
さてさて、今日はゆうさくクン号に関係のあるとあるお店に2年ぶりぐらいに立ち寄って、ワタシとしてはかなり高額のオーダーを入れてきました(^^;) ホントに2年越しにやっとこさ実現するカスタマイズなのですが・・・施工は今月末の予定ですので、そのときまでちょっとネタとして置いておきましょう(爆)
ってことで今回のBlogはクルマとはまったく関係ないっす!(ちゅど〜んっ!)
前回のBlogでもちらっと書いていましたが、年末と年始にひとつずつ、新たなエアガンを購入したワタシ、初撃ちはちょっと先かな、なんても思ってたのですが・・・お正月休みの最終日、当番出勤がことのほか早く終わってしまい、これなら初撃ちサバゲーのイベントに間に合うな・・なんて考えたらもうガマンできません(笑) さっそく1月4日に行ってきちゃったのでした(^^)
さすがに冬場ですから寒いだろうし、ってことで普段着ている防寒着の上にBDU(迷彩戦闘服)を着込んでゲームを始めたのですが・・・やっぱりサバゲーするとアツいっ! あっというまに汗だくになってしまい、結局Tシャツの上にBDUという思いっきり薄着でゲームをやってたのですがそれでも汗をかいてしまうほどでした。
今回持ち込んだ銃はというと、メインとしてアサルトライフルが2丁、そしてサイドアームとして小型サブマシンガン1丁でした。
メインのアサルトライフルのうちのひとつはちょっと前に中古で購入したナイツPDW(PDWなので正確にはアサルトライフルではないんですが)だったのですが、もうひとつのライフルは・・・
はい、先日購入のご報告をしていた
「変態紳士のジャムおじさん」なんていう異名を持つ、ちょっと変わったライフルです(^^;)
このライフル、イギリス製のプルバップ式アサルトライフルでして、もちろん現在のイギリス軍には陸海空の全軍に標準配備されている制式採用銃である「L85」というものです。
正確にはL85A2というのが現在の制式採用ライフルでして、ワタシが買ったのはL85の最初のモデルであるL85A1のほうになります。・・といっても、外観上の違いっていうと刻印とコッキングボルトの形状ぐらいなんですけどね。
ちなみにA2のほうもワタシ、持ってたりします(笑)A2のほうはずいぶんと前に購入したエアコッキングエアガンですけど。
さて、なんでワタシがそんなにもこの銃に入れ込んでいるのかというと・・・
この動画を見ていただくとよくお分かりいただけるかと思いますが、
名銃ではなく
迷銃としてその名を全世界に知られている、とーっても変わった銃だからなんですね(爆)
カンタンに書くと、全軍に制式採用されている最新型プルバップライフルのクセして
「やたら重たい」「作動不良ばかりでマトモに撃てない」という、なんともにわかに信じがたい性能を持ってるからなんですね(苦笑) それでも頑固一徹のジョンブルたちは頑なにこの銃を制式採用し続けているという・・・
「弾の出る鈍器」なんていう異名もあるそうな(涙)
あまりに動作不良ばかりで弾が出ないもんだから、フォークランド紛争の際にはL85を装備したイギリス軍がなんとイマドキ!
銃剣突撃!
を敢行し、敵軍があまりにも想定外のイギリス軍の行動に恐れをなして降伏するという(ちゅど〜んっ!) なんとも輝かしい(???)戦歴があったりとか(号泣)
そもそも全長が短くてコンパクトなことがウリのプルバップライフルで銃剣突撃なんていうのは本来の開発意図からすると本末転倒な使い方なんですけどねぇ(苦笑)
さて、そんな迷銃をワタシが知ったのはアニメ「うぽって!!」に出てきたからなんですが・・・このアニメの中でもマトモに弾が出ないポンコツ、しょっちゅう故障ばかりしてるっていう設定だったので・・・マイナーアイテムが大好物なワタシが興味を持つのも当然ですよね(笑)
そんなポンコツ呼ばわりなL85ですけども、フォルムだけ見るとなんとも未来的で独特の英国テイストに溢れていて魅力的なカタチなんですよ(^^) もうね、ワタシこのライフルに惚れ込んじゃいまして(笑)
そんなわけでエアガンを買い始めたときに2番目に購入したのもL85だったのですが、そのとき買ったA2ではなく、迷銃の名をほしいままにしている初代L85A1がやっぱり欲しかったんです。
でもA1のほうはあまりモデルアップしているメーカーがなく、ようやく見つけたのがモロに中華ガンメーカーであるArmyArmament製のもの。
購入したL85は購入した業者さんのところで出荷前に入念に調整作業をしてもらったので、とりあえず弾はちゃんと出るようにはなってますが・・・この業者さんからも
実銃の設計のせいだったり、このエアガンの設計のせいだったり、まぁいろいろな原因で「不可思議な状況」が発生するかも知れませんが、それもこの銃の(実銃の生い立ちも含めて)持ち味ってことでそういった不可思議なところも含めて楽しんでいただければと思います。
なんていうコメントがついてたという(ちゅど〜んっ!)詳しく説明を聞くと・・・
給弾不良&排莢不良(ジャム)
という実銃の特徴(笑)をそのままこの電動ガンも受け継いでるっていうんですよね(ちゅど〜んっ!)ま、まさかぁ〜 なんて思ってたのですが、実際に届いた電動ガンをつぶさに観察してみると・・・ははぁ〜(^^;) たしかにこれは
なんじゃこれ!?
っていうような構造になってますねぇ(汗) まず実銃でもそうらしいのですが、フレームのあちこちに打ち込まれているリベット、分解整備するときに外せるようになってるリベットなのですが、これがほんとに「打ち込んであるだけ」なのです。つまり、固定するためのロックやノッチといったものが一切ない!(爆) なので、差し込まれているリベットのアタマの逆のほうをポチッと押すと、いとも簡単にリベットがにょきっと出てくる状態(爆) なので、へたにサバゲ中にリベットを押してしまうと銃が分解しちゃうかも(笑)
まぁそんなユルユルな状態でもないので、おそらく大丈夫だとは思いますけども・・・さらに、イジェクションポートカバーのヒンジ部分、そしてマガジンキャッチボタンを留めているヒンジ部分のシャフトもなんとまぁ「単なる金属の棒」が差し込んであるだけで、まったく固定されていません。左右にシャフトがずれるとそのまますっぽ抜けて・・・こちらも最悪ポートカバーやマガジンキャッチボタンが脱落してしまう可能性が高いのです(滝汗)
フレームのリベットはまだキツいので大丈夫そうなのですが、とくにマガジンキャッチボタンのヒンジはユルユルでして(^^;) 普通にマガジンを抜くために押すだけでヒンジの金属シャフトが落ちかけになっているという・・・どうやら実銃ではもっとしっかりとテンションがかかってるらしくて、たんなる棒を入れてるだけだけども、そんなにカンタンに抜けるような状態ではないらしいです。
しかしまぁこれは問題。。おそらくサバゲフィールドで撃ったときの振動でカンタンに金属シャフトが抜けてマガジンキャッチが脱落、ついでにマガジンも脱落(=給弾不良)っていうのが発生するのは目に見えてるので、この部分だけは自分で改良して脱落しないように改造しておきました。
とまぁ ホントにこりゃスゴい銃だとビックリするやら失笑するやら(苦笑)
そんな銃をサバゲに投入したわけですけども・・・このL85A1の真価は遺憾なくサバゲ投入初戦で発揮されることになりました(ちゅど〜んっ!)
まず、ゲーム開始の直前、フィールド内でスタンバイをしているときにそれは起こりました。
銃を構えてセーフティ解除しようとしたところ・・・
すぽん♪
ん? なんだ?(汗)足もとを見ると・・・
ヒャッハーーーっ! マガジンが落ちとるしっ(ちゅど〜んっ!) この銃マジでマガジンがすっぽ抜けて落ちやがるぜ(笑)
これにはその場にいた一同全員大爆笑(どっか〜んっ!) ゲーム前からヒットじゃなく笑いの取れる銃ってそうそうありませんよ(笑)
そんなこんなで始まったゲーム初戦、ワタシはフラッグ脇の深い茂みに隠れ、敵メンバーがフラッグめがけて突入してくるところをサイドから狙撃する作戦に出ました。
フラッグ正面の見方メンバーと射撃戦をして、すきを見て突っ込んでくる複数の敵メンバーがワタシの射程内ドンピシャの位置に! アンブッシュしているので敵からこちらは全く見えていません! こんな絵に描いたようなナイスな状況ってなかなかないです! ここぞとばかりにフルオートでL85の射撃開始! なんとこの中華ガン、いっちょまえに射撃するとボルトがガチャガチャと前後するというブローバック再現機能まで付いてるので、そりゃもう派手にフルオートで連射しまくりです(^^)/ 距離にして10メートル前後、余裕で3人ぐらい仕留めてそうなんですけども、いっこうに敵さんはヒットコールをしない。な、なんで??(汗) おかしいな全弾当たっててもおかしくないような状況なのに。。 結局敵メンバー3人はワタシがサイドから撃ちまくってることにまったく気付かないままこちらのフラッグめがけて走り抜けていきました・・・あれ??(汗)
そして、派手な連射音を聞きつけて4人目の敵がこちらを察知!(爆汗) こちらにむけて射撃体勢に!
まずい! ワタシはそのままトリガーをさらに絞って4人目に向けてフルオート射撃!
しかしワタシの撃った弾は敵にはヒットせず、相手の弾がこちらに複数着弾、、あっけなくやられちゃいました。。。orz
ヒットコールをしてからなんでコッチの弾が当たらなかったんだろう? とよそに向けて試射してみてようやく事態に気が付くワタシ・・・。
タマ、出てへんやん(ちゅど〜んっ!)(どっか〜んっ!)
ジャムったとはいいませんが、マガジンは落ちてないけれどもしっかりとまた給弾不良を起こしてたのでした(笑)(笑)(笑)
そんなわけで、L85A1という
迷銃の威力を投入初戦からまざまざと見せつけられたのでした(^^;) ホントにリアルな銃ですよ(^^;)
そして、ガスガンは冬場は使えないからってことでサイドアーム用にと購入した
「弾の出るパソコン」ことMac10のほうは・・・結局まともに使うことなくサバゲーを終えたのでした(^^;) ま、まぁサイドアームってそういうもんなんですけどね(苦笑) でもこのMac10、さすがは東京マルイ製です、小さいのにしっかりと距離も出るし弾道も素直、フルオート射撃ができるしこれをメインにしても十分にサバゲーできますね、これ。そしてセットに入っている特徴的な大型のサプレッサーを取り付けると「ボボボボボッ!」と低くくぐもったような発射音になるので、隠密行動にもうってつけ! 次は予備マガジンと予備バッテリー込みでメインアームとして使ってみようかと。
午前中はメインアームをL85で戦ったのですが、、なんていうか・・・う〜ん、ブルパップライフルだというちょっと変わった形式のライフルだということは差し引いても、なんかこう妙に嵩張るというか、ハンドリングが悪いライフルですね、これ(汗)
ワタシが左利きってこともあるのでしょうけども、L85じたいがアンビ設計(左右どちらから構えてもちゃんと使えるように設計されていること)とはまったく無縁で、右利きでの運用しか考慮せずに設計されているってこともあるんでしょうね、とにかくなんとも使いにくい銃ですわ(苦笑)
セミとフルの切り替えレバーもへんなところにありますし、マガジンの交換も左利きにはすこぶるやりにくい。スリングで担いでるときにも妙にボコボコと嵩張る感じなんですよね(苦笑)これを運用しているイギリス軍の兵隊さんたちにはちょっと同情しちゃうかも(^^;)
午後はL85からM4ベースのPDWであるナイツPDWをメインアームにしてゲームに参加したのですが・・・迷銃を使ってから名銃M4系列のライフルを使うと、あらためてこのM4系ライフルの優秀さっていうのが際だって実感できちゃったり。なんていうんでしょ、やっぱりハンドリングがとても軽快で扱いやすい、構えやすい、持ち運びしやすい。とにかく運用するニンゲンの負担が軽いんです。設計じたいも左右どちらからでも使えるようなアンビタイプにしっかりとなってますしね。 やっぱり実戦の経験豊富でずっと最前線で最もメジャーなライフルとしてAK47と双璧をなしてきた「完成された銃」っていうのはスゴいな、と。ある意味このM4系とL85っていうのはホントに対照的な感じだな〜って思った次第。
さて、ではワタシはすっかりL85に愛想を尽かしたのかというと・・・そんなことはないです(笑)こういう手間のかかる子ってのがやっぱり可愛かったりするんですよね(笑)
シャフトの脱落防止の改造をしたりとか、標準的な8.4Vニッケル水素バッテリーだと電圧が低すぎてセミオート射撃でジャムる(爆)っていうクセも、1セル多い9.6Vバッテリーだとけっこう快調に動作することも分かったし、チマチマと調整しながらまたサバゲーに持ち込むつもりです(^^)
このL85専用のRASキット(拡張レールキット)なんてものも存在するんですが、Amazonなんかで探しても今は欠品中なので、在庫が戻ってきたら買っちゃったりして!?(爆)
しばらくはこのL85でいろいろと楽しめそうです(^_^)