
今月は18杯でした。
8月は3日から11日までハワイに行っていたので、少し少なくなりました。
①は町田家。

前回訪問したのが今年の初めなので、約半年ぶりの訪問です。
今日は「ラーメン並盛り」¥720と「チャーシュー増し(4枚)」¥200、「味付き玉子」¥80、「海苔増し」¥100の4枚の食券を購入しました。

今日は12:00過ぎに着いたせいか、店内満席で店内待ちが2名、店外待ちが2名でした。
待つ事15分位で着席出来ました。
着席してから5分少々で「ラーメン並盛りチャーシュー増し海苔増し味玉入り」が着丼です。
とりあえずスープから。

町田家のスープは少しトロミが有る位濃厚ですが、不思議としつこさは有りません。
醤油は本家吉村家ほど効いてはいませんが、コクのある醤油味で、豚骨スープと鶏油と良く調和していて美味いです。
中太麺。

麺は酒井製麺製で、短めなのが特徴。
硬めにしたのでモッチリとしていて歯応えが有り、小麦の風味のする美味い麺です。
チャーシュー増しで5枚入ったチャーシュー。

肩ロースの煮豚で、箸で切れる位柔らかく、味がしっかり浸みて旨味たっぷりのチャーシューです。
家系定番のほうれん草。

家系のスープとほうれん草は相性抜群です。
町田家のほうれん草は割とクタめですが、昔と比べて量が増えている感じがします。
家系ラーメン特有の大きな海苔。

厚手でスープに浸けても破れず、磯の香りたっぷりの海苔。
海苔増ししたので10枚も入っているので、色々使えます。
家系ラーメンで海苔巻きライスは基本中の基本。

スープに浸した海苔を半ライスに載せて・・・
ご飯を海苔で巻きます。

これが最高です。
お次はほうれん草。

海苔に載せて・・・
巻いて食べます。

これもまた美味いです。
ここで味変。

白胡麻とブラックペッパーを投入します。
家系ラーメンに胡麻とブラックペッパーは鉄板の旨さです。
お次は海苔にチャーシューを載せて・・・
巻いて食べます。

これがまた意外に美味いです。
家系と言えばお約束のニンニク。

これでまた後半に向けて食欲が増します。
定番の海苔巻き麺もオススメの食べ方。

磯の風味が加わって美味いです。
ラストスパートに向けて、おろし生姜を投入。

サッパリ感が加わって食べ易くなります。
トッピングの味玉。

ほぼ固茹でですが、しっかり味が浸みて美味い味玉です。
折角海苔が有るので海苔玉にします。

これがまた絶品。
という訳で完食。

久しぶりに食べた町田家のラーメンでしたが、やはり美味いです。
家系直系の味とは少し違っていて、醤油はそれ程効いていないもののコクがあり、スープは濃厚でいてしつこく無いという、言わばバランス型のスープ。
これが何故か常習性があって、暫くすると食べたくなると言う不思議なスープです。
昔、新宿店で塩味のラーメンが有って美味かったのですが、また塩ラーメンが復活した様なので、次回は塩ラーメンを食べてみたいと思います。
②は新店開拓で小田急相模原の石山商店。

ここは食べログのレビュアーさんの記事で知りました。
暖簾が巻かれているので、提灯が無ければ見落としそうでした。
駅から若干距離が有る住宅街の中に有ります。
まだメニューは塩か醤油のラーメンとつけ麺しか無く、トッピングの違いで普通か特製かしか無く、味玉が食べたかったので「特製醤油らーめん」にしました。

見た目は美味しそうな感じです。
まずはスープから。

キリリと立った醤油が香ります。
醤油が立っていて、鶏と魚介系の出汁がバランス良く調和している味に感じられます。
細麺ストレートの麺は菅野製麺製との事。

茹で加減は丁度良い茹で加減で、細麺ながらしっかりコシも有って美味い麺です。
レアチャーシューは豚肩ロースと思われます。

スープに浸かっている部分が変色してしまう程なので、火が通ってしまう前に頂きます。
薄手ですがしっとり感が有り、味もしっかり付いています。
こちらは豚バラの煮豚っぽいチャーシュー。

豚バラながら余分な油が落ちていて、案外油っぽくは無いです。
柔らかくて美味しいチャーシューです。
鶏チャーシュー。

しっかりした食感で、味も染みている美味しいチャーシューです。
トッピングの海苔。

家系ラーメンの様に割と厚手な海苔です。
ラーメンに入っている海苔は、基本この食べ方で食べます。

麺を包んで食べると美味しいです。
トッピングのカイワレ。

爽やかな辛味がスープと合っています。
ここで味変に胡椒を入れます。

醤油味スープに胡椒は安定の旨さです。
トッピングの味玉。

黄身がトロトロの半熟で、味もしっかり染みていて美味しいです。
と言う訳で完食。

醤油の立ったスープで、鶏と魚介の出汁が良くバランスされたスープでした。
菅野製麺製の細麺も文句無く美味しいので、もう少し熱めに出来ると尚良いと思います。
トッピングのメニューがないのは寂しいので、是非追加して欲しいです。
小田急相模原には駅の近くに「Sagamihara 欅」や「奨」などの名店が有り、競争が厳しいと思いますが、頑張って欲しいです。
③は蒙古タンメン中本 町田店。

狙って行った訳では有りませんが、偶々期間限定が「海老味噌北極」と「チャーハン」、「チャーハン+スープ」、「チャーハン+半ラーメン」でした。
前回見送った「チャーハン+半ラーメン」にしました。

「チャーハン+半ラーメン」は「味噌タンメン」か「蒙古タンメン」か「北極」か「冷やし味噌」しか選べないので、半ラーメンは北極にしました。
神様はいつもの「蒙古タンメン+スライス卵+バター」です。

安定のビジュアルです。
「北極半ラーメン」のアップ。

「半ラーメン」と言うより「ミニラーメン」と言った方が適切な小さなラーメンです。
チャーハンのスープ代りです。
チャーハンのアップ。

具材は卵と刻んだチャーシュー、葱のみと言うシンプルなチャーハン。
シンプル故に味の誤魔化しが効かないので難しいチャーハンです。
食べてみると、香ばしいラードの風味に卵とチャーシューが加わってとても美味しいです。
「北極半ラーメン」のスープ。

いつも「北極やさい」シャキシャキバージョンばかり食べているので、オリジナルの「北極」は初めてです。
スープを飲んでみると、辛さ的には「北極やさい」と変わりませんが、「北極やさい」シャキシャキバージョンはスープに肉野菜炒めが入っているからか、それ程味噌味を感じる事が無かったので、味噌の味がする北極はとても新鮮でした。
中本の中太麺。

モチモチしていて小麦の風味がする美味い麺です。
この麺無くして中本は有り得ないと思う位重要です。
トッピングのモヤシ。

「北極やさい」と違って「北極」はモヤシと豚コマだけのシンプルな具材なので、モヤシは貴重な具材です。
LINEサービスのスライス卵。

「北極やさい」と違って野菜が少ないので、スライス卵は貴重な箸休めです。
と言う訳で、完食。

初めて「チャーハン+半ラーメンセット」を食べましたが、このチャーハンは美味いです。
是非ともレギュラー化して欲しい所。
出来れば半チャーハンを作って貰えたら、「北極やさい」シャキシャキバージョンに「半チャーハン」付きが食べられます。
限定にしておくのは勿体無い出来なので、是非お願いしたいです。
④は幸楽苑。

先日当たった「味に喝キャンペーン2」の試食券がまだ2/10しか使っていないので、どうせならと冷たい麺を食べに行く事にしました。
「冷やし中華」と迷いましたが、「和風盛り中華」にしました。

見た所、中華麺のつけ蕎麦っぽい感じでしょうか?
まずは薬味をつゆに投入します。

薬味はおろし生姜と刻み葱、そして揚げ玉です。
麺のお皿のアップ。

思ったより麺量は多そうです。
チャーシュー2枚に小松菜、ナルトが載っています。
まずは麺を持ち上げてみます。

多分、中華そばと同じ麺と思われる、中細縮れ麺。
多加水麺らしい透明感の有る麺は、ツルツル食感の麺です。
つゆに浸します。

少しトロミがあるつゆは、いわゆるめんつゆの味で、鰹出汁に醤油とみりんでカエシを合わせた感じの味です。
めんつゆが濃いめに作られていますが、基本的には中華麺+めんつゆという組み合わせです。
うちの実家では、昼食は年中蕎麦かうどんかそうめんで、しかも冬でも冷たい麺に冷たいめんつゆなのですが、夏場は中華麺を食べる事が有り、普通のめんつゆで食べています。
トッピングのチャーシュー。

先日食べた「味噌ラーメン」に載っていたチャーシューは豚バラチャーシューでしたが、こちらは肩ロース辺りの脂身の少ない部位です。
小ぶりで薄いチャーシューですが、ちゃんと肉を食べている感が有り、味もしっかりついています。
小松菜。

サクサク感の残る絶妙な茹で加減の小松菜。
めんつゆに浸けて食べると美味しいです。
ナルト。

これが載っているとノスタルジックな感じになります。
と言う訳で完食。

中華麺を和風のめんつゆで食べると言うのは、うちの実家では普通に食べていたので全く違和感は有りませんでした。
ラーメンスープで食べるのに比べて、あっさり系で軽く食べられるのが良い所です。
暑い夏場にはオススメの麺です。
⑤はハワイの
AGU RAMEN。

アメリカ本土やハワイなどに6店舗を展開していて、日本人のオーナーだそうです。
ちなみにAGUとは沖縄のアグー豚から来ているそうです。
子供達は「JIDORI RAMEN」

その名の通り、地鶏から出汁を取ったスープに醤油ダレを合わせた醤油味ラーメンです。
奥様は「HAKATA RAMEN」

これも名前の通り博多ラーメンで、白濁したとんこつスープにキクラゲや紅生姜、高菜などが載っており、見た目は本格的です。
私は「ORIGINAL KOTTERI」をオーダーしました。

マー油が掛かったラーメンで、見た目は熊本ラーメンを彷彿とさせます。
サイドメニューのAGU GYOZAもオーダーしました。

博多風の一口餃子です。
まずはスープから。

スープは「KOTTERI」という名前に反してスッキリ系の豚骨スープで、味的には水天宮の「しばらく」に近いスープです。
麺は中細麺。

茹で加減はかなり柔らかめで、丼に入れる時に良く解していないらしく、所々固まっています。
2枚入っているチャーシュー。

煮豚系のチャーシューで、比較的薄味です。
かなり柔らかくて、ちょっと煮過ぎた感が有りますが、そこそこ美味しいです。
メンマ。

日本で食べているのと全く変わらないメンマ。
しっかりとした味付けで、良いアクセントになっています。
トッピングの味玉。

黄身がトロトロの半熟で、しっかりとした味付けで美味しいです。
スープ表面を覆っているマー油とフライドガーリック。

これだけ載っているにも関わらず、クドさは有りません。
一口餃子。

小ぶりながら餡が詰まっていて、皮はパリッとしていて結構美味しいです。
という訳で完食。

「HAKATA RAMEN」や「JIDORI RAMEN」も食べさせて貰いましたが、「HAKATA RAMEN」は「ORIGINAL KOTTERI」とベースのスープは共通の様で、さっぱり系の豚骨スープに薄味のタレでした。
「JIDORI RAMEN」は正統派の醤油ラーメンで、鶏の出汁が良く出ており、美味しいスープです。
共通しているのは麺が柔らかめだという事。
5年程前に仕事で3週間程ウィスコンシン州に滞在しましたが、その時も思ったのですが、アメリカのパスタは基本柔らか目です。
恐らくこちらの人は柔らか目の麺が好みなのだと思います。
スープの味は日本のラーメンと比べてもかなりイイ線行っているので、麺の方に力を入れて貰えると、美味しいラーメンが出来る気がします。
⑥もハワイで、マクドナルド。

なんでマクドナルドかと言うと、ハワイのマクドナルドには「サイミン」と言うメニューが存在するからです。
「サイミン」はラーメンと非常に良く似た食べ物で、ハワイのローカルフードです。
メニューには載っていませんが、サイドメニューとして存在し、頼むと出てきます。
これがマクドナルドの「サイミン」。

ちょっと大きめのカップヌードル位の大きさです。
ハワイの醤油「アロハ醤油」と塩、胡椒が付いています。

箸の代わりにフォークとナイフが付いてくる辺りがハワイらしいです。
容器の大きさの割には少なめ。

具材は中国風の叉焼、錦糸卵、海苔、ナルトです。
レンゲが無いので、カップを持ってスープを飲んでみます。

事前の情報では味が薄いと聞いていましたが、実際に飲んでみるとそんなに薄い味ではありませんでした。
魚介出汁、恐らく鰹出汁に醤油味で、近い味は沖縄そばです。
中細の中華麺。

意外な事に、この麺はアメリカに多い柔らか目の麺ではありません。
硬めでは無いものの、日本なら普通の硬さです。
それなりに歯応えもあり、コシが感じられます。
中華街などで良く見かける赤い叉焼。

お味の方も正にあの叉焼の味です。
トッピングの海苔。

具材を見る限り、サイミンは日本人が関係している可能性が濃厚です。
錦糸卵。

味玉の代わりでしょうか?
ナルト。

なんとなく日本のナルトと比べて大らかなナルト。
あんまり正確な渦で無い辺りが大らかです。
個人的には味は全然問題無かったので何も足しませんでしたが、長女がどうしてもアロハ醤油を入れたいと言って、醤油を入れた所、入れ過ぎて塩っぱくなってしまいました。(泣)
好みに依りますが、個人的には醤油を入れない方が沖縄そばっぽくて美味しいです。
30,000文字の制限を超えたため、次に続きます。