
えらく間隔が開いてしまいましたが、F30BMWのTIPSネタの第2弾です(^_^;) 今回のネタ、意外とネットにも出回っていないみたいですし、BMWのディーラーさんでも知られていない、さらにBMWオーナーさん達も意外と正確には知らないっていうものらしいので、ひょっとしたらお役に立つかも(^^) まぁワタシのBlogなので、データはテキトーなんですけどね(爆)
さて、今回のネタは電源、、具体的にはシガーライターソケットへの通電のタイミングについて調べてみた結果についてです。
国産車の場合、シガーライターソケット(最近はこういう呼び名ではなくて、単に電源ソケットというのかな?)に通電が行われるタイミングっていうとイグニッションが
「ACC」になると通電開始、キーをOFFの位置にすると即時通電もストップっていうパターンですよね。
BMWに限らず輸入車の電源ソケットがこういうふうになっていない、っていうのはクルマ好きな皆さんならご存じだとは思います。その昔、ワタシが大学生の時に友人が乗っていたE30のBMW3シリーズだと、シガーライターソケットはキーの位置には関係なく、
常に通電されている状態になっていました。それからこれは余談ですけど、E30BMWの場合、キーがオフでもドアを開けた状態ならばパワーウインドウは操作できたっていうのも国産車とは違ってましたね。ウインドウを上げ下げするのにキーをいちいちONにしなくてもよかったのはけっこう便利でした(^^)
さて、では今のBMWでもやっぱり
電源ソケットは常時通電なのか? このことについて、ワタシはゆうさくくん号が納車になる前から気になって気になって仕方がなかったのです。それはなぜか?
・・・理由は
前回のBlogに答えがあります。はい、ドライブレコーダです。ワタシの場合、フロントのドラレコは車内の電源ラインに直接電源を繋いでもらったので問題ないのですが、リアのドラレコの電源はトランク内の電源ソケットから取ることを計画していたからなんです。
つまり、昔と同じ常時通電モードになっていたとしたら、トランクの中の電源ソケットから電源を取ったリアのドライブレコーダは、エンジンを切っていても常に電源入りっぱなしの録画しっぱなし、っていうことになってしまうわけですよね。まぁこれだと監視カメラがわりになるからいい面もありますけど、長時間の駐車になるとバッテリーあがりが心配になってしまいますよね(汗) なので、やはりエンジンオフでドラレコの電源も自動で落ちてくれないと困るわけです。。
サイアク、常時通電になってるとしたら、クルマを駐車するたびにトランクの電源ソケットからドラレコの電源プラグを引っこ抜くか、あるいはリアシートに回ってドラレコ本体の電源ボタンを押してOFFにしないといけない・・これはハッキリ言ってかなりめんどくさいですよね(^_^;)
なので、できることならキーと連動して電源が落ちてくれるとすごく嬉しいんだけど・・と思ったわけです。
ちなみに、ゆうさくくん号よりも3年前に購入された父親のF01(740i)の場合、グローブボックスの中の電源ソケットにiPodを接続してるんですけども、シガープラグ接続タイプの電源アダプタをワタシがF01に設置したときに試してみたところ、エンジンを切ってもiPodの電源は切れなかったので
「やっぱりBMWはエンジンを切っても電源ソケットは通電したままなんだなぁ」と思ったんです。なので父親にはエンジンを切ってクルマから降りるときにはiPodは手動で止めないと動いたままになるよ、と教えてあったのでした。。。
なので、半分以上は「BMWは電源プラグは通電したまま」だと思い込んでいたので、リアのドラレコもめんどくさいけど手動で電源を落とすしかないだろうな」と考えておりました。
まぁ念のため、F30を契約したときにこの点についてディーラーの担当セールスさんにも聞いてみたのですが「たぶん通電したままだと思いますよ」との回答でした。担当セールスさんはE46に乗られてるらしいんですけども、
少なくともE46はエンジンOFFでもソケットは生きたままになってます、との回答でした。
(担当さんはそれを利用してiPhoneの充電とかをしてて、常時通電なのがかえって便利なんです、とのことでしたが)
さて、(いつものことですが)前置きが長くなりました。ではF30BMWでは、電源ソケットはどういう通電状況なのか? ということなんですが。 イチバン簡単に書いてしまうと
エンジンOFFでは通電もストップする
という、国産車に準じた振る舞いをすることが分かりました(^^) でもね、これがなかなかに複雑でして(^_^;) 単にキーをOFFの位置にすると通電が止まる、っていうようなものではなかったんです(汗)
ではどういうことになっているかというと・・・
エンジンOFF(キーOFF)でドアロックをした場合、ドアロックから数分(2〜3分ていど?)で電源ソケットの通電が止まる
ということが分かりました(^_^;) なんともややこしい仕様というかなんというか(苦笑)
当初、ドラレコを取り付けてもらってから納車までの間、ディーラーさんでゆうさくくん号を預かってもらっていた期間に担当セールスさんに「電源ソケットの通電について調べてみて」とお願いしてたのですが、セールスさんもエンジンを切って10分ぐらい、ずーっとドラレコの電源がどうなるのか見ていたらしいんですけども、電源が切れなかったんですね。でもドアをロックすると、いつの間にやらドラレコの電源は落ちている、ということを発見したわけです。
なので、担当セールスさんからは
ドアロックをしないとずっと通電したままですが、ドアロックすると2〜3分で通電がストップするようです。
という回答をもらったんです。
それまでワタシ、GRBろくむし号は自宅ガレージに駐車するときには屋内保管ということもありドアロックはしないで駐車してたのですが、ゆうさくくん号でそれをやるとバッテリーがあがる可能性があるってんで、納車されたゆうさくくん号を駐車するときには必ずドアロックをするようにしたのでした・・・。
さて、ちょっとめんどくさくはなりましたが、まぁ駐車する際にはドアロックをするクセがついてきたある時のこと。帰宅した際、ゆうさくくん号のエンジンを止めて降りようとした時、何か忘れましたけどそのまま降りずに車内に留まっていたことがあったんです。たぶんiPhoneを操作してたとか降りようとしたら電話がかかってきてそのまま車内で電話してたとかそういうのだったと思いますが・・・なんせエンジンを止めてから10分以上経過(ドアは当然、ロックしてません)したとき、ふと
「あれ? リアのドラレコの電源が切れてるぞ?」ってことに気がついたのです。
おかしい、ドアロックしないと通電しっぱなしのハズなのに? と思ったのですが、いったんドアロックをして、それからドアをアンロックするとドラレコの電源が入りました。 ん? ますますもって妙な挙動です(汗)
そこからいきなり電源ソケットの挙動探求開始です(笑)
そうして分かったこと。
ドアロックしたら2〜3分で電源が切れるが、エンジンOFF(キーOFF)でドアアンロックのまま放置していても、10〜15分程度経過すると電源ソケットの通電は自動的に止まる
ということが分かったのです(^_^)
さらにもうひとつ分かったこと。それはキーをON(ACCオン)にしなくても、
ドアロック状態からドアをアンロックするだけで電源ソケットの通電が開始される、あるいは
ドアアンロックのままで15分以上経過して通電のとまった状態から、ドアを開けるなどしてルームランプが点灯するといった状態になっても電源ソケットへの通電が再開される、ということも分かりました。
ついでに、ドアアンロックすると、USB端子に接続したiPodにも給電が開始され、iPodは再生スタンバイモードになります。
普通ですと、電源ソケットへの通電開始はキーをACCにしたタイミングで開始されるものですが、F30の場合にはそれよりも早い段階、ドアのアンロックで通電開始となるわけですね。
ついでに試してみたのですが、E30の頃には有効だった「ドアを開けた状態ではキーOFFでもパワーウインドウ操作ができる」っていうヤツ、F30ではダメでした(^_^;) ドアミラーの折りたたみはキーOFFでもいつでも動いてくれるんですけどね(苦笑)
というわけで、BMWの電源ソケットは常時通電していると思っていたら、実はそうではなかった、というお話でした(^^) これ、意外と知られていないネタじゃないかな?
E46では常時通電だった電源ソケットがどのタイミングでこのような複雑な給電モードに移行したのかは分かりませんが、この給電の挙動は電源ソケットにいろんな機器を接続する際に知ってると便利かと(^o^)