鰯の日なんだそうです 日本では縄文時代くらいから食べられている古い古い食材
平安時代には既に貴族には安い食材としてバカにされていたようです 以来ひたすら安物
平成初頭くらいの奥州では大漁過ぎて 価格崩壊 安すぎて肥料にもならず猫もまたぐとして
持て余していたようです 漁港はいい加減な扱いで魚脂が路上に流れ出るおまけつき
こんな美味しい魚を何考えているんだバカじゃないのか(-皿-;)
焼き魚はもちろん寿司にフライに梅煮 西国は瀬戸のままかりがまた旨いなんてものではありません
震災で貰ったいわしの蒲焼缶なんて何時開けるか死ぬほど悩んだものです
さて 再び画像を頂きましたm(^ ^)m ネタ切れで困却の中の慈雨でございます
ですが それを話題にする前に 自前でさせて頂きます 今日からはこちら
マツダ クロノス 出てきたのは平成三年
マツダはこの年 ル・マンで覇を唱え 更についにセンティアが初陣 プレッソも着陣した事から
プロジェクトユーノス九段の陣が完成 そのユーノスに向かってスバルがアルシオーネSVXを
差し向けユーノスコスモと正面衝突 日産はシーマ旋風を維持すべく二代目シーマが進発、その
シーマの首を獲るべくマジェスタが初陣 昨夜話題にした港区あたりはヤナセとBMWトーキョーが
龍虎の戦い まさに五家戦役ど真ん中
「風だ!西風が吹く!徳川家康は正しかった!ドイツ車拝んでる場合ではない!(@д@*)」
某もまだ若かった ロータリーでメルセデスを破ったマツダに本気で感動した年です
さて 開いていきましょう
クロノスは散々話題にしてきた五兄弟の長兄 当然マツダ宗家に専属配置されます
セダンだけで初陣時点では1・8のV6と2・0のV6 全車3ナンバー
数十年に渡る譜代のカペラを隠居させ その代わりの、他の兄弟の そして五家戦役の興亡を握る
旗本中の旗本なのだからマツダのその念のこめ様たるやまず尋常一様のものではありません
個人的にはセンティアを思い出す後部デザイン 優しい雰囲気がいい(^ ^*)
地味とも言われていましたが柔らかで優しいデザインだと思います
個性が欲しければあと四家からよりどりみどり だからこそ長兄はこれでいいんです
日の本に限らず北米にせよ欧州にせよ主力はやはり控え目なもの 無用な豪華だの装飾だのは
ユーノスやアンフィ二に任せておけばいいんです 素材の良さが他家の意匠の良さを そして他家の
意匠が素材の良さを 素晴しい 素晴しいよ(T T )
「いま空間は柔らかく人を抱きます」
曲面が演じる 優しさ 柔らかさ 安心 今のマツダには無い物言いですね 今は激しく動を
演じていますが 静も演じていた時があったんですよ それもこんなに優しく
和風で「動」を演じる為に最近のマツダはビアンテに代表されるような歌舞伎の激しさを
そしてこの時代のマツダは「静」を演じる為に能を取り入れます それは能の世界では「幽玄」と
呼ばれるもの それは私ごときがうまく言い表せるものではありませんが だからと言ってそんなに
難しく考える事もありません 例えばチラシに使われた竹林の中のセンティアやここにある玉砂利の
中のクロノス あるいはユーノスのあの独特の陰影、随所にマツダの目指そうとしたものを垣間見る
事が出来るのではないかと思います
時よ 時よ 我が時よ
と 言う訳で暫らくはクロノスにお付き合いください
Posted at 2013/10/04 21:24:55 | |
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