めっちゃ久しぶりのiPod Touchネタでございます(^_^;) 最近はすっかりとこの分野のネタではNokiaのケータイN95にお株を奪われているような感じになっちゃってますけど、 仕事でも使うマルチなPDAとして、出張時の音楽&ビデオプレーヤーとして、実はちゃんと毎日大活躍してくれてるんですよ(^^)
Nokiaといえば、昨日からソフトバンクでは最新型の機種が新発売になってますけども、この最新機種の発売開始のリリースがあった日の夜には、
「Nokia日本撤退」っていうリリースが流れ・・・いったいガイジンってのは何を考えてるのかよく分かりませんわ(^_^;)
つーか困ったことになっちゃいましたよ(汗) これもマニアックな物を買う物の宿命か(ため息)
あ、今回はiPod Touchのネタでしたよね(^_^;) はい、今回ご紹介するのはiPod TouchとiPhoneにインストールすることができるアプリです。
ご存じの通り、iPod Touchっていうのは元々はiPod、つまりは音楽プレーヤなわけですけども、今となっては
音楽プレーヤとしても使えるPDAとしての性格のほうが強くなってます。特にOSのバージョンが2.0になってから、アップル以外のサードパーティが製作したアプリをインストールすることが可能となり、実に様々なアプリが登場して、アップルの提供するiTunesストアから購入、あるいはフリーダウンロードをすることができるんですね(^^)
ワタシは今までにもスターウォーズの
ライトセーバーで遊べるアプリであるとか、パズルゲームやアクションゲーム、地デジの番組表やらYahoo動画ビューア、グーグルアースなどなど、フリーダウンロードのものばっかりをいろいろとDLしてるんですけども(^_^;) 先日、ついに有料のアプリを購入してしまいました(^^)
1500円でDLできるそのソフトっていうのは、
「Dynolicious」っていうものでね、これは車好きにはめっちゃ興味をそそられる機能を持ったアプリなんですよ(^o^)
よくTRUSTなどのメーカーから、社外品電子パーツとして車のパワーチェックをしたりとかゼロヨンのタイムを計測するようなコントローラーが出ていますが、なんとこのiPhone、iPod Touch向けのアプリである「Dynolicious」を使うと、同じコトが
たった1500円で実現してしまうんです(^^)/
これは、iPod TouchやiPhoneに搭載されている加速度センサーをウマく利用していろいろな車のパフォーマンス計測を可能にしているんですよ!
まさかiPod Touchにこんな使い方があるなんて!! と、マジに感激してしまいましたよ(^^)
冒頭の画像がスタート画面なんですが、これがゼロヨン加速の計測画面になります。ゼロヨンといっても、
0→1/4マイル(クォーターマイル)の加速を計測するってのがいかにも洋物アプリって感じですけどね(^_^;) あ、ちなみに表示関係の言語も全部英語です(汗)
まずはいちばん最初に起動すると、Gセンサーのキャリブレーションを行います。そして自分の車の名前や重さ(荷物も含めて)を登録します。これで計測可能状態になります。
ちなみに車の種類は複数登録が可能ですよ(^o^)
さて、計測するときにはiPod Touchを平面に固定するっていうことが必要になりますが、逆に言えば車内でのセッティングはこれだけです。とりあえず今回は帰宅時にセンターコラムの上にiPod Touchを置いて計測してみましたが。。。
「TEST START」のボタンを押すと1秒ほどで「GO!」と表示され、いざ加速テスト開始準備が整います。
あとはひたすらフル加速するだけ!
加速度の情報から加速度、その時点の速度、そして走行距離をリアルタイムに演算し、1/4マイル走ると自動的に計測は終了し、データも自動的に記録されます。
もちろんGRBでフル加速1/4マイルなんてのは公道ではできるはずもないので、ごく普通に通勤で走ったときのデータを取ってみたのが次の画像です。
こんな感じで、画面にはグラフが表示されます。
赤い線が速度、黄色がエンジンパワー、青い線が加速度(G)です。速度の単位が「MPH」となっていますが、実際に表示されているのはキロ表示(km/h)となっています。単位は設定画面でマイルなのかキロなのか、選ぶことができます。
このグラフを見ると、1速で発進して30馬力ぐらい使って加速、2速にシフトアップするときに馬力はほとんどゼロまで落ち、加速度もほぼゼロへ、速度も一時的に落ちますが、2速シフトアップ後に再びパワーカーブとともに加速度もプラス方向へ、速度も当然上がっていく、というのが読み取れるかと。3速、4速、5速とシフトアップし、5速シフトアップしてすぐに減速を開始している様子がよく分かりますよね。
このテストの時には単なる町乗りでのデータなので、最高速度は時速46.7キロ、加速時は0.39G、最大馬力は40馬力という結果になりました(^^)
そして、もうひとつの計測モードが
「スキットパッド」。
こちらは加速、減速、そしてヨコGの計測を行うモードです。
こちらが計測画面になりますが、同じように「TEST START」ボタンを押すと計測開始、この状態で走行し、加速・減速・コーナリングを行うと、その加速度を順次ずっと記録していきます。
ちなみにこの画面の計測データは、手に持ったiPod Touchを傾けてテキトーに「疑似走行」をしてみたものなので、実際にGRBで計測したわけではないです(^_^;)
コーナリング時のヨコGが0.93Gなんてあり得んですよね(笑)
ま、こんな感じで停止ボタンを押すまでの間のMAXデータを表示しているわけですね。
で、詳細な結果はこんな感じ。
こちらもやっぱりこんな感じでグラフが表示されます。
赤い線は加減速G、黄色い線は左右のコーナリングGを表しています。これはテキトーにiPod Touchを前後左右に傾けて擬似的にGを与えた結果なので、表示されているデータはテキトーなモノですけども(^_^;)
このスキッドパッドモードで加速時にはエンジンのパワーやレスポンス、各ギアごとの加速の様子も分かりますし、ブレーキングGでブレーキパッドの性能、あるいはジムカーナやサーキット走行のときにはコーナリング手前のブレーキングでしっかりと踏み切れているか、まだまだ奥まで突っ込めるのか、そういうデータが取れますよね。
コーナリングGではタイヤの性能やら乗り方やらで、どこまで車が踏ん張ってくれるのか、あるいはろくむし号の「コーナリングのヨコGの限界値」も探ることができそうです(^o^)
さらに気が利いたことに、計測したデータは必ず自動的に保存されていき、こんなふうにあとから過去にさかのぼって参照することができます。(もちろん個別に削除もできます)
この画面では、一回ずつのトライの内容を呼び出してくることも可能ですし、計測を実施した日の平均データ(何度も計測をしたテスト日の平均値)、そして最後に走ったデータ、さらにはこれまでに記録されたその車の全ての計測データの平均値を見ることができます(^^)
各データの内容はこんな感じ。
画面には時速がゼロから10キロ、20キロ、30キロと時速10キロごとのゼロスタートからの所要時間、60メートル通過時、330メートル通過時など、1/4マイルに到達するまでの途中経過のラップタイムとそのときの速度、そしてテスト時の最高速度とMAXの加速G、その際の最大馬力を表示しています。
これらの詳細な数値は各計測データごと、計測日の平均値、今までの計測の総平均など全てで表示が可能です(^o^)
これだけの機能が入って、たったの1500円ですよ! これはマジに驚きですね(*^_^*) まぁもちろんiPod Touchがないとダメなので、その金額を含めるとかなりの金額になってしまいますが、アフターパーツでこういった「ゼロヨンカウンター」を車に取り付けるよりはずっとオトクなのではないでしょうか?
ゼロヨンカウンターはその用途だけにしか使えませんが、iPod Touchはそれ以外にも実に多彩な用途に使えることを考えるとね(^o^)
すでにiPhoneはiPod Touchむけのアプリはいろんなジャンルでほんとに無数がリリースされていて、とてもじゃないですけども全部を試すコトなんてできないわけですが、こういうふうなまったく新しい用途のアプリが次々に新発想で生み出されてるのはホントに素晴らしいですね~(^^) そしてそれを可能とする、小さくて薄いPDAであるiPod Touch・・・これからもやっぱり目が離せないですね~(*^_^*)