時は元禄十五年 極月半ばの十四日 卍巴と降る雪に目指すは本所松坂町
と 言う訳で御存知忠臣蔵の日 新暦に直してしまうと年が明けてしまいますので今日です
BSで忠臣蔵二本立て ありがたい限り 田村内蔵助の方は観て長谷川一夫の方はこれから
田村正和忠臣蔵 正攻法ベッタベタで非常に良かった 欲を言えば清水一角にもう少し
スター性があっても良かったかなと思いますけど
昔 テレビのルパン三世でいつまでもルパン逮捕ができない浅野警視総監が引責辞任
その敵を取ろうと追跡する銭形四十七士と吉良上野介の亡霊を味方につけたルパンが戦う
回があったのですが面白かったですね 忠臣蔵の舞台を見て五右衛門が刀を握りしめて
泣くんですよ 五右衛門が泣くの珍しいし 日本が舞台は少ないので良く覚えています
さて
こんなお話を頂きました
「40万~50万くらいの軽だと何がいいかな」
乗っても三人くらい 主力で乗るのは身の丈六尺の中年男性
そして折角なのでできたらちょっと変わったやつ
ほうほう(o¥o )
と 言う訳でこの条件での宇都宮特選 恒例の五台
今回 持ちかけた来た方の「ちょっと変わった」を実践すべく 浜松と広島は列外へ
MRワゴンの初代あたり私には良さそうに見えますがあえて却下
まずはこちら
お薦め軽の筆頭です
R2 いっそR1に踏み込みたいのですが御予算と使い方から行くとこちらが順当かなと
十年経つのが嘘のような高級軽 猫も杓子もSUV軽の中 上州武士の意地を見せてくれました
大変に凝った脚と外観の意匠 色も多彩でしたしお薦めの逸品
ステラの線も無くはないのですがちょっと変わったやつとなればやはりこちらでしょう
この予算でも装備やグレードによってはもう十分 他家の下取りなどあればしめたものです
そしてこちら
三菱アイ
中古スカベンジャーとして今旬を感じる一台 ちょっと燃費が改竄されただけです
新車60回ならともかく ことこうなっては格別 こんな凝った軽もはやここからは出ますまい
個性豊かな高級軽 切腹どころか居直ったの益子のツラさえ思い出さなければ素晴らしい軽です
BJワイドと同郷と言うのが信じられません
問題点は構造が構造だし 先々の工賃とか維持の手数がイマイチ未知数なところ
まあ自然吸気にしておけばどうって事ないとは思いますけど あとはちょっと予算ギリかも。
それもディーラーが何て言ってくるか たぶん・・・・圧せるんじゃないかなと
そしてこちら
MAX
車名がパッと出た人は流石です まあみんカラだから出るか
どう言う使い方かが分からないのでお堅めかつちょっと変わったモデルとしてどうでしょう
まず大阪勢とは思えぬ不人気ぶり これ上級と下級の差をつけすぎてやしないかと思わなくも
ありませんがもうちょっとちゃんと見ても良いかなと思う一台 MTあったのもミソ まあ物件
ないでしょうけど
問題点は・・・・・特にないんじゃないかなと思います あまり変わった買い物した実感が
得にくいのと物件ないかもですけど そこを探しいたずらしていく道のりも楽しいものです
そしてこちら
ソニカ
こういうの買う人はそもそもダイハツ買うのかと思わなくもないのですが今は昔
中古スカベンジャーとしてまとわりつきたくなる一台 中古価格の差が激しかった筈ですが
元値を思えば仕方なし 存分潮干狩りを楽しみましょう 見た目より車内が幾分広いのもミソ
まあベンチなだけですけど 六尺がどうなるかは座ってみないとなんともですがこの辺りで
見るだけ見るのはありだと思います 見た目もインパクト勝負のアイよりはまともと言うか
抑えてると言うか 御母堂が乗る分にはまず満足いただけるかと
問題点は・・・・やはり車内の広さと全車ターボだったような気がするところ
そろそろキテる個体も多そうですね
おお もう最後
最後はこちら
プレオネスタ
トリを務めるみたいな出方ですがそうでもなくてお値段で絞ってみました 安いに越した事
ないと言うならちょっと変わっていて安くて実用かつ六尺のヘッドクリアランスもそれなりで
条件は満たしていると思います マイルドチャージだか付き買っても予算的には余裕かなと。
スバル車まず丈夫ですし 十年作れば完熟トマトで整備だけしてあればどうって事ないでしょう
部品もまだまだ出るでしょうし 最終型バンなんかまだ査定つく筈
問題はこのレトロ調の好き嫌いと流石に設計旧いと言う事 どれくらい旧いかと言うと・・・・
デビューした同年 ユーノス800がミレーニアに改名しております 後期でさえない
スカベンジャー的にはこの価格帯のホンダ軽はパス 脂身が少ない(-¥- )パサパサ
ザッツがなんであんなしぶとい価格なのか全然分かりません
と 言う訳でオリジナル軽を持たないマツダ党が選ぶ特選五車種 如何でしょうか(o¥o)