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Nackyのブログ一覧

2016年03月11日 イイね!

猫足したいん?ビルシュタイン?

猫足したいん?ビルシュタイン?昨年ポルシェ997を衝動買いしてからというもの、H&Rのショートスプリングによってノーマルから極端に下げられた車高による乗り心地の悪さと使い勝手の悪さに悩まされておりましたが、この度ビルシュタインB16サスに換装しました。
純正ダンパー+社外ショートスプリングだと、ストローク有効長が殆ど使えない上にバンプラバーに乗っている状態に近かったこともあり、スポーティに走る想定でサスペンションを全交換することにしました。コンプレッション(圧)とリバウンド(伸び)、プリロードをそれぞれ調整できるフルアジャスタブルのKWサスを考えていましたが、少々お高かったのと、OHが可能という将来性を鑑みて定番のビルシュタインB16にしました。B16は減衰圧調整(9段)が可能なモデルです。
施工は写真のサンライズ・ブルヴァード千駄木さんにお願いしました。

こちらはサスペンション交換前のシャコタン状態の姿(下から煽って撮っているけど実際はかなりの低さ)。低く構えてカッコいいんですが、PASM(ポルシェの電子制御アクティブサス)が無いと、とにかく乗り心地が悪く下回りを打ちやすくて気を遣うことに加え、911のデフォルトは腰高の方がポルシェらしくて好きなのと、コーナーでは積極的にロールを使って走らせるのが好きなので、車高調機能を使いこの状態から20mmアップさせることに。


こちらがドイツよりお越しのビル様。


リアに装着の図。アッパーマウントは純正をそのまま使用。ダンパーはビルシュタインならではのモノチューブ倒立式(フロント)です。ダンピング調整のダイヤルがダンパー下部にあるため、調整する時はジャッキアップするほうがベターです。減衰圧は少し硬めの「3」にとりあえずセット。
997の場合、フロントは前後左右の応力をダンパーに受けるストラット式なので、ダンパーチューブは頑強なスチール製ですが、マルチリンク式のリアは軽量なアルミ製です。


4輪ともショックアブソーバーを交換後、アライメントを調整します。サンライズ・ブルヴァード千駄木さんの場合、交換後に慣らしで数百km走ってから再度アライメント調整&車高調整をしていただけます。
※写真はサンライズ・ブルヴァードさんのサイトから拝借させていただきました。


昼過ぎに車両を受け取り、せっかくなのでその足で大黒PAまで。交換したサスペンションは路面の繋ぎ目のハーシュを一発で収めてくれます。ちょっと硬いですが、このまま暫く走って車高と減衰圧を再セッティングすることにしました。
出遅れたせいか、大黒PAはお仲間と思われる(?)車はごく少数でした。ブラックの930いいなー。腹も減ったので、とりあえずいつものサンマー麺で腹ごしらえ。


大黒から川崎JCT〜アクアラインのトンネルを通って海ほたるPAまで。
今までは、バック駐車の際に輪止めにリアバンパー下部が当たってしまう車高だったので非常に気を遣いましたが、車高を20mm上げたところフツーに駐車できるようになりました。隣のゼロクラとあまり車高が変わりませんね。


アクアラインから圏央道を使って大多喜まで行き、知る人ぞ知る「ぽっぽの丘」へ。ここにはビミョーに貴重な鉄道車両の数々が静態保存されています。
今まではこうした砂利敷きの駐車場はガツガツバキバキと苦痛そのものでしたが、フツーの乗用車感覚で入っていけるようになりました。


高台の上には、183系や113系に加えてDE10型ディーゼル機関車と24系寝台客車が鎮座。本運用ではDE10が24系を牽引することはなかったので、なんだか妙な光景っすw
このDE10 30号機はキャブ窓にスノーワイパーと前部にスノープロウを備えた寒冷地仕様ですね。


ここで最もドギモなのは、地面にドーンと置かれた千葉モノレール・1000系車両。懸垂式モノレールなので車輪が無く(台車は車体の上)、地面に直置きだとまるでモスラのようで異様な光景。背景の杉林も妙にうら寂しい雰囲気を醸し出していてナイス。


帰路の市原SAにて。う〜む腰高だ…20mmはちょっと上げ過ぎたかな…あと10mm落としてみます。
ワインディングを結構なペースで走ってみたところ、ロールの量は今までとそれほど変わらず、リバウンドが速くなった分、強い横G状態で横にすっ飛ぶフィールが減ってロードホールディング性が向上し、フロントのステア応答性が劇的にシャープ&スムーズになりました。いわゆる猫足ですね。個人的には、スプリングレートをもう少し上げて、ダンパーの圧側を速めて初期反応性を上げたいところですが、このままでも公道では充分以上の性能です。さすがビル様。


ところで、今日3月11日はあの大震災からちょうど5年目となります。皆さんは5年前の今日、何処にいらっしゃったでしょうか・・・?
自分は以前の会社(江東区豊洲)で地震に遭い、目の前が液状化していく恐怖を味わうとともに、テレビで中継された悪夢の様な津波の映像に非常に大きなショックを受けてしまい、もともとメンタルも脆弱だったので暫く立ち直れなくなってしまいました。ショックで好きだったクルマやバイクにも何ヶ月も乗れなくなり、楽器も弾けずライフワークだった音楽制作もできなくなりました。あの日、江東区のオフィスから千葉市の自宅まで半ベソかきながら6時間歩いたことが思い出されます。

亡くなられたり被災された方々には言葉もありませんが、義援金を出すぐらいしか自分には何もできず、ようやく夏を過ぎた頃から平常心を散り戻せていった記憶があります。
もし自分が、自分の大切な人が突然命を奪われてしまったら・・・巷では「震災応援歌」なる曲がたくさん生まれましたが、この「Invisible」という曲が自分なりに震災を体験して書いた曲です。


今年の夏は、東北の被災地にツーリングに出かけて、地元の方々と触れ合ったり名産品を買いに行きたいと思います。
Love & peace, thank you.

【3月14日追記】
ネットニュースを見ていたら、“幽霊タクシー”という、上記の曲と全く同じような記事を見つけました。にわかには信じられませんが、被災地ではこうした話が数多く聞かれるそうです。
Posted at 2016/03/11 14:50:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | クルマ
2016年02月09日 イイね!

正義のライトウェイト

正義のライトウェイトかなーり明け過ぎてますが、おめでとうございます。本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。
年末年始から2月にかけて、暖冬から一転して厳しい冷え込みになったせいか昨年負った脊椎骨折の大ケガの後遺症に悩まされており、痛みや痺れ、頭痛や吐き気といった様々な不調と闘いながら淡々と仕事をこなす毎日で、特にブログのネタにするような華やかなネタやトピックも無かったので、2015年末〜2016年始の忘備録としてまとめてみました。

後遺症に耐えつつも仕事で色々なバイクに乗ることが多く、下記の写真はハーレーの2016年モデルのFORTY-EIGHTとIRONというXLH系の2台(一緒にライディングしているのは仕事仲間のモデルでRQのわかとも嬢)で、割りと若者に向けた”DARK CUSTOM”と呼ばれるレンジの車種です。わかともがレポートするDARK CUSTOMの2016年モデルのインプレはこちら

ライトウェイトなマシンが好きな自分には、鈍重なハーレーは全くピンとこないけど、良さと個性は理解しているつもりです。恐らく一生買わないけど、ダートラ仕様のスポーツスターだけは結構トキメキますね。


取材で真冬の海まで。バックの砂丘の向こうは広大な太平洋です。
こうした寒々しくてうら寂しい風景は感性が刺激されて大好きですね。真性ドMなのかもw
寒過ぎてポーズとってる場合じゃない。


こちらは丸一日乗ったYAMAHA MT-07
YAMAHAのMTシリーズは世界中で大人気・高評価ですが、それは乗ってみるとよーく分かります。このMT-07も700ccツインという一見ショボいスペックなものの、ライトウェイトでヒラヒラとした軽快さと打てば響くような車体、バリバリでもまったりでも走れる操縦性が高次元でバランスしていて、しかも安価なので非常に楽しいバイクに仕上がっていますね。
個人的には、春には正式発表されるであろうMT-09ベースのXSR900にメッチャ期待しています。


久々にポルシェ997で出かけたところ、某所で同年代・同色・同仕様の997と遭遇したので、思わず隣に駐車。997のマニュアル車ってだけで結構な珍車なんですが、6MT車が2台並ぶとかなりレア。この2台は同じロットの兄弟かもしれません。この2台の違いはホイールと車高ぐらい(手前側の自分の997は19インチ&車高ダウン)。
997カレラのマニュアルって、1,390kgと意外にライトウェイトなんですよね。


年末年始もバイクでの取材の仕事が多く、凍るように寒い早朝に出発してちょうど日没寸前にホームタウンに帰還したところをスマホでパチリ。
iPhoneは小径レンズの関係で逆光だと若干わざとらしい光輪が発生しますが、シチュエーションによってはいい味になるかと。


さて、ここからはちょっとマニアックな話になります。
友人のシンガー氏からライブでのサポート&アレンジの依頼を受け、本業の多忙やケガでここ2〜3年手にしていなかった楽器を引っ張り出してきました。
自分がギターよりも好きなベースで参加する予定なのですが、メインで愛用しているFenderのプレシジョンベース(下記の写真)が6.2kgとそらもう異様に重く、脊椎骨折の後遺症によりストラップで吊って立ってプレイするにはまだまだキツいため、自宅に転がっていた一番軽いボディと交換。軽さ最優先の為、カラーと木材はこの際もう何でもOK^^;


まずはベースのボディからネックを外し、電装系も全てバラバラにします。
元のナチュラルカラーのボディはアッシュ材で、交換するレッドのボディは安物のバスウッド製ですが、ここで問題が発覚。レッドのボディのネックポケットが小さく、ネックをハメ込めません。そこでボディをけがいてアタリを付け、その寸法でネックポケットを拡げることにしました。


木材をキレイに削るルーターを持っていないため、ハンドドリルでガンガン孔を空け、ノミと彫刻刀とヤスリで平滑にならしていきます。
ボディとネックの密着度を高めるため、最後は紙ヤスリで慎重に。塗装が一部剥がれてしまったけど、ここは隠れるところなのでOKとしました。


ピックアップ(弦の振動を拾うマイク)とポット(抵抗)と配線を移設し、アースを取った後にちゃんと音が出るか確認します・・・んん、長い間ほっぽってあったせいか音が出ないので、配線を全て引き直してハンダ付けし、オレンジドロップと呼ばれるコンデンサも新品に交換しました。


ピックガード(黒いプラスチックの板)をネジ止めしようと思ったら、レッドのボディにもともと空いていたネジ孔と全く合いません-_-;
もとのネジ孔に細丸棒を削ってタイトボンドを流し込んで埋め込み、ピックガードをマスキングテープで仮止めしてネジ孔を新たに空け直します。メンドくせー-_-;;;


ネックを装着してみたところ、よくあるセンターずれも無く奇跡的に真っすぐ付きました。オクターブ調整と弦高調整して仮完成です。
元々の重量から2kg近くも軽くなりましたが、音出ししてみたところトーンは殆ど変わらず。よく「高い木材を使うと音も良くなる」と言われますが、アコースティックギターならともかくエレキギターやエレキベースはピックアップの音色が支配するので、ブッちゃけ自分のようなシロートにはその違いは判りません(汗
ライブやリハーサルで立って弾くことはまだまだ難しいため、運搬時ぐらいしか軽量になったことの恩恵は無いかも。しかし脊椎への負担は確実に減りました。ライトウェイトバンザイ!クルマもバイクも自転車も楽器も軽ければ軽いほどエライんです!(ホントか?^^;


まだ微調整は必要なものの、疲れたので(爆)部屋に立てかけておいたところ、夕陽が差し込んだらメタリックレッドの姿はまるでリンゴ飴みたい。
ちなみにこのカラーはFenderの正式な呼び名で"Candy Apple Red"という色名です。昨今のMAZDA車のソウルレッドプレミアムメタリック(長い)に似てますよね。


1月下旬には所用で長野まで。その日は天気予報で“最強寒波の襲来”が叫ばれていたんですが、予定は変更できないので意を決して出向きました。
やっぱ長野は激さみぃ〜!しかし、信州の雪景色は美しいの一言です。


途中、中山道の宿場町として知られる奈良井宿にも立ち寄ってみました。
マイナス7度の凍てつく寒さの中、強風に舞う粉雪と大きなつらら、そして素晴らしい古い街並が印象的ですね。


大町郷で一泊し、翌日の帰路の中央高速では、遠くの新宿の摩天楼から昇る満月がキレイでした。まるで極寒の夜空に凍り付いているようです。


ボディを交換したベースは、ネックとの接合が安定したら更に微調整しないと。友人のシンガー氏の手助けができるかどうかは、後遺症の具合によって微妙なところだけど、暖かくなってきたら少しは良くなるさと期待しています。

大ケガをする前、まだベースをガンガン弾いていた頃の動画で、真冬をテーマにして作った『The Orion』というオリジナル曲です。
この頃は常軌を逸したウルトラ超多忙を極めており、毎日のように深夜タクシーか終電で帰宅していて、家路の途中でふと見上げたオリオン座に想いを馳せて即興で書いた曲です。
曲中ではこのブログに出てきたベースとは違うベースでレコーディングしていますが、バリバリとやかましく弾くプレイスタイルは今も昔も変わりません。


それでは、2016年も安全運転でいきましょう!
くれぐれも不慮のケガにはお気を付けください(身をもって…
Posted at 2016/02/09 17:44:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月17日 イイね!

遅過ぎゴールデン夏休み

遅過ぎゴールデン夏休み年末進行まで束の間の余裕ができたので、2015年も押し迫ったこの時期に遅過ぎる夏休みを取得。このところ12月とは思えないほど天気が良くなく前日も雨だったものの、今日は晴れるとの予報を信じて特に当てもなく遠方まで逃避行です…どうか探さないでください(←実はかまってちゃん)。

…と思ったら、緊急を告げるメールが入り、手がけているWebサイトの修正依頼が(-_-;
強いセキュリティをかけてある為モバイル端末での作業ができないので、夜までに自宅に帰って作業しなきゃなならないし。せっかく泊まりで遠くまで行こうと思ってたのに残念。

今回の旅の相棒にと持参した、仕事用につい先日購入したSONYのミラーレス一眼「α5100」。無機質な表現力ですがなかなか良くできていて、ミラーレスの軽さとコンパクトさ、動作のスピードで重宝しています。その名の通り、元ミノルタの技術陣が開発しているのではと。
いつも使っているCanonのデジイチはこのところ電子制御系統の調子が悪く、家で留守番です。


思惑が外れて遠くには行けなくなっちまったので、自宅から1~2時間の海にでも。
普段のツーリングやドライブでも殆ど行かない海を目指して、夏休みらしく(?)カーオーディオで大好きなジャック・ジョンソンやニュートン・フォークナーといったサーフミュージックやレゲエをガンガン流しながら爽やかに飛ばします。

Jack Johnson " Upside Down"


Newton Faulkner "Clouds"


誰もいない海(©南沙織・17才)に到着。平日のせいなのか、冬だからなのか、それとも不人気の海なのか、ガチで誰もいねっす。
車に寄りかかって黄昏れながら暫くカッコつけてたら、駐車場にMINIコンバーチブルが現れました。颯爽と降りてきたオシャレなドライバー氏と軽く会釈。オシャレさん同士はお互い心が通じ合うみたいです。(こらこら^^;


しっかしこの駐車場はアホみたいにだだっ広い!今日は殆ど車がいないけど、海水浴シーズンにはちゃんと満車になるでしょうかね。今どきのヤングさん達は海水浴には行かないつーマーケティングデータが出てるんで、来年の夏は若い女の子でも連れてきて夏の海の素晴らしさを教えてあげましょうかね(こらこらこら^^;;;


寒空の下で投げ釣るおぢさん。狙っているのはカレイでしょうか。


ギャルとの海水浴トゥゲザーを妄想してたら、赤帽さんも休憩に訪れました。
この製造中止になった赤帽仕様サンバー(リアエンジンのスバル製・現行型サンバーの中身はダイハツ・ハイゼット)は、状態によってはかなりのプレミアがついてるようで。


腹が減ってきたんで、海岸通り沿いの目についた定食屋へ。お昼時なのに自分以外に客がいなくて、一瞬不安になりました。もともと周囲には殆ど住宅も商店も何も無い田舎だし、正直あまり期待してなかったが・・・


少々薄汚れた(失礼!)手書きのメニューを見ると、なぜか横浜名物のサンマー麺があったので、それと餃子をオーダー。
しばらくして運ばれてきたサンマー麺と餃子は、調理したてのツヤとハリのあるなかなかのビジュアル。ひと口食べてみると…んんんんまいっ!!期待を遥かに上回る素晴らしいウマさ!
餃子はゴマとニンニクがきいたジューシーな独特の美味しさで、サンマー麺はシャキシャキのモヤシとキャベツに鶏ガラのダシとあんがきいたプレーンな美味しさ。しかも安い!


腹もいっぱいになったし、軽く流して近くのビーチまで。ここでも投げ釣るおぢさんの近くには、羽を休めるカモメ達が。


海岸の防砂林沿いの道を暫く南下します。角度のない冬の太陽が、まだ昼だっちゅーに路面に長い影を落とします。
テールライトは先週DIY交換したLEDの社外品です。ちょっと雰囲気が現代的になってますね。


ノンビリ走って、クルマを乗り入れられるビーチに到着。この時間になってすっかり快晴になり気温も上がってきました。
波は穏やかで空の青さが海に映っているよう。シルバーの車体にも空の青さが映っています。


波打ち際で遊ぶカモメ達。望遠で撮るまで気付かなかったが、左の群れがウミネコで右の2羽がセグロカモメ。


こちらはひとり黄昏れるセグロカモメ。ミラーレス一眼の逆光での描写力はちょっと無機質ではあるものの、なかなかじゃん。


広い砂浜に描かれた美しい風紋。


冬とは思えないほど暖かい日差しの中で、遅過ぎる夏休みを充分に堪能できました。
冬至も近づいてきて、午後はアッと言う間に陽が傾き金色の光に包まれていきます。


夜に運転するのは好きではない(老眼なのでw)ので、高速を使って明るさが残るうちに地元に帰り、近所の巨大ショッピングモールに立ち寄ると、モールの駐車場はゴールドの夕陽に包まれていました。
こうした買い物にも違和感なく使えてしまうところが911のいいところ。


このショートツーリングでの燃費は驚きの13.5km/L。飛ばさなかったとはいえ、エコカーかと思っちゃいました。
ちなみに、フツーに高速道路〜ワインディングをスポーツ走行〜街中を走るツーリングだと大体8〜10km/Lぐらいです。


自宅に戻ってリビングのカーテンを開けたら、美しい夕焼けの中に富士山と箱根の山々、ゲートブリッジと羽田空港の灯りが見えていました。
普段はこの時間帯に自宅にいることはまずあり得ないので、ちと得した気分。


さてさて「遅過ぎる夏休み」2日目は、気温が上がるっつー天気予報に誘われて、バイクでショートツーリングへ。
房総の3大ご当地ラーメン(竹岡式ラーメン/勝浦担々麺/アリランラーメン)のどれを食べようかと少し悩んだ末、今日は辛旨い「勝浦担々麺」に決定。
ひとくちに勝浦担々麺といっても、何十年も前からある老舗や新進気鋭の店までそれこそ何十店舗もあるので、今回は今までに行ったことがない店にしました。

「勝浦担々麺」のNAVERまとめはこちら
辛いモノ好きな方は是非どうぞ!


この店の担々麺はスープとチャーシューが美味い!辛みはかなり強い方ですが、スープのダシの美味さで思わず飲み干してしまった^^; スープを全部飲むと翌朝の出口でもケツで二度目の辛さが味わえます^^;;;

前日のサンマー麺に続いて2日連続でラーメン?イエス、私メン食いなもので。


この日は予報通りホントに気温が高く、辛い担々麺を食ったらリアルに汗だくになったので、近くの守谷海岸まで涼みに行きました。
房総随一の水質を誇る守谷海岸は、いつ来てもキレイで癒されますね。


ダートを走りたくなったので、悪路の裏道を繋ぎながら岬まで。ここでは貴重な海浜植物の原生群落を見ることができます。
海沿いのダートを進んで行くと、途中で通行止め。モーターサイクルなら入っていけるところでしたが、通行止めには理由があると思いコンプライアンス重視(?)でこれ以上の進入は止めておきました。


緊急の仕事の連絡が入ってしまい、3日間の予定だった遅い夏休みも切り上げて2日間だけになったけど、充分ノンビリできました。
まあ、休んでいると自宅で電気使いまくるか出かけてガソリン燃やしまくるかで金を使っちまうので(?)、働いている方が浪費を抑えられていいのかも。

去年の年末年始は働き詰めで忙殺されていましたが、今年は大晦日と正月三が日は休める予定なので、ちょっと楽しみにしつつ寒中ツーリングにでも出ようかと画策中です。その際にはまたデジタル一眼を持ってくか!


今回はいつにも増して爽やかな(?)ツーレポでした。
Posted at 2015/12/17 11:50:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | クルマ
2015年10月16日 イイね!

RR(リアエンジン・リアドライブ)は正しかったのか

RR(リアエンジン・リアドライブ)は正しかったのかひとことで言えば『やっぱポルシェはいい』です。911を買うと幸せになれます。それはクルマ・バイクに携わるプロとして自分の価値観に於いて全面的に保証します。

こうしてみると、物理的な重量配分も設計的にもムチャクチャなRRレイアウトも、「買った人を幸せにする」ってことでは実は正しかったんじゃないかとさえ思えてきます。

このレビューが997(と911)に興味をお持ちの方の少しでも参考になればと思います。アディオス、アミーゴ。

 
Posted at 2015/10/16 16:41:10 | コメント(4) | クルマレビュー
2015年09月29日 イイね!

雨のハイウェイバード

雨のハイウェイバードや〜っと休めた!
6月から続いていたハードワークが少しだけ一段落し、久々の休日です。8月頭に納車されたポルシェ911カレラにも近所の買い物以外に殆ど乗れていないので、この土曜に初めての遠出ドライブに出ることにしました。行き先はやっぱり定番でもあるワインディングの宝庫、箱根&伊豆方面です。
以前に所有していた987Cと比較して、997C2の高速道路とワインディングでの走行特性比較と自己インプレを行いたいと思います。

・・・と思ったら雨ですよ。予報は曇りから晴れる筈だったのに。
ウルトラ早起きして途中で後輩をピックアップしながら出てきたので、とりあえず東名高速・海老名SAに立ち寄ります。ここまで来る間、本線上で1968〜1970年ぐらいのサンドベージュ系のナロー911に猛スピードでブチ抜かれました。暫く後ろに付いて走ったのですがかなり調子が良さそうで、完調のナローってメッチャ速いんだなと。自分は高速道路はあまり飛ばさないので、暫くカルガモ走行した後に見送りました。
写真はド早朝の海老名SA。


御殿場ICに向かう途中、箱根の山々は雨雲に煙ってます。これはこのまま登っても霧と雨で楽しくないなと判断し、今日の箱根行きは断念しました。


とはいっても他に目的地を決めていないので、何となく東名を走り続けていると、VWビートルとNewチンクの姿が。オリジナルのビートルとチンクは911とはRR仲間ですが、Newビートル&チンクはFWDです。イメージはオリジナルをうまく引き継いでますよね。
そういえば997が発表された時も、丸目に戻されて空冷911テイストの内装になったことで、Newビートルやチンク、MINIと同じく「昔の名前で出ています」系の車かと思いました。
バイクもそうですが、昔の名車からインスパイアされたヘリテイジ系モデルは非常に多いです。我々オッサンは「昔の車(バイク)は良かった」と嘆きますが、昔だって良くない車やつまらない車は沢山あったワケで、要は良いモノだけが語り継がれて残ってるってことなんだと思います。それは音楽だって同じことかなと。

「昔のクルマ(バイク)は良かった」「昔の音楽は良かった」「昔のF1は良かった」「昔のプロ野球は良かった」・・・「昔の○○は良かった」という会話は、思考が後戻りするだけのような気がして、個人的にはあまり好きではありません。もちろん、良いものは偉大な遺産として認めていますが。


御殿場JCTから新東名に入ると、東名と比べて路面が圧倒的に滑らかになるので、PASM(ポルシェの電制アクティブサス)が装着されていない我が997には助かります。
時間もまだ早いし、駿河湾沼津SAと清水SAに立ち寄ってそれぞれ朝食とお茶でも。雨天のせいかガラガラっす。


このまま走り続けていると意味なく名古屋まで行ってしまいそうなので、清水JCTから東名に戻って掛川ICで下り、掛川花鳥園まで行ってみました。ここは鳥好きのパラダイス!
ここまで千葉市の自宅から270km、ノンビリとSAに立ち寄りながら4時間半の道のり。


看板娘(?)の小型猛禽・チゴハヤブサのアオちゃん。よく人に慣れていてめっさカワイイ!
ちなみにここのアイドルは、ユニークな生態が特徴のアフリカオオコノハズクのポポちゃんです。


夜行性のフクロウやミミズク達はみんな眠そう。ウトウトしている姿がまた激カワです。


こちらの皆さんも眠そう。世界中の貴重な猛禽類を間近で見ることができます。


ケープペンギン達もなぜか眠そうで、水中に寝落ちするかと思いました。


そんな中、コガネメキシコインコ達は元気にエサをおねだり。腕やら肩やら頭の上やらにとまりまくって大騒ぎです。
奥に写っているオジサンはよっぽどの鳥好きなのか、始終至福の表情。


こちらはオニオオハシ。おとなしい性格でとても行儀良くエサをねだってきます。奥で哀愁漂う背を向けているのはクロエリセイタカシギ。


園内にバイキング的なレストランがあるのですが、鶏の唐揚げがあるのが印象的でした。「かわいい〜!」→「美味しい〜!」ってなカンジか。

鳥たちと3時間ほど遊んで、上りの渋滞が始まる前に帰路につきます。まずは牧ノ原SAでひと休みして後輩に運転をチェンジし、復路の運転を託します。
997の高速走行性能は、まあ考えうる3.6リッター車相応とでも言うか、法定速度内ではRRを意識することもなく、短いホイールベースの割りには直進安定性はすこぶる良好です。これは以前乗っていた930とは時代の差があるようです。987と比較して、ぬぅあkm/hを超えるとフロントの接地感が怪しくなってきますが、ステアリングやシートを通して伝えられるインフォメーションが非常に正確なので、恐怖を感じることは殆どありません。


新東名を法定速度ピッタリで走行中。新東名でこの速度だとゴボウ抜かれまくり(笑)。
メーターに燃費が12.3km/Lと表示されていますが、高速道路を法定速度+αぐらいの巡航だとこんなものかなと。2.7リッターの987は14km/L近くは走ったので、排気量並みといったところか。


帰りも清水SAと駿河湾沼津SAに立ち寄って土産を買い込みます。新東名のSAは新しくて楽しいけど、東名の日本坂PAのような昔ながらのSAやPAも味があって好きですね。
天気は次第に回復してきたものの、山にはまだ雨雲がかかっています。今回は高速中心でしたが、次回はワインディングを走り回って997の運動性能を試してみたいと思います。


帰りの東名上り線で、おそらく1964〜65年の状態の良いシボレー・コルベット・コンバーチブルと横浜青葉付近から並走&カルガモ走行。首都高には乗らずに用賀ICで下りていったので、お互い手を振りながらお別れ。


首都高を渋谷ICで下り、都内某所で仕事のロケハンをしてオフィスに後輩を送り届けてから帰宅。最後に都心の渋滞で燃費が悪化しましたが、往復590kmで燃費は11.9km/Lでした。掛川は遠い!

帰宅後、夕方からやっと晴れてきて、夜には月がキレイに見えました。スーパームーンの前日ってことで、自宅の居間から東京湾に映る月の道を撮ってみました。月の光ってホントに蒼いんですね。画面に写っている葉っぱは10年以上かわいがっているアレカヤシの鉢植えです。


怪しいほど美しい月を歌った「キリング・ムーン」という曲です。アコースティックギターとウッドベースでオーガニックなアレンジにしてみました。動画には色々な国を飛び回っていた頃に撮った美しい月の写真をたくさん使っていますので、是非ご覧ください。


10月からまた繁忙になるけど、「997初めてのおつかい」で少しリフレッシュできました。アディオス、アミーゴ。

・・・実はこの翌日の日曜にも仕事で浜松に行ったのですが(爆
Posted at 2015/09/29 12:03:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | 日記

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「【酷ι(´Д`;)暑】2025年・夏の記憶 http://cvw.jp/b/1333295/48613861/
何シテル?   08/22 17:53
バイク、クルマ、音楽、スポーツ、酒、料理、雑学を愛する昭和の不良高校生のようなおっさんで、現在の愛車はスズキ ジムニー シエラとヤマハWR250Xです。機械いじ...
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