
今回登場するのは「ろくむし号」の2号機であるストリームです。このクルマは長男に続いて双子の次男と三男が誕生することが判明したときに購入ということになったのでした(^^;)
当時のろくむし家はロードスターを手放してオペル・ヴィータ1台の体制だったのですが、双子が誕生ということになると、一家はいきなり5人家族になります。しかも長男はまだ当時3歳前。となるとマイカーには3つのチャイルドシートを取り付ける必要があります(滝汗)
これは事実上ヴィータには不可能ですよね。取り付けてしまったら嫁さんが座る場所がなくなってしまいます(汗)そこで急遽、当時流行り始めていた3列シートのミニバンを買わなければ、ということになったわけです。
そうなると話は早い(笑)双子の誕生予定日よりも半年も早いうちから私は新しいクルマの候補を探してディーラー巡りを始めていたのでした(ちゅど~んっ!)嫁さんは大きなクルマはイヤだと言っていたので、できるだけコンパクトで3列シートのミニバンを探しました。白羽の矢が当たったのが5ナンバー枠に収まるミニバンであるマツダのプレマシーでした。これはロードスターに乗っていたこともあってマツダのディーラーに気心の知れた営業マンがいたということもあります。
それと、重要なファクターがひとつありました。当時のろくむし家はマンション住まいだったのですが、ココのガレージが立体駐車場だったのです。高さの制限は155センチ(爆汗)ミニバンではなかなか厳しい数字ですよね。ところがプレマシーはカタログ上での車高は157センチ。これなら少しローダウンしてやればOKではないですか。 そんなこともあってほぼプレマシーに決まりかけていました。で、実際にプレマシーの試乗車をマンションまで持ってきてもらって、使い勝手を試してみたのです。一番重要なポイントは、チャイルドシートがちゃんと取り付けできて、かつトランクにベビーカーが載るかどうか。
まず、ベビーカーを載せてみました。もちろん3列目を畳んでやればベビーカーなんていくらでも載りますが、我が家の場合には3列目も使わないといけません。なので、3列目を出した状態の狭いトランクにベビーカーが載るかどうか、ってことなんですな。載せてみたところ・・・やや引っかかるものの、なんとか載せることができるかな、というかんじ(汗)でも他には何も載せられなさそうです(^^;)
次に肝心のチャイルドシートの3連装実験です(爆)この日のためにチャイルドシートを3つ用意し、実際に載せてみました。
載せる位置は2列目シートの右側にひとつ、それから3列目に2つ、というパターンを想定。助手席は空席&荷物置きで、嫁さんは2列目の左側に座る、というのを想定していました。
3列目に2つのチャイルドシートを載せると。。。うん、ちゃんと載ります。おけーですね(^^) で、2列目の右側にチャイルドシートを取り付けようとして、とんでもないことに気が付いたのでした。。
これ、2列目にチャイルドシート付けたら3列目に子供どうやって載せるの??(ちゅど~んっ!)
つまり、こういう理屈です(^^;) 2列目シートにチャイルドシートを取り付けるためには、通常はクルマに装備されているシートベルトを使用しますよね。2列目右側にチャイルドシートを取り付けるためにシートベルトを使って固定すると・・・2列目シートは前後スライド不可能になります。ところがプレマシーの2列目シートの座面は左右で繋がった一体もの。。つまり、2列目シートは完全固定状態となってしまうので、3列目シートのチャイルドシートに赤ちゃんを乗せようとしても、シートにアクセス不能となってしまうのです(どっか~んっ!)
一瞬、トランク側から赤ちゃんを乗せることも考えたのですが、どうもねぇ 赤ちゃんをそんなアクロバティックに扱うのも気が引けますし。。。ってことでプレマシーは2列目シート座面が左右一体というのが難点でボツとなりました(ちゅど~んっ!)こういう理由でクルマを選ぶっていうのも珍しいかもしれないですが・・。
で、次に候補に挙がったのが発売間もなかったストリーム、というわけです。ディーラーに見に行きましたが、こちらの2列目シートは左右で分割されていて、別々に動かせます(^^)/ これなら2列目にチャイルドシートを取り付けても左側の2列目シートを前に移動して背もたれを倒すことで3列目にアクセスが可能というわけです。
もちろんチャイルドシートの装着実験も無事クリア、トランクスペースもわずかながらプレマシーよりも広くてベビーカーも楽々載ることも分かりました。そしてストリームの車高は標準状態で159センチ。つまり4センチローダウンで車高もガレージの高さ規制をクリアできるってわけです。4センチのローダウンが必須なんて、私からしたら逆に嬉しい限りですよ(ちゅど~んっ!)シャコタンにするのに大義名分があるわけですからねぇ(核爆)
かくして、納車された白いストリームは純正ホイールキャップにノーマルタイヤなのに、タナベのローダウンスプリングで5センチも車高を落とした、なんとも物々しいスタイルで私を出迎えてくれたのでした(笑)
納車のためにディーラーに行っても、ずらっと並んだ納車まちの白いストリームの中で私の愛車になるクルマだけはすぐに分かりましたよ。だって車高が一台だけ極端に低いんだもん(笑)
さて、納車されてすぐその足で、私はホイールショップで注文してあった白いSSRタイプCを装着(どっか~んっ!)こうしてストリームは納車当日から白いホイールというろくむし号二代目の道を歩み出したのでした。
そもそも私が白いクルマを買うなんていうのはコレが初めてだったんですが、それは、ホンダ車で白いホイールを履くんだったら、やっぱりTypeR路線でしょ!(ちゅど~んっ!)というこだわりからなんですね(^^)/
かくしてストリームはチャイルドシート3連装なのにローダウンに白いホイールというなんともチグハグな状態になったのです。
その後、ストリームのオーナーズクラブに入り、またしてもストリームはカスタマイズされていきました。
そうこうするうちにミニバンブームも本格的なものとなり、あっちでもこっちでもストリームを見かけるようになり、さらに白いストリームっていうのはほんとにあちこちで見かける普通のクルマになってしまいました。
それで納得するろくむしではありませんよね(核爆) ほかのストリームとは違うカスタマイズ路線を歩んでいきます。
なんせ基本がストリームTypeRですから(爆)、エンブレムは順当に赤いホンダマークに、なんていうチマチマしたカスタマイズから始まったのですが、次第に大技を繰り出すように(笑)
最終的には、シートはEK9シビックTypeRの赤いレカロ2連装、シフトノブはチタンのやはりEK9シビックTypeRの純正、ハンドルも同じくエアバッグ付きのEK9シビックTypeRの純正ハンドル、ホイールはEP3シビックTypeRの17インチ白ホイールと、TypeR純正部品を次々に装着していったのでした(滝汗)
フロントグリルは当初はエンブレムを赤いHマークにしていただけだったのですが、純正グリルを改造してメッシュグリルでエンブレムレス仕様に加工。グリルをメッシュにしたのでバンパーの開口部にある白いパーツにも黒いカッティングシートを貼ってブラックアウト、開口部を広く見せるようなオリジナル技を使って「ちょっと違うストリーム顔」にしてました。エアロを装着するストリームはけっこういたのですが、私はノンエアロで他と違うストリームを目指していたので、エアロはあえて装着せず、代わりにフロントバンパーの下に英国仕様ストリームで装備されているラバー製の小さなリップスポイラーを装着してました(^^)/ それと合わせてサイドには自作エアロ制作用のラバー製の長い板を買ってきて自作で黒いサイドエアロを取り付けてました。ちょびっとだけエアロチューンっていうのがとってもお気に入りで、ほかではまず見ないオリジナル仕様のストリームになっていたのです。
エアロ付きの厳ついストリームはよくありますが、こういう走り屋ちっくなイメージのストリームはそんなに見かけないよな~ と、一人で自己満足していたのでした(^^;)
この二代目ろくむし号にもしっかり「定番アイテム」は装備されています。小さいアシストランプ、エアホーン、白いホイール、ドアのマーキング、リアフォグ、バケットシート。。。ナビやCDチェンジャー、ウーファーももちろん装備(笑)
このクルマは徳島へのUターン引っ越しのときにも大活躍してくれましたが、嫁さん専用機としてモビリオを購入してからは3列シートであることの意味がなくなってしまいました(苦笑)
そんなときに、今の三代目ろくむし号であるインプレッサに出会い、あっけなく二代目を降りることになったわけです。。。かくしてこのストリームのオドメーターも初代ろくむし号を降りたときと同じく、10万キロまであともうちょっと、というところでした・・・。
このストリームは過去のblogにも何度が登場していますが、今は同じ会社の先輩社員が乗り継いでいます。マフラーは先輩の希望でノーマルに戻し、シートはインプレッサに引き継がれ、オーディオ類もインプレッサに移植されました。それ以外はほぼ私が乗っていたままの仕様で現在も走っています。
少し前には2度目の車検も私の立ち会いで通しましたし、まだまだ現役で元気に走り回っていますよ(^^) 今も二代目と三代目のろくむし号は仲良く会社の前に並んでいます。