すくすくと・・・

今年、我が家は農業体験っていうのに参加してるんですが、5月に自分たちが田植えをした田んぼをようやく見に行くことができました(^^)
田植えをした直後の弱々しい苗の状態を見ていると・・・シロートが植えた苗がホントに一人前に大きくなってくれるのかなぁ？　とかなり心配になってたんですけども、見に行ってみると・・・おおお〜(*^_^*)　立派に成長してくれてるじゃないですか！

この田んぼ、半分は農家のみなさんが田植えをしてあって、残りの半分を農業体験の参加者が植えたんですが、田んぼを見てみると・・・なんだかちょうど真ん中のあたりを境目にして、きれいに生えそろっている部分と、ちょっとだけ不揃いな感じになっている部分がきれいに分かれてたりするんですよね（ちゅど〜んっ！）

ま、まぁそれでもよく見たら分かる程度っていうぐらいのもので、けっこうちゃんと植わってました(^^)　もうすでに稲穂も出てきてまして、これから実がどんどんと大きくなっていくんやろな〜　っていう感じです。



まだ稲穂の中には実がつまってなくて、スカスカっていう感じですけどもね・・きっとこれからおいしいお米が稲穂に入っていくんでしょうね〜(^^)
もっと前にこの田んぼを見に来たかったのですが、なかなか機会がないままで8月になってしまいました(^_^;)
ホントなら、田植えをしたら下草を刈ったりとか消毒をしたりとか、そういったいろんな地味な作業をしながら稲刈りまでいろんな世話をしないといけないんでしょうけども・・ワタシらの参加している農業体験では、田植えの次はいきなり稲刈り(^_^;)
なんだかオイシイとこどりな感じで世話役の農家のみなさんには申し訳ないような気もするんですが（汗）　
おそらくあと1ヶ月もしないうちに稲刈りを迎えることになると思います。子供達は田植えする前にはけっこう乗り気じゃない、っていう感じだったのですが・・・裸足でぬかるんだ田んぼに入ると、それは楽しそうに田植えをしていましたから、きっと稲刈りも楽しんでやってくれるのではないかと(^^)
オイシイとこどりで苦労もせずに稲刈りしちゃうっていうのはメリットとデメリットがありますけども、農作業体験を通してものづくりの楽しさを知る、っていう意味ではいいことなんでしょうね。
ワタシも稲刈り体験なんてしたことがないので、今から楽しみです。

ワタシが住んでいた実家の周辺は田んぼがいっぱいで、小学校までの通学路の周囲に広がっている田んぼの風景を見て季節の変化を感じていたものでしたが、実際に自分が農作業をしたことって言うのはなかったですからね。
しかし今になって振り返ってみると、子供の頃にそういった風景の中に溶け込むようにして自分も存在していたんだな、っていうのはとっても貴重な体験をしてたんじゃないかな、なんて思います。田植えの風景を見て春の訪れを感じ、田んぼから聞こえてくるカエルの鳴き声に梅雨の到来を知る。夏には下草を刈る農家の人たちの汗を見て、稲刈りの終わった田んぼの藁のニオイに秋を実感するんです。あの藁を焼く、目に染みるあのけむたい煙とその匂いに秋を深まりを感じたものですよ(^^)
今でもあの藁を焼く匂いを嗅ぐと、あのころの懐かしい風景が脳裏に浮かびます。
まぁいま藁を焼いている匂いに包まれているときってのは、目の前には田んぼではなくて・・・カツオのタタキがあるんですけどね（どっか〜んっ！）

稲刈り体験のあとは、同じ田んぼで秋冬野菜の栽培っていう体験も予定されています。収穫した野菜を使った漬け物とかキムチ作りの予定もあるんですよ(^^)
あと半年、まだまだいろんな楽しそうな体験ができそうです♪