
気付いたらすっかりブログ更新をサボってて約3ヶ月ぶりの投稿になります。慢性的な多忙のせいもあるけど、単純にネタが無かったこととサボってただけです(汗
ってなワケで、6〜7月の自身の忘備録に近いです。仕事の関係で不定休なもので、週末のオフ会やイベントになかなか参加できないのが悩みですが、自分の車にはこの1年間で約10,000km、バイクには約7,000kmと相変わらず過走行気味に乗ってます。まあ仕事の取材の足がそのうちの半分以上なんですけどね。すんまへん、夏風邪をこじらせてこれ書いてるのでちょっとテンション低いっす。
サボってた、といえば明光義塾のイメージキャラクターの「
サボロー」。そう、あの黒いヤツ(もしかして関東ローカル?)。カブトムシ採集に誘惑したり、海や山に誘惑したり、サボローと過ごす夏はナイスな夏になりそうです。かくいう自分もサボローに誘われるがままに遊んでるんですが、全身真っ黒い出で立ちの自分自身がサボローなことに気付きました(←タイトル写真)。

■サボローと秘密の林道までツーリング
梅雨の晴れ間にはポルシェ997で伊豆箱根に取材を兼ねたツーリングへ。オダアツからいつものターンパイクの入り口で「ヨッシャ〜!」とばかりにスロットルを踏み込むと、100mも登らないうちからあたりは濃い霧に包まれ、進むにつれ視界は殆どゼロに。大観山ではこんな状態で、箱根の山では超安全運転でした。

■これでも補正して明るくしてます
あまりの濃霧に、フツーの人の一生分以上は箱根に行ってる自分でも、伊豆スカの入り口を見失いそうになるレベル。亀石PAまで行ったところでようやく霧が晴れてきました。

■Lotus Elan S4Sprint、Lotus Europa S2と
別の日にはDucati Scramblerで道志みち〜山中湖経由で箱根まで。せっかくなので山中湖近くの吉田うどんの某老舗店Wに行ったら、ウルトラひどい接客態度に辟易。「美味しんぼ」にも登場するほどの名店らしいけど、そんなに忙しいのが嫌なら商売やんなよ!と言ってやりたいほどの態度の悪さ。食い物屋に入ってこれほど嫌な思いをしたのは2回目です(1回目は房総勝浦の有名割烹N)。食べ終わって出てきた他のお客さんも口々に「もう来ないね」とか「態度わり〜!」「二度目は絶対無い」と話してました。味の評価は高いようなので、勘違いして思い上がっているのか…
気を取り直して、このDucati Scramblerはめっちゃオシャレ!今までのドゥカのスパルタンさは微塵も無く、言葉は良くないけどサボローのようにチャラくてライトで気軽で楽しい。ただし今回のように長距離を乗ると、煮詰めの甘いところ(特にサス)とコストダウン箇所が気になります。

■タンクのパネルは着せ替え可能
道志みち途中の「道の駅どうし」はライダーパラダイス!停められた他のバイクを見るのも楽しいです。

■Ducati Scramblerも何台か発見
今やドゥカ唯一となった空冷OHC2バルブデスモエンジンはトルク感と軽さがナイス!ポジションはいい意味で中途半端ですが、肩に力を入れないで楽しく走れるバイク。次期戦闘機候補の1台でしたが、個人的には煮詰めの甘さが気になったんで、自分で買うことはないかな。

■チョイ乗りや街乗りには軽いし楽しいしナイスなバイク
タコとスピードを包含するシンプルな一眼多機能メーター。脆弱そうな鋳物のハンドルクランプとトップブリッジ、減衰圧調整機構のないサスペンション等でコストダウン。

■さすがにディティールにはコストダウン感が
次に乗ったのはカタログ落ちしてしまったハーレーのスポーツスター883R。883Rのこのガシャガシャ感とガサツだけどおおらかなところは大好きだな〜。他のハーレーより排気量は小さいんだけど、その分軽く回るのも好きです。
ニューモデルの
XL1200CXロードスターも気になります。

■乗ったのは2014年モデルのXL883R
灼熱のバイク取材のあとはビールっ!地元駅前のブリティッシュパブで至極のお疲れサマータイム。

■指定席(?)のテラス席にて
今年の関東は梅雨明けが7月ギリギリと遅く、取材や屋外ロケの仕事が多い自分は毎週のようにヤキモキ。そんな中でも楽しかった仕事は、某輸入牛肉の広告用BBQ撮影とクリエイティブディレクション。普段はオイル臭いものや鉄っぽい硬いもののクリエイティブばかりなので、梅雨明けしない天気に左右されたものの、久々にいい匂いで柔らかくて美味しいものの仕事ができました。

■レッツバービー!
ふと休めた平日には997で房総半島の里山まで気分転換プチツー。ヨーロッパ車には夏の都心の鬼渋滞はかわいそうなので、都内に乗り入れる気が起きません(機械的には平気なんだろうけど)。

■木漏れ日の中で
次に駆り出したのは、発売間も無いHondaのニューモデル・CRF1000Lアフリカツイン。世界的に人気を博しているアドベンチャーモデルのカテゴリーに、Hondaが満を持して投入してきたこの渾身のモデルも次期戦闘機候補です。

■今回は6速マニュアルモデルを借り受け
ビッグオフには目が無いので楽しみにしていましたが、このパラレルツイン1000ccエンジンはいいですね〜。どこまでフラットトルク&パワフルで、ドラマチックな盛り上がりこそ無いものの、扱いやすさはHondaらしく特筆モノ。フレームもサスも各部のタッチも素晴らしい。

■パワフルでスムーズな並列2気筒リッターエンジン
多機能デジタルメーターは非常に見やすい。オフを走る時に便利なABSの効き具合もコントロール可能。小型スクリーンは高速をぬぅわkm/hで巡航しても平和そのものですが、YAMAHA MT-09トレーサーのスクリーンと比べると、視界の歪みが気になりますね。

■低速域では僅かな歪みが非常に気になるスクリーン
オフ車らしくフロントは21インチで重心とシートはかなり高く、デカくて重いボディは小柄なライダーにはかなりキツそう。広いダートやフィールドでのオフロード走破性は高いです。
次期戦闘機の有力候補ではあったものの、この重さは日本の狭いオフロードで振り回すにはかなり厳しそうで、押し引きもカタログ値以上に重く感じるため、1日中乗ってみて食指が動かなくなりました。あと20kg軽ければ、間違いなく買ったと思います。

■暑苦しいカッコとリゾートな背景とのミスマッチがものすごい
帰路のアクアライン・海ほたるPAにて。向こう側はこの手のアドベンチャーモデルのベンチマークとなっているBMW R1200GS。何度か乗りましたが、乗るだけでお腹いっぱいになってしまう(?)完成度が超高いバイクです。

■BMWのライダー氏もアフリカツインをガン見
海ほたるで洋上の太陽のカフェでひと休み。

■ここから川崎まで灼熱のトンネル内の大渋滞の間をすり抜けるハメに
ポルシェ997の12ヶ月定期点検のため近所のDラーまで行き、そこで貸して頂いた代車はトヨタ・アリスト。10年ほど前のモデルですが、完全に乗りっ放しで何ら手をかけてもらっていない可哀想な状態。

■黄ばんだヘッドライトと錆びたナンバーボルトが哀愁
アリストも今乗るとちょっと厳しい質感かな…内装も手アカとタバコのヤニだらけです(苦笑
ちなみに997はエアクリーナーとエンジンの補機ベルトを交換してもらいました。

■絶妙なヤレ具合の代車
そして早く帰った日には、再び地元駅前のパブの指定席で、麦芽とホップを原料とする黄金色の聖水を摂取。

■The golden ale in the golden sunset
自宅で仕事中、サボローが遊ぼうぜとしつこいんで、バイクで夏の里山ツーへ。7月末にようやく梅雨も明けて夏本番!

■田んぼを渡ってくる風は涼しい…と言ってらんないほどの激暑さ
あまりの暑さから鬱蒼とした林道に逃げ込むと、そこはヒグラシの合唱とカブトムシやクワガタでも出てきそうな雰囲気。

■サボローに教えてもらった秘密の森へ
林道から里山へ抜けると、ちょうどローカル線のディーゼル列車が通過。

■小湊鐵道のキュートなキハ200
この辺りの田んぼはすっかり稲穂が実り、早場米の刈り入れも近そう。稲穂が色づいてくると、一気に夏が終わってしまいそうで気持ちが妙に焦ります。

■色づき始めた稲穂
誰も通らない農道の片隅には、打ち捨てられたガソリンスタンドの廃墟が訪れる人もなく朽ちていくのを待っています。若かりし頃の冒険では、
こんなガソリンスタンドに助けられたこともありました。

■セミの大合唱の中ひっそりと佇むGSの廃墟
ノドが渇いたので、小さなよろず屋の前にある自販機でミネラルウォーターのペットボトルをガブ飲み。炎天下の昼間には誰も出歩いていなく、虫採りをする子供達の姿もないけど、そこは夏休みの原風景。

■亡くなった田舎の婆ちゃんを思い出すような夏のひとコマ
そこから海へと抜けると、真夏の日差しが真上から降り注いでいました。

■波が高いため海水浴場は意外に少ない九十九里浜
バイクに乗る時は大体Bluetoothインカムで音楽を聴いてます。夏はやっぱりサーフミュージック系で!
かつてのサーフミュージックといえば、ヴェンチャーズを代表とするようなテケテケ系やビーチボーイズのようなアーウー系でしたが、昨今はジャック・ジョンソンやミシカ、ドノヴァン・フランケンレイターといったユルいアコースティック系、アヌヘアやJ・ブーグといったハワイアンレゲエ系、スライトリー・ストューピッドやコットンマウス・キングスといったミクスチャー系に発展してきており、そのどれも大好きです♫
そのミクスチャー系の代表ともいえるシュガー・レイの「Every Morning」は、ビーチパーティで盛り上がりたいような夏の定番ナンバー。
次に駆り出したのはハスクバーナの701スーパーモト。これは春にも乗ったことがあり、
KTM690SMCと並んで大好きなマシン。バカッ速で爆発的なパンチ力のビッグシングルエンジンと超軽量な車体、馬並みに高いシートと高剛性フレーム&高品質のWPサスに加えスタイリッシュなデザインと、全くスキがありません。

■メーターなんか見るな!と言わんばかりの超シンプルなメーターと削り出しのクランプ
メチャクチャ欲しいんですが、今のWR250Xとはバイクの方向性が殆ど同じでパワーが倍以上になることでスピードも上がってしまうことと、今のWRの使い方と全く同じになってしまいそう(ロングツーリングは厳しい)なスパルタンなマシンであることと、故障に対するデータがまだ少ないこと、何より4台連続のモタードになってしまうこともあり暫くは様子見で。

■やっぱ過激で俊敏なモタードはいい!
今年の梅雨は関東以北では7月末ギリギリまで明けなかったので、これからが夏本番のイメージですが、そうこうしてる間にも肺炎にかかってしまい暫く寝込んでしまいました(弱々)。

■寝込んでいた時に自宅から見た夏の夕暮れ
みん友の皆さんが素晴らしい夏を過ごせますように。