
正月返上でインマニをはずしてガスケットの2次エア吸い込み対策します。
BP-VEは初めてですが研磨作業の時に面倒くさそうな形状だと思ってましたのでちょっと億劫でした。
それにインマニのガスケットが間に合ってないので液体ガスケットで対応です。これも万が一のことを考えると少し戸惑いましたがやるっきゃないと思い立ちました。
今日は長男にサポート頼んで10:00スタートです。
とにかくインテークパイプに始まりサージタンクのジョイントなど順番にはずしていきます。
そのあとインジェクターをフューエルレールごとはずします。インマニの下側ボルトはエクステンションを変更したりディープソケットを使ったりしながらやっとの隙間から取り外します。これは結構大変で長男がやっとはずしてくれました。
はずしてみるとサージタンクとインマニスロートにオイルがベッタリついてます。2番シリンダーにはバルブにもオイルが見えます。すごく不安になりましたがとにかく冷静に考えます・・・インテークパイプのブローバイガスリターンにはオイルは全くついてません。オイルがベッタリなのはサージタンクからインマニスロート部分です。
ということはPCVバルブからオイルがインマニに戻っているとしか思えません。PCVバルブは以前の予備を残しておいたと記憶してます。とにかく探してみましたがありません(^^;
それでテストするときはインテーク側をとめてPCVバルブ側を開放することにしました。
とにかくはずしました。ここからはクリーニングとチェックです。インマニガスケットの新品は間に合いませんでしたがクリーニングと液体ガスケットで間に合いそうです。
クリーニングしながらチェックしていきます。
クリーニングできました。私も長男も結構細部にこだわるタイプなのできれいに仕上げました。
耐熱・耐ガソリンの液体パッキンを薄く塗ってから取り外しと逆の順番に取り付けていきます。ハンシングの原因はビッグスロットルではなさそうなので再び装着します。最後にインマニの取り付けから始めますがエキマニと同じくガスケットを使う場合は真ん中のボルトから締めて外へ追い出すように締めて行きました。
インマニ下側のナットは大変です。スピードメーターのケーブルをはずすのも最初は大変だと思いましたがそんなもんではありません。普段メインテナンスしてる人でも結構はずしてまた締めるのは大変かも・・・
次は怪しい燃料レギュレーターを取り替えます。このレギュレーターはメーターとセットの調整式(2~8k)のレギュレーターですがアイドリングの時に0kとか6kとか指してたりします。やはりこうゆう重要なパーツは日本製でなければなりません。
サードの燃料レギュレーターに交換して燃圧計をセットしますした。
後は少し気になる部分を手直しします。エアクリやエアフロ・インテークパイプなどエンジンの付帯パーツはエンジンに固定し直します。エンジン一体の振動になるので部品の疲労度が全く違ってきます。そういう意味では1028の純正エアクリはシャーシ固定でしたから経年劣化でいずれひび割れが生じます。
今のバッテリーはPANASONICのカオスです。60Bなので純正よりはるかに高性能・・・しかも9.5kgで純正より1.5kg軽量です。値段もNETで6000円弱ですから最初に電極アダプターを購入しても今後が圧倒的に割安です。水素ガスの心配をする人もいますがトランクに危険なものを入れなければ大丈夫という個人的判断です。このころのロドはトランク締めてもどこかから風が抜けてます(^^;
バッテリーのマイナス端子をはずして1時間ぐらいしてからエンジンをスタートします。ようするにECUのリセットです。私の今までの経験から言ってあまり期待はできません。
液体ガスケットの接着時間に昼食を済ませていよいよエンジンスタートです。
アイドリングは1500rpm明らかに下がってます。これは期待できます・・・ところが水温が85°を過ぎてくるとまたハンチングが始まります。今回は1500rpm~900rpmの間で明らかに前回よりは500rpm落ちてます。
今日の作業から考えてガスケットからの2次エアの吸い込みはありません。これだけ慎重に作業してバキュームホースも抜いて変化を確認しましたがおかしい部分はないのです。
そこでまずPCVバルブを疑いました。サージタンクやインマニスロートのオイルは明らかにPCVから入っていると思われます。
ところがここを塞いでも変化はありません。
そこでVVTのコネクターを抜いてエンジンスタートを試しましたがインテークカムが進角している様子もありません。
アイドリングを制御するソレノイドバルブもコネクターはずしてみましたが変化ありません。
とにかく少し走ってみます・・・前回より全然スムーズですがハンチングの上限1500rpmでスロットルを空けても一瞬ストールしかけてから急加速は変わりません・・・アイドリングはA/Fリーンでスロットルを空けると一瞬詰まったようにストール仕掛けて急加速します。やはりアイドリングがリーンなのでスロットルに燃料が付いていかない感じです。足りない分を急に増量するから今度はリッチに振れ過ぎて制御が入りリーンになる。この繰り返しです。
それから今日改めて再確認したことがあります。工具は安物はボルト・ナットをなめます。やはり良く使う10・12・14・17サイズのラチェットボックスやメガネなどはKTCぐらいは必要ですね。後で泣きを見ないで済みます。それから重宝するのがマグネット棒です。エンジンルームのアンダーカバーに落ちたナット・ワッシャーの回収に便利です。加えて証明付きのミラーがあれば落ちてる場所を探せます。
後はPCVバルブとソレノイド・O2センサー交換してだめならECUの問題か・・・それとも追加したノッキングセンサーの仕業なのか? 私のできる作業の限界を超えてしまいました。
私の正月はまだ来ません(^^;
Posted at 2016/01/02 20:28:51 | |
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