6ヶ月点検とエコスポーツを再試乗

フィエスタ1.0Tの6ヶ月点検してきました。
特に問題なしで、オイル交換、エレメント交換してきました。

奥様は緩めの坂道でヒルスタートのアシストが効かなくて後ろへ下がることがある！
っていうことだったのですが、これは点検時に営業の人に対応を教えてもらえました。
営業の方もフィエスタ乗っていて、同じ目にあったようです。
対応としては、ブレーキの踏み方が甘いとヒルスタートのアシストが効かないらしいです。
確かに言われてみると、ゆるい坂道の時はブレーキの踏みが甘いかもしれません。
ましてや一般的な女性ドライバーはそもそもブレーキの踏みが甘めですしね。
そういう緩めのブレーキで停車した時は、そこで改めてブレーキを踏み込んでからブレーキを離すと、ヒルスタートのアシストが効くらしいです。
まぁ、ゆるい踏み込みでも効いてほしいというのが正直なとこですが、確かにブレーキはちゃんと踏み込む方がいいのは確かなのでここは「きちんとブレーキを踏み込んで停車する」という癖をつけようね、ということで奥様に伝えておきました。


で、点検中にフォーカスを乗り換えるとしたら？の乗り換え候補であるエコスポーツに改めて試乗させてもらいました。
前回は登場直後の100km走行程度だった気がするのですが、ほとんどいい印象だったんですが、サスペンションが常にフワフワしすぎ！っていう悪印象がありました。このサスペンションの挙動が走行距離が増えるとどうなるのか？という点が非常に気になっていたので、そろそろいいだろうと思っての試乗。
まず距離を確認すると、3500kmほど走っています。各部の馴染みがでているいい距離です。

乗り出し。
フィエスタと比べるとエンジン音が室内に多めに入ってきます。
自分はこれぐらいエンジンの音がする車が好きです。
（でもフィエスタで家路に着くと静かでいい車だなって思ったのは正直なところ。。。）

加速はフィエスタのような加速感はないですが、実際の速度は速いです。
普段自分が乗っているフォーカスmk2よりはいいフィーリングです。
これはトランスミッションのおかげでしょうね。とても運転しやすいです。
フィエスタのような低回転領域のターボによるトルク変動のカーブの急さがなく、NAらしいスムーズなトルク曲線にうまくシフトチェンジが噛み合って加速感はとてもスムーズで、アクセルペダルで回転をコントロールすることで、速度をコントロールする感覚がとても好みです。もっと馬力が、という意見もあるかな？というエンジンパワーですが、今の自分はこの程度の馬力で十分です。

全体的な乗り味はSUVらしい柔らか目の動き。細かい段差の受け止めはフィエスタよりもさらに柔らかいです。大きめのうねりもゆったりと吸収して、欧州フォード車だとスパッと揺れを止めるようなところも緩めに揺れを止めますが、不安定なんかではなく、ゆったりと、でもしっかりと揺れが収まる感じです。（揺り戻しがあるような柔さではないです）
まさにSUVですね。
でもコーナリングになるとこれがまた欧州フォード的な地面に張り付く系の操作性で感激です。
上体は柔らかくロールしてるんですが、地面にしっかりとグリップしているフィーリングが4輪から伝わってきてコーナリングが超楽しいです。
前回の試乗時よりもずっと楽しく感じました。
ただ、前回と同様にコーナーの出口での再加速のもたつきがどうしてもあります。そこはやっぱりSUV。。。。
前回と同様にSモードに入れて運転することでなんとか、、、、というところです。

試乗を始めた際に平均燃費系をクリアしてみてましたが、少々の渋滞路での30分で20kmほどの試乗。
それなりにぶん回したり、信号渋滞で止まったりしつつの平均燃費はほぼ14km/L。
え？
フィエスタよりいいじゃん。。。。。。
そしてなにより、平均燃費の表示がなんと「km/L」！！
え？他のフォード車みたいに「L/100km」じゃないの？なんでなんで？ブラジル開発だから？
メーター周りでいうと、前回気にしなかったけど燃費インジゲーター(0km/Lから30km/L以上を10等分表示)と外気温、シフト位置、そして自分で選択した情報が表示されている。フィエスタは自分で選んだ情報とシフト情報しかないのに。。。。。外気温が常にあるのは寒冷地では結構重要！
おいおい、いいじゃないかこれ。（フォーカスクラスからはもっと表示されてて羨ましいです。。。。）

そしてハンドル。握った瞬間は細い。。。。って思ったんですが、乗り始めると逆の印象。
フォーカスmk2よりフィエスタ1.0Tより運転しやすい。。。。具体的には最近のフォード車のハンドルは10時10分あたりから握りにふくらみがあると思いますが、その形がすごくいいです。フィエスタとほとんど同じ形のように見えますが結構違います。手のひら側がフィエスタより平らで、ハンドルに手を添えた時の安定感があって、握り込まなくても安定して握れます。
これは手の形とかサイズによると思いますが、自分はエコスポーツのハンドルが好みです。
触った瞬間のフィエスタよりも安っぽいって感じるハンドルの素材も、運転してると気にならないし、逆にグリップはいい感じでいろんな点で実用的な車だなぁという印象を受けます。

チープな感じのセンターメーターは人によっては耐えられないでしょうが、自分はできるだけシンプルでチープな内装が好きなので、ゲームウオッチ的な画面がこれまた逆に好印象。
ただしオーディオ周りのシルバーのテカリ具合とかいまいち好みじゃないので、後でパネルを外して似非カーボンシートとかマットブラックなシートなんかで対応したい感じ。

ワイパーの可動域もフィエスタのような上側で微妙な拭き取れない場所が。。。。みたいなことはなくてきっちり視界全体を拭き取っています。さすがSUV。

車内も自分の遊びぐるまにするにはいい具合に広いし、人を乗せるにしてもリアも少しリクライニングしてくれるので大人4人も全然許容範囲内。天井にMTB2台、後ろにMTB2台の4人で4台の移動もいけそう。

改めてエコスポーツっていいね！って思いました。全然走ってないんですけど。。。。^^;
値段も200万で出すキャンペーンやっちゃったからそこがベース金額でいけるだろうから予算的にも問題なし。


フォーカスも少し手を入れてるのでまずは来年冬の車検までは乗り切るつもりですが、そこでもし乗り換えってなったら、最有力候補はエコスポーツですね。
本当はクーガが欲しい。。。という気持ちもありますが、我が家的には少し大きいかなぁと。
エコスポーツ、サイズ感、走行性能、実用性、自分にとってのバランスがとてもいい車だということを再認識しました。

※ただこの感想は家のファーストカーとして万能選手であるフィエスタ1.0Tがいるから、ということは考慮が必要ですけど。



追記：
　そもそも気になっていたふわふわ感について書き漏れてました＾＾；
3500kmを経過した個体では、距離100km程度の時点で感じていた、平坦路を直進時でさえも終始細かく左右に揺れているような感じは完全に消えていました。→全く問題無いフィーリングでした。