
さてさて、今回はちょっと前のBlogでネタにした話題の後日談というか、検証結果のご報告回にしたいと思います(^^)
まずひとつめ。
ほかのオーナーさんの間でも同様の不具合が確認されていた
「iDriveが突然に再起動してしまう」という症状についてです。ディーラーさんに問い合わせてみたところ、症例が今まではないらしく、入庫して点検となったものの、たまたまネット徘徊をしていて知った「iDriveのアップデート」というのを自分で試してみたところ、症状が出なくなったようだ、というのが
前回のBlogでした。
あれからしばらく、症状の再発がないかどうか実際に乗って検証してみようってことにしてフツーに毎日乗って試してたのですが・・・結論から言うと
再発せず、完治!(^^)/
という結果になっています♪ いや〜よかったよかった(^^) どうやらこのアップデータ利用っていうのは正解だったようですね。でもこれ、BMW本国のサイトにはしっかりと掲載されているんですけども、日本のBMWサイトには何も照会されていないし、ディーラーさんへの告知もないみたい。なにか不具合があってディーラーに持ち込まれたら、何気なくシステムの再インストールとかでアップデートされるような感じなのでしょうかねぇ?
ちなみにアップデータを適用しても、ワタシがインストールしているDVDinMOTION(走行中にテレビやDVDが見られたり、ナビ操作を受け付けてくれるようにしてくれるソフトウェア)はそのまま活きていますから、システム全体を書き換えたというわけではなく、オーディオと電話に関連する一部のデータを書き換えた、あるいはこの部分のデータパッチだったのかもしれませんね。
本日、別のみんカラユーザーさんのBlogを拝見していたら、iPodやiPhoneなどではなく、USBメモリを利用した音楽ファイル再生時に発生するという不具合も、このアップデータで見事に完治したという報告がありました。どうやらこのアップデータ、けっこう有効なようですね(^^) というか、今までそんなにも不具合を抱えたままだった、ってことなのかな?(汗)それともどんどんと進化していく周辺機器にうまく対応するためのデータパッチなのかな? そのへんの、このアップデータの「正体」については不明ですけども・・とりあえずは完治したのならそれでOK!OK!(笑)
そして二つ目の話題。
これはワタシが入手したWiFi版のOBD2モニタリングのデバイスとアプリを使ったF30の最大ブースト圧の計測ですね(^^)/
前回は
一般道での急坂の上り坂を使った低速ギアでの最大加速時のブースト圧計測を試してみましたが、今回は高速道路を使っての高速ギアで高負荷時のブースト圧を計測してみました。
というのも、以前乗っていたGRBろくむし号(インプレッサSTI)での経験から、おそらくは高いギアでの瞬間的な高負荷のときが一番ブーストがかかるのではないか? という気がしていたからです。
ターボ車って、踏み込むと一瞬だけオーバーブースト状態(オーバーシュート)を意図的に作り出し、パワー感を演出するような味付けにすることがあるようで、インプレッサもそういう味付けになっておりました。
高速ギアでの高負荷、っていうのは意外と低速、、というか、普通に法定速度内でも試すコトってできるんですよ(^^)
テキトーに高いギアで巡航しつつ、そこからギアをそのままでアクセルを踏み込んで無理やり加速をしてやるだけ。これでクルマとしては何とかチカラのない高いギアで加速をしようとして、過給圧を上げてパワーを出そうという制御をしてきますからね(^^)
今回も近場の高速道路の短い区間で、前を走るバスとの間で距離を取り、そこで加減速を繰り返して計測してみました(^^)
前走するバスからしたら、なんか後ろで急に迫ってきたり、すーっと下がっていったり挙動不審な動きをするBMWっていうふうに映ったことでしょうね(^_^;)
普通にDモードで走っていてアクセルを踏み込んだら、当然ですけどもシフトダウンをしてしまうので、DSレンジからマニュアルモードに切り替えて、6速とか7速あたりで巡航モードに。8速だとささすがに回転が落ちすぎて過給圧がかからないかな、って思いましたので。
だいたい1500回転とか2000回転ぐらいから、ぐいっと踏み込んでみます。
最初、思いっきり床まで踏み込んだら・・
カチリと何やらスイッチを踏んだような感覚がしたなと思った瞬間、ギアが3速ぐらいまでいきなり落ちてゆうさくくん号が猛然と加速を開始(爆汗)
そうです、AT車には
キックダウンスイッチなんてものがあったんですよね(ちゅど〜んっ!) もう長らくAT車なんて所有してなかったのですっかり忘れてました(^_^;) F30の場合、マニュアルモードでギア固定していても、キックダウンスイッチを踏んだら問答無用でキックダウンしちゃうんですね・・って当たり前か(苦笑)
低速ギアで思いっきり回転が上がった状態でのブーストも念のために確認してみましたが、やっぱり1.1kgですね。実に安定しています。
そこで、Sportモードにしてシフトはマニュアルモードへ。この状態で6速、あるいは7速、ついでに8速でも試してみましたが、思い切り低回転での巡航からキックダウンスイッチに触らないぐらいのギリギリの奥までアクセルとぐぐぐっと踏み込んで、無理やり高いギアのままでの加速を試してみました(^_^;)
さすがに苦しげに加速していきますけども、やはり思惑通りというか、ゆうさくくん号のほうはギアを下げてくれないドライバーに抗うように、ブースト圧を高めて懸命にパワーを出そうとしている様子。
今回は計測メインの走行だったので、iDriveモニタの上にiPhoneを重ねて、視認しやすい状態で走りつつ、ブースト圧の確認をしながら走ってみたのですが、走行中にはそれでも1.1kgの数値が最大だったように見えました。。
高速道路を降りてから停車し、アプリの履歴表示で確認したところ、、
1.2kg/cm2
という数値が記録されておりました。結局、0.1kgしか増えないだけでしたね(^_^;) インプレッサのときの経験から、低速ギアで1.1も出るんだったら高いギアで無理やりブーストかけたら1.5ぐらい逝くんでは? なんて思ってましたけども、BMWの純正ブースト制御では低速ギアでも高速ギアでも、つまり低負荷でも高負荷でもきっちりと安定してブーストをかけてくるっていう仕様になっているようです(^^) いやはやマジメというかなんというか♪
ってなことで、おそらくはF30の328iの最大ブースト圧は1.2kg/cm2というのが実測値かな、と思います。
おそらくこのデータは320iや320dでは当然ですけども違っているはずです。 OBD2からのデータ出力で意外と気軽に計測ができますから、もし計測できる環境にあるヒトがいらっしゃったら、データを教えていただきたいです(^^)
あるいはケレナーズなど、過給圧を高める制御をおこなうことでパワーアップをするパーツなどを装着されている方のブースト圧の数値っていうのも興味ありますね(^^)/
そんなわけで、みなさんよろしくです〜♪