
さてさてまたまたえらく間が空いちゃいましたが、久しぶりのBlogアップ、しかもワタシとしては珍しく純然たるクルマネタですよ(爆)
今回はなんと! めちゃくちゃ久しぶりに愛車を自宅ガレージでジャッキアップした、というネタです。タイヤのローテーションをDIYで作業したっていうネタなのです。
なーんだ、タイヤのローテーションかよ、別にたいしたことちゃうやん、ってお思いだと思いますけれども・・・実は私、BMWに乗り始めてから自分の車を自宅ガレージでジャッキアップするのはこれが初めてなのですよ(ちゅど〜んっ!)
以前のインプレッサのときにはジムカーナなんかをしていたこともあってちょくちょくジムカーナ走行用のタイヤセットに自分でタイヤ交換をしてたものですが、BMWになってからはタイヤ交換なんてのを自力でやったこともなかったのです(^_^;)
なんとも軟弱な! とお思いかも知れませんが・・・なんとBMWのジャッキアップ、タイヤ交換にはけっこうシロートにはハードルが高かったりするブブンがあるのです。
というのも、BMWのジャッキアップポイントって、妙なカタチをしてるんですよ(滝汗) なんかプラスティック製のワクみたいなのが付いてて、このワクの中にジャッキがハマらないとダメなのです。この妙なカタチのジャッキアップポイントにはめるためのアダプタなんてのもあるのですが、なぜだか国内では販売されてなくて、たんなる金属のアダプタがけっこうなお値段で、しかも海外サイトからの個人輸入というカタチでないと入手できないという・・トホホ(^_^;)
このへんの事情についてはずっと以前にもBlogネタにしてるので、
こちらを参照いただけるといいかも、です。
さらに、ホイールの留め方も普通のクルマならホイールハブのほう側にボルトがあって、ホイールをナットで留めるようになってるものですが、BMWの場合は・・・コレが逆になってまして(汗) つまり、ホイールハブ側には溝を切った穴しかなくて、ホイールをボルトで留めるっていう方式なのです(^_^;) これ、輸入車にはけっこうあるんだそうですが・・。これもなんか勝手が違うってことで今まで一度もジャッキアップにチャレンジしたことがなかったんですね(^_^;)
今回、なぜ急にそんな状況なのにジャッキアップして自力でタイヤローテーションをしようと思ったのかというと・・。
ディーラーさんで頼むとメッチャ高い
ってことが分かったからです(苦笑)
前々からリアに対してフロントタイヤの減り方が少しだけ早いような感じなので、テキトーなタイミングでローテーションをしてやろうと思ってたので、今朝がた、ディーラーの担当セールスさんに
「今日そっち行ってタイヤローテーションしてもらおうかと思うんですが、いくらぐらいします?」って聞いたんですよ。
そしたら「ローテーションは5500円です。ちなみに今週はまだ車検作業なんかに追われてて作業時間が取れないので来週ならOKです」との返事が。
ご、ごせんごひゃくえん!?(爆汗)
あの、ホイールからタイヤを取り去って交換する、っていうんじゃないですよ? たんにホイールごと前後を入れ替えてほしいだけなんですけど??
それにたぶんこれ、消費税は入っていないと思うので・・税込だと
5940円ですよ(どっか〜んっ!)
・・・いきつけのGSで内装込みの手洗い洗車2回できますよ(ちゅど〜んっ!)
さすがにこれはシャレにならないので、自力でやろうと思ったわけです(^_^;)
ネットでF30のホイール締め付けトルクを調べて、嫁さんのポルテさんをガレージ外に追い出してからいざ作業開始です!(^^)/
そうそう、へんなカタチのジャッキアップポイントには、ずっと以前にみん友さんに教えていただいた
「木片とか雑誌を噛ませば別に大丈夫ですよ」っていうのを思い出して、
小さく折りたたんだ新聞の朝刊を挟み込んでそのままジャッキアーーーップ!(ちゅど〜んっ!)
これでなんのことはない、すんなりと揚がっちゃいました(笑)
思うよりやるが易し、ですね(^o^)
ちなみにこれもネットで事前に調べてあったのですが、リアのジャッキアップポイントでジャッキアップしたら、フロントもそのまま揚がってくるのでそのまま前後のホイールを外して入れ替えることができました(^^)
ホント、イマドキのクルマはボディ剛性がスゴいから、こんな感じで揚がっちゃうんですね。
以前のクルマならなかなかこういうことってできなかったし、ジャッキを揚げた状態ではドアすら開かなかったですもんね(汗)
ジャッキアップ、ホイール外しってもう何年もやってなかったのですが(あ、ポルテさんはちょっと前にやったっけ?)、意外と覚えてるものですね(^^)
ジャッキアップ前に反対側のフロントタイヤに輪留めをして、揚げる前に十字レンチでボルトを緩めておいて、それからジャッキアップ。
(あ、ちなみに一発目はボルトを緩めるのを忘れてフロントタイヤのボルトが緩められず、いったん降ろしてからボルトを緩めて再アップしたのはヒミツです)(爆)
ジャッキアップしたら前後のジャッキアップポイントの近くに念のためにウマをあてがっておきます。
ホイールのボルトを全部外すと、ホイールが落ちるんじゃないか? なんて思ったのですが・・ちゃんとホイールハブのの真ん中が1センチ弱ぐらい出っ張ってて、ここにホイールのセンターの穴がハマるようになってるんですね(^^) なのでフツーのナットで留めるタイプの国産車とほぼ同じ感じで作業できました。
はい、こんな感じでちゃんとボルトで留まってるのでした♪
でもって、ホイールを外したホイールハブはこんな感じ。
ボルトは生えていないのですね。
ちなみにこれ、リアのホイールハブなんですが・・F30ってリアブレーキもしっかりとベンチレートディスクなのです!(^o^)
ってことで、前後のタイヤを入れ替えて、センターのハブにホイールを引っかけて穴を位置合わせしてボルトを留めていきます。
あ、ボルトは緩めるときも留めるときも、☆の次のカタチに順番に作業するのを忘れないように! 基本中の基本ですけどね。
十字レンチで軽く締めてホイールがガタつかないのを確認したらジャッキから降ろしてやり、しかるのちにトルクレンチでキッチリと締めつけていきます(^^)/

このトルクレンチもGDBインプレッサの時代に買ったのはいいけどほとんど使ってなくて新品みたいなヤツです(苦笑) ホント久しぶりに使いました。
ちなみにF30の締めつけトルクは
140Nmです。
ワタシの持ってるトルクレンチは設定できる最大値が160Nmなので、140っていうとけっこうキツめですね(汗)
だいたい1時間ぐらいで作業も完了し、もう一度締めつけの再確認をしてやって作業完了!
・・なのですが、BMWの場合はタイヤの空気圧警告装置っていうのが付いてるので、これをリセットしてやらないといけません(汗)
F30のタイヤの空気圧、乗車定員や積載量、タイヤのサイズによってけっこう細かく設定されてるのですが、ワタシの愛車の場合はフロントが240kPa、リアが260kPaです(3名乗車までの場合)。
リアのほうが空気圧が高い、っていうのが国産車とは違う感じでなんだか面白いんですが、これで正常みたいです。前後のタイヤを入れ替えているので、当然ですが指定空気圧と違ってきますよね。
まぁそのままでも大丈夫なのでしょうけども、BMWの場合はパンクなどで空気圧が異常値になった場合にこれを検出する機構(RPAっていうみたいです)が付いてるので、空気圧を調整しなおした上でこれをリセットしてやる必要があります。
ってことで、エアゲージを出してきて空気圧をチェックしてみたところ・・・
前後ともに280kPa入ってました(ちゅど〜んっ!)
ってことで、これから気温も上がっていく方向でしょうから、まずは指定空気圧まで前後ともに空気圧を落とすことにしました。
フロント240、リア260に調整してからRPAのリセットをかけて、そのへんをプラプラっと走ってやることでリセットも完了です(RPAはタイヤの外径が小さくなって回転差が生じるのを検出してパンク警告をするので、リセットをかけたら正常な状態を記憶させるために少し走ってやる=タイヤを回転させる っていう作業が必要になります)。
ってことで、ここまでつつがなく作業完了!(^^)/
まだたいして暑くもなかったのですが、それでも久しぶりの作業に大汗をかいてしまいました(^_^;)
またしばらくしたらボルトの増し締めチェックもしないと、ですね。
久しぶりの愛車いじり、なんだかホントに久しぶりだったので大仕事をしたような気分になりました(笑)
久しぶりにネタがたいした内容でもなかったですけども、まぁね、
BMWのジャッキアップは専用ジャッキアダプタがなくても新聞紙があればOK! っていうことで(笑)
ではまた!(^^)/(^^)/(^^)/