• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ikenomotoのブログ一覧

2024年06月29日 イイね!

スペーサーによるホイールボルトの首下サイズ

スペーサーによるホイールボルトの首下サイズM12 1.5 首下28 HEX17
これはA110の純正ホールボルトのサイズです

①M12は呼び径と呼ばれるボルトのねじサイズ

②1.5はねじのピッチで1回転で1.5mmねじ込みます

※③首下28mmはねじの長さです 純正ホイールから社外ホイールへの交換やスペーサーを入れる場合は非常に重要です

④HEX17は六角ボルトヘッドの2面幅です


ホイール交換やスペーサー利用の際にはホイールのインセットやビッグキャリパー対応などを確認するのはもちろん純正ボルトが適応するか確認する必要があります



これはスペーサーを入れた場合のボルトの首下サイズを確認する場合の図です
※ハブディスクに15mmはボルトがねじこめるように設定します(最低でも10mm)

国産車の場合はボルトはハブディスクに内側から取り付けられてナットで締め付けます ボルトの調整はできません 5mm以下のスペーサーかWTS(ボルト付き)を利用しますが強度的に不利です

A110などヨーロッパ車の場合はホイールボルト締め付けですからボルト交換で対応できます またナットよりも強度があるので安心です

ボルトの首下の長さを決めるには
①ホイールのディスクの厚み
②ホイールスペーサーの厚み
③ハブディスクの締め込み深さ(15mm)
  となります

※  ①+②+③=首下サイズ

純正ボルトの場合首下28mmから15mmの締め込みの長さを差し引くと13mm前後がホイールディスクの厚みと推定されます
   ①13mm+③15mm=28mm

ホイールディスクの厚みは実測すればよいのですが私のようにスペーサーの厚みに対するサイズを30mm、35mm、40mmと揃えている場合は実際に締めこんでいきながら決めます

ボルトの首下が長すぎるとリヤのハブディスクの底に突き当たって利用できません

実際のボルトサイズ決定(前後8mmのスペーサー使用)
・純正の首下が28mmなので計算上プラス8mmで36mmが理想
・手持ちは35mm、40mmなので35mmで検証
・30mmのボルトで3か所仮止め
・35mmのボルトでねじに噛み始めてから何回転するかを確認 
ねじピッチ1.5mm 8回転で12mm 10回転で15mmねじ込むことになります。8回転以上あれば大丈夫ですが締めこむ前にディスクの底に当たるようであれば長すぎます

35mmで10回転しましたので15mm締めこんで完了です

・①13mm+②8mm+③15mm=36mm なのですが実際は首下35mmのボルトなので
 ①13mm+②8mm+③14mm=35mm
となり純正よりわずか1mmハブディスクの締め込みが減りますが十分な締め込み強度を確保できます



追伸:ねじピッチについて

M12の波目といわれる平均ピッチは1.75です しかし強度やゆるみなどを検討して多くのメーカーが細めの1.5を利用してますがメーカーによってはさらに細めの1.25を使用してます ちなみにボルト締め付けの際エンジンオイルなどをボルトのねじ山に塗布して締めこむのが基本です ただしテーパー部分は塗布すると緩む原因になるので絶対に禁止です またボルトに塗布するオイルは特殊な潤滑オイルは締めすぎの原因になるのでこれも禁止です
ちなみにホイールボルト締め付けトルクは130NMらしいです

Posted at 2024/06/29 07:27:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ
2024年06月25日 イイね!

ADVANホイールセットに再交換

ADVANホイールセットに再交換車検が終わりADVANホイールセットに戻します
車検はたぶん通ると思いましたが万全を期して純正ホイールセットに戻しました



ホイールセット交換の際ついでに気になっていたハブディスクとブレーキローターの赤錆を転換剤で施工しました



ホイール&タイヤを外してワイヤーブラシで赤錆を簡単にブラッシングしてから転換剤を塗布します









そして73-66.1Φの高さ20mmのハブセットリング(赤)をセットします
これに8mmのスペーサーをセットしました

ハブセットリングはこれぐらい高さがないとホイールの固定には意味をなさないと思います

転換剤も4コートしたかったのですが時間がなく2コートになりました

問題はA110no場合電子パーキングブレーキなのでリヤのブレーキをフリーにできないことです

リヤ左右を同時にジャッキアップしてからハブディスクブレーキブローターを回してやっと全体に塗布できます(フロントはパーキングブレーキの影響を受けないのでフリーになります)

ディスクローター自体の錆も同時に塗布します
約1時間後車を走らせてみるとディスクローターの塗布部分が抵抗になってリヤブレーキが発進のさいガタゴトします
しばらく走ってローターに付着している塗料がそぎ落とされればもとに戻ります
この際自分で思った以上にリヤのガタゴト音が気になって作業を再確認しましたが原因は転換剤の乾燥時間の問題だと思われます
33度の気温なのに湿度が90%ほどあり1時間程度では完全に塗装面が乾きませんでした



仕上がったホイールのハブセットリングが内側からうかがえます
なかなかいいです

作業には十分な時間をかけて慎重に実行したいのもです


Posted at 2024/06/25 20:13:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理メンテナンス | クルマ
2024年06月13日 イイね!

5年目の車検

5年目の車検

1ヵ月半ぶりにA110が帰ってきました

車検と共にリコールのオルタネーター交換、ベルト、テンショナー交換
保証でエアコンユニット全交換、エアコンガス・フィルター交換

水温計のパイプ水漏れで実費交換 2回目の車検なのでLLCも交換してもらいました

通常の車検整備とブレーキオイル交換 
エンジンオイル(ロイヤルパープルHP 10W-40)交換
HKSオイルフィルター交換

というメニューでした。



まずはエアコンユニットです 
現在A110の一番多い故障はエアコン関係だそうです
私の場合はエバポレーターのコアから少しづつガス漏れしてました
ASSYしかないので高額になります



次は水温計の取り付け部のパイプ交換



これは水温計が取り付けてあるプラスチック製のパイプですがASSY交換しかありません。金属性ではなくプラスチックパーツで水温計は熱で融接してあるのですが上から接着剤でカバーしても圧力がかかると最初の取り付けで接着が弱い部分からLLCが漏れ出してきます フランスあるあるです それにしてもアルピーヌはパーツのデリバリーに時間が掛かりすぎです そしてこのプラスチックパーツが70000円だから笑うしかない



こちらが新品パーツです 設計図があれば鋳造の金属でDプリンターがあれば作れそうな気がします



車検証が小さくなりました
QRコードで内容が確認できます 今後は印刷で配布することはなくアプリでデータ確認するシステムになるようです



また車検シールは見過ごしがないように必ずドライバーから見える位置に貼ることが義務化されましたのでちょっと見栄えが悪い

とにかくパーツ代が高くて予想外の金額になりましたが一般的な車検費用は非常にリーズナブルで信頼しているメカニックさんが親切丁寧にやっていただきました



Posted at 2024/06/13 16:43:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車検 | クルマ

プロフィール

「[整備] #アルピーヌ モニター破損によるドラレコ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1033047/car/3268881/7956660/note.aspx
何シテル?   10/01 16:01
器用貧乏の代表です。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112 131415
16171819202122
2324 25262728 29
30      

リンク・クリップ

フェンダー爪折部分の修理とオイル交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/05/25 16:25:30

愛車一覧

ルノー アルピーヌ ルノー アルピーヌ
復活したA110に乗ってます。この軽快さにはしびれます。
ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
ルーテシアRSトロフィ-
ミニ MINI ミニ MINI
14年間活躍してくれました。故障はオイルクーラー、電動サイドミラー、パワーウインドーのみ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
黒のSスペシャル。ハイカム、ヘッドチューニングでライトウェイトスポーツを堪能しました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation