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2019年05月31日 イイね!

2019年5月のラーメン⑦

2019年5月のラーメン⑦2019年5月のラーメン⑥の続きです。











29はカラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店。
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ここはお隣が系列のつけ麺店なので、最初は間違ってそちらに入りそうになりました。




特製カラシビ味噌らー麺。
辛さ増し、シビレ増しです。
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見た瞬間、「あれ〜???」パクチーが載っていません。
全部入りだと思っていた「特製カラシビ味噌らー麺」ですが、パクチーは別の様です。
パクチー好きの私としてはまさかの失敗・・・
辛いラーメンにパクチーは鉄板の組み合わせなので、次回は絶対パクチーをトッピングしようと思います。




「特製カラシビ味噌らー麺」のアップ。
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真ん中辺りのヤングコーンに山椒が掛かっているのが分かります。
ただ掛かっている量は赤坂の唐朝刀削麺の麻辣刀削麺のデフォルトと同じ位です。






まずはスープから。
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未体験のカラシビで、いきなり「辛さ増し、シビレ増し」でオーダーしてしまったので、ちょっとビビりながらスープを舐めてみると、思った程辛さは来ませんでした。
正直、辛さだけなら蒙古タンメン中本の味噌卵麺より辛く無い位です。

但し、シビレの方はかなり来ました。
赤坂の陳麻婆豆腐の麻婆豆腐や、唐朝刀削麺の麻辣刀削麺は頼めば山椒を出してくれるので、山椒増しで食べていましたが、それに近い感じです。
赤坂の炎魔堂の麻婆豆腐5辛位にすると同じ位でしょうか?

うっかり啜ると咳き込む位ではありますが、食べられない程辛くはありません。
多分鬼増しにしても食べられない事は無い様な気がします。(しませんけど)





続いて麺リフト。
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麺は平打ちの中太ストレート麺で、見た感じは家系ラーメンの麺と似ています。
麺の長さも短めで、家系っぽいです。
茹で加減は普通で、硬くも無く柔らかくも無い感じ。
食感はモチモチしていて、カラシビの味噌スープが適度に絡み、小麦の風味もします。





トッピングの角煮。
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見た感じは麺屋武蔵の角煮に良く似ています。
実際食べた感じも良く似ていて、甘辛い味でホロホロ崩れる位に柔らかく煮られています。
2個も入っているので結構ボリュームが有り、後半に残すと厳しそうなので、早めに頂きます。






金棒に見立てたヤングコーン。
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ガッツリ山椒が掛かっていましたが、スープに良く溶かしてから食べたらそれ程辛くは有りませんでした。





トッピングのモヤシ。
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やはり味噌スープのラーメンには欠かせません。
炒めてあるのかシャキシャキ感と共に香ばしさも有ります。





辛いラーメンには欠かせないトッピングの味玉。
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蒙古タンメン中本の北極を食べる時も必ずスライス卵を追加します。
黄身がトロトロの半熟で、半分はそのまま、残りはスープに浸して頂きました。
辛さをマイルドにしてくれます。





と言う訳で完食。
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麺を食べ終わった後でスープを飲んでみましたが、やはり辛さはそれ程でも無く、シビレは結構有ります。
ベースの味噌スープが蒙古タンメン中本と違って甘さの有る味噌の様で、辛さを和らげてくれている感じです。
麺の太さや角煮は麺屋武蔵を彷彿とさせます。
店内の雰囲気もなんとなく麺屋武蔵に似ています。



初体験のカラシビ味噌らー麺でしたが、カラシビの中に感じる旨さが有りました。
蒙古タンメン中本とは違う感じですが、これはこれで結構ハマりそうな味です。
お隣のつけ麺も気になるので、機会が有ったら次はつけ麺にチャレンジしてみようと思います。
無論、パクチーは必須で。





という訳で、2019年5月のラーメンでした。
Posted at 2019/06/02 10:38:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年05月31日 イイね!

2019年5月のラーメン⑥

2019年5月のラーメン⑥2019年5月のラーメン⑤の続きです。











25は銀座のむぎとオリーブ。
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2015〜2017ピブグルマンの名店です。





「特製鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」¥1,180
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ビジュアル的にも綺麗で、見た目の美味しそうな感じはバッチリです。





「特製鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」をアップで。
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麺が見えない程トッピングが豊富です。




とりあえずスープから。
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一口飲んでみると鶏の出汁が良く出ており、中華そば四つ葉や中村麺三郎商店のスープと近い感じです。

煮干の味はあまり感じられませんでしたが、蛤の味は鶏の風味の後に感じられました。
バランス的に鶏出汁が6、蛤が3、煮干が1位の感じです。




中細ストレートの麺は、京都の麺屋棣鄂(ていがく)と共同開発した麺との事で、中細ながらしっかりとした歯応えのコシの有る麺で、小麦の風味が濃い麺です。
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やはり美味しいラーメンは麺が旨いです。




豚ロースを低温調理したチャーシュー。
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薄手ながらしっとりした感触で、スープに合わせた薄味に仕上げられています。





鶏チャーシュー。
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しっとり感が有って、鶏チャーシュー特有のサッパリ感が有るチャーシューです。




4個載っている蛤。
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実は貝はあまり好きでは無いのですが、この蛤は美味しいと思いました。
出汁を取った後の出がらしという感じでは無く、蛤のお吸い物に入っている蛤の様に身がプリプリしていて美味しい蛤でした。





これは何だろう(蒲鉾?)と思っていましたが、実はナルトだった事が判明しました。
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説明書きによれば、「きれいに結んでオリーブオイルで素揚げした、あたらしいテイストです」と有ります。
実際に食べた感じは素揚げしたとは思えない練り物特有の食感で、美味しく頂けました。





こちらも素揚げした長芋。ラーメンのトッピングとしては珍しいものです。
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実は長芋アレルギーで、特に生の長芋やそれをおろしたとろろは気持ち悪くなってしまうので、絶対に食べられないものなのですが、幸いこれはしっかり火が通っていたお陰で助かりました。
しかし出来れば普通のメンマを載せておいて欲しかったです。





3枚載っている海苔。
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もちろんスープに浸けて麺を巻いて頂きました。





トッピングの味玉。
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「日本一こだわり卵」使用という事で期待していましたが、予想を上回る旨さでした。
茹で加減は黄身がトロトロの半熟で、薄めの味付けも絶妙な美味い味玉でした。





と言う訳で完食。
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流石は2015〜2017ピブグルマンの名店、想像以上の味でした。
次回はつけ麺にチャレンジしてみたいと思います。






26は自家製麺 伊藤 銀座店。
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デフォルトだとネギしか載っていない究極のソリッドラーメンを提供しています。




流石にトッピングが葱のみだと寂しいので、人気No1.の「肉そば 小(焼豚4枚)」にしました。
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店内が混雑していたので15分程待ちました。
小は麺量140gで、トッピングが少ないせいも有って、量が少なく見えます。




まずはスープを一口。
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ガツンと来る煮干の味。
苦味すら感じる程の煮干感で、見た目と違って非常にパンチが有ります。
この感じは八王子の圓と似た感じです。




中細ストレートの自家製麺。
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驚く程の固茹でで、アルデンテどころか芯の残る博多ラーメンの粉落とし級の固茹でです。
麺のザクザク食感が気持ち良く、小麦の風味と相まってガツンと来る煮干スープと合っています。




焼豚は非常に小ぶりなものが4枚。
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非常に柔らかく煮られた豚バラで、箸で持っても崩れてしまう程。
味は薄めですがスープとの調和は非常に良く、出来ればもっと沢山載せて欲しい感じです。





味変も忘れて麺を啜り続けます。
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極固麺のザクザク食感は美味しいです。




と言う訳で完食。

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デフォルトでは量が少ないスープも完飲してしまいました。

初めて自家製麺 伊藤 銀座店さんにお邪魔しましたが、煮干だけとは思えない深みのあるスープに、恐ろしく固茹でな中細麺がマッチしていてとても美味しかったです。
焼豚も箸で持つと崩れる位柔らかくて、美味しかったです。

つけそばやまぜそばも有るので、次回は試してみたいと思います。





27は町田 進化 本店の特製しおつけ麺
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TRY名店部門しお1位、TRY名店部門つけ麺 清湯2位、TRY名店部門にぼし優秀賞と輝かしい受賞歴を誇る名店です。





店内は平日の12:00前にも関わらず満席で、先客2名が待っている状態でした。
待つ事5分程で席が空いたので、セルフの水を汲んでカウンターに着席します。
着席から5分程で「特製しおつけ麺全部のせ」が着丼。
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相変わらず美しいビジュアルです。
美味いラーメンは見た目からして美味そうです。





スープのアップ。
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黄金色のスープは綺麗に澄んでいて、鶏油が浮かんでいます。
刻み葱が散らされていて、中に入っているメンマが薄っすら見えます。





麺のアップ。
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自家製麺の麺は良く有るつけ麺の麺と比べて細めの麺です。
わじまの水塩と昆布水に浸っています。
豚ロースの低温調理チャーシューと、鶏のチャーシューが3枚ずつ載っています。
塩味玉は2つに切り分けられており、黄身が絶妙な加減の半熟です。





まずは麺だけ食べてみます。
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1〜2本をつまんで食べてみます。
中細麺と言える程つけ麺の麺としては細い麺で、しかも茹で加減は割と柔目なのですが、進化の自家製麺はツルモチではないものの、ツルツルしていて昆布水と良く馴染んでおり、モチモチまでは行きませんが有る程度弾力が有る絶妙な茹で加減になっています。

湯河原の飯田商店の様に、塩や梅肉などが有ったら麺だけで食べられる位麺が美味いです。
恐らく、わじまの水塩と昆布水だけでも十分食べられる位です。





改めて麺をリフトしてみます。
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中細麺はツヤツヤしていて、柔らかめな茹で加減です。





スープに半分ほど浸すと、昆布水の滑りで持ち上げた時に糸を引く様な感じです。
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食べてみると、優しい塩味スープが絡みますが、昆布水でコーティングされているので更にマイルドな味になります。
それが中細の柔らかい麺とマッチしていて、何とも言えない優しい味になります。
確かにこの味だと麺の小麦の旨さが良く分かるので、計算された味なのだと思うと、その凄さが分かります。





低温調理された鶏チャーシュー。
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しっとり感が有り、味もちゃんと付いていますがスープの邪魔をしない様に薄味です。
そのままでも美味しいですが、スープに浸した時に一番旨くなる様に調整されています。





豚ロースのチャーシュー。
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こちらも低温調理されたチャーシューで、薄手ですがしっとり感が有って味も優しい味が付いています。
スープに浸すと美味しいです。




スープの中に入っているメンマ。
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非常に柔らかくて、優しい味のメンマです。
麺と一緒に食べると絶妙な塩加減でメンマ自体の旨さが分かるメンマです。





塩味玉。
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茹で卵の様に色は付いていませんが、優しい味が付いている味玉です。
茹で加減も黄身が絶妙に半熟な茹で加減で、塩味スープとの相性も抜群です。




ここで高知県四万十の仏手柑を麺に振り掛けます。
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仏手柑の爽やかな香りが広がります。





仏手柑を掛けた麺をリフトします。
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スープに半分程浸すと、仏手柑の爽やかな風味が広がって旨さが倍増します。





と言う訳で麺を完食。
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本当に麺を美味しく食べる為のつけ麺で有る事が良く分かります。





ここからはスープを味わう番です。
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スープ割りを頼むと、スープを出汁で割ってくれます。





レンゲでスープを掬ってみます。
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若干色が薄まったものの、味の方は優しい塩と鶏ガラスープ、そして昆布水の出汁に仏手柑も加わって、何とも言えない複雑な味わいになっています。





夢中になって飲んでいた為、気が付くと空っぽになっていました。
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この旨さには脱帽です。


久しぶりに進化のしおつけ麺を食べましたが、相変わらず麺もスープも具もクオリティが高く、先日食べた飯田商店のしおつけ麺と比べても全く遜色無いばかりか、麺の旨さなら上回っている位クオリティが高いです。

店主の関口さんはひるがお出身で、元々塩ラーメンには定評が有りましたが、今年の初めにリニューアルしたつけ麺のクオリティは他を圧する素晴らしさが有ります。
偶々ウチから近い事も有って、良く利用させて貰いますが、このクオリティのつけ麺を気楽に食べられる幸せを感じる一杯です。
限定麺も旨いので、また食べに来たいと思います。





28は神田のMANNISH。
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MANNISHさんはオープン当初に一度行こうとしたのですが、地下に有るのを見落としてしまい、場所がわからなくて断念した事が有ります。
twitterで塩生姜つけ麺は5月末で終了との情報を見て、チャンスを伺っていたのですが、近くまで来たので行ってみる事に。






限定の塩生姜つけ麺。
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なかなか美しいビジュアルです。





スープのアップ。
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見た感じは先日食べた、町田の進化本店のしおつけ麺と良く似た感じに見えます。
しかし生姜の香りがするのが違うところです。
小松菜が入っているところも違っています。






続いて麺のアップ。
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町田の進化もそうでしたが、MANNISHの麺も流行りの太麺ではなく、中細麺です。しおつけ麺には中細麺の方が合うのでしょうか?






まずは麺をスープに浸けて頂きます。
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中細の麺は思ったより固茹でで、コシが有ります。
ツルツルした麺なので、つけ麺との相性は良い様です。
スープも良く絡むので麺を半分位スープに浸せば十分です。

スープは思ったよりも力強いスープで、鶏から採ったスープですが、塩分濃いめでガッツリ入った生姜に負けないスープです。
以前伺った、店主の柴田さんがプロデュースした「生姜は文化」で食べた「チャーシュー&味玉らぁめん(塩)」よりは軽やかな印象ですが、町田の進化よりはガツンと来る感じのスープになっています。





スープに入っている角切りの鶏チャーシュー。
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しっとりとした食感で、スープに浸かっている事もあって味は結構しっかり付いています。





スープに入っている菜っ葉。
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小松菜だと思いますが、ちょっと辛味が有りました。
茹で加減は絶妙で、歯触りが良くてスープと良く合っています。





麺に載っているカイワレ。
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麺と一緒に頂きましたが、それ程辛さは感じませんでした。





ここで麺に載っていた摺り下ろし生姜を投入。
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スープの生姜濃度が上がって、より生姜の味が濃くなりました。





トッピングの味玉。
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一見ただの茹で卵の様に真っ白ですが、ちゃんと味が付いています。
黄身が良い具合に半熟で、半分はそのままで、残りはスープに浸けて頂きました。





と言う訳で、麺完食。<
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スープ割りが有るかどうか尋ねると、「濃いめと薄め、どちらにしますか?」と聞かれたので、薄めでお願いしました。





スープ割りで割ってもらったスープ。
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塩分が薄くなって、代わりに鶏の出汁が感じられて優しい味になりました。
これなら安心して飲めます。





と言う訳で完食。
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初めて食べたMANNISHさんの塩生姜つけ麺ですが、非常にレベルが高いと思いました。
町田の進化のしおつけ麺は麺を食べる為のスープでしたが、MANNISHのスープは塩分が濃い目で力強く感じました。
進化のつけ麺は非常に洗練されていて、繊細なスープですが、それとは方向性が違うスープで、硬めの麺と併せて新しい感じのつけ麺でした。

つけ麺は5月一杯で終了という事ですが、次の限定が何になるのか興味が有ります。また、美味しい限定麺を期待しています。






30000文字の制限に引っ掛かったので次に続きます...
Posted at 2019/06/02 10:37:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年05月31日 イイね!

2019年5月のラーメン⑤

2019年5月のラーメン⑤
2019年5月のラーメン④の続きです。











20は赤坂の「赤坂麺処 友」の7周年記念の限定「淡麗あごだし中華そば」。
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7周年記念に採算度外視企画として「淡麗あごだし中華そば」を5/20〜5/24の5日間に渡って提供するとの情報がFacebookで告知されたので、行って来ました。





まずは一番気になるスープを一口。
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友のレギュラーメニューの「芳醇あごだし中華そば」は濁ったスープですが、「淡麗あごだし中華そば」は透き通った清湯スープです。
どんなスープか期待していましたが、清湯スープにも関わらず、動物系のスープはしっかり出ていて、芳醇なあごだしが効いていて旨いスープです。




麺は中太の平打ち縮れ麺。
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友のレギュラーメニューの「芳醇あごだし中華そば」と同じ麺だと思いますが、中太平打ちで短いので、一見すると家系の麺の様な感じですが、縮れています。
優しい味のあごだしスープとのマッチングは良く、程良い食感で美味しい麺です。




7周年記念限定のレアチャーシュー。
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レギュラーメニューの「芳醇あごだし中華そば」は大きめのバラチャーシューですが、「淡麗あごだし中華そば」は肩ロースのレアチャーシューになっています。
しっとりとした食感で柔らかく、味がしっかり付いているのでこれだけ食べても美味しいです。




友では初めて見た穂先メンマ。
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レギュラーメニューの「芳醇あごだし中華そば」や「濃厚鶏塩ラーメン」、「つけ麺」は材木メンマですが、限定の「淡麗あごだし中華そば」は穂先メンマが入っています。
しかも2本も入っています。
穂先メンマは柔らかく、味付けも友らしい優しい味付けで好感が持てます。





これもスペシャルトッピングの炙り油揚げ。
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1枚を斜めに半分に切った大きな油揚げが炙られており、香ばしい風味とパリパリ食感で美味しいです。
案外ラーメンにも油揚げって合うんだな、と新鮮な発見をしました。





これも普段は載っていないナルト。
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小さなナルトがちょこんと載っていてカワイイです。
友の場合はナルトが載っていてもノスラー(ノスタルジックなラーメン)に見えない所が不思議な所です。





トッピングの味玉。
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やや固茹でに近い味玉は、優しい味で美味しいです。
やっぱり味玉トッピングは外せません。




ここで小鉢の「かんずり」を使ってみます。
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越後湯沢にスキーに行った際にお土産に買いましたが、お蕎麦のつゆに入れても美味しかったので期待が持てます。





レギュラーメニューの「芳醇あごだし中華そば」の場合は小鉢の自家製辣油を入れると味が激変してしまうので、絶対に直接丼には入れません。
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今回も淡麗あごだしの風味が消えてしまう事を警戒して、レンゲにいれてスープで溶かしてみます。




スープに溶けた様なので、一口飲んでみます。
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ちゃんとあごだしのスープの味がします!
「かんずり」は淡麗あごだしの風味を消してしまう事無く、そこに特有の辛さを加えています。
色々なものと相性が良いとは思っていましたが、この優しい味を壊さないとはお見事です。





と言う訳で完食。
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豪華なトッピングに目を奪われがちですが、何と言ってもこのラーメンの1番のポイントは清湯系のあごだしスープだと思います。
いつもの豚骨ベースのあごだしと同様な味を、清湯で出している所が見事です。
トッピングは兎も角、清湯系のあごだしスープはレギュラー化しても良いのでは無いでしょうか?
また、小鉢の「かんずり」もレギュラー化して欲しいですね。



久しぶりに 友 に伺いましたが、相変わらず優しいあごだしの風味が健在で安心しました。
赤坂近辺に行ったら必ず食べたいラーメンの一つです。






21は新店開拓で、赤坂見附の「なかご」の数量限定の「のどぐろ豚そば」。
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昨年の7月オープンだそうで、私が赤坂に居た昨年2月には有りませんでした。
入り口の看板横には三河屋製麺の麺箱が積んでありました。
清湯系豚骨スープの「純豚そば」が食べられると言う事で、どんなスープなのか期待が膨らみます。




「のどぐろ豚そば」が着丼。
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見た目はなかなかのビジュアルです。
綺麗に揃えた細麺が美しいです。





独特の形状の丼
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袴の部分が高い、盃の様な形状の凝った丼です。





まずはこのラーメンの1番のウリである、透き通った豚骨スープを味わってみます。
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「のどぐろ豚そば」の名に恥じない濃厚なのどぐろ出汁を感じます。
新宿「はやし田」の「特製のどぐろそば」を彷彿とさせます。

のどぐろの濃厚な出汁感と共に、鶏ガラスープとは違うどっしりとした味を感じます。
見た目は透き通っていますが、間違い無く豚骨の味です。
見た目と味のギャップに頭が付いて行かない感じです。
このスープには驚きました。





麺は極細のストレート麺。
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入り口横に有った麺箱に「三河屋製麺」の文字があったのでおそらく三河屋製麺製の麺と思われます。
博多ラーメンの様なポキポキ食感の麺で、小麦の風味が感じられる麺です。
スープが良く絡みます。





提供前にバーナーで炙っていたチャーシュー。
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思った程香ばしい風味はしませんが、見た目の脂身の多さと比較して以外に肉感を感じられるチャーシューです。
個人的には、この麺とスープなら肩ロース辺りの脂身の少ない肉のレアチャーシューの方が合っているのでは無いかと思います。





赤カブのスライスに載ったイクラ。
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美味しい事は美味しいのですが、ラーメンに入れる必然性は感じられません。
個々のトッピングは旨いのですが、浅草橋の「饗 くろ㐂」の様な全体の調和が今ひとつ感じられないです。

トッピングの長い分葱も、ビジュアル的にはカッコイイものの、食べてみるとそれ程でも無く、単に食べ辛い感じ・・・

岩海苔やとろろ昆布は味の変化が感じられ、スープとも合っていて美味しかったです。





という訳で、完食。
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恐るべき完成度を持つ清湯系の豚骨スープと、それに合う極細麺は文句無く美味しいです。
惜しむらくは、見た目は綺麗なのに食べるとイマイチなトッピングです。
トッピングが変われば大化けする可能性が有ると思います。

清湯系の豚骨スープは限定麺などで採用するお店も出て来ているので、1つのトレンドになるかもしれません。





22は銀座たんめんのたんめん。
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ステンレスの丸盆に載って出て来ます。
「お好みで辣油を掛けてお召し上がりください」との事。




まずはスープを一口。
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鶏ガラベースの塩味スープは非常にあっさりとした優しい味で、白菜の甘みが出ています。
何処となく「どうとんぼり 神座」の「おいしいラーメン」を彷彿とさせる味です。




細麺の麺。
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割と硬めに茹でられており、微かにかんすいの香りがします。
食べてみるとポキポキとまでは行かないまでもかなり硬めで、たんめんのスープと非常に良く合います。
個人的にはこの位の茹で加減は大好きです。
麺自体も旨い麺で、麺だけ食べてもおいしいです。





麺が見えない位大量に載っている野菜炒め。
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表面には白菜ばかり見えますが、もやしも結構入っています。
シャキシャキ食感で旨い野菜炒めです。





1/3程食べた所で、オススメの自家製辣油を投入します。
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見た目では辛さが分からないので、とりあえずスプーン2杯分位掛けてみました。





混ぜてみると結構真っ赤になりました。
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香ばしい香りがします。
食べてみると結構ピリッと来る辛さで、スプーン2杯で止めておいて正解でした。
味が激変して辣油の効いた塩味になりますが、白菜などの野菜炒めが旨いです。
そして麺を食べてみると、硬めの麺に辣油の香ばしさが加わり、とても旨いです。
なるほどオススメする理由が分かります。

惜しむらくはパクチーを載せれば更にエスニックな感じになって旨かったかも知れません。
以前、亀戸に有った「麺工房 武」(現在は錦糸町に移転)で牛骨ベースの塩ラーメンにガラムマサラとパクチーと辣油を入れたらトムヤムクン風の味になって旨かった覚えがあります。
多分ここのタンメンもパクチーと辣油でエスニック風ラーメンになると思います。





と言う訳で完食。
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決して派手さは有りませんが、押さえるべき所はキッチリ抑えられているタンメンでした。
麺も旨くて、スープも優しい味で野菜の旨さが詰まっています。
そして自家製辣油がまた良い仕事をしています。

12時前なのに私が入店した後、途切れ無く後客が来て外待ちが出る程でした。
今流行りの鶏ベースの清油スープにキレの有る醤油味というラーメンでは有りませんが、食べたらほっとする様なこのタンメン、きっとファンが増えそうな気がします。





23は江戸前つけ麺 銀座 魄瑛。
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スープは鶏ベースで、シジミの出汁を合わせたWスープ。
麺は特製中太麺で、信州産小麦を石臼で挽いた麺で、トリュフオイルで香りづけしており、チャーシューは和牛ロース、鴨ロース、豚肩ロースの三種で、江戸前シジミのムースとトリュフをトッピングしている様です。





スープのアップ。
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黄金色のスープは僅かに濁っていて、表面には鶏油が浮いています。
刻み葱が入っています。




麺のアップ。
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綺麗に揃えられた麺に、トッピングが綺麗に並んでいます。
思わず見惚れてしまう様なビジュアルです。





特製中太麺を持ち上げてみます。
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ツブツブが見えるので、全粒粉もしくはフスマ練り込みの麺でしょうか?
艶やかでとても美味しそうです。





黄金色のスープに浸けて頂きます。
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スープは驚く程アツアツで、鶏油が熱を閉じ込めている様です。
鶏のスープは出汁がしっかり出ていて、後から足したシジミの出汁も効いています。
塩ダレはキレの有る味で、トリュフオイルが仄かに香ります。
複雑な味ですが、非常に旨いスープです。
シジミのムースは旨味が濃くて、スープと混ざって更に複雑な味になります。






また麺も非常に滑らかな食感で、しっかりとコシが有り、モチモチ食感の旨い麺です。
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試しに麺だけ食べてみましたが、やはり麺自体が旨いです。




鴨ロースのチャーシュー。
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低温調理されたレアチャーシューで、しっとりとしていて弾力が有り、味もしっかり付いていて美味しいです。




牛ロースのチャーシュー。
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こちらもレアチャーシューで、ローストビーフの様な感じで美味しいです。





豚肩ロースのチャーシュー。
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これもレアチャーシューで、ローストされていてしっとり食感で美味しいチャーシューです。




ここでライムを絞って味変します。
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麺にライムを掛けて食べると、酸味が加わって爽やかな味になります。





麺を完食しました。
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スープ割りをお願いしました。





スープ割りで割ったスープ。
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少し量が増えています。





レンゲでスープを掬ってみると、うっすら白っぽく濁っています。
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シジミの出汁が効いていて、鶏のスープにトリュフオイルやシジミのムースのコクが加わって、複雑な味のスープです。
思わず完飲してしまいました。




と言う訳で、完飲完食です。
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魄瑛の特製つけ麺は初めて食べましたが、麺、スープ、トッピングの全てが高いレベルで纏められており、見事なつけ麺だと思います。
店内もオシャレで、器も非常にハイセンスだと思います。

惜しむらくは、2Fにあって待てる場所が殆ど無いので、行列になっているとエレベーターから降りられなくなってしまうのと、銀色のスープの器は釉薬が剥げてしまって少しみすぼらしくなってしまっていたのが残念でした。

とは言え、つけ麺自体はレベルの高いものだと思います。





24は麺屋 沼田。
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ラーメンがあまり好きでは無い次女が珍しく「つけ麺が食べたい!」と言うので行って来ました。




 私は新作の「台湾まぜそば」を。
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¥900で追い飯付きです。





 奥様と次女は「濃厚つけ麺」を。
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長女は頑なにラーメンが食べたいと言うので比内地鶏の中華そばにしました。
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台湾まぜそば同様に、このラーメンも以前は無かった気がします。
今度チャレンジしてみようと思います。





まぜそばなので、まずは良く混ぜます。
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まぜそばの太麺は、最初はつけ麺と同じ麺かと思っていましたが、縮れており、またつけ麺の麺よりも更に太麺で違う麺だと言う事が分かりました。




ちなみにつけ麺の麺のアップがこちら。
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平打ちの太麺ですが、まぜそばの麺より厚さが無く、ストレート麺です。





麺リフト。
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太麺の縮れ麺はかなり縮れていて、タレが良く絡みます。
食べてみるとつけ麺の麺よりモチモチ感が強く、コシが有って小麦の風味が感じられる美味い麺です。
タレや具材のピリ辛肉味噌やニラと良くマッチしていて旨いです。
個人的にはもう少し辛くても良いと思いますが、味的にはバッチリだと思います。





と言う訳で、あっという間に麺完食。
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無料オプションの追い飯をお願いしました。
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茶碗に入った追い飯が来ました。
 
 
 
 
 
追い飯を丼に投入して混ぜていきます。
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良く混ざった所で頂きます。
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ピリ辛肉味噌やニラとタレが混ざってご飯が丁度いい味になります。
もうちょっと辛ければ完璧だったのに、ちょっと惜しいです。
 
 
 
 
と言う訳で完食。
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初めて沼田さんの台湾まぜそばを食べましたが、いきなりレベルが高くて驚きました。
醤油味の鶏白湯スープも旨いですが、台湾まぜそばも定期的に食べたくなる一品かもしれません。
 
つけ麺初挑戦の次女も「おいしい!」と大満足。
次女からつけ麺を少し貰っていた長女も満足そうでした。
流石に子供には麺量が多過ぎて一人では完食出来ませんでしたが、長女が手伝って完食しました。
 
麺屋 沼田さんは近所では貴重な鶏白湯スープのお店なので、鶏白湯が食べたくなったらまた来ようと思います。




30000文字の制限に引っ掛かったので、次に続きます・・・
Posted at 2019/06/02 10:34:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年05月31日 イイね!

2019年5月のラーメン④

2019年5月のラーメン④
2019年5月のラーメン③の続きです。











16はSoi Gapaoのタイ風ラーメン(クイッティアオナーム)。
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タイ風と聞くとトムヤムスープの辛いラーメンを想像しそうですが、クイッティアオナームは透き通った優しい味のスープです。




ナーム(スープの意味)にはいくつか種類がありますが、ここのナームは鶏から取っている様です。
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優しい味のスープは鶏の他にナンプラーも使われている様です。
トッピングに刻みニンニクが載っているのでニンニクの風味もします。




麺は米粉麺(クイッティアオ)です。
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平打ち麺で、ベトナムのフォーと良く似ています。
米粉麺特有の歯応えとツルツルした食感です。





スープには鶏の挽肉が入っていますが、豚バラ肉も載っています。
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鶏挽肉とは違う味と食感が楽しめます。





最初に見た時、てっきり里芋だとばかり思っていたトートマンプラー。
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タイの魚の練り物で、日本で言えばかまぼこに近い感じです。




もやしもたくさん載っています。
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他にもパプリカなどが入っています。




割と淡白な味なので、折角だから付いて来た調味料で味変してみました。
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お酢、唐辛子パウダー、ナンプラー、唐辛子入りナンプラーの4種類です。





唐辛子入りナンプラーを使ってみます。alt
以前カオマンガイを食べた時にも使いましたが、美味しかったので。






とりあえず、スプーンに一杯程入れてみます。
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味見してみましたが、あまり変化はない模様。






次に唐辛子パウダーを使ってみます。
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前にお店の人に「辛いので少しづつ入れて下さい」と言われた事があります。





これは辛いと聞いているので、とりあえずスプーンに一杯程入れて様子見です。
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パッと見かなり入った様に見えますが、これでもスプーン一杯分です。
一口食べてみると、これは効いています。
辛さが加わってタイ料理らしくなりました。
結構辛くなったので、スプーン一杯で止めておいて良かったです。





と言う訳で完食。
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初めは割に淡白な味でしたが、唐辛子パウダーを入れるとエスニック料理らしくなります。
もしかしたら酢も少し入れたら、もっとそれっぽくなるかもしれません。



初めて食べたクイッティアオナームですが、出て来た状態はあくまでもベースで、好みに応じて調味料で味を整えて食べるのが良さそうです。
少し辛めにしたら自分好みの味になったので、良かったです。
さっぱりしていてカロリー的にも良さそうなので、サッパリしたものが食べたくなったら候補の一つにしたいと思います。





17はパパパパパインの3号店、40番の特製醤油ラーメン 和です。
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No.40=No.Sioという事でメニューは醤油ラーメンのみ。
但し醤油ラーメン 和(鶏・魚介で細麺)と洋(野菜・鶏で細麺)、そして旧(鶏・魚介・野菜で中太麺)の3種があります。




まずはスープから。
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"鶏ガラでは無く、鶏の肉から出汁を取って、数種の魚介を合わせたスープに、地元町田の日本一丸大豆醤油を使った和を感じる和風醤油ラーメン"との事で、生姜が香る少し濁ったスープは流行りの清湯系醤油味ラーメンと違って、醤油の風味がありながらも突出した感じでは無く、鶏肉からとったスープと魚介系出汁と上手くバランスした味になっています。





麺は博多ラーメンを彷彿とさせる細麺で、コシと歯応えのある麺です。
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三河屋製麺製との事ですが、硬めに茹でられた麺は小麦の風味が感じられる美味い麺です。
最近の流行りの清湯系醤油味ラーメンは細麺でも柔らかめに茹でられていますが、個人的にはこの硬めに茹でられた細麺は好みです。





バラチャーシュー。
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"スチームコンベクションオーブンで焼き上げた自家製チャーシュー。うま味あふれるジューシーなチャーシューに”との事ですが、バラチャーシューはかなり厚手で結構噛み応えがあります。
肉感に溢れていて脂も乗っているので、食べ応え十分です。





こちらはレアチャーシュー。
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部位も肩ロース辺りの脂身の少ない肉で、しっとりとしていてジューシー感があります。





トッピングのメンマ。
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割とサクサク系の食感で、しっかりとした味が付いています。





3枚入っている海苔。
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家系ラーメンよりも若干小ぶりですが、スープに浸して麺を包んで食べると美味しいです。





2枚目のバラチャーシュー。
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食べ応えのあるバラチャーシューは、2枚入っているのでボリューム十分です。
サイドメニューが要らない位満足感があります。




飴色になった味玉。
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黄身がゼリー状の半熟で、しっかりと味が浸みていて美味しいです。
パパパパパインのパイン味玉も美味しかったですが、この味玉も美味いです。





という訳で完食。
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今日は午前中健康診断で何も食べていなかったので、大盛りにするか、ご飯ものを追加しようか迷いましたが、特製ラーメンはチャーシューがガッツリ入っているので、極細の麺でも満足してしまいました。

パパパパパインの3店舗目の店舗として登場した40番ですが、醤油ラーメンが3種も有るので、次は"洋"を食べてみたいと思います。





18は旭川ラーメンの雄、梅光軒の「北海道鮭節ラーメン(醤油味)」。
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たまたま地元のデパートの北海道物産展のイートインコーナーに出店すると聞いたので行って来ました。
イートインコーナーの出店にしては珍しくメニューの種類が多く、醤油、塩、味噌とそれぞれバターコーンラーメン、チャーシューメンが選べて3x3で9種類、加えてスペシャルメニューの「北海道鮭節ラーメン(醤油味)」を合わせて10種類というバリエーションです。




こちらは神様がオーダーした塩バターコーンラーメン。
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北海道では良く見るビジュアルですが、塩味にバターは旨いです。





レンゲでスープを掬うと、表面にラードの層が出来ています。
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旭川ラーメンらしく、塩分濃いめの醤油味はコクがあり、ラードと動物系の出汁が効いています。
天金の様に焦がしラードの香りが強く出ていたりはしませんが、スッキリ系の青葉よりどっしりとした味わいです。
鮭節が効いていて、かなり節系の味もします。





中細縮れ麺はHPによると自家製麺の様です。
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良く有る北海道ラーメンに多い、透明感のあるツルシコ系の麺ではなく、モチモチ食感の麺で、縮れているのでスープが良く絡みます。




チャーシューは肩ロースなのか、脂身の少ない部位の煮豚っぽいチャーシューです。
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しっとりしていますが、食感は割に歯応えがあって、如何にもチャーシューっぽいです。




太めのメンマ。
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太くて大きめのメンマですが、柔らかくにられていて、しっかりした味付けです。
おつまみに良さそうなメンマです。




黄身がトロトロの味玉。
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絶妙な茹で加減で黄身はほぼ半熟です。
しっかりと味が付いていて、美味しい味玉です。
ちなみに1個分を半分に切って入っていました。
奥様の塩バターコーンには味玉が入っていなかったので、半分ずつ食べました。




もう一枚入っていたチャーシュー。
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こちらは若干脂身が付いていて、少し柔らかめでした。





という訳で完食。
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梅光軒のラーメンは初めて食べましたが、旭川ラーメンらしいラードを使った醤油味ラーメンでした。
鮭節は成瀬の天国屋さんも使っていますが、鰹節よりも濃厚な節感が有り、よりパンチの強い味になります。
この「北海道鮭節ラーメン(醤油味)」も例外ではなく、節感の強い味になっています。
個人的には鮭節は大好きなので、とても美味しいラーメンでした。

奥様の塩バターコーンも頂きましたが、とても優しい塩味で、バターのコクが加わってまろやかながら奥行きの有る味になっています。

旭川ラーメンもこれで3軒目ですが、あとは蜂屋さんに行きたいです。





19は町田の醤油ラーメンの銘店、一番いちばんさんの雲呑生姜中華。
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今日は珍しく次女が「ラーメンが食べたい!」と言うので、奥さんと3人で町田の一番いちばんさんに行って来ました。

雲呑生姜中華そばは雲呑が4個と豚と鶏のチャーシューが1枚ずつ、メンマと小松菜が載っています。
そしておろし生姜が載っています。





次女の中華そば。
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基本の中華そばは豚と鶏のチャーシューが1枚ずつ、メンマと小松菜が載っています。





神様は味玉中華そばです。
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味玉中華そばは基本の中華そば+味玉が載っています。





まずは生姜を解かずにスープを一口飲んでみます。
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黄色い鶏油が浮かんだスープは決して脂っこさは無く、キレのある醤油タレにほんのりと生姜の風味がして、鶏と豚の旨味たっぷりのスープです。





青竹踏みの手打ち麺。
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茹でる前に店主の金原さんが丁寧に手揉みして縮れさせてある、手打ちらしい不揃いな太さの縮れ麺。
ピロピロ麺でモチモチ食感で麺自体が旨い麺です。
手打ち麺の中でも此処の手打ち麺の旨さは群を抜いています。




厚くて大きなチャーシュー。
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肩ロース辺りの脂身の少ない部位を使ってレアで仕上げてあるチャーシュー。
しっとりしていて柔らかく、厚さが有るので満足感が高いチャーシューです。





こちらは鶏チャーシュー。
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豚チャーシューより更にしっとりしており、厚みが有って大きいので食べ応えの有るチャーシューです。
こちらはスープに浸して食べると美味しさが倍増します。





そして大好きな雲呑。
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大きな雲呑は金原店主が注文毎に包んで、茹で麺機で茹でて提供してくれます。
皮はモチモチで、餡もぎっしり詰まっており、食べ応えがあります。
雲呑生姜中華そばはこの雲呑が4個も入っており、ボリューム満点です。





細めのメンマ。
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柔らかく煮られていて、しっかりと味の浸みた美味しいメンマです。





海苔はスープに浸して麺と一緒に頂きます。
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海苔の風味がして麺が一層美味しくなります。





小松菜。
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丁度良い茹で加減で、絶妙なサクサク感が有り、キレのある醤油味スープに良く合います。





金原店主が七味を出して来てくれました。
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一番いちばんは昔は卓上にペッパーミルに入った胡椒が有りましたが、最近は卓上調味料は出していません。
金原店主がわざわざ出して来てくれたと言う事は、「七味を掛けると美味しいですよ」と言うオススメでしょうか?





と言う訳で、七味を掛けてみました。
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一般的には味噌ラーメンなら七味、醤油ラーメンや塩ラーメンには胡椒という感じですが、なかなかどうして白河ラーメンに七味というのが意外と合います。

考えてみれば醤油ベースのうどんには七味が合うので当然かもしれませんが、甘みの有るめんつゆと違って白河ラーメンのスープはそれ程甘みはありませんが、意外に七味が合うと言うのは新発見でした。





大満足で完食。
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やはり一番いちばんのラーメンは旨いです。
醤油ラーメンとして3本の指に入る位の旨さだと思います。
特に自家製麺の麺は個人的にはトップクラスの旨さだと思います。

ラーメンを食べたがっていた次女も大満足の旨さでした。






30000文字の制限を超えた為、次に続きます・・・
Posted at 2019/06/02 10:33:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記
2019年05月31日 イイね!

2019年5月のラーメン③

2019年5月のラーメン③また30,000文字の制限を超えたので、2019年5月のラーメン②からの続きです。











11は天下一品。
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オーダーはもちろん「こってり」です。

麺は普通と細麺が選べましたが、普通麺にしました。





まずはスープを一口。
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ザラッとした感触のスープは非常に濃厚で、正に「こってり」と言う感じ。
醤油ベースのタレとドロっとした鶏ガラスープは中毒性の有る味で、定期的に食べたくなります。





今回は標準の麺にした麺。
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中細麺でしっかりとコシが有り、小麦の風味のする麺。
特濃スープが良い感じに絡んで美味しいです。





薄くスライスされたチャーシュー。
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薄いながらもしっとり感が有り、且つ味も染みていて美味しいチャーシューです。
チャーシュー増ししたくなる程美味しいチャーシューです。





トッピングのメンマ。
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普通のメンマですが柔らかく煮られていて美味しいです。
特に「こってり」だとメンマがとても美味い気がします。






ここで味変の辛子味噌投入。
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見た所、非常に辛そうです。





あまり入れると味が全く変わってしまいそうなので、少量を投入。
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良く混ぜてから頂きます。
この位の量だとそれ程辛さは感じませんが、「こってり」のしつこさが緩和されて美味しく頂けます。
もうちょっと入れても良かったかもしれません。




と言う訳で完食。
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流石にスープは飲み干せませんが、「明日もお待ちしてます」の文字は読み取れました。
ライスが有ればスープに投入してリゾット風に頂けたのですが、ダイエット中なので我慢我慢・・・



と言う訳で、久しぶりの天一は高円寺店でしたが、とても美味しく頂けました。
この辺りはラーメン激戦区で、すぐ裏に3軒程ラーメン店が軒を連ねています。
その中でしっかりと地歩を固めている天下一品、流石だと思います。





12は揚州商人。
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先日、酸辣湯麺を食べに近所の中華屋さんに行ったらまさかのメニュー落ちという事で、食べ損ねたので、リベンジです。
麺が3種類から選べるので、中太縮れ麺の「揚州麺」にしました。
この他に細麺の「柳麺」、極太麺の「刀切麺」が有ります。




神様は担々麺。
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麺は極太の刀切麺で、神様曰く、「食べている感じは刀削麺に近い」との事でした。




とりあえずスープを一口。
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鶏ガラベースと思われるスープに醤油タレ、溶き卵と辣油が掛かっています。
パッと見大して辛く無さそうに見えますが、意外にピリッと来ます。
酸味は黒酢を使っているのか深みの有る酸味で、スープとマッチしています。
スープの旨さと黒酢の酸味、辣油のピリ辛が一体となってとても美味しいです。




中太縮れ麺の「揚州麺」
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モチモチ食感に縮れ麺がとろみの有るスープを持ち上げるので、とても美味しいです。
やはり美味しいラーメンは麺が美味い気がします。





結構具沢山な酸辣湯麺。
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溶き卵に椎茸、筍、豚肉などが入っていて盛り沢山です。




揚州商人と言えばやっぱり小籠包は欠かせません。
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3人で行ったので、1人2個づつの6個にしました。




折角なので熱い内に小籠包を頂きます。
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説明書通りに合わせ酢をつけて専用のレンゲに入れます。
上に別皿で提供される生姜の細切りを載せます。





次に一口齧ってスープを啜ります。
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このスープが最高に美味いです。
そして最後に小籠包を頂きます。
やっぱり小籠包を頼んで正解でした。




麺を食べ終わったら、穴開きレンゲで具を掬って食べます。
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具沢山なので食べ出があります。




という訳で完食。
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やっぱり此処の酸辣湯麺は美味いです。
担々麺も捨て難いのですが、此処に来たら酸辣湯麺を頼んでしまいます。
激辛も有りますが、辛いラーメンなら中本で北極を食べたくなるのでやっぱり普通の酸辣湯麺にしてしまいます。

そして此処に来ると必ず頼む小籠包も絶品でした。

近所に有るのに久しぶりに来ましたが、旨かったです。
また酸辣湯麺が食べたくなったら来ようと思います。





13はSagamihara 欅の「淡麗煮干塩ラーメン」。
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TRY(東京ラーメンオブザイヤー)2018−2019の新人賞受賞店です。
前々から行きたいと思っていたのですが漸く行かれました。
以前は「東京醤油らーめん 味◯」が有った場所です。




神様は「味玉醤油ラーメン」をオーダー。
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ビジュアルが既に美味しそうです。
一口スープを頂きましたが、湯河原の飯田商店を彷彿とさせる深みのある醤油タレに鶏ガラスープの芳醇な味わいが加わり、非常に美味しいスープでした。
正直、飯田商店やJapanse Soba Noodles 蔦に匹敵する醤油味スープではないかと思います。
自家製麺と相まって、その旨さは正にミシュランガイドのピブグルマン級です。




続いて私の「淡麗煮干塩ラーメン」が着丼しました。
まずはスープを一口。
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優しい塩味スープは煮干の風味が効いていて、味わい深い塩味です。
こんなに煮干の効いた塩味スープは町田の「進化」の「煮干塩」以来でしょうか?





麺は国内産小麦100%の自家製麺の細麺ストレート麺。
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細麺にも関わらずコシが有ってパツンとした歯応えで、小麦の風味が味わえる美味い麺です。





バラチャーシュー。
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低温調理されたバラチャーシューは脂身が多いにも関わらずしつこさは無く、しっとりとしていて肉を食べている感を味わえるチャーシューです。

ちなみに醤油ラーメンは豚チャーシューが2種類載っている様で、このバラチャーシューと肩ロースの燻製チャーシューが載っています。
奥様は燻製チャーシューがいたくお気に入りだった様です。
私も製チャーシューを少し頂きましたが、脂身の少ない肩ロースの燻製チャーシューはバラチャーシューとは全く違った食感で、香ばしい味としっかりした肉感でとても美味しいチャーシューでした。





鶏チャーシュー。
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しっとりとしていて、しっかり味がついており、これだけ食べても美味いチャーシューです。
淡麗塩味スープに非常に良くマッチしています。





追加した味玉。
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黄身がトロトロの半熟で、濃厚ながらしっかりとした味付けでこのままでも美味しく食べられます。
淡麗塩味スープに浸しても美味しいです。





と言う訳で麺と具を完食。
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食べ終わる寸前に味付き替え玉をオーダーしました。
迷いましたがニンニクパンチ味にしました。




程無くして味付き替え玉「ニンニクパンチ味」が着丼。
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見た目にもハッキリ分かる位ガッツリと刻みニンニクが載っています。
これだけ刻みニンニクが載っているのは二郎のラーメン以来です。




とりあえず良く混ぜます。
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下の方に有る色のついた麺を持ち上げて、上の方の白い麺をタレに浸ける様にひっくり返します。

まずはそのまま食べてみます。
ガッツリニンニクが効いた細麺に醤油ダレの香ばしさが加わって、癖になりそうな旨さです。




続いてガッツリニンニクが効いた細麺を淡麗煮干塩のスープに浸してみます。
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ニンニクの風味が淡麗煮干塩を打ち消してしまうかと思いきや、ニンニクによってコクは深まりますが、淡麗煮干塩の味は少しも損なわれませんでした。





と言う訳で完食。
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淡麗煮干塩が絶品で、思わず飲み干してしまいそうになりました。


ずっと、行きたいと思っていましたが漸く訪問する事が出来ました。
TRY2018-2019新人賞受賞の実力は確かに素晴らしく、市内No.1になる日も近いのではないかと思いました。
次はTRY新人賞2位の味噌ラーメンを食べてみたいです。





14はTV版ラーメン大好き小泉さん2019春SPで紹介されていた、銀座 八五。
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水道橋にある東京勝本の3店舗目との事ですが、何と言ってもカエシを使わないラーメンと言う事で気になっていました。




特製中華そばが着丼です。
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もう既に見た目からして美味しそうです。
透き通った琥珀色のスープに整えられた麺と綺麗に並べられたトッピングは芸術的な美しさです。





まずはスープを一口。
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醤油スープでは無いのですが、最初の一口で口の中に広がったのは飯田商店を彷彿とさせる鶏の出汁です。
しかし一般的な清湯系鶏ガラスープと違って鶏油はそれ程多く無い様です。
鶏のスープの味の中に魚介系や乾物系の味がほんのりと香って来て、なんとも言えない複雑な味がします。
醤油タレを使わずにこの味が出せているのは驚きです。
強いて言うなら和風のコンソメスープに魚介出汁が効いている様な感じでしょうか。





麺は厨房内の麺箱に書いて有った、浅草開化楼の麺の様です。
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中細ストレート麺はコシが有り、ツルツル食感でスープとの相性も良い様です。
この麺自体も旨いので、スープと合わせれば物凄く美味しいです。





ペッパーキャビア(野生の胡椒)が掛かったバラ肉のチャーシュー。
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低温調理なのか、ほんのりピンク色で、提供前に焼いて出てくるので表面はしっかりしていて中はしっとりしているチャーシューです。
これ単品で食べても美味しそうなチャーシューです。





メンマはこの手のラーメンには珍しい材木メンマ。
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太いので歯応えの有るタイプかと思いきや、とても柔らかく、また味もまろやかなメンマです。






味玉は殆ど色がついておらず、一見するとゆで卵の様に見えます。
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中は黄身がトロリと半熟で、スープと同じ感じの味がするので、もしかしたらスープに漬けて作っているのかもしれません。





と言う訳で完食。
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店主の松村さんは京都ANAホテルの総料理長をなさっていたそうで、フレンチからラーメンに移ったと言う異色の経歴をお持ちです。

カエシを使わないスープはフレンチの経験から生まれたものなのかもしれません。
何れにしてもこのスープは唯一無二のもので、醤油ラーメンとも塩ラーメンとも違う、新たな味を切り拓いたラーメンだと思います。

そのクオリティはJapanese Soba Noodles 蔦や湯河原の飯田商店、金色不如帰などの名店と比肩する程高く、至高のラーメンと言えると思います。





15は銀座の超老舗店 萬福。
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この場所で営業開始したのは昭和4年ですから1929年で、今年が2019年ですから創業して90年も経っている超老舗です。





ワンタンメン¥870
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三角形の卵焼きが独特の存在感を出しています。




まずはスープを一口。
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醤油が効いていますが甘みもあり、まるで日本蕎麦のつゆを飲んだかの様な味です。
殆ど油が浮いていないスープは醤油と魚介出汁が効いていて、甘みがあって日本蕎麦のつゆにソックリです。
蕎麦屋のラーメンが美味しいのは日本蕎麦のつゆに近いスープのお陰かもしれません。





麺は中太の縮れ麺。
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透き通る様な麺はツルシコな麺で、スープを良く持ち上げます。
北海道の札幌ラーメンなどもこれに近い麺です。





チャーシューは小振りながらしっかり煮込まれた煮豚っぽいチャーシューで、肉を食べている感が有ります。
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歯応えが有って、味もしっかり染みているチャーシューです。





ワンタン麺なのでワンタンが沢山入っています。
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ワンタンは皮がモチモチで、餡は小振りながらしっかり身の詰まった餡で、美味しいワンタンです。





メンマは大きめで固そうに見えますが、柔らかくて甘みの有る醤油味がついたメンマです。
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麺と一緒に食べると美味しいです。





萬福のトレードマークの三角形の卵焼き。
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これを見ると萬福のラーメンだと分かります。





トッピングのナルト。
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如何にもノスタルジックなラーメンぽいトッピング。
何気にメジャーな魚介の練り物です。





トッピングのほうれん草。
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家系ラーメンのものより柔らかく茹でられていて、且つほうれん草らしい苦味も有ってラーメンにマッチしています。





ここで卓上のブラックペッパーを投入して味変します。
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スパイスが入る事で、甘みの有る醤油味スープの味がスパイシーになって、後半も食欲が衰えません。





と言う訳で完食。
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所謂「ノスラー」(ノスタルジックなラーメン)では無く、もっと古典的な「中華そば」で、且つオリジナリティに溢れるラーメンだと思います。

唯のノスラーで終わらない、毎日食べても飽きないスープとツルシコ食感の麺、そして個性的なトッピングで常連も新規客も魅了し続ける所が、長く商売している秘訣なのかもしれません。






30000文字制限に引っ掛かったので、次に続きます・・・
Posted at 2019/06/02 10:29:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | 日記

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何シテル?   03/31 19:37
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