先日のBlogでもご紹介しましたとおり、ろくむし号の履いていたタイヤがそろそろ限界を迎えてしまったので、急遽新しいタイヤに交換することにしました。
じつは現在、ワタシはかなり極度の金欠状態が続いておりまして(涙)タイヤ交換はもうちょっとして余裕ができてから、って思ってなんとかいま使っているタイヤで繋ごうって思ってたんです。でも、もうそれも限界になってしまった、っていうのはこないだご紹介したとおり。
今までGRBろくむし号で履いていたのは純正のポテンザRE050Aと、こないだまで履いていたネットオークションでゲットした中古のピレリPZeroコルサ。このコルサっていうのはインプGDBの特別限定モデルであるS203やS204で装着されていたプレミアムタイヤでして、ポルシェやフェラーリのワンメイクレースなんかでも使われているというハイグリップなヨーロピアンタイヤだということで、この銘柄にピンポイントで狙いを定めて買いそろえたんですけども・・・いかんせん買ったタイヤは激安は良かったのですが、、
製造年が古すぎた(T_T)
ようでして(汗)製造から年月が経ちすぎて(2005年製造でした)コンパウンドがすっかり硬化してしまっているようで、もうひび割れしまくりで一部トレッド面が剥離してしまってました(爆)
まぁそんなわけで急遽タイヤ交換ということになり、お金もないのでアジアンタイヤで、、っていうことにしたわけですが・・・
いろいろとタイヤ選びに悩んだ結果、チョイスした人生初アジアンタイヤは
NEXEN N9000
に決定したのでした(^o^)
このタイヤを選んだポイントは、なによりもお友達がすでにインプレッサで使っていて、かなり好印象だった、ということが大きいですね。NEXENというのは韓国では有名なタイヤメーカーらしく、スポーツモデル用のタイヤとしてこのN9000っていうのはトップグレードのようで、このタイヤを使ったレースなんかもやってるようです。
もちろん、245/40R18なんていう幅広で高扁平な18インチタイヤなのに1本で1万円もしないなんていう超絶なコストパフォーマンスも大きなファクターだったわけですけどね(^_^)
ようやく選んだタイヤ、購入はもちろんアジアンタイヤでは超有名な存在であるオート●ェイさんだったのですが・・注文をかけてから現物が到着するまで、ここはいつでも24時間かからないっていうのがホントにスゴいですよね(滝汗) 今回も15時頃にiPhoneからネットショップに発注をしたのですが、翌日の14時過ぎにはブツが到着してましたからねぇ〜 ホントにスゴいと思います。
交換作業はいつも会社のトラックのタイヤ交換でお世話になっている某タイヤショップに今回もお願いし、さくさくっと交換作業は終了しました(^^) 交換は今週の火曜日に行って、そこからまだ片道10分足らずの通勤路を普通に町乗りしかしてないので皮むきも十分に終わってない状況なのですが(^_^;)とりあえずのインプレを少々しておこうかと。
まず最初、アジアンタイヤ、、中でも扁平率の高いタイヤは通常の国産タイヤよりもショルダーが柔らかいことが多いので、空気圧をクルマの指定圧よりも高めにした方がよいというアドバイスを受けていたのですが、どれぐらい入れたらいいのかがよく分かりません(^_^;)
この空気圧のこと、さすがに某タイヤショップさん(もちろん国産系タイヤのサービスショップです)でもよく知ってまして、逆にお店の店長さんから言われました。アジアンタイヤはちょっと空気圧は高めにしてやった方が良いですよ、ってね。
インプの場合、指定空気圧は245/40R18の場合でフロントが2.3kg、リアが1.9kgとなっています。どれぐらい多めに入れた方が良いんでしょうね? と聞いてみると・・・じゃぁとりあえず、ってことで
フロント2.8kg
リア2.5kg
にしときます。と言われました(ちゅど〜んっ!)そ、それっていくら何でも入れ過ぎちゃいますか?(滝汗)
しかし新品のタイヤを装着するのってめちゃくちゃ久しぶりですよ(^^) GRBろくむし号の場合は純正でついていたポテンザ以来です(苦笑) それまで履いていたピレリも、いっときジムカ用にゲットして履いていた
17インチのポテンザもネットオークションで入手した中古でしたからねぇ(^_^;)
交換作業を終えて、新品タイヤで走り出すと・・・おぉぉぉ〜ステアリングがめちゃくちゃ軽いっ!(笑) こりゃもう完全に皮むきしていない、まごうことなき新品タイヤの感覚だぁ!(^^)/
なんというか、スタッドレスタイヤの感覚(笑) 溝も十分あって、妙にぐにゅぐにゅっとしたあの独特の感覚ですよ。そして、ロードノイズもかなり小さくて快適性大幅アップ!(^o^) グリップについては・・こんなド新品状態では分からんデスね(^_^;)
それから2日ほど走ってみたのですが、通勤路でもちょっと速度を出すとコーナーで不安感があるというか、とりあえずまだ皮むきできてない状態ではグリップに不安がありますね(汗)乗っている感覚としては、このタイヤのインプレッションによく出てくる表現ですけども
「いかにもタイヤのショルダーが柔らかくて空気をパンパンに入れたゴムに乗って走ってる」というもの。この表現の意味するところが実際に乗ってみてよぉ〜く分かりました(^_^;) なるほどね、そういう感覚ですわ。
空気圧を高めに入れてるので、ボヨボヨに柔らかいっていうわけではないのですが、当たりが柔らかい感じがするんですよね。ギャップを踏んだときでも以前ならガツン!とくるようなショックが空気の層を1枚噛ませているような感じ。ショルダーの剛性が低い分、空気が間に挟まっている感覚がよく分かるわけですな。
しかし2日経ってもなかなかこの「パインパインな感じ」が抜けず、コーナーでも全然踏ん張ってる雰囲気がしないので、こりゃやっぱり空気が入りすぎじゃないか?? ってことになり(^_^;) 空気圧をフロント2.5kg、リア2.1kgにしてみました。
すると、あれま! これまた全然フィーリングが変わってきますね。今までの頼りない感覚がかなりしっかりとしたものになり、まだトレッド面にブツブツが残っているような状態ではありますが、かなりしっかりと路面に食いつく感じが出てきました(^^) それでいてやっぱり当たりはマイルドでロードノイズもかなりマイルド。
製造から年数が経ってかなり硬くなっていたピレリだと、とりあえずロードノイズはあからさまに
「ゴォォォォ!」っていう感じでしたけども、このタイヤだと
「グゥゥゥゥ」っていう感じの音です。
直進状態でわざとステアリングをちょいちょいと揺すってみると、やはり当たりが柔らかい分だけレスポンスが一瞬遅れて、それからクルマが反応する、っていう感じがありますね。これもよくこのタイヤで目にするインプレですな。コーナーではタイヤがぐにょ!ってたわんでからレスポンスを開始する感覚も分かります。たしかにこのタイヤ、ショルダーが柔らかめで、タイヤのカタチを高めの空気圧で維持する、っていうタイプなんだな、っていうのが感覚的にもよく分かりますね。
もうちょっと攻めた走りをしたときにどういう感じになるのか・・・これについては今後の検証待ちですな(^_^;)そのうちにジムカもこのタイヤで走ってみようと思ってますので、どういう感じなのかはそのときまでのお楽しみです♪
そうそう、今朝は初のウェット走行になったのですが・・・あるていど速度を出した状態で水たまりに乗ってもまるで不安感ナシ! キレイに水を排出している感覚がありますね(^^) 水たまりをスパッと切っていく感じ。前のピレリPZeroコルサはもともとのトレッドパターンからしてもウェットグリップはあんまり良くなかったのですが、さらに経年変化で硬くなるはチビて溝はないわっていう状態だったので、そらもう雨の日にはズルズルと怖くてねぇ(^_^;) さらに「シャァァァァァ!」って盛大に水を周囲にまき散らしているような音がしてたんですが、N9000だと水をきれいに排出しているからなのか、ウェット状態でもそんなに音がしないんですね。水の排出をきちんとしていると逆に音が大きくなるのかと思ったのですが、そうじゃないようです。
それから、ピレリのときに悩まされていた「ステアリングが明確に左に取られる」という症状なんですが、フロントのピレリ2本だけを予備のピレリに交換した直後から発症してたので、タイヤの方チビのせいかな? と思ってたんですが・・・やはりそうでした(^_^;)
中古で1本ずつ別々にオークションで購入したタイヤだったので、やはり左右でチビ方がかなり偏っていたようです(汗) N9000に交換したら、直後からかなり症状はマシになりました。直後はそれでも左に少しだけ寄っていくような感じだったのですが、それもここ数日走っているウチにきれいになくなり、手をハンドルから放してもキレイに直進してくれるようになりました(^^)
ってことで、やはりこの症状の原因はタイヤの方減りにあったようです。
原因はアライメントか?? とも思ってたのですが、アライメントに出さなくて良かったですわ(苦笑)アライメント料金をムダにせずに済みました(^_^)
ってなことで、やはりタイヤ交換っていうのは交換した効果を体感しやすいパーツの筆頭だなぁ〜 なんてことを実感しているわけなのでした♪
にしても、当たりが柔らかくてスポーツタイヤにしてはかなり静かなこのタイヤ、コーナーでの挙動は今まで使っていたタイヤとはかなりフィーリングも違いますね。これからもう少し乗ってみて、ハイペースで走ったときの挙動、あるいはジムカで使ったときのフィーリングなどもまたしばらくしてからご紹介したいと思います(^_^)