ikenomotoのブログ一覧

Ａ110も日本の夏は苦手です。そもそもフランス規格ですから東南アジアのような気温だけでなく湿度が高い地域での熱対策はアルピーヌの予想を超えた条件だと思います。道路がスムーズに流れていれば最高温度35度でも油温100度、吸気温度41度あたりで何とかやり過ごせます。

ところが連休で炎天下30ｋｍの渋滞となると話は別です。アイドリングで走行風を受けなければエンジンルームに熱がこもります。ツインの電動ファンがリヤトランクサイド上部に取り付けられていますが風は抜けなければエンジンルーム内を回ります。そこで少しでも熱を排気できるパーツを見つけました。




純正パーツと交換するだけでエンジンルームの排気効率を上げることができます。もしこれとＫＩＮＯＫＵＮＩのフューエルクーラーを併設すれば酷暑の夏もクリアできそうです。

今日は午後1時から3時までが曇りの天気予報。最高気温も31度。
3時過ぎには雨雲レーダーで雨予想。1時前は晴天で気温が高い。チャンスはわずか2時間。この2時間でフロントガラスとヘッドライトのガラスコーティングを施工します。
でもこのコーティング液は1ｃｃもない。中のウェスに浸み込んでいるだけ。これをフロントガラス全体に広げるのは至難の業。まずは全体に広げるためスタートからＺの文字を書くように一気にガラスに塗りこんでからマジカルクロスのウェスで攪拌しながらガラスに塗りこんで行きます。最初に出てきた溶液で目の前だけを集中して施工するとフロントガラス半面で溶液はなくなります。大雑把に広げてから全体に広げながら塗り込んでいきます。この施工方が正しいかどうかわかりませんがこれしか全体に塗り込む方法はありません。



その後水をスプレー（ミネラルウォーターを使いました）して溶剤をマジカルクロスで化学反応させて全体に塗り込んでいきます。そのあと乾いたマジカルクロスで拭き上げます。



この工程を3度繰り返して（ヘッドライト含む）仕上げました。

今までの工程でフロントガラスは硬度10です。しかも弾力があるので飛び石に強い。ひょっとしてオカルトグッズにはまった？
いやいやそれはないと信じてます・・・自己満足で安心です。