今月は35杯でした。
漸く緊急事態宣言が解除され、少しずつ遠くまで足を伸ばせる様になりました。
まだまだ油断は禁物ですが、徐々に範囲を広げて行きたいと思います。
①は相模原市横山の新店「らーめん たきび」。
2021年10月1日オープンの新店で、店主さんは「ど・みそ」で修行し、その後「吉祥寺武蔵家」やラーメンWalkerキッチンで「中華そば たた味」の手伝いなどを経て独立されたそうです。
濃いめの味噌スープですが、魚介出汁が効いていて「ど・みそ」との違いがあります。
一番面白いのが生姜焼きがトッピングされている事。
生卵を溶いて、すき焼きの様に食べるのがオススメとの事です。
②はお取り寄せの「桂花ラーメン」の「太肉麺」。
具材は入っていないので、角煮、茎わかめ、キャベツ、半熟味玉は別途用意しました。
「桂花ラーメン」の「太肉麺」を再現してみましたが、思いの外再現度が高くて驚きます。
常温保存可能で生麺の「桂花ラーメン」は、我が家ではお取り寄せラーメンの中でも1,2を争う人気です。
③は店舗の立退で2021年2月28日に町田市金森の店舗を閉店した「超純水彩麺 天国屋」さんが、南町田に移転して7ヶ月ぶりに復活したので行って来ました。
この日は関係者のみのレセプションで、メニューを絞って提供されました。
器に有田焼の特注品を使うなど、こだわりの「鶏醤油麺」。
以前よりも味に深みが加わった"新「鶏醤油麺」"は、新しい「超純水彩麺 天国屋」さんの看板メニューになりそうです。
④は相模大野の「がんや」。
この日は暑い日だったので、つけ麺日和だった事も有り、とても美味しい一杯でした。
サービスの紅生姜がとても良く合う一杯でした。
⑤は町田の3SO。
麹の香る、白味噌を使った甘味の有るスープは唯一無二のもので、個人的には味噌ラーメンとして最も大好きな一杯です。
⑥は「麺でる相模原店」の「冷凍ラーメン」。
博多ラーメン でぶちゃん 高田馬場本店」に設置されている、冷凍ラーメン自販機でも販売していて、結構人気の様です。
お店のスープと麺を冷凍しただけあって、お店の味をほぼそのまま味わえるのが魅力です。
ヤサイとニンニクさえ用意すれば、家庭でお店の味を味わえるのでかなりオススメです。
⑦は相模大野の「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」。
スープの旨さ、そして太麺の食感と具材のバランスの良さも有り、個人的にはスズラーのメニューの中で最も好きなのがこの「背脂煮干」です。
⑧は町田の沖縄料理「かなさんどー」の「中身そば」。
豚のモツを使った沖縄そばです。
豚モツと椎茸の旨味が有ってとても美味しい一杯でした。
⑨は小田急相模原の「Sagamihara欅〜HANARE〜」。
新メニューの「オダサガブラック」。
焦がしニンニク油のコクと旨味の有る、美味しい一杯でした。
濃いめの醤油が香るスープに焦がしニンニク油が加わる事によって香ばしさが増し、ニンニクのコクと旨味も加わります。
組み合わされた中太手揉み麺がとても良く合っていて、具材のバラチャーシューやメンマ、大葉、紫キャベツのスプラウトも良い感じです。
⑩は小田急相模原の「らーめん勇志郎製麺研究所」。
旭川ラーメンの「天金」と良く似ていて、個人的に大好きな味です。
ワンタンの茹で加減が絶妙で、個人的にツボなので、ここで食べる時は必ずワンタントッピングします。
11.はお取り寄せグルメの「たけちゃんにぼしらーめん」。
スープのバランス感、そしてスープと麺のバランス感、麺とスープと具材のバランス感がとても良い一杯でした。
派手さは有りませんが、ツボを抑えた旨さで、しみじみ美味い一杯です。
12.は代々木上原のミシュラン1つ星店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
奥様の「特製醤油ラーメン」と、私の「特製和牛酸辣麺」。
特製トッピングは別皿で提供されます。
「特製トッピング」は具材としてラーメンに載せても良いと思いますが、そのまま味わっても下手なビストロより余程旨くて、このレベルのオードブルを食べたいと思ったら¥8,000以上のコースのオードブルに匹敵します。
「和牛酸辣麺」はスープ、ラー油、具材の和牛粗挽き肉などの旨味が重なり合って、多層的な旨味を感じる味で、自家製麺の麺や具材の和牛ローストビーフと合わせて、非常にレベルの高い完成度を誇る一杯でした。
13.は南町田に移転して7ヶ月ぶりに復活した「超純水彩麺 天国屋」。
先日レセプションで伺った際は、まだ正式オープン前だったので有りませんでしたが、天国屋さんの看板メニューである「地獄ラーメン」を食べに行きました。
7ヶ月ぶりの「地獄ラーメン」でしたが、前回食べた時と比べて洗練度が増して、バランス感もより良くなっている気がします。
そして新兵器スチームコンベクションオーブンのお陰で、チャーシューの旨さが前回食べた時とは全然違っています。
14.は相模原市中央区の「麺でる 相模原店」。
天城黒豚背脂使用の「小ラーメン」と「生玉」です。
とてもクリーミーなのにクドさが無く、コクと旨味の増したスープは今まで「麺でる 相模原店」さんで食べた中でも1番の味です。
15.は淵野辺の「拉麺一匠DEAD or ALIVE」。
「台湾ラーメン」(激辛)です。
煮干しの効いたスープは本家を上回る旨さで、本家より細い麺はパツンとした食感で、本家とはまた違った旨さの麺です。
16.は浅草の「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」。
一番人気の「玉子らーめん」。
「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」さんのトレードマーク的な、黄身が2つ有る「味玉」が特徴です。
懐かしさを感じる味付けながら、スープと具材の統一感も見事で、浅草開化楼製の特注麺も見事なマッチングでした。
17.は浅草の「らーめん弁慶 浅草本店」。
創業者の西川総一会長は、千駄ヶ谷の「ホープ軒」出身との事で、背脂チャッチャ系の直系であり、前々から行ってみたかったお店の一つです。
「ホープ軒」を凌ぐほどの背脂感ですが、たっぷり載ったネギやモヤシのお陰かクドさは無く、卓上のおろしニンニクとからし味噌が絶妙に合っていて、思いの外スルスル食べられます。
18.は小田急相模原の「石山商店」。
「塩らーめん」+「ミニチャーシュー丼」です。
「塩らーめん」は香ばしい香味油と鶏と魚介のスープ、そして鶏胸肉チャーシューやスライストマトと言った具材もとても良く調和していて、とても美味しい一杯でした。
「ミニチャーシュー丼」も香ばしく炙ったバラチャーシューに胡麻油の香るタレと魚粉がとても美味しい丼で、「塩らーめん」のスープを掛けると、また違った味になり、非常に美味しいです。
19.はお取り寄せグルメの和歌山「中華そば 丸田屋」の「中華そば」。
前回取り寄せた時にとてもおいしかったので、今回リピートしてみました。
豚骨臭の強いスープは、しかし旨さに溢れています。
更に和歌山ラーメン特有の、コクの有る醤油が旨さを補強しています。
冷凍では無く冷蔵と言うのが旨さのヒケツの様な気がします。
20.は「麺でる 相模原店」。
「すごい煮干しラーメン凪」の銀タレを使って、陸前高田市の味噌と相模原の相模灘の熟成酒粕で味噌らーめん。
「すごい煮干しラーメン凪」の銀タレに合わせた甘みの有る味噌味スープが絶妙で、銀タレと麺を絡めて食べるととても美味しい一杯でした。
21.は「蒙古タンメン中本 町田店」。
食券を渡す際にうっかり「シャキシャキで!」と言い忘れて普通の「北極やさい」になってしまいましたが、「シャキシャキ」ではない「北極やさい」も良いものです。
具材が豊富で、その分「北極」よりも複雑な旨味が有って、個人的には「北極やさい」が一番美味しく感じます。
22.は相模原市横山の「らーめん たきび」。
オープン日に訪問しましたが、その際は「生卵」を付けていなかったのと、FBのラーメングループの投稿で「辛みそらーめん」が旨いと言う話を聞いたので、その両方を確かめるべく伺いました。
オススメの通り「生卵」はこの味噌味スープにとても良くマッチしていました。
辛さそのものは「蒙古タンメン中本」の「蒙古タンメン」位ですが、山椒が効いているのでそれ以上に感じます。
辛さとシビレが有り、且つ旨さも有ると言う事で、とても美味しい一杯です。
23.は町田の「noodles」。
寒いので「味玉ラーメン」¥900にしました。
相変わらず安定の旨さでした。
スープのみならず、麺の茹で加減やチャーシューの切り方、そして自慢のメンマに至るまで、全てに渡って丁寧な仕事が分かる一杯です。
特にメンマは特筆モノで、2週間掛けて作られると言う逸品です。
柔らかさも味の旨さも完璧で、これ以上のメンマはなかなかお目に掛かれないのでは無いかと思います。
24.は「東京油組総本店 町田組」。
「油そば」は色々な所で食べましたが、個人的にはこの「東京油組総本店」の「油そば」が一番しっくり来ます。
見た目がちょっと寂しいのが難点ですが、トッピングを追加する事も出来ますし、無料トッピングの「柚子胡椒」や「おろしニンニク」、卓上の「辛味」などを使って味変する事も可能です。
チェーン店とは言え、独自の麺と秘伝のタレの旨さはピカイチで、定期的に食べたくなる味です。
25.は長津田の「十人十色」。
限定の「信州味噌ラーメン」です。
ベースの天城黒豚や吉備黄金鶏と北海道産帆立貝柱などの魚介出汁を合わせたスープの淡麗系の旨さが有るからだとは思いますが、旨味の強い味噌を合わせた時に、味噌に持って行かれないのは見事です。
26.はお取り寄せラーメンの「Sugakiya和風とんこつラーメン」。
以前、奥様の実家に行った際にはスーパーに生麺タイプが売っていたのですが、こちらでは生麺タイプは売っていない様で、やむを得ず乾麺タイプにしました。
ノンフライ麺は生麺には劣るものの、インスタントとは思えない味と食感で、かなりのものです。
乾麺なので保存期間も長く、家庭に常備して置けるのもありがたいです。
27.は移転して7ヶ月ぶりに復活した「超純水採麺 天国屋」。
Twitter情報で、「ラーメンショップインスパイア」が提供されるとの事で行って来ました。
本家「ラーメンショップ」よりも優しい味の丁寧なスープで、サッパリとしていて体に良さそうな味でした。
トッピングも抜かりなく「ラーショインスパイア」していて、ラーショのイメージ通りでした。
28.も「超純水採麺 天国屋」。
「金アグー豚の味噌ラーメン」が提供されるとの事で、行って来ました。
佐々木店主自ら「一番得意」と言っている「味噌ラーメン」。
更に関東ではなかなか食べられない「金アグー」使用という事で、期待が高まります。
味噌ラーメンの王道の味を無化調且つスッキリ後味の金アグー豚を用いて作り出した、至高の一杯でした。
このスープを最後まで味わうために、ライスは欠かせません。
29.は相模原の「煮干中華 余韻」。
Twitter情報で、新レギュラーメニューの「蟹ミソ煮干ソバ」と「雲丹煮干ソバ」が提供されるとの事で行って来ました。
私は「味玉雲丹煮干ソバ」¥1,000、神様は「味玉蟹ミソ煮干ソバ」¥980にしました。
「煮干中華 余韻」さんの「味玉雲丹煮干ソバ」と「味玉蟹ミソ煮干ソバ」でしたが、どちらも素材の旨味を上手に引き出した一杯でした。
「味玉雲丹煮干ソバ」の方は、雲丹の甘みが後味に余韻を残す感じの味でした。
「味玉蟹ミソ煮干ソバ」の方は蟹味噌のビターな味と煮干しのビターが合わさって、とても美味しい一杯でした。
30.は橋本の2021年10月13日オープンの新店「地鶏中華そば ねぎしか」。
ちなみに11:30〜15:00までが「地鶏中華そば ねぎしか」で、17:00〜21:00が「焼き鳥 すず喜」と言う2毛作店です。
「味玉地鶏中華そば」を頼みましたが、開店したばかりとは思えない完成度の、美味しい一杯でした。
黒薩摩地鶏の丸鶏をメインにしたスープに3種の醤油とアンデス岩塩を合わせたタレによるコクと旨味のバランスしたスープと、北海道産ハルユタカを使った細麺の組み合わせもバッチリです。
具材の方も抜かり無く、レアチャーシューに穂先メンマも見事な仕上がりです。
31.は淵野辺の「淡麗拉麺 志おん」。
今日は「具なしらーめん(ゆず塩)」¥680+「ワンタン」¥250にしました。
敢えて具材を入れない(ワンタンは皮に包まれているのでスープの味に影響を与え難いので)事でスープの味をストレートに味わう事が出来、淡麗スープを存分に味わう事が出来ました。
32.は横浜市中田の「味噌ラーメン 雪ぐに」。
こちらは新潟5大ラーメンの「濃厚味噌」とは違う「味噌ラーメン」が看板メニューになっています。
「新潟味噌ラーメン」の名店「食堂ミサ」で修行され、修行先と同じ新潟県妙高市の「太田醸造」製の味噌を使用しているとの事。
味噌だけに頼らないスープは、味噌ダレとベースのスープの味、そして炒めた野菜と鶏挽肉の旨味が絶妙に調和して、とても美味しいです。
33.は戸塚の「支那そばや」本店。
限定の「鮭だしらぁ麺」です。
流石と言うか磐石の味でした。
1点突破型では無く、全方位型の味を極めようとしている様に見えます。
味を追求していく姿勢は微塵もブレが無く、佐野 実さん亡き後も揺らいでいない様です。
もちろん具材や器に至るまで抜かりの無い仕上がりで、今でも第1級の実力を持つお店である事を改めて認識させられました。
34.は小田急相模原の「特選ラー油 肉そば 寅や」。
手打ちの太麺を使った珍しい二郎インスパイアです。
酸味とラー油の効いたスープもハマる味で、香ばしく焼き上げられたチャーシューも旨いです。
35.はお取り寄せの鳥取の「ラーメン幸雅」。
「牛骨ラーメン」です。
黄金色の澄んだスープは牛骨の旨味たっぷりで、プリプリの中細麺も良く合います。近所の「肉処 いしヰ」のチャーシューもとても美味しかったです。
と言う訳で、2021年10月のラーメンでした。
緊急事態宣言が解除され、漸く食べに行く事が出来る様になりました。
これから寒くなってくるとウィルスが活性化すると思われるので、感染対策をしっかり行いながら食べに行きたいと思います。