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ikenomotoのブログ一覧

2019年01月27日 イイね!

ターボメーターの怪

ターボメーターの怪ターボの過給圧を表示するターボメーター。
ルーテシアRSトロフィーもTorqueProのアプリとELM327を使ってメーター表示したいものです。

バキュームメーターを表示しても意味ないのでターボメーターに切り替えることにしました。

その前にこのターボメーターが少しややこしい。まず表示する圧力単位です。ここで少し整理しておきます。基本的に最近の国際的基準とされているのがkpaです。そのほかにbar、kgf、Psiがあります。少し誤差はありますが基本的に以下のように整理します。


大気圧1  100kpa ≒  1bar   ≒ 1kgf ≒ 14.5Psi

但しここでは単位はkpaで統一します。


車の圧力計には空気圧計・燃圧計・バキュームメーター・ターボメーターなどがあります。




問題はバキュームメーターとターボメーターです。バキュームメーターは負圧を図ります。ターボメーターは過給圧を測ります。ということでバキュームメーターでは過給圧が測れない、ターボメーターでは負圧が測れないのです。

画像のターボメーターは実は連成計と呼ばれるものでターボメーターとバキュームメーターを組み合わせて負圧から過給圧まで測れるように制作されてます。



ターボメーターは大気圧1(100kpa)に対してどれだけ過給しているかを表示するメーターが日本の場合はほとんどです。過給圧1.5とか場合は実は150kpa(1.5kgf or 1.5bar)の相対値で絶対値は250kpaになります。大気圧1をメーター表示で0にして読み替えているわけです。



TorqueProのアプリにデータを送信するのはこのELM327というOBDⅡリーダーです。このELM327からマルチメディア10.1のPCにデータが送信されてから表示できるPIDを探してターボ圧力をメーターにモニタリングします。

ところがヨーロッパ仕様では圧力は絶対値で読み取っているようです。それで納得できました。ルーテシアRSの過給圧は1.9kgfでトロフィーは2.1kgfに過給圧を上げていると表現されている記事を見ましたがそれは日本でいうところの相対値で見ると0.9kgf(90kpa)を1.1kgf(110kpa)と読み替える必要があります。だいたい市販車で2.1kgf(210kpa)の設定は考えられませんから。

それと残念ながら大気圧1を相対値0に置き換えてモニタリングすることはできません。あとは負圧を表示するために表示単位を切り替えても連成メーターにはできないようです。そこであくまでも絶対値のターボメーターを表示することにします。今のところ大気圧1(100kpa)まではゲージは作動しません。大気圧に対して過給が始まって針が動き始めます。ということで100kpa~210kpaの間を針は示します。これは相対値では0~110kpaで巷のターボの過給圧の話題の中では1.1ということになります。

めんどくさ~




Posted at 2019/01/27 11:06:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ
2019年01月25日 イイね!

エンジンオイル考察エンジン②

エンジンオイル考察エンジン②もう少しOIL談義。

そもそもOILの表記のグレードとはSLとかSNとかあります。最新はSN/GF-5グレードで

①省燃費性能アップ
②耐久性の改善
③触媒システム保護性能アップ

等でSM/GF-4を大きく上回ってます。

これとは別に粘度があって0W-30とか15W-50とかあります。W側は冷間粘度 右側が100°cの粘度です。

油膜は粘度には関係ありません。ここが我々が勘違いしやすい部分です。ターボだから15W-50がいいとかNAだから0W-30がいいとか良く耳にするわけですが全く別次元の話です。



粘度の選定はエンジンの精度・・・つまりピストンとシリンダーのクリランスによります。最近のエンジンは低フリクションでクリアランスの小さい高精度エンジンです。そのため0W-20あたりが純正指定になってます。私の以前のM2-1028ロードスターはボアアップでクリアランス3/100にしていただきました。OILは10W-40を使ってました。



ところで油膜と粘度は関係ない代表例がF1です。現在では0W-5あたりの粘度のOILを使用しているようです。

オイルの良しあしはベースOILで決まるようです。あとから足した添加剤はせいぜい1000kmあたりで効力を失い後はベースOILの良否で決まると考えたほうが良さそうです。



ESTERベースにPAOを配合したものが良いようですがあくまでもベースOILにかかってます。



規格はできればSNをそして最高のベースOILを使った物を安く知れて使うのが正解のようです。ちなみに走行距離に合わせて50000km以上から少し粘度を上げていきます。

Posted at 2019/01/25 08:11:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ
2019年01月23日 イイね!

メガーヌRSに試乗

メガーヌRSに試乗近所のルノー小平でメガーヌRSに試乗。

ルーテシアRSと違い迫力のブリスターフェンダーが圧倒的存在感をだしてる。
タイヤは245/35/19に8.5Jホイール。
ルーテシアRSのHCCが前輪だけなのにメガーヌRSは4輪全てに装備。ボディサイズを感じさせない4WSによる回頭性の良さ。

279ps 39.8kgのパワーはアルピーヌA110より数段上のチューニング。


6速EDCのオレンジの試乗車を早速乗り出す。予想通り超しなやか・・・ルーテシアRSトロフィーよりさらにしなやか・・・知らない人はクラウンから乗り換えてもスポーツモデルと気づかないかも。



ノーマルモードならその辺のおばさまも難なく乗りこなせる・・いやRSというスポーツモデルとは外見以外は気づかないと思われます。奥様を持ち上げて買い替えるには最高の車かも。



好き嫌いがはっきり出るCラインのライト。旧モデルのRSを好きな人には許せないという人もいる。リヤもほとんど個性なし。やはりLEDランプをデザインに取り入れた外観は私も今一つ好きになれないが実車はそこそこカッコいい。



トルクもパワーも十分で300psのトロフィーでなくても走りはRSで堪能できるがRSとトロフィーの価格差はあまりないと思われるのでやはり買うならトロフィーか?トロフィーが日本にデリバリーされる頃には新型車の初期不良も解決している。



車重が1480kg。低速でアクセルを踏むと一瞬もたつくがすぐにパワーを開放する。スポーツモードに切り替えてみる。車は活気つきもっとアクセルを踏めという。サウンドの演出も変わってきてより乾いた排気音が室内に入ってくる。その音はもう少し低音が好みだが乾いた軽快なサウンドも嫌いではない。245/35/19に8.5Jホイールは大きくて重い。思いから乗り心地はさらに良い、またロードノイズも拾いにくい。但し重い分加速で損する。私なら245/40/18 9.5Jに変更したい。面一でさらに迫力を増して軽量化。



大型化されたブレーキは効き味・性能とも申し分なし。コーナーではルーテシアRSより軽快な回頭性を見せる。

ブレーキサポートは付いたが最近の車にしては人の手に負うところが多い。前車追随などのドライバーサポートは期待してはいけない。

初めて乗っても何年も乗っていたかのような取り回しの良さ、最近のスポーツ車はこうでなくてはいけない。但しスポコンオタクの差別化は満足させられない。6速EDCはスポーツモードでブレーキングするとルーテシアRS同様コンピューターがエンジンのブリッピングを行って一瞬でスムーズにシフトダウンしてくれる。忙しくヒール&トウと左手でシフトダウンするよりも素早く正確に。ある意味乗せられている感はある。

問題は車幅。1875mmは私のガレージの車幅制限1850mmを残念ながら超える。トランクはゴルフのキャデイバッグが横に入らない。一番の不満はメーター、インパネ周り。車のオーナーに見えるのはメーターステアリングセンターパネルだけ。というかいつも見てるのは外観ではなく目の前のメーター。この部分の演出がフランス車はへただ。もっと魂をくすぐるようなメーターセンターパネル、ステアリングがほしい。この部分は時計のクロノグラフのようなアナログメーターが好みなのは私のわがままなのか。


でもアルピーヌA110の半額でこの車を購入できるのだからコスパは高い。シビックRの押出の強いデザインより普通の佇まいがこの車の価値を高めているように思える。内装の安っぽさやデザインの好き嫌いはあるが車本来の性能がバランスよくとても完成された1台と思う。



Posted at 2019/01/24 08:12:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2019年01月20日 イイね!

Torque Pro の設定2

Torque Pro の設定2Torque Proのアプリで取り出せるPIDを確認するとかなりのデータがあるのですが使いたいものはそれほどありません。
そこでPIDの選定をしなおしました。



これが今までのPIDを使ったメーターです。問題はターボメーターをBar単位に切り替えるとデータが拾えないことです。やむなくboostメーターをあきらめてバキュームメーターにしました。

その他使うメーターをもう一度再配置しました。

①中央に大きなタコメーター
②左下にスピードメーター小
③左上にA/Fメーター小
④②と③の間にスロポジメーター極小
⑤右下にバキュームメーター小
⑥右上にインテーク圧力メーター小
⑦中央上左側に水温計角極小
⑧中央上右側に吸気温度計角極小




という配置です。残念なのは油温・油圧のPIDがないことです。オプションで表示できるらしいですがECUがエラー表示する場合もあるらしいので検討中。

A/Fメーターで見るとルーテシアRSトロフィーの空燃比はかなり薄いです。加速中も14.5あたりを表示してます。ロードスターのフルコンでチューニングしていた私としてはかなり危険な数値です。少し燃料を増量しないとフル加速は危ない・・・セミコンは何を調整してくれているのか・・・



車両のデータを入力して車両のルーテシアRSトロフィーを設定しておけば。車両重量・ギア比などを自動計算して加速度やパワーをロギングデータとして保管・表示してくれます。私の車は私一人の体重・燃料・オイル・冷却水・ウォッシャー液等計算して1400kgで入力してあります。1400kgの重量物の加速度やタイムを計測してその時のエンジンパワーやタイムを記録・表示してくれます。これはサーキット走行にはうれしいですね。右下がエンジンパワーで家の周りを少し走って出たパワーが129HP/4677rpmです。当然最終的なパワーですからカタログデータと違いミッションやデフ及びタイヤの走行抵抗全て含めたパワーです。カタログ数値では約160HP前後だと思います。ざっと見積もって最高出力は210HP/6050rpmですから優秀です。もっとも今度実際に6050rpmのパワーをロギングしてチェックしてみます。



Google Playからルノー用のADVANCED EXを700円で購入するとオプションで今ないPIDも作成できるらしい。でもECUエラーの可能性があるらしいので悩んでます。



もう一つはELM327がOBDⅡの差し込みにより常時電源を使うのでバッテリーの消費が少し気になります。ELM327の待機電源は0.08Aらしいので60AのルーテシアRSバッテリーで約1ヶ月は大丈夫なはずですが念のためスイッチ付きを購入しました。ところがこれがまた相性悪くて通信しないのでまた白ELM327に戻しました。但しタブレットに600秒で電源オフの設定がありましたのでそれを利用してキーOFF10分後に自動的に電源が切れるようにしてあります。







Posted at 2019/01/20 08:14:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ
2019年01月05日 イイね!

エンジンオイル考察

エンジンオイル考察





ルーテシアRSトロフィーは小排気量ながら過給圧2.1もかかるターボエンジン。当然タービンにより過酷な熱害も生じる。

オイルは1回ではなかなか判断できない。それだけにペール缶(20L)で安く買って4~5回は使いたい。

私のオイルに掛ける費用は1500円/L以下。だいたいオイルのような石油化学製品は大量生産。デリバリーと容器のコスト、手間を省けば高いわけはない。私はGSで学生の頃バイトして知ったのですが当時最高級1000円/Lのオイルの仕入れ値は300円だった。

ルーテシアRSの純正指定オイルはどうやらELF evolution900FTのようだ。ELFはTotal、Finaと合併したメジャーなオイルメーカー。ヨーロッパでは定評がある。

RN-TECHとSHELL HELLIX ULTRAはバイクでも好評だがペール缶がない。でも4L缶はそこそこな値段。







現在のオイルは7000kmで交換。MOTUL 8100.




先日長男とオイル談義。会員としてスーパーバイクでつくばサーキットを走っている元BMW整備士である彼とスーパーバイクに自分も乗っていた私の意見をまとめると以下のようになった。

あくまでも私見ですが


スパーバイクで走るとわかるがレッドゾーンが14000rpmという高回転で高熱と摩擦にさらされるとオイルはあっという間に劣化が始まる。ターボエンジン車も熱に弱いオイルはすぐに劣化する。

ほとんどのオイルは1000kmでエンジンもミッション(バイクは兼ねる)も感触が落ち音が変わってくる。残念ながら著名なC社は問題外M社も例に漏れない。C社やM社のオイルならオートバックスやイエローハットのオリジナルハイグレードオイルを選びます。オートバックスはM社のOEM、イエローハットはBPのOEMだからそれで十分。街乗りオンリーならそれでも5000km程度は問題ない。ところがエンジンに高負荷を掛ける走行をするとオイルを選ぶ必要がある。ルノーのターボエンジンはフルスロットル走行で壊れやすいといわれている。今は日産JYUKEのエンジンだからそんなこともないと思うけどロードスターでエンジンブローさせている私としてはオイル管理の重要性はよくわかる。

1000kmで交換すればほとんどのオイルは問題ない。ターボ車でも同じかな。でもだいたい環境にもよくないし毎月オイル交換も疲れる。

高額なオイルだとどうか。

MOTUL 300V



OBERON F310


残念ながらスーパーバイクでは思ったほどの耐久性がない。サーキットを思い切り気持ちよく走って交換するにはバカ高い。

割と仲間内でも良いのがNUTECとKendall





ところがNUTECのNC41は10W-50でトロフィーにはちと固い、そしてバカ高い。Kendall GT-1は4L缶はバカ高い。偽物でなければペール缶がある。だいたい1000円/L。

前から検討しているのがTAKUMI X-treme。ペール缶なら約1000円/L。



もう一つ気になるオイルがある。

Jump oil rs1000


面白いのはその口コミ。最初の2000kmぐらいはエンジンはうるさくフィーリングも良くないらしい。慣らし走行が必要なのだ。その代わりそれ以降は驚くほどの滑らかさと耐久性が10000km近く継続するらしい。ペール缶が18.7Lで約1100円/L。5000km以上オイルの品質を保持してくれれば文句なし。

エンジンオイルは市場にあふれているので他にもいいオイルや相性のいいオイルもあると思います。あくまでスーパーバイクから見たオイル選びを参考にルーテシアRSトロフィーのオイルを選んでみました。


現在MOTUL 8100は走行2000kmで特に不満なし。もっとも高負荷走行はしてない。スーパーバイクのオイルは3000kmその性能を維持できない。ターボ車も5000kmは維持できないと思ってます。
オイルはエンジンの燃焼ガスやクランクケースの水分(蒸気)によって希釈されていきます。15000kmで交換なんて自動車メーカーの推奨を信じることはできません。もし中古車を購入する場合たとえディーラー整備が完ぺきでもオイル交換の整備記録が15000kmの車は購入しません。

ということで良くオイルに悩む私ですが近所の車屋のおじさんに相談してペール缶置いてもらえないか相談してみよう。








Posted at 2019/01/05 15:45:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ

プロフィール

「[整備] #アルピーヌ モニター破損によるドラレコ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1033047/car/3268881/7956660/note.aspx
何シテル?   10/01 16:01
器用貧乏の代表です。
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2012/05/25 16:25:30

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