職人さんが親指怪我してまで何をやっている写真かと言うと ダッシュボードの製作ですね
内装の樹脂部の模様付けは通常金型で行われるのですが 800はなんと手作業
遥かなる東欧はオーストリア産の牛革を貼り付け模様を転写 これに同じ革を使い回ししていたか
どうかが興味深いところ もししていないなら樹脂部品のくせに模様が一台一台違う筈ですね
金型で無慈悲にガッチャンガッチャンなんてのと違います
(ちなみにコスモのタイプEだと車内はダッシュボードに至るまで革張り シートは全面オーストリッチ
それもそのままオーストリアの革工房に外注 これにペルシア絨毯にローマの本杢パネル、更にに日本初のカーナビにハンズフリーテレホン およそ思いつくところは総て電動 この金に任せた爽快なまでの力攻め ツタンカーメンの愛車と言っても通りそうな豪華絢爛 地味なドイツ騎士団なぞ眼中にありません 待ってろマセラティ、センス以外なら絶対負けてない(-皿- ))
時は流れてミレーニア
何とのう胸騒ぎを覚えるのは某だけでござろうか?(-"-;)
何か微妙な言い回しでござるな 写真も消えたがあの怪我した工匠は如何した?
信ぜよ さらば救われん
今日は・・・・戦国大名 北条氏直の忌日 享年29歳 病死しています
通称「新九朗」 生まれも育ちも神奈川県小田原市
泣く子も黙る関東小田原北条家第5代当主になります
パパは四代の北条氏政 ママは武田信玄の娘 奥さんは徳川家康の娘
武田信玄の孫でもあり徳川家康の婿でもあり 今川家にも籍があり そして関東の3分の2は
北条家の勢力下 東日本最大級の戦国大名家の目の眩むような王子様 ただ 七歳の時に
お母さんを亡くしています
18歳の時 後を継いで当主になるのですが 既に戦国時代も後半戦
そして氏直は頭はいいけどおとなしい と当時から評価されてようで
これがお父さんとしては悩みのタネではあったようです
「父さん 戦争なんてやめようよ 豊臣秀吉には絶対敵わないと思う (-~-;)」
「バカ!その弱気を直せ!死んだママが悲しむぞ( -皿-) ・・・・・・うん(+ +;)」
秀吉に従うか開戦かで先代のお父さんと意見が分かれてしまい 揉めた末に父親に押し切られる
形で開戦 花の慶次でも描かれる小田原城攻めに突入してしまいます が
「こ こんな筈では・・・・(-曲-;) 父さんどうするの(T T )」
想定外に完全包囲されてしまい十年持つ筈が数ヶ月で降伏 ここに百年続いた北条家は滅亡
実績ある親が弱気の息子に口出しして元も子も無くしてしまった と言う難しい結果になっています
氏直は開戦反対派だった事から命は助けられますが 追放先で間もなく病死しています
娘がいたようですが二十歳前に亡くなっていて 氏直自身の子孫は途絶えてしまっていますね
ただ北条家そのものは親戚筋によって細々ながら続いています 引っ越していなければ近畿に
今もある筈ですね
ブログが残っていて 若い部下達に文句があっても面と向かって言えず ブログでぶつぶつ
言ってる様子が残っています
「俺のお歳暮を部下達が勝手に開けていた 止めて欲しい ちなみに中身は海苔だった」
「魚をたくさん持ってきてくれた でも生魚って おなか壊すからこの時期止めて欲しい」
「ローンの支払い計画の見積もり作成を頼まれた 俺 上司なんだけどな わかってるのかな?」
なんか いい人だったと伝わる訳が分かるような気がします
Posted at 2012/12/19 21:49:33 | |
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ユーノス800 | 日記