GR　5W-40オイルについて

そろそろ車検が近づきオイル交換（1年　3000ｋｍ）も必要です。
私の車両は幸いにして触媒にGPF（ガソリンパティキュラーフィルター）が装備されてない前期型なのでオイルの選択は割と楽です。

そこで使ってみたいのがGR　5W-40です。粘度指数287という驚異的なオイルでしかも１５０℃の高温粘度　HTHSが4.3という硬さを確保してます。
動粘度40℃　54.6　100℃　15.0　
低温で非常に軽く高温になるほど粘度を確保できます。

ベースオイルは鉱物油系のⅢですがエステルとモリブデンなどが添加材で使ってあります。

モリブデン系の添加剤といえば2硫化モリブデンでも有機モリブデデンでもDLC（Diamond-like Carbon)加工をされたパーツの被膜に攻撃性がありエンジン損壊の危険もあるらしいのです。ところが日産で2006年ごろから水素フリーDLCを開発してからモリブデンの添加剤に対応できるようになり各社こぞってDLCを積極的に導入しています。

私のエンジンは日産系のエンジンですでにメガーヌにも搭載されているのですが当然水素フリーDLCが使われているのでモリブデンの添加されたGRオイルでも問題ありません。

ところがGRオイルにはAPI規格やACEA規格の表示がありませんので小排気量直噴ターボエンジンに求められるLSPI（ロースピード・プレ・イグニッション）対策やタイミングチェーンの摩耗対策はないようです。

そこでGR 5W-40　4LにSOD-1　plus400ｃｃで交換しようかと思ってます。