
2021年1月のラーメン②の続きです。
11.は相模原市清新の「六花」。

FaceBookのさがみはらーめん部スタンプラリーで訪問して以来なので、1ヶ月以上ぶりの訪問です。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

初訪問時は「塩ワンタンメン」で、前回が醤油ベースの「相模X(エックス)」だったので、今日は「味噌味玉」にしました。
待つ事10分程で、「味噌ラーメン味玉トッピング」(味噌味玉)が着丼。

分厚いチャーシューの上に、おろし生姜が載っています。
まずはスープを一口。

一口飲むと、香ばしい炒めたラードの風味が広がります。
トロリとした味噌味スープは如何にも札幌ラーメン的な味で、どことなく「すみれ」のスープを彷彿とさせる味です。
麺は函館出口製麺製の中細縮れ麺。

ツルシコ食感の麺で、札幌西山製麺の麺と比べると少し細いものの、食感は近い感じで、味噌味スープに良く合います。
トッピングの分厚いチャーシュー。

物凄く柔らかく煮てあって、箸で持つだけでバラバラになりそうです。
実際、もう一つの方は持ち上げただけでこの有様…

柔らかくてとても美味しいチャーシューです。
トッピングのメンマ。

サクサク食感で、麺との食感の違いを味わえます。
トッピングの炒めたモヤシや玉ねぎ、挽肉。

ラードで炒めてあるので、香ばしい風味が有り、玉ねぎは独特の甘みが有って味噌味スープととても良く合います。
途中、味変で卓上の一味を掛けてみました。

「六花」さんの「味噌らーめん」は唐辛子は使われていない様なので、一味を掛ける事でちょっと辛味が加わって、良い感じの味になります。
トッピングの味玉。

固茹でに近い感じの味玉ですが、黄身のまろやかさが味噌味スープと合っていて、美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

ラードの香ばしい風味と、味噌の味と玉ねぎの甘みが合わさって、とても美味しいスープです。
と言う訳で、完食。

「六花」さんの「味噌らーめん」でしたが、函館「塩らーめん」や「醤油らーめん」に遜色無い程美味い一杯でした。
「六花」さんと言えば、看板メニューの函館「塩らーめん」が一番出ていると思いますが、実は「醤油らーめん」もかなりのモノ。
そして「味噌らーめん」も相当なレベルで有る事が分かりました。
12.は鶴間の「横浜らーめん 七七家」。

新年のご挨拶も兼ねて、行って来ました。
(写真は撮り損ねたので、前回のものです)
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

「七七家」さんのラーメンは種類が多くて迷いますが、「醤油らーめん」、「塩つけめん」、「坦々麺」、「しょうが豚骨らーめん」は食べた事が有るので、今日は「塩らーめんセット」にしてみました。
一緒に行った神様は「坦々麺」にしました。
待つ事7〜8分で、奥様の「坦々麺」が着丼。

奥様の「坦々麺」には、角切りチャーシューと味玉が追加されています。
店主の平本さんの心遣いですね。
続いて私の「塩らーめんセット」が到着。

半ライスは大盛り、餃子は3個の筈が4個に、海苔は3枚が5枚に、チャーシューも増量、角切りチャーシューも増えています。
店主の平本さんの心遣いには心から感謝です。
「塩らーめん」のアップ。

以前食べた「塩つけめん」が旨かったので、「塩らーめん」にしました。
ランチセットの餃子。

本来なら3個ですが、サービスで一個追加されています。
この餃子、「七七家」さんに来る時は必ず食べます。
モチモチの皮と言い、野菜たっぷりの餡と言い、旨いの一言です。
まずはスープを一口。

豚骨の旨味たっぷりのスープ。
塩味の方がよりスープを味わえます。
このスープのまろやかな旨さは、いつ食べても旨いです。
麺は丸山製麺の 弐七家さん特注品です。

家系御用達の酒井製麺や増田製麺と比べても遜色無い程の食感と旨さの麺です。
トッピングのチャーシュー。

これも「七七家」さんの大きな魅力の一つ。
大きさだけでなく、旨さが違います。
「たかさご家」の系譜を感じさせるチャーシューは旨いの一言です。
サービスで追加された角切りチャーシュー。

角切りとは言え、同じチャーシューなので、旨さは折り紙付です。
折角なので、半ライスの方に載せてミニチャーシュー丼にさせて頂きました。
トッピングのほうれん草。

家系の特徴的なトッピングで有るほうれん草。
ちょいクタな茹で加減が絶妙です。
トッピングの、サービスで海苔増しして貰った海苔。

5枚も有るので、色々使えます。
まずはほうれん草を載せて、海苔巻きほうれん草にします。

スープに浸した海苔にほうれん草を載せて包みます。
スープの浸みた海苔とほうれん草の組み合わせはとても美味しいです。
続いて、角切りチャーシューとほうれん草を包んでみます。

これはほうれん草にチャーシューが加わって、更に旨さを増しています。
そして、家系ラーメンと言えばの海苔巻きライス。

海苔で見えませんが、角切りチャーシューを載せてあります。
ライスを海苔で包んで頂きます。

ライスと角切りチャーシューを包んで食べると、これがまた絶品です。
途中、味変でおろしニンニク、胡麻、胡椒を追加しました。

やっぱり家系ラーメンの醍醐味は、豊富な卓上調味料による味変です。
ニンニクと胡麻、そしてブラックペッパーは欠かせません。
味変後の麺を頂きます。

塩とんこつのスープにおろしニンニクのコクと旨味が追加され、胡麻の香ばしさと胡椒のスパイシーさも加わり、とても美味しいです。
トッピングの半熟味玉。

黄身がトロトロの半熟で、しっかり味のついた味玉は、黄身のまろやかさと魚介系の出汁の風味でとても美味しいです。
という訳で、完食。

半ライスとスープの永久ループで、危うく飲み干してしまう所でした。
「七七家」さんの「塩らーめんセット」でしたが、塩味スープはベースの豚骨スープの味を味わえるので、とても良い感じです。
丸山製麺の 弐七家さん特注麺は、モチっとした食感と小麦の風味が香る旨い麺で、スープと共に旨さを支えています。
そしてトッピングのチャーシューの旨さは特筆モノで、おつまみの「ネギチャーシュー」はとても美味しいです。
サイドメニューの餃子は欠かせない一品。
これだけを食べに来ても、恐らく後悔しないレベルの逸品です。
13.はお取り寄せラーメンの、「赤坂麺処 友」の「芳醇あごだし醤油らーめん」。

以前、赤坂勤務時代は毎週の様に通っていました。
パッケージの内訳。

スープにはチャーシューとメンマが入っています。
小さなボトルは山椒が効いた自家製ラー油です。
まずはスープを湯煎します。

具入りなので、あまり煮立たせない様にしながら10分程湯煎します。
次に、麺を茹でます。

麺の茹で時間は2分半〜3分で、今日は2分半にしてみました。
麺が茹で上がる前に、温めておいた丼にスープを注いでおきます。

チャーシューとメンマも一緒に入れました。
茹で上がった麺を湯切りしてスープに入れ、用意した具材を載せて出来上がりです。

今日はトッピングに九条ネギ、茎わかめ、半熟味玉を用意しました。
まずはスープを一口。

「友」のスープは鶏白湯のあご出汁醤油味スープです。
一般的に鶏白湯スープは比較的コッテリ系が多いのですが、「友」のスープは鶏白湯で有るにも関わらず、後味がスッキリしているのが特徴です。
あご出汁も効いており、鶏白湯醤油味スープとしても、あご出汁のスープとしても、個人的には1,2を争う旨さです。
中太の平打ち麺。

カネジン食品製の麺で、モチっとした食感が有り、小麦の風味のする麺です。
優しい味の鶏白湯あご出汁醤油味スープにとても良く合います。
トッピングのバラチャーシュー。

箸で持ち上げただけで崩れてしまう程柔らかいチャーシュー。
とても柔らかくて、優しい味のスープにピッタリの味付けのチャーシューです。
トッピングの太めの材木メンマ。

これだけの太さでも、全然硬く有りません。
味付けも優しいあご出汁のスープにとても合う味付けになっています。
トッピングの茎わかめ。

お店のラーメンには普通のワカメが載っていますが、たまたま茎わかめが有ったので、茎わかめにしました。
あご出汁のスープは同じ海産物の茎わかめにも良く合います。
トッピングの海苔。

お店のラーメンには海苔が載っているので、載せてみました。
スープに海苔を浸して、麺を包んで海苔巻き麺にして頂きます。

鶏白湯あご出汁醤油味スープと海苔の相性は抜群で、中太の麺がとても美味しく食べられます。
付属の自家製ラー油。

お店のラーメンでは小さな小鉢に入って提供されます。
山椒が効いていて、痺れが来るタイプのラー油です。
途中、味変で自家製ラー油を3〜4滴垂らしてみます。

この位の量でも十分に辛さと痺れが感じられます。
初めて食べた時、全部投入してしまって食べられなくなった事が有ります。
味変後に麺を食べてみます。

ピリリとした辛さと、痺れが適度に効いたスープ。
モチっとした麺はシビ辛になってもやっぱり旨いです。
トッピングの自作の半熟味玉。

和風出汁に漬けて作った半熟味玉。
あご出汁醤油味のスープに良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

鶏白湯あご出汁醤油味スープは「やめられない、止まらない」系の味で、レンゲが止まりません。
という訳で、完飲&完食です。

「赤坂麺処 友」の「芳醇あごだし醤油らーめん」でしたが、相変わらず安定の旨さでした。
濃厚な鶏白湯ベースのスープにも関わらず、後味はスッキリとしていて、あご出汁の旨さが存分に味わえます。
赤坂勤務時代は毎週の様に通っていて、今でも定期的に食べたくなる味です。
14.は相模大野の「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」。

Twitter情報で、期間限定の新作「味噌中華そばその弍」が提供されるとの事で、行って来ました。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

大きなボタンの右から2番目「限定ラーメン」¥880のボタンです。
私はPayPay払いなので、QRコードを読み取って、「味噌中華そばその弍」¥880+「味玉」¥100の合計¥980を支払いました。
待つ事5分少々で、「味噌中華そばその弍」+「味玉」が着丼。

中央に肉味噌が載っていて、コーンが無ければ坦々麺の様に見えます。
ラーメンのアップ。

肉味噌には白髪ネギが掛かっており、胡麻が振ってあります。
コーンもかなりたっぷりです。
まずはスープから。

甘辛の粗挽き肉の肉味噌のお陰で、ちょっとピリ辛なスープです。
隠し味に山椒を使用しているとの事で、唐辛子の辛さと山椒の痺れが良い塩梅に効いています。
麺は毎朝打っている自家製麺の中細ストレート麺。

全粒粉入りなのか、ツブツブが見えます。
加水率低めの麺は、比較的パツンと言う食感で、ちょっと日本蕎麦に近い食感です。
トッピングの粗挽き肉の肉味噌。

甘辛な味付けで、隠し味の山椒が効いていてピリリとした味です。
これでスープに芝麻醬が入っていたら、まんま坦々麺に出来そうです。
トッピングの細めのメンマ。

鈴木ラーメンのメンマは適度な食感と味付けで、とても美味しいです。
前回の緊急事態宣言の時は、鍋ラーメンや具材も販売していましたが、メンマは丁度良いおつまみになりました。
トッピングのたっぷり入ったコーン。

穴あきレンゲが付いているので、コーンを効率良く食べられます。
ピリ辛のスープと甘いコーンは良く合います。
トッピングの大きな海苔。

海苔は塩味でも醤油味でも味噌味でも合う具材の一つです。
スープに浸して麺を包んで、海苔巻き麺にして頂きます。

スープの染み込んだ海苔と、麺の組み合わせは抜群で、とても美味しいです。
トッピングのモヤシや玉ねぎなどの野菜。

味噌ラーメンにはモヤシや玉ねぎが良く合います。
肉味噌とモヤシや玉ねぎなどの野菜と一緒に頂きます。

甘辛い肉味噌とモヤシや玉ねぎなどの野菜はとても良く合います。
トッピングの半熟味玉。

黄身がトロトロの半熟味玉。
味もしっかり付いていて、黄身のまろやかさで、とても美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

スープそのものは先月末まで提供されていた「信州山吹味噌中華そば」と違って赤味噌なので、甘みより旨味が多いスープです。
甘辛く味付けされた肉味噌の味と合わさって、ピリ辛で甘みの有るスープになっています。
と言う訳で、完食。

「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」の「味噌中華そばその弍」でしたが、同じ味噌ラーメンでも先月末まで提供されていた「信州山吹味噌中華そば」とは大分違った味になっています。
ピリ辛で甘みが有るスープは、食欲増進と共に味のバリエーションのお陰で途中で味変する必要が無い程です。
具材の粗挽き肉を使った肉味噌やモヤシや玉ねぎなどの野菜のお陰でボリューム的にも不満は有りません。
30,000文字を超えたので、次に続きます…