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ろくむしのブログ一覧

2008年11月30日 イイね!

光のトンネル

光のトンネル昨日は仕事を早めに切り上げて、15時ぐらいに帰宅しました(^^) というのも、徳島市からちょっと西の方にクリスマスのライトアップをしている場所があるので、そこに子供達を連れて行ってやろうと思ったからなんです。
日曜日の夜に逝くと、帰ってくるのが遅くなったら月曜日の朝に起きるのが辛いし、逝くなら土曜日の夜だな、って思ったもので(^_^;)
このライトアップは毎年行われているものらしくて、よく徳島ローカルのニュース番組でも取り上げられているようです。この場所、実はワタシが美郷にジムカに逝くときにいつも通っているルート上にあるので、去年も点灯しているのを見た記憶があったんですよ。
先日、仕事で西の方に出かけたときに、このライトアップが今年も準備されているのを見かけたので、昨日は急にそれを思い出して出かけてきた、というわけです。

実際には稲刈りの終わった田んぼに地元の人たちがイルミネーションの飾り付けをしただけのもので、そんなに規模は大きくないし、手作り感バリバリのものなんですけども、なんとなくこういうのって微笑ましくてワタシは好きなんですよね(^^)
広さは50坪ぐらいのものでしょうか? ほんとにこじんまりと、車が普通に通る脇の田んぼにポコンとここだけにきれいなイルミが点いている、っていう感じです。

18時前に現地に到着したんですが、数組の家族連れが見に来ていました(^^) そんなに混雑しないのもこういうローカルなイルミの魅力ですよね(笑) 現地には当然のように駐車場などないので、近くのコンビニにモビリオ君を駐めて(^_^;) 歩いていきました。

お手製感バリバリなのがかえっていい感じですね。 なかでも「ええな~」って思ったのは、画像の光のトンネル(*^_^*)

このトンネルも、骨組みを見たらたぶん・・・ビニールハウスの骨組みをそのまま流用したんだろうな~って思えるのが逆にいいんですよね(笑)
それにイルミっていうと見て楽しむものですけども、こういうのだと遊ぶことができていいかな~っていうのもあって、ココに連れてきたんです(^^)

さっそく記念撮影をしてから、この光のトンネルの中を嬉しそうに走り出した子供達。その後ろからついていったんですけども、途中で足が

にゅちゅるっっ!

と滑ったんですよ(滝汗) げげげっ! この感覚・・・まさかウ○コを踏んだっ!?(爆汗)って一瞬焦ったんですが、単に足下がぬかるんでいただけでした(^_^;)
で、よく足下を観察してみたら・・・そうなんですよ、このイルミの設置されている場所っていうのは田んぼですから、前日に降った雨で地面がぬかるんでいたんです。

ありゃりゃ~(汗) なんて思ってると、トンネルの先で嫁さんの絶叫が(爆)
何かと思ったら、トンネルのもっと先のほうは地面がドロドロになってたんですよ(>_<) 子供達の靴はもうグチャグチャ(涙)
しゃーないから子供達を抱えてそのぬかるみを越えようとしたら、子供達がふざけて足をばたばたさせて・・・ワタシのズボンは思いっきり泥まみれに(T_T)

小さなイルミなので、子供達もすぐに飽きてしまって、あとはひたすら「お腹空いた~」の大合唱となったので(^_^;) そこからほど近い場所にある回転寿司屋さんへ夕食を食べに逝ったんですけど・・・
お腹が空いた状態で家族全員が食べまくったもんだから、えらい散在になってしまいました(号泣)40皿以上食べてるし(どっか~んっ!)

以前は子供達、お寿司食べたい! っていう割には実際に食べに逝くとケーキとかプリントか唐揚げとかを食べるだけで寿司をあんまり食べなかったのですが、最近は寿司もたくさん食べる上にデザート類も食べるので、親よりも金額が張ってしまうんですよね(涙)

・・・そろそろ家族連れでお気軽に回転寿司に逝くのはお財布に危険信号のようです(^_^;)

p.s.
今回の画像ももちろん、NokiaN95で撮影したモノなのですが・・・夜景ポートレートモードにするだけでこんだけキレイに明るい画像が撮れてしまうんですね。。ちょっと感動(*^_^*)
2008年11月29日 イイね!

時代を先取りニューパワー(笑)

時代を先取りニューパワー(笑)めっちゃ久しぶりのiPod Touchネタでございます(^_^;) 最近はすっかりとこの分野のネタではNokiaのケータイN95にお株を奪われているような感じになっちゃってますけど、 仕事でも使うマルチなPDAとして、出張時の音楽&ビデオプレーヤーとして、実はちゃんと毎日大活躍してくれてるんですよ(^^)
Nokiaといえば、昨日からソフトバンクでは最新型の機種が新発売になってますけども、この最新機種の発売開始のリリースがあった日の夜には、「Nokia日本撤退」っていうリリースが流れ・・・いったいガイジンってのは何を考えてるのかよく分かりませんわ(^_^;)
つーか困ったことになっちゃいましたよ(汗) これもマニアックな物を買う物の宿命か(ため息)

あ、今回はiPod Touchのネタでしたよね(^_^;) はい、今回ご紹介するのはiPod TouchとiPhoneにインストールすることができるアプリです。
ご存じの通り、iPod Touchっていうのは元々はiPod、つまりは音楽プレーヤなわけですけども、今となっては音楽プレーヤとしても使えるPDAとしての性格のほうが強くなってます。特にOSのバージョンが2.0になってから、アップル以外のサードパーティが製作したアプリをインストールすることが可能となり、実に様々なアプリが登場して、アップルの提供するiTunesストアから購入、あるいはフリーダウンロードをすることができるんですね(^^)

ワタシは今までにもスターウォーズのライトセーバーで遊べるアプリであるとか、パズルゲームやアクションゲーム、地デジの番組表やらYahoo動画ビューア、グーグルアースなどなど、フリーダウンロードのものばっかりをいろいろとDLしてるんですけども(^_^;) 先日、ついに有料のアプリを購入してしまいました(^^)

1500円でDLできるそのソフトっていうのは、「Dynolicious」っていうものでね、これは車好きにはめっちゃ興味をそそられる機能を持ったアプリなんですよ(^o^)

よくTRUSTなどのメーカーから、社外品電子パーツとして車のパワーチェックをしたりとかゼロヨンのタイムを計測するようなコントローラーが出ていますが、なんとこのiPhone、iPod Touch向けのアプリである「Dynolicious」を使うと、同じコトがたった1500円で実現してしまうんです(^^)/
これは、iPod TouchやiPhoneに搭載されている加速度センサーをウマく利用していろいろな車のパフォーマンス計測を可能にしているんですよ!
まさかiPod Touchにこんな使い方があるなんて!! と、マジに感激してしまいましたよ(^^)

冒頭の画像がスタート画面なんですが、これがゼロヨン加速の計測画面になります。ゼロヨンといっても、0→1/4マイル(クォーターマイル)の加速を計測するってのがいかにも洋物アプリって感じですけどね(^_^;) あ、ちなみに表示関係の言語も全部英語です(汗)

まずはいちばん最初に起動すると、Gセンサーのキャリブレーションを行います。そして自分の車の名前や重さ(荷物も含めて)を登録します。これで計測可能状態になります。
ちなみに車の種類は複数登録が可能ですよ(^o^)

さて、計測するときにはiPod Touchを平面に固定するっていうことが必要になりますが、逆に言えば車内でのセッティングはこれだけです。とりあえず今回は帰宅時にセンターコラムの上にiPod Touchを置いて計測してみましたが。。。
「TEST START」のボタンを押すと1秒ほどで「GO!」と表示され、いざ加速テスト開始準備が整います。
あとはひたすらフル加速するだけ!
加速度の情報から加速度、その時点の速度、そして走行距離をリアルタイムに演算し、1/4マイル走ると自動的に計測は終了し、データも自動的に記録されます。
もちろんGRBでフル加速1/4マイルなんてのは公道ではできるはずもないので、ごく普通に通勤で走ったときのデータを取ってみたのが次の画像です。



こんな感じで、画面にはグラフが表示されます。
赤い線が速度、黄色がエンジンパワー、青い線が加速度(G)です。速度の単位が「MPH」となっていますが、実際に表示されているのはキロ表示(km/h)となっています。単位は設定画面でマイルなのかキロなのか、選ぶことができます。

このグラフを見ると、1速で発進して30馬力ぐらい使って加速、2速にシフトアップするときに馬力はほとんどゼロまで落ち、加速度もほぼゼロへ、速度も一時的に落ちますが、2速シフトアップ後に再びパワーカーブとともに加速度もプラス方向へ、速度も当然上がっていく、というのが読み取れるかと。3速、4速、5速とシフトアップし、5速シフトアップしてすぐに減速を開始している様子がよく分かりますよね。

このテストの時には単なる町乗りでのデータなので、最高速度は時速46.7キロ、加速時は0.39G、最大馬力は40馬力という結果になりました(^^)

そして、もうひとつの計測モードが「スキットパッド」
こちらは加速、減速、そしてヨコGの計測を行うモードです。



こちらが計測画面になりますが、同じように「TEST START」ボタンを押すと計測開始、この状態で走行し、加速・減速・コーナリングを行うと、その加速度を順次ずっと記録していきます。

ちなみにこの画面の計測データは、手に持ったiPod Touchを傾けてテキトーに「疑似走行」をしてみたものなので、実際にGRBで計測したわけではないです(^_^;)
コーナリング時のヨコGが0.93Gなんてあり得んですよね(笑)
ま、こんな感じで停止ボタンを押すまでの間のMAXデータを表示しているわけですね。

で、詳細な結果はこんな感じ。



こちらもやっぱりこんな感じでグラフが表示されます。
赤い線は加減速G、黄色い線は左右のコーナリングGを表しています。これはテキトーにiPod Touchを前後左右に傾けて擬似的にGを与えた結果なので、表示されているデータはテキトーなモノですけども(^_^;)

このスキッドパッドモードで加速時にはエンジンのパワーやレスポンス、各ギアごとの加速の様子も分かりますし、ブレーキングGでブレーキパッドの性能、あるいはジムカーナやサーキット走行のときにはコーナリング手前のブレーキングでしっかりと踏み切れているか、まだまだ奥まで突っ込めるのか、そういうデータが取れますよね。
コーナリングGではタイヤの性能やら乗り方やらで、どこまで車が踏ん張ってくれるのか、あるいはろくむし号の「コーナリングのヨコGの限界値」も探ることができそうです(^o^)

さらに気が利いたことに、計測したデータは必ず自動的に保存されていき、こんなふうにあとから過去にさかのぼって参照することができます。(もちろん個別に削除もできます)



この画面では、一回ずつのトライの内容を呼び出してくることも可能ですし、計測を実施した日の平均データ(何度も計測をしたテスト日の平均値)、そして最後に走ったデータ、さらにはこれまでに記録されたその車の全ての計測データの平均値を見ることができます(^^)

各データの内容はこんな感じ。



画面には時速がゼロから10キロ、20キロ、30キロと時速10キロごとのゼロスタートからの所要時間、60メートル通過時、330メートル通過時など、1/4マイルに到達するまでの途中経過のラップタイムとそのときの速度、そしてテスト時の最高速度とMAXの加速G、その際の最大馬力を表示しています。
これらの詳細な数値は各計測データごと、計測日の平均値、今までの計測の総平均など全てで表示が可能です(^o^)

これだけの機能が入って、たったの1500円ですよ! これはマジに驚きですね(*^_^*)  まぁもちろんiPod Touchがないとダメなので、その金額を含めるとかなりの金額になってしまいますが、アフターパーツでこういった「ゼロヨンカウンター」を車に取り付けるよりはずっとオトクなのではないでしょうか?

ゼロヨンカウンターはその用途だけにしか使えませんが、iPod Touchはそれ以外にも実に多彩な用途に使えることを考えるとね(^o^)

すでにiPhoneはiPod Touchむけのアプリはいろんなジャンルでほんとに無数がリリースされていて、とてもじゃないですけども全部を試すコトなんてできないわけですが、こういうふうなまったく新しい用途のアプリが次々に新発想で生み出されてるのはホントに素晴らしいですね~(^^) そしてそれを可能とする、小さくて薄いPDAであるiPod Touch・・・これからもやっぱり目が離せないですね~(*^_^*)

Posted at 2008/11/29 03:50:00 | コメント(7) | トラックバック(0) | 朝倉南です iPod Touch(爆) | パソコン/インターネット
2008年11月28日 イイね!

これも男前なのかっ!?

これも男前なのかっ!?こないだの連休に、会社の同僚が京都に遊びに行ってきたんだそうで、そのときのおみやげだと言って、ニヤニヤしながら紙袋を手渡してくれました。

絶対に○○さんはこういうの好きなハズですよ♪」っていうので、何だろう?とワクワクしながら開けてみると・・・


おおおおお~(^o^)


男前豆腐の新製品です!♪ ・・・こりゃどうもありがとう! って思ったら・・・なんか妙(汗) これって豆腐? イヤ違う、これは・・・


豆腐ケーキ


と書いてあるではないですか!(核爆)ってことは、男前豆腐と同じ大豆を使った豆腐ケーキを発売したのか!? なんせ最近はクリームパンも発売してますしね~(^^)

でもね・・・誰ですか?このパッケージの坊主頭は?(汗) こんなキャラって男前豆腐店にいたっけ??しかも特徴的なあの「男」のロゴデザインもなんか違うし・・・。
ってことで、パッケージをひっくり返して製造元をさっそく確認してみると・・・

大阪の製菓業者

なんですよね(ちゅど~んっ!) つまりこれ、本家本元の「男前豆腐店」とはまったく何の関係もない便乗商品っていうわけなのでした(^_^;)
う~ん、これってどうなんでしょうねぇ?(汗) 男前豆腐ケーキですよ? 男前っていうのはまぁ固有名詞ではないし、使ったらアカンってことはないのかもしれないけれど、商標としてこれを使うってのは実に微妙なラインだと思いますが。。

しかしまぁ パチモン王国大阪ならではの商品ではありますよね~(笑) まぁワタシ的にはネタになるし面白いのでOKなんですけど、男前豆腐店株式会社はこういった商品の存在を知ってるんでしょうかねぇ?(^_^;)

なんでも最近は京都っていうのは豆腐ケーキのおみやげっていうのがけっこう流行っているらしくて、この男前豆腐ケーキ以外にもたくさんの豆腐ケーキがキオスクなんかで普通に売られているんだそうです。

さてさて、とにもかくにもこの同僚にはお礼を言って自宅に持ち帰って、夕食のあとにさっそく食べてみました(^^)

なかに入っていたのは、四角いチーズケーキを小さく切り分けたような状態のスポンジケーキ。



真ん中にカラメルでできたような甘い層があり、その層の両側には練乳のようなものが塗ってあるので、けっこう見た目よりも甘い感じの味がします。
豆腐ケーキといいますが、どのへんが豆腐っぽいのは分からないほど、普通にケーキとしてオイシかったですよ(^^) ちょっと甘いめのチーズケーキという感じでした。

しかしまぁ 男前豆腐店といえば、関東のほうにある某社と「男前豆腐」という商標をめぐって言い争いをしていたと思いますが・・・まさか大阪からこんなハズしワザで類似商品(?)が出てくるなんてね~(笑)
やっぱり男前豆腐ってのは有名で人気がある、っていうことの証明みたいなもんなのでしょうね(^_^;)

2008年11月27日 イイね!

感傷的なSFアニメ

感傷的なSFアニメ先日、何気なくレンタル店で借りてきた一枚のアニメDVD。ずっと前に「ほしのこえ」というアニメを製作した監督が初めて製作した劇場用長編アニメで、2004年に公開されていたらしいんですけども、私は全然そのことを知らなくて、たまたまレンタル店の棚で「旧作」として7泊8日通常料金でレンタルされているのを見かけたんですが・・・。

ひさしぶりになんともいえない高揚感というか、「いい作品を見たな~」って思えたので、みなさんにちょいとご紹介いたしますm(_ _)m

雲のむこう、約束の場所」という作品なのですが、この作品を作ったのは新海誠という監督さん。この監督さん、2002年に「ほしのこえ」っていう短編アニメを発表しています。

この「ほしのこえ」という作品、なんとも切ないストーリーのSFアニメだったんですけども、一番のトピックはというと、このアニメ作品が

たったひとりで制作された

ってことなんですよ(汗) 脚本から背景、演出、原画にいたるまでをたった一人で作ってしまったというんです。でもよくあるアマチュアテイストのアニメとは完全に一線を画していて、「このアニメをたった一人で作れるものなのか??」と素直に感嘆せずにはいられない、それほどの映像クオリティと秀逸な演出、ストーリーでして、当時このアニメを見た私はマジに感動したものです。。

そんな新海監督が劇場用に制作した長編アニメがあったなんていうのは今年になるまで全然知りませんでした(滝汗)なんて甘かったんだぁぁ(>_<)

先日、仕事が休みになる前日の夜にようやく時間を作り、この作品を見たんですけども・・・。

甘酸っぱいなぁ~(>_<)
青春やなぁ~(>_<)
切ないなぁ~(>_<)

というかね、見終わったあとになんともいえない感覚に陥る作品でしたね(^^) ストーリー的にはおそらくハッピーエンドなんだと思いますが、そういう高揚感ではなく、なにかこうもの寂しい雰囲気で終わるこの物語。。。これは完全に

オトナのアニメ

ですね。というか、青春時代を経験した、ある程度の年齢に達した世代・・・端的に言うなれば「ガンダム世代」である我々ぐらいのヒトが見て、特別な感傷に浸ることができる映画、っていう感じでしょうか?(^_^;)

私はこの作品の概要とかはまったく知らないままでこのDVDを借りてきて見たんですけども・・・まず時代背景もよく分かりませんし、物語の設定もよく分かりませんでした(^_^;)

あとからwikiで調べてみると、どうやら舞台は「20世紀後半、実際の史実とは別の歴史を歩んだ日本」ということのようです。
この世界では、北海道は「ユニオン」というロシアがモチーフになっていると思われる国によって占領され、「蝦夷」と名前が変わっています。
ちょうど北朝鮮と韓国のように、日本人は日本と蝦夷というふたつの地域に分断され、国内では「南北統一」に向けた動きがあり、そんな日本はアメリカに後押しをされてユニオンに対してまさに宣戦布告をするかどうか、というような状況にあります。

ユニオンによって北海道が占領されてからすでに25年、この物語の主人公である中学生の少年2人と、彼らが密かに思いを寄せる同級生の少女1人は青森県に住んでいます。
ユニオンは蝦夷の大地に「ユニオンの塔」と呼ばれるとてつもなく高い、何のために建造されたのかが不明の建造物を造っています。
どこまでも天空に向けてそびえているその異様な構造物はやがて風景のなかの「あたりまえのもの」として定着していきます。
いつも、気がつけば・・・いや、気がつかなくてもそこにあたりまえに存在する、「見慣れた風景」となったユニオンの塔・・。あたりまえに存在し、見慣れた存在でありながらも決して近づくことを許されない、遙か孤高の存在でもあるそれ。
その塔を眺めながら、いつの日にか、自分たちが作った飛行機「ヴェラシーラ(白い翼という意味)」で、塔の間近にまで行ってみたい、という夢を持っている少年2人は、アルバイトをしながらお金を貯め、コツコツとその夢を翼を製作していたんです。
そんなとき、憧れの存在である少女との交流が始まり、彼女を自分たちの作った飛行機に乗せ、「あの塔まで連れて行ってあげる」と約束するのです・・。

言うなればSFアニメであり、独特の世界観と考証のしっかりとしたメカデザインやアクションシーンなど、たしかに「いかにもSF」なポイントにも抜かりはなく、見応えは十分なこの作品なのですが、私が感動したのはそういうところではないんです。

このアニメに描かれているのは「過ぎ去りし、遠き青春の日の輝いていた思い出」なんですよ。決して都会ではない、地方の豊かな情景、小さな駅、ディーゼルの列車、駅の待合室、そして通学途中の学生たちの他愛のない会話・・・これらの「日常描写のディテールと空気感」が実に見事なんです。自分にもたしかにあった、かつて経験してきたこと、決して特別なことではなく、あの頃にはそれがあたりまえであった、毎日毎日、ごく普通に繰り返されてきた「日常の風景」がここにはさりげなく描かれています。あの頃、毎日普通に感じていたあの感覚、あの頃の「空気のニオイ」がここには実にリアルに描かれているんです。私が見入ってしまったのはまさしくこの「空気感」に自分の感覚がタイムスリップしたかのように感じたからなんです。

そして、あの「かなえられない約束をした」3年後にその頃のことを夢の中の出来事のように都会で思い出している主人公・・・。

彼らにとって、3人でいっしょに過ごしたあの夏休みは、かけがえのない貴重な体験だったのです。毎日が楽しくて楽しくて、このままずっとこの時間が流れていくのではないかと思えていたあの頃・・・でもそれはやはり終わるときが来てしまう。
そして、それは唐突にやってきたんです、この3人にとって。

二人の少年の前から、ある日忽然と少女は消え、二人の少年はそれぞれ、輝いていた夏の日の思い出への喪失感を胸に刻んだままでそれぞれ別の道を歩み出します。
・・・決して忘れることができない「遠い日の約束」を抱いたままで。。
そして、日本がユニオンに対して宣戦布告をするというその日、3人は再び出会います。遠い日に約束した、「雲のむこう、約束の場所」を目指すために。。。

正直言って、彼ら主人公たちを取り巻く世界のストーリーはかなり唐突な感じがします(^_^;) 北海道が別の国に占領されてたりとか、領空侵犯をして他国の超機密となっている施設に向けて飛行機で飛んでいこうっていうことに対して、主人公はおろか、その周囲の計画を知っている人たちが誰一人として「そんなバカなことはするな」と止めようとしないだけでなく、「壮大な夢」と捉えてその実現を後押しするかのような言動・・。少女も彼らの計画を知ったとき、純粋無垢に「私も行きたい!」と言うんですよね(汗) おいおい、普通そうは言わんやろ、そういう反応はしないでしょ? って思うんですけどね(^_^;) さらには「平行宇宙」っていう、我々のいる世界とは別の世界はいくつも存在していて、その一部がニンゲンの意識にも影響を与えている、とか(^_^;) このへんの設定なんかは「いかにもSF!」なんですけどね(苦笑)
まぁそういう細かいことはこの際、どうでもいいんですわ、私には(笑)

とにかくもこの作品全体に漂う「空気感」に惹かれてしまったわけでして(^^)
SFなのに、妙に物静かでノスタルジックな光景と、それを後押しする見事な演出と音楽。萌えの要素はほとんどありませんが、必見に値する素晴らしいアニメだと思います。

工業製品として次々に生み出される、量産製品としてのアニメーション。スタジオで多くのヒト達の手を経て、完全な分業体制で作り上げられるイマドキのアニメーションとはひと味違う、全体に「個性」というブレない一本の軸がしっかりと通った、新世代のアニメだと思いますよ(^^) 
酸いも甘いも通り過ぎてきたオヤジ世代にこそ、見てもらいたい「静かで感傷的なSFアニメ」です(*^_^*)

p.s.
wikiによるとこの作品、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞っていうのを受賞しているそうですが、この年、このコンクールにノミネートされていた作品には、あの「ハウルの動く城」もあったんだそうです(^^)
つまり、ハウル以上の評価を得た作品だったともいえるワケなんですよ(^^)
新海誠カントク・・・押井守カントクともまた違ったテイストを持った、これからの時代の新しい感性として、要注目ですね(*^_^*)

Posted at 2008/11/27 04:13:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 我が人生 是皆ネタ也(爆) よしなごと | 音楽/映画/テレビ
2008年11月26日 イイね!

タマコーカン

タマコーカンある日突然に切れてしまったモビリオくんのストップランプ、なかなか交換のタイミングがなかったんですが、こないだの連休にえいや! と交換作業をやりました(^^) やっぱり重要保安部品ですから、とっとと交換してしまわないとね。
交換作業自体は取扱説明書にしっかりと書かれてますし、その通りにやったらものの2分とかからずに終わってしまいました(笑)
使った道具は内装剥がしのみ。こんなカンタンなんだったら、もっと早くにしておけばよかったですわ(^_^;)

さてさて、今回はバルブが切れたので交換ということになったのですが、カー用品店でずらっと並んだバルブの陳列棚を眺めながら、ふと悪巧みも頭をよぎったのでした。。

というのは、せっかくバルブ交換するんだったら、いっそのことLEDのバルブに交換しちゃろうかしらん?? ってこと(爆) 今はなんつってもLEDのランプがトレンドですしね~。ご存じの通りろくむし号は純正状態でストップランプやテールランプはLEDになってますし。
モビリオのストップランプはテールランプを兼ねた1バルブ方式。21Wと5Wのフィラメントがひとつのバルブの中に収められたタイプのものを使用しています。これが左右にひとつずつ。一番シンプルな構成のテール&ストップランプですよね。
こういうのに適合するLEDのバルブもあったんですが・・・やっぱ高いですね~(汗) ひとつで4000円ぐらいしちゃいます(爆汗) 
そして純正と同じ規格のフツーのバルブはというと・・・

252円(^_^;)

こりゃやっぱり素直にフツーのバルブにしといた方が無難ですよね(苦笑) ま、LEDに交換したつもりでこの時にJabraのBluetoothヘッドセット買っちゃったんですけどね(ちゅど~んっ!)

モビリオのバルブ交換をした日は、我が家の廊下の電球もホームセンターに買いに逝って交換しておりました。我が家には短い廊下に2つ電灯が付いているんですけども、そのうちの片方はもう1年以上も前から切れたまま(ちゅど~んっ!) もう片方が生きていたので、それを使えばとくに不便もなかったのでそのまま放置してたんですよね(^_^;)
でも数日前にこの残っていた片方の電球もお亡くなりになってしまい(汗)、我が家の廊下は夜には真っ暗という状態になってしまったのでした(>_<)
これでは恐がりの三男が夜に一人でトイレに逝くこともできないし(笑)、私が出勤するときにもえらく不便なので、えいや! とばかりに二つとも電球を新調したのでした(^o^)

2つの電球を点灯すると、そりゃもう明るいのなんの!(笑) でもこの電灯、片方は普通の白熱電球を使う60Wタイプで、もう片方は16WがMAXの球形蛍光灯しか使えない仕様なんですよ(どっか~んっ!)
なんでこんなふうになってるのかは大いなる謎なんですが(^_^;) でも仕様以外の電球を使用しておかしなことになってもいけないし、ちゃんと指定通りの電球を使ったんですが・・・両方を同時に点灯すると、片方が黄色味がかった色味で、片方は思いっきり蛍光灯の白い光(^_^;) 廊下のあっちとこっちで、なんともチグハグなんですよね(汗)
まぁとくに問題ないといえばないんですが・・・一度に両方を点灯しなければすむことですので(苦笑) でもやっぱり謎ですわ(^_^;)
Posted at 2008/11/26 09:30:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 嫁さん御用達!モビリオくん | 暮らし/家族

プロフィール

「こないだの日曜日のサバゲーの画像、フィールドマスターさんからいただきました(^^)
ろくむし、いままさにインパクトグレネードを投擲せんとす!(笑)
もちろん、投げるときには「エクスプロージョン!」と絶叫するのがお約束(爆)
なんせ「ナイス爆裂Tシャツ」着てますからね〜(笑)」
何シテル?   04/09 18:29
2世代乗り継いだインプレッサから、2012年11月にBMW328i(F30)に乗り換えました。ピュアスポーツからセダンに、それもスポーツグレードでもない仕様への...
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