6月頃からだったかな?関西方面では朝の子供アニメの時間帯でスラムダンクが始まった。最初は1本づつだったけど夏休みに入ってからは1時間・2本連続で放映されている。すーさんが録画して見ているのでなんとなくみていたんだけど、少しずつはまっちゃって(^^ゞすっかり続きが楽しみになりました。しかも完全版24巻を大人買いしてしまい(爆)すっかり大好きになり毎日読んでます(`・ω・´)
井上雄彦さんの漫画はバガボンドをずっと読んでて、すーさんが持っている「リアル」も読んだりしてすごいいいストーリー描くなぁって感動していました。井上くんってすーさんと同い年なんだね(・・)おぉ・・・年下か(爆)
桜木花道の不良なんだけど素直なところ
わがままなんだけどどっか優しいところ
これ と思ったらまっすぐなところ
ケンカは強いけど女には弱いところ
なにより卑怯なあらそいはしないところ
なんか すごくいいよねー♪
私の好きな変態であほでまっすぐな理想的な男子だ。
今日のワイドショーで紹介されていた本「性犯罪被害にあうということ」
小林美佳さんが実名で顔出しして出版されたもの。
インタビューの中で彼女が語った。
同じような被害に遭って苦しんでいるヒトからのメールが600通も来たと。
自分が被害に遭ったことを誰にも言えず相談もできず支えてもらえずわかってもらえず・・・苦しい気持ちを葛藤しながらそれでも生きていく毎日。
彼女は自害するという気持ちにはなれなかった。
ただ、このまま事故にでもあって死なないかなとか
だれか私を殺してくれないかなという気持ちが
日々湧き上がっていたのも事実だという。
意外だったのはこの本を読んで感想を送ってきた男性読者も少なくないということ。
そこまで悩んでいたとはわからなかったというものがほとんどだったようです。
男には「レイプ」なんて危機的状況わからないでしょう。
私もその状況はあじわったことないので想像するしかないですが
女として「殺される」女としての尊厳を踏みにじられる。
殺人行為と等しいものと私は感じます。
そしてその1回の犯罪行為に犯されただけではなく
その後ずっと続く地獄の精神的苦しみ。被害者の辛さは他人事ではない。
想像しただけでも気が狂いそうになる。
以前、大原簿記の渋谷校の仲間と飲み会した時に
お酒の席での話しなんだけどね
「痴漢行為をみつけたらどうする?」なんてはなしになりました。
Aくんは「おれは絶対に観察したい」と言い切ったんですよ。
皆になんだこいつ卑怯者ーとか言われたりしましたが
「おれ、多分レイプ現場に出くわしても警察には連絡しない。離れたところからずっと見てると思う」
彼いわく「ぞくぞくするから」だそうです。
(`・ω・´) なんじゃそりゃ!完璧他人事ぢゃん!
それともおかずのエロビデオの延長で本物のレイプ見てみたい願望か?
ところがその他の男子も
「そりゃ男だったらそれは願望だよねぇ」と言い出す始末(@@)まじっすか?
当然、その男の願望ってやつで盛り上がっちゃったんですよ。
S女史は「そんなー、だめよぉー!女の人は守ってあげなくちゃ」とまっとうな路線に戻そうとするのですが「俺たちはレイプ現場に遭遇したい」という意見はほぼ一致して、お酒の勢いもあり無責任に盛り上がっちゃったわけです。
えー、私ちょっとどん引きしました(´・ω・`)
今時の20~25才の男子ってそんな感覚なの?
少しその盛り上がりが落ち着くのを待って聞いてみることにしました。
「ところでさ、そのレイプされてる女性が・・・アナタのお母さんだったらどうする?お姉さんや妹だったら?」
最初は誰だかわからなくても、よく見たら自分の家族だったら、アナタはそれでも楽しめますか?と。
男性全員どん引き。
S女史は小鼻を膨らませて「よくぞ言ってくれた」と目を潤ませる。
(S女史はすごくお堅いまじめな生娘でございます)
沈黙を破るかのように一人の男子が語り始めました。
みんなからおにーちゃんと呼ばれてるBくん。
彼は山手線で痴漢にあったことがあるんだそうです。
ぼーっとつり革につかまっていたら、いきなりコカンに外人さんの手が。。。
ダイレクトにわが息子を手のひらでまるっと握られて
突然の出来事に全身が凍りついたといっていました。
はっと我に返ってそいつを睨みつけようと振り返ると
身長2メートルくらいあるすんげぇマッチョなタンクトップ姿の外人。
しかもその外人、上から目線でにやりと不適に笑みを浮かべたそうです。
キャプションつけるなら「あぁらかわいい♪おいしそう」な感じ。
Bくんは震え上がりました。
あまりの恐怖に声も出ず「これはヤバイ」と本気ではらくくらないといけないかもしれないと思ったそうです。
自分よりでかくて腕力も体力もかなうわけない大男(多分そっち方面の方と思われる)そんな人にいきなりコカンを支配されちゃって声も出せず身動きもとれず、その恐怖はとても言葉に出来ず・・・ただ固まるばかり。
で、そのマッチョな外人さんは彼が怖がってるのを見て満足したのか
にやっと笑みを残して次の駅で去っていったようです。
ちょっかい出されただけなのかもしれませんが
Bくんにとっては生まれて初めての屈辱だったに違いありません。
Bくんいわく「おれ、それ以来考え方変わったんだ。痴漢なんて絶対にやっちゃいけないし、見つけたら被害者を助けてあげないといけないんだよ」と。
女の人の立場が少しわかった貴重な体験だったとも言ってました。
Bくんもその経験は人に話せないでいたんでしょうね。
でも男子の前で話してくれてよかったよ。
Cくんはその話を聞いて「そうだよね・・・おれちょっと受け止め方変わったよ」って言ってくれました。ぉぉ!いいぞぉ!
でも若干20のAくんは「それでもおれはナマで見てみたいんだ」と言い続けてましたけどね(ーー;)アホヤコイツ
男性にとっては全く関係ない他人事。
自分は関係ない、安全だとたかをくくっているんでしょうね。
アメリカの刑務所の中ではAくんみたいに肌の質感が女性っぽいきれいな男の子は狙われるんだぞ(怒)
ま、そんなことになってから気付いては遅いかもしれませんが
多分集団レイプなんて男性にはもっと耐え切れない屈辱でしょうね。
女性だけが危険なわけではない世の中になりつつもありますし。。。
男にはわからない そんな風に他人事に済ませて欲しくない
ヒトとしての尊厳を奪う行為、犯人を罰するより未然に防ぐ
SEXなんてだれでもするだろう?は大勘違いです。
愛されるのとなぶられていぢられるのは全く別物だから。
排泄のために犯される?公衆便所じゃないんだよ。生きてる人間だよ。
レイプ犯、将来あんたの娘が同じ目にあっても正気でいられるか?
私は今日この本の存在を知ったので
まだ読んでないのですが
買って読もうかどうしようか悩んでいます。
女だからわかる部分、その重さに耐えられるかな?って。