後の収録 )
1986年5月14日発売予定だったシングル曲「花のイマージュ」
(1999年3月17日リリースの『メモリアルBOX』で収録され初めてリリース)
河合奈保子さんとの共演のあった
「ラヴェンダー・リップス」
岡田有希子さんの歌う「けんかをやめて」
そして・・・「愛をください」を・・・
ちなみに・・・何年か前に放送された
TBSの爆報!THEフライデーにおいて
憧れの松田聖子と紹介されていましたが・・・
遺稿集のタイトル・・・「愛をください」は、
敬愛する河合奈保子さんの楽曲にちなんだものであります。
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Posted at
2020/04/10 01:31:27