髪を切りに床屋さんへ行ったら、髪を切る前に本を貰った。
「
忘れないうちに 」 と言って、椅子にすら座る前に渡されたこれ、
新しく出た本じゃなし、どうしたのかと思ったら
「
たまたま本屋で見つけて買った 」 とのこと。帯が付いたままだ。
貸してくれるんだと思ったら、
「
やる。返すな 」 とのこと。
「
じゃー、読んだらブックオフにでも売って、その金だけ持ってくるわ 」 と言ったら
「
金は要らん。でも、いくらで売れたかは教えてくれ 」 とのことだった。
ふむ。 興味のまったく無い本だ。
発売された頃に
発売になる とは耳にしていたし、
発売して間もなくの頃に
けっこう売れている と耳にした記憶がある。
でも買う気にはならなかった。
今、古本屋に並んでいたのを発見しても買う気はおきないだろうと思う。
世間一般で有名になる前から有名な人であったから、何が書かれていたにせよ、想像をはるかに超えていることが書かれているとは思えない (-_-
「
面白かった? 」 と訊いたら、
「
1巻目の途中までしか読んでない 」 とのこと。
「
ん? 2巻目は? 」 と訊いたら、
「
1ページ目を めくってもいない 」 とのこと。
そうだろうなぁ . . . とも、
そうなの? . . . とも思いつつ、
発売当初でもないこの時期に わざわざ彼が買った思い切りの良さにも、せっかく買ったのに途中で読むことを放棄する思い切りの良さにも、 本という物の不思議を感じたり・・・。
さて、
貰った物は読まなかん ( ̄へ  ̄
1巻目の最初の章を . . . . . . . . . . 数ページだけ目を通して、あとはまとめて飛ばした。次の章からが本文なのだと思われたので、遠慮なく飛ばさせてもらった。
2つ目の章 . . . . . . . . . . 苦行であった。
それでも数十ページは読んだ。
でも限界。 閉じた。 こりゃ無理だ、読めん。
でも . . . . すっ飛ばして、真ん中あたりから再び読み始めた。
でも限界。 また閉じた。 こりゃ本当に無理だ、読めん。
大学に入った当初、周囲には国産マイコンよりも アップルⅡ ( もどきを含む ) の方が多いという環境にいた私。 私自身はまったく興味が無かったけれど、PC8001なんぞに負けんとした先輩方が まだまだ多々おられた(笑 . . そんな私がここまで読めんとは思わなんだ。
面白なさ過ぎる。 内容がどうかはさておいて、文体が先を読み進めることを邪魔している。 米語で書かれた原文もそうなのかもしれないが、和訳した人の技量が酷過ぎるように思う。
仮に箇条書きをひたすらに改行せずに連ねたとしても、もう少しは
先へ読み進めれば面白くなるかも と思えるのじゃないかと思う (-_-メ
翻訳した人に文才が無いのだということにしたい。
困ったね。
2巻目どころか、私も1巻目の途中で投げ出すことになってしまった。
2巻目は一度も誰にも読まれることなくブックオフに並ぶことにな . . . . るだろうか?
買い取ってもらえるだろうか? . きっと、日本中のブックオフで面白くない本として ブラックリスト に載っているのじゃないかしら。
Posted at 2024/03/05 04:44:50 | |
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本当に独り言 | 日記