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ikenomotoのブログ一覧

2016年04月02日 イイね!

インジェクターの考察②

インジェクターの考察②インジェクターのことを考えるうえで事前に確認することがあります。

燃料ポンプの能力です。

私の情報ではNA6もNA8も80L/h ですから毎分1.33L/mになります。

それを4気筒にデリバリーするわけですから1気筒あたり332.5cc/mになります。NAロードスターは330ccのインジェクターに供給する能力を備えているわけです。


ここでは噴射時間はちょっと置いておきます。また無効噴射時間が表示されてますがこれは燃料噴射の信号が来てから実際に噴射するまでの時間です。これも新品(在庫処分除く)は気にしなくてよいそうです。


330ccのインジェクターで出せるパワーは約225psです。

これはTOMEIさんで公開されている簡単にインジェクターの能力、パワーの計算方法です。


A(求めるパワー)×5.9÷B(気筒数)=C(インジェクターの能力)

225×5.9÷4=331ccです。


330ccまでの供給量を燃料ポンプが持っているわけですからまずはインジェクターは330ccあたりを探すことになります。

ここでまず純正ロードスターの能力は



NA8は250cc/2.5k



NB1は250cc/3.0k



NB2は264/3.0kになります。


NB1からはペンシル型のシルエットになりました。そしてホール数が増えてきて燃圧が3.0kに上がりました。



これはサードの300cc/3.0kレッドインジェクター。ステップアップに最も適したものと判断してます。しかも12ホールです。サードの製品はDENSOです。

300ccということは先ほどの式から計算すると203psが狙える能力になります。

ところがここでいろいろ考えなくてはいけません。

まず今使用中の純正インジェクターですが3.0kから4.3kに燃圧を上げるとそれだけで300ccオーバーの能力になることが確認されてます。その燃圧がポンプやパイプに及ぼすストレスはさておきます。

もう一つはコンピューターで噴射時間を書き換えて噴射量を増やしてやることですが最大噴射量は燃圧と燃料ポンプによって決まります。

ところがインジェクターは最大でも能力の80%程度で使用するほうがストレスなくスムーズに使えますから2段階ぐらい上のインジェクターを使うことも多くなりました。

それを可能にしたのが12ホール多孔式インジェクターです。容量アップしてもアイドリング時にスプレー噴射で細かい粒子を噴射するため安定した燃焼が可能になりました。



この中でも12ホールインジェクターはわずかです。

NO3はスズキスイフトスポーツなどで使われる380cc/m 12ホールインジェクターです。1600ccのスイフトで普通に使えます。本当はこれが使いたいのですがサイズがショートなので使えません。

そこでNA8のインジェクター選びですがNO2の300cc/m12ホールが本命。そしてもっと上を狙いたい人はRX8の純正320cc/m 12ホール、  そしてNO9の茶色のインジェクターは550cc/m 12ホールです。これはTOYOTA 1JZで使われるものですがロードスターにも使えようです。1JZ用の純正はアイサン製のようです。この場合はイニシャルの燃圧を2.8kぐらいに抑えて使用することも考えられます。

ロードスターの場合はペンシル型の楕円カプラーです。汎用品は大丈夫なはずですがカプラー内の配線を加工する場合があります。また長さを確認する必要があります。サードに問い合わせましたがロードスターの適合は確認してないそうです。

そこで300cc、320cc、550ccの80%を使用した場合のパワー計算は

①300cc×0.8×4÷5.9=162ps

②320cc×0.8×4÷5.9=173ps

③550cc×0.8×4÷5.9=298ps  ところがこのインジェクターの場合は80Lの燃料ポンプの能力を超えますので330ccしか噴射できないわけですから

 330cc×0.8×4÷5.9=179psになります。ちょっと無駄かなと思いますがターボならありですね。燃料ポンプはパーツで250Lクラスが5000円程度でありますから交換すればターボパワーのもばっちりです。

やはりNO2 の赤の300ccで十分ではないでしょうか。80%の能力で162psを引き出せる能力は大したものです。RX8のインジェクターは中古でありますが少なくてもクリーニングが必要です。


NB2~4のパープルインジェクターでパワーチェックして190psとかというのは現実的には不可能ということではないでしょうか?スイフトスポーツが380ccのインジェクターでチューナップしても得られるパワーはいかほどかわかりませんが264ccの純正インジェクターでロードスターが190psはどう見ても眉唾に思えます。

ブラッドさんがNA6のターボでブースト1kで170ps。この過給圧はノーマルアスピレーションだとオーバー2400ccの排気量で出しているパワー計算です。

いずれにしてもインジェクターとレギュレーターでA/F値を制御できるかというアナログチューンです。

最後にロードスターのインジェクターはトップフィードです。

インジェクターの噴射量のばらつきはかなりあるようです。100%噴射より50%噴射あたりの誤差が大きいようですからその辺を合わせてあるレベリングインジェクターでないと意味はありません。


インジェクター交換されている方で12ホールのインジェクターのおすすめがあれば是非教えてください。

とにかく最初にま全体的にだA/Fがリーンなので今の純正インジェクターの燃圧をUSAのリミット4.3kまで上げてどうなるか試してみることにします。ちょっと危険です。

全て素人の私見ですのであしからず。








Posted at 2016/04/02 21:49:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年03月28日 イイね!

エアクリの容量アップで加速時のレスポンスアップ!

エアクリの容量アップで加速時のレスポンスアップ!どうも加速時に詰まったような感覚がありました。
吸気と排気はバランスが大事だと思っています。ところが2000ccの排気量と64mmのビッグスロットルには今までのスパルコのエアクリでは容量不足と判断しました。



このエアクリのいいところはクリーナーカバーが付いていてエキマニの輻射熱の影響を受けにくいことです。



欠点はカバーの内部に入るエアクリのサイズに限界があることです。



そこでKINOKUNIのエアクリーナーに交換しました。このエアクリにはカバーがないので対策が必要です。



ヒートプレートを自作します。まず段ボールで型紙を作成。



アルミプレートを型紙に合わせてカット。



カットが終わったら形を整えてバリをヤスリでとります。



最後にボルト2本でボディに固定して形を整えて完成です。


Posted at 2016/03/28 20:50:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年03月28日 イイね!

サード燃料レギュレーターの燃圧調整でA/F値は変わる

サード燃料レギュレーターの燃圧調整でA/F値は変わるアイドリングのリーン(16.2)なA/F値はレギュレーターの燃圧で変わるか試してみます。イニシャルで3.0kの純正レギュレーターの燃圧はアイドリングで2.5kを指してます。



燃圧を上げていきます。





3.5kぐらいまで上げると15.2まで下がりました。」でもまだリーンです。理想空燃比は14.7ですから少し薄いです。ただし車検の時にはこれぐらいがきれいな排ガスになります。



そしてどんどん上げていきます。するとイニシャルで4.1K(60PSI)でなんと14.7になりました。アメリカのチューニングショップが燃圧60PSI(4.1k)を使う理由がわかりました。ただしこれでは燃圧が高すぎます。ゴムホースのままで燃料ポンプも交換しないで4.1kは危険と注意されました。そのうちストップするらしいです。



要するに2000ccの排気量では純正のBP-VEのパープルインジェクター(264cc)では噴射時間を延ばさない限り容量不足ということが分かりました。



やはり12ホールの300ccのインジェクターで3.0kまで燃圧を落として使用するのが正解のようです。それと噴射時間や可変バルタイのタイミング変更、点火時期のコントロールを考えると次はフルコンの出番になるようです。




Posted at 2016/03/28 20:33:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年03月28日 イイね!

A/Fメーター(空燃比計) MTX-Lの初期設定

A/Fメーター(空燃比計) MTX-Lの初期設定A/Fメーターの数値がおかしいのでイノベイトのMTX-Lの取り付けを探してみると初期設定が出てました。

A/Fメーターの初期設定をしてみました。



すでに取り付けてあるセンサーを外します。A/Fメーターとセンサーの配線コネクターを外します。



次に車の電源をONにしてA/Fメーターを起動します。そうすると配線が外れてますのでエラーコードが出ます。30秒してから電源を切ります。



その後センサーをつないで大気解放の状態で電源を入れます。Htrというコードが出た後A/F 22.4が表示されます。電源を切ります。



Htrの後に22.4が表示されるとOKのようです。センサーを取り付けます。
これで準備できました。エンジンをスタートします。最初にHtrの表示がでてから20秒ぐらいしてA/F値が表示されます。




出ました非常にリニアに表示されます。だいたい15.6~16.2を示してます。なるほど純正のECUでは2000ccの排気量に対して噴射時間を延ばしてA/Fをコントロールはしてくれないようです。










Posted at 2016/03/28 20:10:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年03月22日 イイね!

エキマニとO2センサー

エキマニとO2センサーひび割れた15年もののマキシムからシルクロードのエキマニに交換しました。いわゆるM2-1028の日高精機エキマニのリメイク品です。




45-50-50(4-2-1)です ちなみにマキシムは42.7-48.6-50.8(4-2-1)です。

一番の差はシリンダーヘッド出口の4本の45mmの太さです。そして次は2本部分の長さと太さです。逆に1本集合部分は50mmと絞ってトルク低下を防いでます。また1本部分の長さが短く絞り込みによる抵抗をできるだけ少なくしてあります。さらに肉厚3mmのステンレスは耐久性もありそうです。この厚みによってフレキシブルパイプなしでも大丈夫そうです。価格も私が購入したのはとあるWEBショップで5万円以下のお手頃な価格でしたがその形状からフロントメンバーを少し降ろさないと入りませんので依頼する場合は工賃がその分かかります。



A/Fセンサーの取り付けナットをエキマニに溶接してもらいます。取り付け場所は所説ありますが私は全てのパイプの集合部・・・1本になるところに取り付けてもらいました。ここには純正のO2センサーのセンサーもついてます。



A/Fセンサーをねじ込んで配線すればOKです。
・・・が私は取り付け時の初期設定を忘れてました。



それでA/F計がリーンとリッチを絶え間なく往復する事態になったのです。ようやく原因がわかりましたので初期設定を終えてからレギュレーターの燃圧調節でA/F値がどう修正できるのかたのしみでもあります。
Posted at 2016/03/22 07:04:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

プロフィール

「[整備] #アルピーヌ モニター破損によるドラレコ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1033047/car/3268881/7956660/note.aspx
何シテル?   10/01 16:01
器用貧乏の代表です。
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カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/05/25 16:25:30

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