2019年6月のラーメン⑥の続きです。
24.は餃子房 チャイナドール。
ここは名前の通り餃子がメインの中華屋さんなのですが、たまたま「次女がラーメンが食べたい!」と言っていて、長女が「チャーハンが食べたい!」と言うので、また近所の時計台ラーメンか幸楽苑かな〜と思っていたら、神様が「いつも同じじゃつまらないから、中華屋さんに行こう!」と言うので、昌龍飯店は先週出前を取ったばかりだったので、ここにしました。
卓上の様子。
餃子坊という名前の通り、餃子がメインのお店なので、お酢、醤油、辣油、食べる辣油、胡椒、黒酢などがあります。
あとは箸、楊枝、ペーパーナプキン、水などです。
そして食べ放題のザーサイも有ります。
食べ放題のザーサイ。
とりあえずこれを食べながら待ちます。
ちなみに今日のオーダーは、次女がラーメン、長女がラーメン+半チャーハン、神様が肉団子の黒酢あんかけ定食、私が海老ワンタン麺+餃子4個です。
まずは肉団子の黒酢あんかけ定食が到着。
神様的には肉団子はもっと大きなものを想像していたらしく、ややがっかり。
¥700なら悪くないと思うんですけどね。
お味の方はまあまあだそうです。
子供達のラーメンに続いて、海老ワンタン麺が到着。
かなり餡の詰まったワンタンが4つ載っていて、見た目は良さそうです。
海老ワンタン麺のアップ。
メンマが結構大きいです。
とりあえずスープを一口。
如何にも中華屋さんのラーメンといった感じのスープ。
鶏ガラベースのスープに醤油タレの定番のスープ。
醤油はあまり濃くないので塩分濃度は低そうな感じです。
中細の中華麺。
程良くコシがあり、ツルツルした食感で、スープが程良く絡みます。
バラ肉のチャーシュー。
柔らかく、程良い脂と肉のバランスのチャーシュー。
優しい味付けでスープと良く合っています。
海老ワンタン。
想像したものと違って、海老と豚肉と野菜のワンタンです。
所謂ワンタンに海老が入っている感じで、海老の風味より豚肉と野菜の味が先行するタイプ。
餡がぎっしり詰まっているタイプですが、皮の方もモチモチしていて美味いです。
海老ワンタンの断面。
この通り、豚肉と野菜が中心で海老は少なめです。
でもギッシリ詰まった餡は美味いです。
大きめのメンマ。
普通のメンマの倍位の長さです。
柔らかく煮られており、味がしっかり浸みています。
すっかり撮り忘れて残り一個になっていた餃子。
ここは名前の通り餃子がメインの店なので、やはり餃子は外せません。
ここの餃子は皮が厚めでモチモチしていて、餡は肉と野菜がバランス良く入っていて美味いです。
餃子の断面。
厚手の皮と肉多めの餡です。
と言う訳で完食。
若干味が薄めでしたが、如何にも中華屋さんのラーメンといった感じで、ホッとする味です。
海老ワンタンは海老よりも肉が多めでしたが、味の方は満足の行く味でした。
ちなみにここはサラダ、ライス、杏仁豆腐、コーヒーがおかわり自由です。
と言う事で食後のコーヒーも頂きました。
いつもは大体餃子定食を食べに来る事が多いのですが、たまにランチ定食を食べる事もあります。ラーメン類は初めて食べました。
ここは香港担々麺もあるので、今度は担々麺を食べてみたいと思います。
25.はSagamihara 欅。
前回訪問時は限定の「淡麗煮干塩ラーメン」を食べましたが、今日は限定が無いので、TRY新人賞みそ部門2位の味噌ラーメンを食べてみる事にしました。
特味噌ラーメン¥1,100+味付き替玉¥200にしました。
特味噌なので、味玉、海苔、肩ロースのレアチャーシュー、バラチャーシューが別皿で提供されます。
ちなみに替玉は食券を先に渡してタイミングを見計らって声を掛ける方式です。
現金で後から追加オーダーする事も可能です。
特製トッピング。
最初から乗っているのとは別に、肩ロースのレアチャーシュー、バラチャーシューが付いてきます。
味噌ラーメンのアップ。
肩ロースのレアチャーシュー、バラチャーシュー、メンマ、刻み葱、刻み紫玉葱が載っています。
早速、スープから行きます。
”相模原産の味噌をメインに使用した濃厚でまろやかなスープ”とのことで、味噌のコクと深みが感じられます。
若干ピリ辛な部分も有って、昔大好きだった「どさん子ラーメン」を思い出しました。
麺は中細の手揉み麺との事。
割とパツっとした麺で、コシが有って小麦の風味がします。
味噌味のスープとの相性は良さそうです。
肩ロースのレアチャーシュー。
"欅チップで燻製した肩ロースチャーシュー"との事で、スモークハムの様な香ばしい香りと丁度良い塩加減で、しっとりとした食感の美味しいチャーシューです。
こちらはバラチャーシュー。
かなり脂身の多いバラチャーシューで、脂の甘みとコクが有ります。
結構厚手で大きいので食べ応えが有ります。
大きめのメンマ。
"材木メンマ"と言う程大きい訳では有りませんが、かなり大きめなメンマ。
柔らかくてしっかり味が浸みています。
続いては別皿で提供されている海苔。
割に厚手で家系ラーメンの海苔の様な感じです。
となれば、やはりスープに浸して麺を包むのが一番旨そうな食べ方です。
スープの浸みた海苔とパッツン系の麺の組み合わせは最高です。
ボリュームがあるので後半に残しておくと辛くなりそうな別皿のバラチャーシュー。
今の内に平らげておきます。
元から載っていたものより脂身が少なく、その分食べ応えの有るチャーシューです。
肩ロースのレアチャーシューも先に食べておきます。
このチャーシューは本当に旨いです。
味玉は黄身がトロトロで、半分に割ったら黄身が流れ出てしまいました。
しっかり味が付いていて、トロトロの黄身でマイルドな感じの味玉です。
ここで味付き替玉をオーダー。
前回はニンニクパンチ味だったので、今回はペッパーソルト味にしました。
名前の通りブラックペッパーがガッツリ掛かっています。
底の方に塩ダレが入っているので、よ〜く掻き混ぜます。
こんな感じに混ざればOKです。
まずはそのまま食べてみます。
結構パンチの効いた塩味に、ブラックペッパーのスパイシーさが加わって、旨いです。
下手するとこのまま何も付けずに食べ切ってしまいそうです。
そうは言っても、折角なのでスープに浸してみます。
あれだけ塩分が有るのに、スープに浸してもクドくはならず、むしろスパイスのお陰でサッパリしています。
これはこれで良い感じです。
本当は味噌味スープなのでニンニクパンチ味が一番合いそうだったのですが、前回食べたので今回はペッパーソルト味にしました。
と言う訳で、完食です。
ペッパーソルト味の替玉は半分そのまま、半分はスープに浸して食べました。
味噌味スープだと七味や一味の唐辛子系が合うのは当然ですが、ブラックペッパーも意外と合うと言うのは新しい発見でした。
TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)2018−2019新人賞みそ部門2位の味噌ラーメンでしたが、王道な味噌ラーメンと言う感じでした。
方向性は札幌ラーメンの味噌ラーメンに近い味ですが、ラードでモヤシやひき肉を中華鍋で炒めて、そこにスープと味噌を入れて作る札幌ラーメンと違って香ばしさは無いものの、味噌のコクと深みを引き出していて、札幌ラーメンと遜色無い旨味を出す事に成功しています。
次回訪問時は、隣の人が食べていたつけ麺が気になったので、つけ麺を食べに来たいと思います。
26.は肉煮干中華そば鈴木ラーメン店。
久しぶりに来たら、限定麺が2つも出ていました。
1つは期間限定の「しおらぁ麺」、もう一つは夏季限定1日20食の「淡冷鶏」です。
「淡冷鶏」の方はこれから暑くなるので食べる機会が有りそうなので、今回は「しおらぁ麺」にしました。
味玉はMustです。
まずはスープを一口。
薄っすら濁ったスープは表面が固まる程の鶏油が入っています。
にも拘らず味はクドく有りません。
流行りの清湯系塩ラーメンの様なクリアな鶏出汁スープにキレのある塩ダレと言う感じでは無く、どっしりとした豚骨スープに鶏のスープと魚介系出汁を合わせて、コクのある塩ダレに加えた感じです。
決してしょっぱくはありませんが、どっしりとしたコクが有ります。
これは是非レギュラー化を望みたいメニューだと思います。
全粒粉練り込みの自家製中細麺。
麺自体は恐らく淡麗煮干ラーメンと同じだと思いますが、この塩味スープにドンピシャです。
コシが有って小麦の香りがする中細麺は、スープが良く絡むのでとても旨いです。
淡麗煮干の和風なスープも良く合いますが、塩味スープとの相性は抜群だと思います。
肩ロース辺りの脂身の少ない部位のチャーシュー。
柔らかく煮られていますが、決してパサパサでは無くしっとりとしていて丁度良い肉感のチャーシューです。
味の方もしっかり付いていて美味しいです。
細身のメンマ。
サクサク食感で、良く味の浸みたメンマ。
細身ですが結構な量が入っていて満足度は十分です。
珍しいトッピングの梅干し。
塩味ラーメンに梅干しと言えば山頭火ですが、このラーメンは鶏白湯スープでは有りません。
しかしこの梅干しは山頭火の梅干しと違い、柔らかいタイプの梅干しで、塩味スープには意外な程合います。
山頭火のカリカリ梅干しより、こちらの方が個人的には好みです。
トッピングのカイワレ。
カイワレの辛味が塩味スープと合っていて、案外美味しく頂けます。
白髪葱も載っているので同様に楽しめると思います。
トッピングの海苔。
かなり大きめな海苔で、家系ラーメンに載っていそうな海苔です。
ご飯が有ったら間違いなく海苔巻きライスを楽しんでしまいそうです。
米は無いのでとりあえず麺を巻いてみます。
塩ラーメンでも麺の海苔巻きは旨いんですね。
追加トッピングの味玉。
今日の味玉は黄身がほぼトロトロの絶妙な茹で加減。
味の染み方も完璧で。思わず我にかえってしまいました。
と言う訳で、本日も完食です。
同じ塩ラーメンでも町田の進化や湯河原の飯田商店の様に、クリアな鶏の出汁とキレの有る塩ダレでは有りませんが、どっしりとした豚骨スープに鶏のスープと魚介系出汁を合わせて、コクのある塩ダレに加えた感じの旨いスープだと思います。
個人的には是非レギュラー化して欲しいメニューです。
27.は蒙古タンメン中本 町田店。
奥様のご要望で行って来ました。
私はいつもの北極やさいシャキシャキバージョン+Lineサービスのスライス卵。
神様はいつもの蒙古タンメン+バター+スライス卵トッピングです。
今日は混んでいて、19:30過ぎで外待ち5名という状況でしたが、20分程で着席出来ました。
着席してから約5分程で「北極やさいシャキシャキバージョン」が着丼。
何時もながら圧巻のビジュアルです。
まずはスープから。
今日の北極はサラサラスープで辛さも丁度良い感じです。
辛さの中に旨味も出ていて、正に辛旨と言った所です。
麺リフト。
野菜を掻き分けて麺を引っ張り出してリフトアップ。
中本特有の中太麺はモチモチ食感で、小麦の香る旨い麺。
北極スープが適度に絡み、旨さが倍増します。
野菜や大好きなキクラゲと一緒に麺を啜ります。
野菜の旨味やキクラゲの食感を楽しみます。
北極やさいはやっぱり旨いです。
野菜と豚コマ肉と一緒に麺を啜ります。
チャーシューは無いけれど豚コマ肉が良い味出してます。
Lineサービスのスライス卵。
北極の辛さを和らげてくれる重要なアイテム。
元々半分は入っているのでLineサービスの1個分を足すと1.5個分入っています。
と言う訳で、完食。
いつもながら北極やさいシャキシャキバージョンは旨いです。
辛さの中に味噌と豚骨の出汁が効いていて、炒めた野菜と豚コマ肉のエキスも加わり、辛旨なラーメンになっています。
中本のラーメンには強い常習性が有り、ウチの奥様も月に一度は「食べたい」と言います。
個人的にもやはり月一位の頻度で食べたくなります。
次回は限定のチャーハンを食べてみたいので、限定情報を良くチェックする事にします。
という訳で、2019年6月のラーメンでした。