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ikenomotoのブログ一覧

2016年12月24日 イイね!

エアフロアダプターの制作

エアフロアダプターの制作




エアフロ(MAF)制御のLジェトロから吸気圧制御のDジェトロにする準備で純正のエアフロを外してアダプターパイプを取り付けます。

そこでブラッドさんが取り寄せてくれた米国製の大型エアフロパイプを加工して使うことにします。




純正のエアフロはかなり絞ってあります。







64パイの内径ですが内部で60パイに絞り込んでさらにプラスチックのメッシュですから実際にはどうでしょう?45パイ程度と思われます。




80パイのエアフロ用アルミパイプに付属のパイプの中から70パイのものをチョイスしてエポキシ樹脂で接着し、エア漏れのないように仕上げます。



純正と比較すると面積で2.4倍・・・240%のキャパになりますからアイドリングのセッティングが難しくなるかも(^^;



長さを純正より少し長めにしてプラスチックの抜け止めが機能するよう仕上げました。

あとはMS3の燃料ポンプの回路をブラッドさんがハンダで配線しなおしてくれてますからエンジンに火が入るのが楽しみです(^^V

Posted at 2016/12/24 15:49:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年12月09日 イイね!

Megasquirt MS3のチェック

Megasquirt MS3のチェック



エンジンがかからない原因の究明をしないといけません。

まずは燃圧計が全く動いてないので最初に燃料ポンプの回路です。フランソワさんから配線図をいただいて検証してます。どうやらギリシャでプログラムしてもらったのでヨーロッパ仕様になってます。日本仕様と少し違うのかもわかりません。

そこで燃料ポンプを直結して解決するか確認してみます。もしそれで解決するならMS3の内部の燃料ポンプの回線をハンダ付けで変更します。


それ以外にチェック必要になるかもわからない項目。とりあえず前回のチェックで問題は発見されなかったのですが

①イグニッションの作動状態
 
②インジェクターの作動状態

③クランクアングルセンサーの信号が正確に取れているか


純正ECUだと一瞬で笑っちゃうぐらい簡単にエンジンはかかります(^^  それに比べフルコンはてこずらせてくれます(^^;


今まではどっぷりつかって連日連夜奮闘してましたがこの問題は落ち着いてゆっくり進めてます。

Posted at 2016/12/09 07:20:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年12月04日 イイね!

Megasquirt3ワンオフバージョン取り付け①

Megasquirt3ワンオフバージョン取り付け①


Megasquirt3のワンオフバージョンです。

ブラッドさんが没にしたMS3のDIYバージョンのリメイクをギリシャのお友達に依頼して出来上がりました。

BP-VE用でVVT(可変バルタイ)コントローラーをオプションで追加してもらいました。

今日は久々に世田谷のブラッドさんのガレージに伺いました。

いよいよMS3を搭載です(^^  不安と期待とが入り混じった複雑な気持ちで始めます。

今回の作業に当たりフランソワさんに多大なご支援と協力をいただきました。本当にありがとうございました。





10時にブラッドさんのガレージに到着。



半地下のガレージに入れていよいよ作業開始です。



助手席側の足元の純正ECUを外します。



MS3には内蔵されているのでスピードリミッター(SLD)は不要になるのでこの機会に外します。



純正と比較するとMS3は厚みが7cmぐらいあるので純正の金属のカバーは使えそうもないです。ただし純正のメインハーネスが短いので移設には面倒な作業が必要です。




私の純正ECUはBP6ZでNB4用です。ノッキングセンサーなどが進歩したタイプでEGRのコントロール機能もあるのですが私の場合はEGRの処理はないのでメインハーネスはNB2用です。

よってメインハーネスと同じNB2用のコネクターで仕上げてもらいました。


ここで一度整理してみます。
私の車はM-1028 純正エンジンはBP-ZEの28バージョンですが現在はBP-VE改1972cc ハイコンプ(11.0)、コーンズインテーク、KINOKUNIエアフィルター、64mmビッグスロットル、サード300ccインジェクター、256°排気カム、スポーツ触媒、インテグラルのバージョン3マフラーで軽量フライホイールでダイナミックバランス済、インテーク段付き修正、ポート段付き修正・・・というエンジンでちなみにピストンはK20のインテR用です。K20ピストンはタックインさんでも使用されている定評のあるピストンですがピストンリングのせいなのかピストンリングのせいなのか街乗りではピストンの膨張が少ないのでオイルは少し消費が早いです。回してやるのが前提ということでしょう。



MS3用ハーネスをA/F系につなぎます。基本はフランソワさんに指摘いただいたようにアースの電位が変わらないようにMS3のアースとA/F計のアースを直結します。



茶色の線だけ残します。これはデジタル用の配線みたいです。



配線が終わっていよいよMS3でエンジンスタートの準備です。この段階ではまだエアフロは純正のまま残してある・・・要するにLジェトロです。



基本データを入れていきます。

そしていよいよエンジンに火を入れる時が来ました・・・フランソワさんとお約束の本田宗一郎にお祈りをしてセルモーターを回します・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・あれ・・・エンジンに火が入りません。

かぶっちゃったかな?   

ということでここでもフランソワさんに教えていただいたプラグのかぶりをクリーニングするためにアクセルをフルスロットルにしてセルを回します・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・これはフルアクセルにしてセルモーターを回すとMSは燃料を供給しないというセッティングを利用したプラグのクリーニングです。

そこでもう一度エンジンに火を入れます・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・ダメです。

それでご迷惑とは思いながらフランソワさんに電話で問い合わせさせていただきました(^^;

そしたら圧力センサー用のバキュームホースをMS3に配管してないことを指摘されました・・・ブラッドさんが・・・恥ずかしい~と頭を抱えてます。何しろコンピューターの先生ですから(^^

そこでチャコールキャニスターのラインホースをカットしてバキュームホースを潜り込ませるんことにしました。








そこからワイパーアームの元の空間を通して助手席側のゴムブーツに穴をあけて室内に通してMS3につなぎます。




これで一安心・・・

そして再びエンジンに点火・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュル・・・ダメです。


ブラッドさんがクランクセンサーのデータをもう一度調べますがOKです。その他のプログラムもOKです・・・

ここでブラッドさんが燃圧計の針が動いてないのに気が付きました。イグニッションをONにして燃料ポンプの音に聞き耳を立てますがピーンと音はしてます。

私はいつもエンジンをスタートしてから燃料レギュレーターのセッティングをするのでイグニッションONでセルを回さないときに燃圧計の針の位置を確認してません(^^;


そこでもう一度フランソワさんに電話で問い合わせさせていただきました(^^;
やはり一つづつ確認したほうが良いということでひとまず純正ECUに戻します。

そしてセルモーターを回します・・・ブルン・・フォンフォンと一発でエンジンスタート。ブラッドさんに診てもらったところイグニッションONでは燃圧計の針は動きません。そこは私の推察通り燃圧計はリターンに入っているのでセルモーターを回した時点で針が触れだします。



そこで確認のため再度MS3にハーネスを接続・・・そしてもう一度セルモーターを回します・・・ところが全く燃圧計の針が動きません(^^;・・・燃料ポンプが動いてないのです・・・要するにガス欠。



今日は日曜日でギリシャは時差8時間・・・まさか日曜の早朝にデミトリーさんに問い合わせできないので本日の作業は終わりにしました。



わかったことは燃料ポンプの回路が作動してないことです。プログラムでできなければMS3の配線の中の燃料ポンプの回路をジャンプさせるしかないようです。その場合はブラッド先生がデミトリーさんに確認して得意のハンダでやってくれるそうです(^^


ということで本日は純正ECUに戻して帰宅しました。


ここでLジェトロ・Dジェトロ・α-Nの話です。

・エアフロを使ったLジェトロ

・吸気圧センサーとマップを使ったDジェトロ(スピードデンシティ)

・スロポジ制御のα-N

MS3はどれでも可能です。私はα-N制御にしたかったのですがブラッド先生は絶対にDジェトロ(スピードデンシティ)だといいます。少しセッティングは大変だけどきちっとセッティングすればDジェトロといいます。α-Nはアイドリングから低回転のセッティングには向いているが高回転は加速・減速の両方のセッティングはできないといいます。同じ気候・気温・高度・湿度の条件でないとパワーがでないのでDジェトロでセッティングしてサーキットとか走るとき用のα-Nをプログラムしていく・・・ということにしました。MS3は低速域をα-Nにして高速域をスピードデンシティにすることも可能だそうです。

とにかくブラッド先生にとりあえずお任せして今日はこれでおやすみします。

本日はブラッドさん・フランソワさんありがとうございました。エアフロと純正ECUを積んでいればいつでももとに戻せることが分かったのでこれから安心して挑戦できます。もっとも分解修復でオーディオのUSBケーブルが抜けたみたいでIpodが聞けなくなりました(^^; コンピューターが終わってから治します。





Posted at 2016/12/04 20:20:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年10月24日 イイね!

megasquirtにシフトする理由

megasquirtにシフトする理由MegasquirtのMS3ですが今作成してもらってます。作成というよりもブラッドさんのハンダ部分を全て廃棄してその部分を作り治してVVTコントローラー(可変バルタイコントローラー)追加です。

ハンダ・・・これは職人技を必要とします。我々が配線をハンダ付けするのと違いECUのパーツは熱に弱いです。そこで1秒で仕上げる技術が必要なのです。それも分厚くもるのでなく必要最小限のハンダ付けをするのです。3秒~4秒とかかれば熱でパーツが破損するリスクが増えます。また分厚く盛ると外からはわからなくても内部で剥がれて接触不良を起こすこともあるようです。これはブラッドさんのパターンです。



BP-ZEをBP-VEに換装した場合に良く起こることがあるそうです。それはNAのセンサーや配線にNB(BP-VE)の結線をするわけですから何かのセンサーからの信号を読み違うのかもわかりません。そこでECUがセーブモードに入るらしいです。私の場合はNB2のBP-VEをNB4の純正ECUで制御してますがNB3からはEGRのリターンも配管されているのをNB2のハーネスで無視しているのでその辺のことも影響しているかもわかりません。

セーブモードがかかった場合の症状は・・・全く普通に走りますがバルタイ切り替えの高回転部分のパンチがなくなるようです。まさに私の車に当てはまります。

有り余る低速トルク・・・退屈な中速域・・・はじけない高速域・・・こんな感じです。
2000ccのエンジンは神経質とは程遠いイージードライブが可能です。でも上に行くほどレスポンスが感じないエンジンになりました。

やはり純正ECUでは限界があるのです。


そこでMegasquirtとなるわけです。A/F・点火時期・燃料噴射量等細かくセットして初めてエンジンの性能を引き出せるのです。

VVTの切り替えもビッグトルクを生かして低回転側に持ってこられます。

純正ECUはエンジンスワップしたBP-VEを普通に走らせることができる優れたコンピューターですが気持ちの良いセッティングはできないのです。

走っても退屈な車から乗るたびにワクワクするような車に・・・そうなることを期待している今日この頃です。




Posted at 2016/10/24 19:39:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年10月19日 イイね!

BP-ZEをBP-VEにスワップする意味はあるか?

BP-ZEをBP-VEにスワップする意味はあるか?BP-ZEとBP-VEについての私の私見です。


BP-ZEのかったるさに閉口してチューニングにするかはたまたオーバーホールの時期が来て悩むかは別にしてどこかでBP-ZEのオーバーホールの時期はきます。

そこで程度のいいBP-VEを見つけてそっくり乗せ換えるならそれはそれでありだと思います。可変バルタイエンジンはBP-ZEとは比べられないレスポンスです。総合的にBP-ZEから進化したBP-VEはよくできたエンジンだと思います。



ところが4スロを考えてる場合は少し検討の余地があるような気がします。その理由ですが

①BP-ZEのサージタンク容量は小さいが4スロならその心配はなくなる。
②オイルパンのオイルガセット追加でクランクケースの補強とオイルの偏りを防げる。
③BP-VEのインテークカムは241°で高回転で271°です。イグゾーストカムは242°の固定です。これならBP-ZEのカムを272/264とか288/272とか自由にチョイスしてフルコン制御してあげれば重量的にも有利です。



実際に乗ってみてHONDAのVテックやTOYOTAのVVTと比較するとBP-VEははじける感じがあまりないエンジンです。アフターマーケットのカムもインテーク252°しかありません。バルタイ切り替えのドラマがないのです。そこでBP-ZEをオーバーホールしてオ-バーサイズ(ハイコンプ)ピストン・ハイカム・4スロ・フルコンにオイルガセットという手はありだと思います。

一度にやると大変ですがすでにハイカム入れてフルコンなんて場合は一考の余地あり・・です。






Posted at 2016/10/19 00:58:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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「[整備] #アルピーヌ モニター破損によるドラレコ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1033047/car/3268881/7956660/note.aspx
何シテル?   10/01 16:01
器用貧乏の代表です。
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