
NAロードスターの標準タイヤサイズは185/60/14です。(※メーカー 種類によりタイヤ幅・外径サイズは微妙に異なる)
〈基本サイズ185/60/14)
ホイール径:14(インチ)
タイヤ幅:185(mm)
外径(直径):577(mm)
です。これが基本サイズとして交換するサイズを探します。
一般的にはワンサイズインチアップして195/50/15を選択します。
〈195/50/15〉
ホイール径:15
タイヤ幅:195
外径:574~6
誤差:-0.1% 40km-39.9km
ほとんど誤差なくディーラーでも交換可能です。
もうワンランクインチアップするとNB8の後期型のサイズ205/40/16になります。
〈205/40/16〉
ホイール径:16
タイヤ幅:205
外径:570
誤差:-1.2% 40km-39.5km
これ以外に軽快さを求めるなら185/55/15もあります。
〈185/55/15〉※ほとんど製造しているメーカーがありません。
ホイール:15
タイヤ幅:185
外径:584
誤差:
+1.2% 40km-40.4km
〈205/50/15〉
ホイール:15
タイヤ幅:205
外径:586
誤差:
+1.5% 40km-40.6km
〈195/55/15〉
ホイール:15
タイヤ幅:195
外径:595
誤差:
+3.1% 40km-41.2km
ところがスピード誤差のところで下線の引いてあるサイズは標準よりスピードがプラスになります。このサイズは大手カー用品店やタイヤメーカー店、ディーラーでは交換してもらえません。それだけスピード超過に対する規制が厳しいということです。
車検では40kmのスピードメーター誤差を測定します。マイナスは13%~プラスは5%あたりが合格ラインです。スピードメーターが40kmあたりでパッシングすればまず合格します。
もう一つロードインデックスという基準があります。これはそのタイヤがどれだけの重量の荷重に耐えるかという数値です。ロードスターのようなライトウェイトスポーツカーはあまり気にする必要はないですがSUVやクロカン、ミニバンなどの重量車はこれをきっちりチェックして選ばないとバーストの危険があります。
タイヤに合わせるホイールですが
185/60/14なら5~7.インチあたりですが広くなれば外径は小さくなります。
ところが195/50/15になると6.5~7.5インチ 205/40/16だと6.5~8あたりがよいはずです。先ほどのロードインデックスの問題で扁平率が上がる(小さい数字)ほどタイヤが薄くなり空気の量が減る分を幅で稼ぐ必要があります。それに薄いサイドウォールで支えるわけですからその土台となるホイールはがっちり支えられるものが必要です。
ロードスターの純正ホイールのインセットは+45だったと思います。私のホイールは7J/15 +35ですが20mmのワイドスペーサーを入れて+15で面一です。面一に持っていく場合はフェンダーの爪折りは必須です。それにノーマルの車高で扁平タイヤはフェンダーアーチとタイヤの隙間が空いてあまりカッコよくないです。
それと重要なのがハブリングです。ロードスターのハブリングのサイズは54mm(?)だったと思います。専用でなければここが遊ぶのでカーショップ等でスペーサーを購入して入れるとぶれません。
ホイールは素材、デザイン、色など個人の好みでチョイスです。サーキット派は軽量ホイール、デザイン派はそのコンセプトに合わせて選びます。ロードスターには軽めの広すぎないホイールが軽快さを生かす選択です。私のホイールはTC105Nは鋳造ですが特殊製法で製造されていて7J/15で5.3kgの超軽量です。たまたま某カーショップで現品処分で見つけました。なんとホイール1本分以下の値段で4本セットが出ていてあまりの安さに納車前にGETしました。
エアバルブですが交換はタイヤ交換のタイミングです。高いものではないですがタイヤ交換2回に1回で実施してます。エアバルブ交換しないタイヤ交換の際はバルブの中のコアバルブのみ交換するのを基本とします。
あとは空気圧です。
最近窒素ガスを進めるタイヤショップも多いですが私は入れません。
空気圧は195/50/15で冷間で2.3barにしてます。たぶん185/60/14だと2.0barあたり205/40/16だと2.5barあたりになるのでしょうか。これはタイヤの種類や個人の好みや季節・天候で調整します。
ここでもロードインデックスの問題で扁平率が上がるとあげていきます。また扁平率が上がるほどエア漏れが多くなりますのでこまめなチェックが必要です。
窒素ガスですが今まで入れていた空気は4/5が窒素です。我々がいつも呼吸している空気の80%が窒素です。残りの20%の酸素を抜いて窒素100%にするのはなんの意味があるんでしょうか。理解不能です。それにワンウェイの専用2バルブでないとタイヤの中の空気は抜けないはずです。タイヤショップの人も入れてないと言ってました。
次にタイヤの記号の読み方です。
195/50/15 R 86V
Rはラジアルタイヤ
86はロードインデックス 530kg
Vは速度記号で240km可能ですがロードスターならH210kmで十分です。
X1115
これは製造年月日です。
15年11月を表します。製造年度を超えたタイヤなどがweb ショップで破格値で出てきます。現在の品質や保管方法なら昨年度製造のタイヤでも全く問題はありませんからこれを利用しない手はないです。
インチアップするとホイール重量は増えていきます。タイヤ幅も広がれば重量が増えていきます。14インチの185/60/14と205/40/16では1輪の重量はかなり違います。これは加速に顕著に表れますがコーナリングパワーは明らかに上がります。ロードスターに軽快さを求めるのか限界の高さを求めるかで変わってきます。
グリップパターンですがエコタイヤはサイプと呼ばれる細かい線が入っていてそこで騒音を抑え、ブロックパターンを排して乗り心地をアップしてます。逆にハイグリップタイヤになるほど接地面積が増えて大きなパターンになります。乗り心地や騒音よりもグリップです。その点ではZ2は快適ですから優秀なタイヤに違いありません。
そして見た目です。タイトル画像①はYOKOHAMA S-drive 挿入画像②③はDUNLOP Z2です。私の評価はトレッドパターンはZ2.サイドウォールのカッコよさは断然S-driveです。ブリジストンのサイドウォールもカッコよいですよ。それに比較して今度のZ2のサイドは丸っこくて性能はともかく今一つ。ハイグリップラジアルタイヤはサイドウォールの迫力が結構大事。そんな気がしてます。
一番大事なのは安全です。ステアリング、ブレーキ、タイヤは命綱です。走行距離に関係なく・・・私のように5年使ってひび割れる前に交換しないといけません。
Posted at 2016/02/17 21:35:15 | |
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