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Nackyのブログ一覧

2020年03月13日 イイね!

いつもの春・花いっぱいの春

いつもの春・花いっぱいの春やっと冬が明け希望に満ちた春が訪れようとしているのに、世界中が新型コロナウィルスの脅威に晒されています。スポーツ界やエンタメ界をはじめ、あらゆる業界でもイベントのキャンセル・中止が相次ぎ、自身の仕事にも暗い影を落としています。なぜこんなことになってしまったのか…。
毎日のニュースを見ているとリアルに気が滅入ってしまいますが、2011年の震災の時にも激しく動揺し心身不調に陥ってしまった経験もあるので、こんな時は少しでも楽しいことを考えていたいものです。

ポルシェ911(タイプ997)は、春を迎えてフロント/リアともタイヤを新調しました。今まで所有していたポルシェには全てメーカー認証の通称「Nマーキングタイヤ」を装着してきましたが、N認証タイヤはかなり割高なことと、最近のハイグリップラジアルタイヤの剛性なら、リアエンジンである911の荷重にも問題なく耐えられるとの話を聞いて、初めてポルシェ認証以外でサイズのある「FALKEN FK510」をチョイスしてみました。
交換してすぐに感じたのが、しなやかなグリップ感と静寂性です。今まで履いていたミシュランPS2(N認証)に比べて、しなやかな分ステア応答性がほんの一瞬穏やかですが、グリップ力はほぼ同等です。ただし、静粛性がアップしたことで以前から気になっていたフロントハブベアリングからのかすかな異音が大きくなりました。


特に右コーナーで負荷をかけると左フロントハブからの異音が気になるので、大事に至らないうちにハブベアリング交換を実施。パーツ取り寄せ&交換作業はこのところの主治医でもある埼玉のカレストスポーツさんです。
左フロント周りをバラしてみると、ハブベアリングのボールとインナーレースにガタが生じており、新品に交換しました。ハブ自体やハブキャリアには幸いダメージはありません。


交換と同時に、アライメント調整とビルシュタインB-16サスのセッティングも施していただき、更にはバッテリーが少し弱っていることを伝えたら、中古ですがバッテリーまで頂戴してしまいまして感謝感謝です。


そのサスセッティングがカンペキ!今までが前後バランスが悪かったそうで、メカニックさんが実際に乗ってセッティングしていただいたのですが、交換したFALKEN FK510タイヤのしなやかなグリップ感と剛性感が高まったビルシュタインのおかげで、めちゃスムーズに楽しく走れるようになりました。これがビルシュタインB-16の本来の実力だったのか…もちろん、ハブベアリングを交換したことでフロントからの異音は綺麗に消え去りました。


日本中、いや世界中が新型コロナノイローゼで気が滅入りそうですが、当たり前のように桜が咲き、当たり前のように卒業や入学や就職を祝い、皆の笑顔と希望に満ち溢れた当たり前の春を思い出すと涙が出てしまいます。


朝起きたら新型コロナウィルスは全て自分の悪い夢で、何も起こっていないいつもの春だといいのに…
皆さんも十分にお気を付けください。
Posted at 2020/03/13 16:00:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | 日記
2019年09月02日 イイね!

サヨナラ令和初めての夏

サヨナラ令和初めての夏この時期は毎年のように思うんですが、夏の終わりは秋の終わりよりずっと寂しいもので、去り行く夏を見送っていると思わず詩人になってしまいそう。仕事的に8月は毎年忙しく今年は特に忙殺されてお盆も無かったけど、令和最初の夏を惜しんでカッコつけてブログにまとめてみることにしました。
令和初の梅雨は長く、6~7月いっぱいはガッツリと雨続きだったのでアウトドア好きな自分としては廃人状態で、気ばかり焦って雨に煙る東京タワーを眺めて過ごす毎日だったものの、首都圏は8月に入りようやく梅雨明けヒャッハーで繰り出すことにしました。そういえば最近ふなっしーをめっきり見ないなっしーな。

梅雨明け直後のクッソ蒸し暑く不快指数MAXの中、山里の廃校を利用した秘境系の蕎麦屋に向かいます。ここは土日しか営業していないのですが、年相応に早起きジジィ化している自分にとっては、朝10時から営業しているというポイントも見逃せません。味は素朴な田舎蕎麦でかえしの味もなかなか好みです。トシ食ってくると蕎麦の風味なんかにもやたらうるさくなってくる自分が客観的にもウザいっす。

■ヒメハルゼミの合唱が降り注ぐ鬱蒼とした雑木林に囲まれた廃校

山里の蕎麦屋でお腹いっぱいになったら、近くの幽谷を散策。マイナスイオンってよりは単に湿度100%的な空気の中でも、澄んだ水とカジカガエルの美声が響く水辺には癒されます。この場所は映画「夏美のホタル」のロケ地として有村架純ちゃんが歩いた場所なので、オッサンとしても年甲斐もなく胸がときめちゃいますね。「夏美のホタル」は“夏・バイク・美女・ローカル線”ってシチュエーションだけで、もうけしからんです。

■こうして並べてみるとまるでヒミツのデートしてるような錯覚(笑)

■「夏美のホタル」予告編


8月3日は横浜でバンドのライブ。お越しいただいたみん友の皆様、ありがとうございました。約1年半ぶりとなるオープンな場所でのライブでしたが、渾身の力を込めて14曲を歌ったらすっかりバテてしまい、ホントすっかりトシですな…(弱々)

■満員御礼・大盛り上がりのうちに無事終了

仕事のスケジュールでお盆休みがとれないことは分かっていたので、空いた時間を見て夏を感じにバイクやクルマで出かけてみます。夏は感傷に浸りたくて1人になりたいのと汗だくになりたい性癖(謎)なので、こうしてのんびりと単独行動するのもオツなもんです。自分がクッソ蒸し暑いのが好きなのは、名前に「夏」が付くだけでなく、おそらく前世がマングローブだったに違いありません。

■炎天下のローカル線の無人駅でキリギリスの声を聞きながら汗だくプレイ


■平日の霞ヶ浦周遊路は夏空と湖面をひとりじめ

2年毎のこの時期は恒例のユーザー車検の時期なのですが、今年は定期点検も含めて信頼するカレストスポーツさんにおまかせです。点検の結果、経年劣化に伴い下記の消耗パーツを順当に交換しました。
・IGコイル
・プラグ(純正BOSH → NGKイリジウム)
・前後ブレーキパッド&ブレーキセンサー
・前後ブレーキフルード
・クラッチフルード
・MTミッションオイル
・ポーレンフィルタ

■前後ブレーキパッドは協議の結果純正のブレンボをチョイス

点検と車検でお盆の時期に911が無いので、暑い中2輪生活です。仕事の合間の夕方にMTBを漕いで千葉港にある崩れゆくUFOを見学に。この場所はある理由からかつては警察が監視しており近寄りがたかったのですが、今では根元まで入れます。潮風に晒され風化が進み崩壊寸前なので、あまり真下まで行かないのが賢明です。

■夕暮れの港にそびえ立つ何ともアンバランスで不気味な建造物

せっかくの夏とはいえ全身で直射日光を浴び続けるのは年齢的に無謀なので、バイクで涼しい林道へ。ヒグラシの鳴き声がささくれ立ったオッサンの心に染み渡るものの、アブとヤブ蚊の猛攻の前に早々に退散。

■一見涼しげなものの実はアブとヤブ蚊とハチがものすごい


■ハイグリップラジアルタイヤでダートに入っちゃあきまへん

8月最後の週末はガラにもなくおセンチモード。旅情と郷愁を感じたくなって、房総半島南端の千倉まで鉄道で小旅行。夏の房総といえば、以前は季節限定運用の特急や急行、快速「白い砂」「青い海」が満員の乗客を乗せて行き交う賑やかな“房総夏ダイヤ”があったのですが、今はそれも昔。房総夏ダイヤを懐かしみながら、車窓の景色が見られないロングシートの209系電車に揺られます。

■今は特急も来ない哀愁さえ漂う千倉駅

千倉駅から海までは緩い坂を下って約7分。誰もいない炎天下の道を3分も歩けば、突き当りのT字路の向こうに青い太平洋が臨めます。

■道路看板と空と海と信号機がブルーのコーディネート

太平洋に面した誰もいないビーチの熱い砂の上を裸足で歩くと、夏の残像を感じ取ることができます。何年か前にここの護岸に寝そべって夜空を眺めていたら、無数の流れ星(ペルセウス座流星群)を見たことを思い出しました。

■キリギリスが鳴くビーチの草原と太平洋

既に海の家は撤収し、シーズン終了を告げる無人の海水浴場には、遊泳禁止の赤旗が海風にはためいていました。

■もう夏は終わったのだと実感

ビーチで写真を撮りながら数時間ぼーっと過ごし、来た道とは違う畑の中の坂道を上がって千倉駅に向かいます。

■道端には西陽を浴びて夏に別れを告げているヒマワリが

途中の民家の窓の間からは、使われなくなったミシンでしょうか、夕陽の中の庭木の影と下に置かれた蚊取り線香とともに、まるで祖母の家に来たかのような光景には、一瞬にして少年時代にタイプスリップしてしまいました。

■今はこんなオッサンでも少年時代はありました

千倉駅で千葉行の電車を待っていると、反対側のホームには安房鴨川行の電車が単線の交換で入ってきました。ほとんど乗客もいない車中には、雰囲気たっぷりの女性のシルエットが。思わず望遠で盗撮してしまってごめんなさい。

■電車で帰ろう

長く生きていると、夏が過ぎ去る度に何か大切なものや大切な人を失っていくようで、そんな気持ちを「いつもわすれない ~ September Waltz」という曲に込めてみました。


誰でも年を食うごとに昔を懐かしむようになってくるものですが、童心を思い起こさせる夏はやっぱりいつでも特別な季節です。
Posted at 2019/09/02 17:21:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | 日記
2018年08月24日 イイね!

真夏のみちのくグランドツーリング

真夏のみちのくグランドツーリング今年の夏は仕事を調整してうまく連休が取れたので、思い立って東北にツーリングに出ることにしました。秋田の温泉宿を予約して準備を開始してウキウキと道路状況を見たところ、当然のように東北道はお盆帰省の大渋滞…この時期はどうしても全国的に民族大移動ですよね。
なるべく渋滞を避けるべく、16時に自宅を出発して半地下構造が目新しい開通したばかりの外環・高谷JCTから東北道に向かいます。東北道に乗ってからは渋滞こそ無いものの車の流れは多く、法定速度で北関東を駆け抜けます。

途中ゲリラ豪雨に降られながら、19:30過ぎに宮城県の菅生PAに到着。実はここまでの間、途中の大型PAはどこも満車状態で立ち寄れず、空いていそうな小規模SAで休憩をしていました。老眼が進行し夜間はあまり走りたくないので(泣)、今日はここ菅生PAで仮眠をとることに。しかし、もう1台も入れないほど隙間なくビッシリの大混雑です。さすがニッポンのお盆。

■菅生PA名物牛タン定食は営業時間に間に合わず…

菅生PAで仮眠し、翌朝は4時に起きて仙台南ICを出て、山形に向かいます。仙山線に沿ったR48は、早朝からかなりの交通量で抜きどころも無く、ガマンのチンタラ走行を強いられます。マップルで脇道を調べるも、宮城から山形に向かう楽しそうな山道って意外に少ないんですね~。

■R48は朝5時過ぎでこの交通量

R48からK29をかっ飛ばして、朝8:30から営業している山形の「最上川千本だんご」へ。その日のうちに食べないとすぐに固くなってしまうというもっちもちのだんごは、どれを頼もうかと悩んだ末に“ずんだ”“くるみ”“しょう油”の3本をオーダー。うおぉぉ、こりゃ~うんめえ!

■ビジュアルだけでテンションが上がる「千本だんご」

山形の夏といえば、やっぱり冷たい肉そばですよね。存在は知ってはいたものの食したことはなかったので、最上川沿いのR347から紅花の栽培が盛んな河北町に向かいます。山形にはいくつもの肉そば有名店がありますが、まだ昼前だっちゅーのに、山形の人って夏の昼飯はみんな肉そばを食うのか?ってほどどの店も行列です。
初めて食べましたが、意表をつくダシの味とシコシコの蕎麦、そして旨味が染み込んだ鶏肉とのマッチングが激ウマー!一発でハマってしまい、こりゃ都内でも山形の肉そばが食べられる店に通ってしまいそうです。

■山形の夏の名物肉そばは、冷たくて旨くて最高!

せっかく山形に寄ったので銀山温泉にも立ち寄ってみました。若干「作られた感」のあるレトロ空間ではあるものの、温泉街の町並みがいい味を出していますね。山形には行ってみたい秘境の温泉もたくさんあるようです。

■銀山温泉のレトロな町並みにオッサンもご満悦

尾花沢市からK28→R47湯けむりラインのワインディングをかっ飛ばして東北道に乗り、200km離れた秋田県と岩手県の県境を目指します。隣の県と軽い気持ちで走ってみたものの、いや~遠い!東北道ではポックリ逝くと思いました。東北道を松尾八幡平ICで下り、本日のハイライトである八幡平アスピーテラインを駆け上がります。夕方の時間帯だったので交通量は少なく、911のタイヤを削りながら韋駄天のように登っていくと、岩手山を望むワインディングは絶景の連続です。

■岩手県側にある源太岩

八幡平アスピーテラインは4月〜11月のみ走れるそうで、雪深い場所にあるため、深い森林地帯から溶岩地帯を貫くスノーシェルターが連続する変化に富んだコースです。

■異次元へのトンネルのようなスノーシェルター

アスピーテラインを一気にピークまで駆け上がり大絶景の高原地帯へ!・・・と思ったら、そこは深い霧の中でした。

■標高1000m以上の場所は生憎の濃霧

日没とともにアスピーテラインのピークを過ぎ、少し下ったところにある後生掛温泉が本日の宿です。一軒屋の宿のため賑やかな温泉街はありませんが、山あいの秘境温泉で、山のそこここから湯けむりが立ち上る古くからある湯治場です。

■夕方の後生掛温泉に到着

強烈な硫黄の匂いと湯気が立ち込める温泉宿は、真夏なのに肌寒いぐらいの気温です。こんな辺鄙な場所なのに、意外に首都圏ナンバーの車が多いことに少し驚きました。

■羽を休める911カレラ

レトロというよりは昔から変わらなそうな古い風呂は、白濁した熱めの湯が心地良く、木製の湯船に浸かった瞬間に「おお〜めっちゃキモチええ〜!」と思わず唸ってしまいました^^;
それほど心地良い湯で、翌朝の出発までに4回も大浴場で入浴しちゃいました。

■風情ある木製の大浴場(写真はオフィシャルサイトから拝借)

旨い晩飯を食って爆睡し、翌朝も旨い朝飯を腹いっぱい食って早朝のアスピーテラインを秋田側に下っていきます。ツキノワグマが出てきそうなうっそうとした森林や、釣りキチ三平が歩いていそうな河原沿いの道をカッ飛びながら、田沢湖湖畔の木陰が気持ちのいいルートをのんびり走って角館に向かいます。

■田沢湖畔の森林の中のワインディング


■ほんの少しだけ立ち寄った角館の町並み


秋田市内は帰省の車で混むと判断して、秋田自動車で男鹿半島まで北上します。街道のあちこちになまはげを冠した橋やランドマークがあり、巨大ななまはげ像が出迎えてくれます。

■青空に睨みをきかせる巨大なまはげ像

厳冬期は雪と日本海から吹きすさぶ寒風で厳しい土地柄だと思いますが、夏はブルーとグリーンの超爽やかな世界の男鹿半島は、八郎潟沿いの雄大な景色からアップダウンが連続する海沿いの道まで、こちらも絶景の連続です。ランチとして途中で食べた「男鹿しょっつる焼きそば」が激ウマでした!

■八郎潟を見下ろす寒風山展望台

半島を巻いて走るアップダウンと絶景がキモチいいK55、K121、K59は、また来てみたいと思わせる素晴らしい道でした。途中の店で、思わず2皿目の男鹿しょっつる焼きそばを注文(笑)。

■抜けるように広いみちのくの青空


■日本海へと駆け下りるK121


■ブルー&グリーンの世界にモノトーンの灯台が美しい入道崎

さてさて、ゆっくりしている時間は無く、今日中に新潟まで行かなくてはなりません。秋田自動車道に乗り直し、日本海東北自動車道から日本海側を突っ走ります。日本海東北自動車道から見えてくる美しい鳥海山を駆ける絶景ワインディング・鳥海ブルーラインをどうしても走りたかったのですが、通行時間は17時までということで泣く泣く断念(この時点で既に17時過ぎ)。

■鳥海ブルーラインは次回のお楽しみに

酒田市の手前からR7→日本海東北自動車道に乗り、日本海に面したあつみ温泉を目指します。庄内平野の広大な米どころを貫くように走っていると、夕暮れの雲が東北の広い空を彩り始め、一瞬自分が幼少の頃に見た心象風景の中に引き込まれたような不思議な感覚に捉われます。

■まるで秋のようなあかね雲が庄内平野を黄金色に染める

急いでいたのはR345から日本海に沈む夕陽を見たかったから。しかし秋田〜山形〜新潟への路のりは想像以上に遠く、R345に入った頃には既に太陽は日本海に沈んだ後でした(泣)。それでも夕暮れの日本海の景観は素晴らしく、爽快なシーサイドラインを走り続けます。

■R345から望む夕暮れの日本海と粟島


■羽越本線の特急・E653系「いなほ」と競争

ところで、このR345を走っていて非常に不思議だったのが、狭い海岸線に無数に建つテントの数々。笹川流れ付近の10km以上にも渡って、暗い海岸線におびただしい数のキャンプ用のランタンが灯り、決して民家は多くないにも関わらず、駐車場に溢れるように停めた車から続々と人が降りてきて歩いています。
最初はこの地域のお盆の風習か何かで、家族や親戚が海に集まって一晩中ご先祖様を偲ぶのか何かだと思っていたんですが、よくよく見ると単に海岸キャンプを楽しんでいるだけのようで、きっと冬が長く厳しいこの地域は、短い夏を思いっ切り楽しんでいるんだなと納得。それにしても美しい日本海沿いでサマーキャンプとは羨ましい!

■日本海にかかる爪痕のような三日月と宵の明星

新潟市内で渋滞に巻き込まれ、夜のビジネスホテルに到着。ホテルの隣にあったアイリッシュパブでギネスとエールをしこたま飲んだあとは、死んだように爆睡。翌朝は早起きして、関越道の上り渋滞に巻き込まれる前に東京を目指してひた走ります。

■赤城山〜榛名山にかかる超巨大な入道雲

関越道をのんびりと走り、上りの渋滞に巻き込まれることなく昼過ぎに千葉市の自宅に到着。こうして「2018夏の東北グランドツーリング」は終わりました。4日間の走行距離は1727kmで平均燃費は11.4km/lと、山道をブン回してカッ飛んだ割には比較的優秀な燃費でした。オドメーターも6万km近くなってきていますが、今度は時間があったら山陰か瀬戸内に行ってみたいですね。

■無事故・無違反・無故障で無事に帰着
Posted at 2018/08/24 16:58:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | クルマ
2018年07月24日 イイね!

転倒ダメージからの復活

転倒ダメージからの復活強烈な酷暑続きの日本列島、皆さんの車やバイクの冷却は大丈夫でしょうか?自分は頭が冷却能力不足で脳ミソが焼き味噌になっております。
6月にバイクで林道ツーリングに出かけた際、前日の雨でぬかるんだ未舗装の素掘りトンネルの中にあるガレ場で大転倒してしまい、バイクにかなりのダメージを負いましたので、その修理レポートです。何だかこのところブログネタがトラブル忘備録と化してる(汗

結構なスピードで左側にコケまして、ざっとハンドルバーの折れ、左右ミラーの割れとミラーステーのひん曲がり、ハンドガードはグチャグチャ、クラッチレバー曲がり、ETC端末ステーの曲がり、ステップ&シフトレバーの曲がり、サブフレームの曲がり、シュラウドがギタギタといった被害でした。ちなみに自分は肋骨骨折と左腕の打撲及びマフラーによる火傷です。ダメージがデカかったものの、車載工具で何とか自走できるように修復し、ひん曲がったハンドルともげたステップ、ミラーレスのまま約70kmを自走して帰宅しました(汗

このYAMAHAインターカラーのイエロー外装は限定でメッチャ貴重でして、パーツでは手に入らない故ネットオークションでは非常に高値で取引されています。このバイクを買った時もディーラーから「絶対に転ばないように、大切にしてください」と言われていたにも関わらず、このイエロー外装に着替えるとなぜか必ずコケるっつー(-_-;


今回はアフターパーツでの交換としました。
・ZETA CXハンドルバー(Super Moto-Med)
・ZETA アーマーハンドルガード(ベンドタイプ)
・SP武川 ポリゴンミラー
・MZS アジャスタブルクラッチレバー&ブレーキレバー
カラーはシンプルなブラックをチョイス。
パーツが揃った時点で時間を見つけて早速取り付け作業に入ります。


まずは無残な姿になってしまったETC端末マウントステーをバラし、端末のハーネスをカプラーから引き抜いて移設します。


ETC端末を設置する場所がバイクに殆ど無いため、左側のシュラウドの内側に両面テープで貼り付けますが、取り付けてみるとクーラントのリザーバタンクに干渉してしまい断念。パズルみたいに何処に取り付けるか考えないと(゚-゚;)ウーン


ZETAのハンドルバーが外人サイズで幅が広すぎるので、両端を15mmずつ金ノコでぶった切ります。肉厚で硬いアルミにを相手に大汗をかきながらギコギコ(-_-;;;


次に、スロットルホルダーとキルスイッチボックスから出ている回り止めのポッチを受ける孔をハンドルバーにドリルであけます。この時点で既に汗だく。


曲がったり折れたりしたパーツを次々に取っぱらい、新しいパーツを仮組みしていきます。逃げ場が無い炎天下で麦茶とスポーツドリンクを大量に飲みながらの作業です。日なたに置いておいた工具が熱くて持てなくなるほどの灼熱地獄(汗
そういえば、去年の今頃も炎天下で作業してぶっ倒れかけました(滝汗


ZETAのアーマーハンドルガードは汎用設計なので、ピッタリ合わせるにはかなりの力技が必要になります。フィッティングに苦労しまくって、最終的にはバーエンドを留めているアルミボルトがひん曲がってしまいました。


ETCマウントステーも力技で曲げ直し、何とか端末を取り付けられるように修復しました。ハンドルガードは今のマウント方法だと転倒した時に回ってしまいレバーをガードできない可能性があるので、取り付け方法を再考する必要がありそうです。ちなみに曲がってしまったサブフレームはYAMAHAディーラーで取り寄せ、定期点検のついでに取り付けてもらいました。


ハンドル周りをブラックで統一したので、よりシンプルになりました。この後試走に出たところ、ドライヤーかエアコン室外機の熱風を浴びせ続けられているようなもの凄い暑さ(大汗


何とか修復を完了したWR。今回は打ち所が悪かったのかバイクもライダーも想定外にダメージを受けてしまいました。ライダーの皆さんも雨上がりの林道や山道には充分にお気を付けください。
Posted at 2018/07/24 15:57:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | モーターサイクル | 日記
2018年05月18日 イイね!

2018年・春夏コレクション

2018年・春夏コレクション・・・ってタイトルだと何だかファッションショーみたいですが、単なる忘備録です。
2017〜2018年は全国的に冬の寒さが厳しかった上に天候不順が続き、野菜類が高騰したことは記憶に新しいかと思いますが、そんな厳しい冬もちゃんと明けて春になるんですよね(当たり前だ)。
個人的には身体を壊してしまったり怒涛の連勤があったりとバタバタ続きだったのですが、合間を縫って春と初夏を満喫できるように心がけておきました。だって、もう老い先短いんであと何回この季節を迎えられるか分からないですからね。
タイトル写真は、タンポポと桜の花に囲まれたポルシェ997です。

3月には千葉の里山にある菜の花畑に。一面の黄色い絨毯の中を走る小湊鉄道のディーゼルカーは本当に絵になります。


そこから旧い鉄道車両が保管(放置に近い)されている「ポッポの丘」へ。ここでは生みたて卵の美味しい卵掛けご飯が名物。国鉄の車両が好きな人は是非行ってみてください。顔を出したつくしを、かつて大山を走っていたケーブルカーが見守っていました。


4月に入って本格的な春となり、この日は里山のワインディングを抜けて房総ライダーの聖地である高滝湖のマッ缶公園に向かいます。その途中にある秘密の場所で花見。今年は冬が明けてからの流れが早く、桜もアッと言う間に散ってしまった印象でした。ランチは大好きなアリランラーメンに決まり!


春が来るとつい行ってしまう場所があります。それは本当に何もない”黒原不動滝”という、ユル〜い滝のある川の中州。ここにはヨモギやマーガレットが群生していて、春になるともふもふのハナムグリ君が出迎えてくれます。


黒原不動滝は毎年4月から5月にかけて鯉のぼりが泳いでおり、GWが近付くワクワク感を盛り上げてくれますね。


里山からの帰りに立ち寄った古墳時代の史跡“長柄横穴群”で見つけたクワドリフォリオ。


そこから東京湾を臨む新舞子海岸に出ると、初夏の日差しがお出迎え。


自宅近くの植え込みで咲くネモフィラでは、ミツバチが一生懸命に働いていました。働きバチは一見重労働に見えますが、薄暗くなってくると全員巣に帰る極めてホワイトな社会です。


土日とGWの連休がほぼ働き詰めだったので、平日に休みをとって伊豆・箱根へ。ターンパイクから椿ライン〜湯河原パークウェイを経て伊豆スカイラインを快走し、だるま山から西伊豆スカイライン、宇久須までのダウンヒルを堪能。


西伊豆の黄金崎まで足を延ばすと、プロピライトを含む岩壁が夕日に照らされて文字通り黄金に輝いていました。そのまま西伊豆のペンションに素泊まりし、翌朝は旨い干物の定食で有名な松崎の「民芸茶房」で朝食を食べ、伊豆と箱根のワインディングを通って午前中のうちに帰宅。


5月に入り風薫る季節になると、それまで苦しめられていた花粉症もようやく出なくなるのでバイクの出番。目に眩しい新緑を求め里山に繰り出します。小湊鉄道沿線は絵になる風景の宝庫。この上総鶴舞駅は月崎駅や上総中野駅と並び、映画やCMのロケにも多く使われる趣のある駅です。


ホームでぼーっとしていたら、ドライブに来ていたとおぼしきおねいさんが写メを撮ってくれましたが、Vansonの革ジャンにカーゴパンツ+モトクロスブーツというムチャクチャなコーデが、客観的に見るとかなりヘン(汗)。


そこから秘境の蕎麦屋と呼ばれる“もみの木庵”に向かいます。道中は有村架純主演の映画「夏実のホタル」の舞台となった里山と新緑のトンネルとなっている細道を抜けた、廃校になった山の中の小学校の跡地にあり、教室をそのまま蕎麦屋として利用しています。


ここは地元集落のおっちゃん・おばちゃん達がわいわいと蕎麦を打っていて、それがまた旨いんです。この日は鴨せいろをオーダーし、まだ空いている時間帯だったのでホール係(?)のおばちゃんとの話しが弾みます。


道中の月崎駅の駅舎で出会ったツバメ君。


林道の峠から臨む里山は、すっかり初夏の新緑に彩られていました。そのまま嶺岡林道から高宕山のワンディングを経て、首都圏から最も近い棚田でもある“大山千枚田”へ向かいます。


田植えが終わったばかりの棚田では、たくさんのカエルが鳴いていました。ここで一句「千枚田 春空うつす 水鏡」お粗末様です。


YAMAHA WRを新車購入してから6年。既に3万kmをともにしてきましたが、未だに飽きることはない楽しいバイクです。排ガス対応の関係で残念ながら昨年生産中止になってしまいましたが、プレミアが付いて中古価格が高騰しています。ここ3年ほどはホワイト×レッドで乗ってきましたが、新車購入時のインターカラー外装に戻してみました。


名前に「夏」が付く通り夏が一番好きなんですが、トシとともに夏の暑さがこたえるようになってきた(苦笑)ので、今が一番いい季節なのかもしれません。仕事は相変わらず忙しくて不定休ですが、合間を縫ってこの季節を味わいたいと思います。

大好きな沖縄に行って、やんばるの森の道を走りたいなあ・・・。


梅雨が来る前にこの季節を満喫しましょう。
Posted at 2018/05/18 14:33:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | よろず | 日記

プロフィール

「@ぐんそ~ さん、「ぼくのなつやすみ」はヤバいです(笑)シリーズ化されてロングセラーになってますね🌻」
何シテル?   06/06 09:04
バイク、クルマ、音楽、スポーツ、酒、料理、雑学を愛する昭和の不良高校生のようなおっさんで、現在の愛車はスズキ ジムニー シエラとヤマハWR250Xです。機械いじ...
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