
先日の水曜日、ちょっとした用事でみんカラ友達のきみおてぃ~さんとお会いしておりました(^^)
ちょうどお昼過ぎという時間帯でしたので、せっかくだから徳島ラーメンでも喰らいにいくべ!! ってことになりまして(笑)
どこに逝こうか? というところで、きみおてぃ~さんからナイスな提案が出ました。
駅前の麺王なんてどう?
おおおっ! すっかり忘れておった! 私の中で徳島ラーメントップランキングに燦然と輝く、あの「東大チェーン」の店舗で、一軒だけ異色のラーメンを出すお店が徳島駅前にある「麺王」というお店なのです。
私の記憶の中では、たしか最初にこの場所にラーメン屋さんができたときには、普通の「東大」という看板を掲げていたように思ったのですが、いつの間にか看板が変わってたんですね。
タウン情報誌などによると、東大チェーンの味を守りつつも
徳島ラーメンと長浜ラーメンを融合した夢のラーメン
というものなんだそうですよ(*^_^*)
私は個人的に長浜ラーメンのあの細打ち麺は大好きですし、そして何より徳島ラーメンも愛していますから、これはまさしく
夢の競演
ファイナルフュージョン承認!(^^)/
とでもいうべき喜ばしき事態です(笑)そうだそうだ、麺王があるじゃないか! さっそく逝こうすぐ逝こうたちどころに逝こう!またたくまに逝こう! と、決めるが早いか徳島駅前にろくむし号を突進させたのでした(笑)
駅前という一等地にあるだけあって、駐車場はなく間口も狭い小さなお店なのですが、なんせ有名店ですからね、お店の佇まいからしてなんとなくオーラを感じます。そして、このお店も食券制のようです。
食券販売機はお店の外にあって、ここで食券を買ってから店内に入る、というスタイルになります。
ここは一発、ラーメン大で勝負! と思ったんですが・・・
食券に「大」がない!?
あれれ? と戸惑っているときみおてぃ~さんから
ここは
「替え玉があるから大はないんですよ」というアドバイスが。おおお~ そうであった(*^_^*) ここは長浜ラーメンの血を汲むお店。さすがです。大ではなく「替え玉」なんですね。
ずっと昔に本場で長浜ラーメンを一度だけ食べたことがあるのですが、そのとき以来ですね~ 替え玉っていうのは(^^)
ということで、シンプルに「ラーメン」を頼むことに。しかしサイズは統一ながら、麺には種類がありました。
やわめん
ふつうめん
かためん
バリかためん
という4種類の麺の硬さをチョイスできるんですね。おお~このへんも確かに九州ラーメンだ! 硬めの麺がすきな私は「かためん」を選びました。
ちなみに「ラーメン」は450円というリーズナブルな価格。駅前の一等地でこの価格は破格と言うべきでしょうね。
店内はこじんまりとしていて、平日の14時頃ってこともあってかお客さんもまばらでした。さっそく食券を店員さんに渡してどっかと腰を下ろします。
さて! いっちょヤルかぁ~!! と気合いを入れ終わった頃に絶妙のタイミングでラーメンが運ばれてきました。実に早いです(^^)
見たところ、スープは本家の「東大」とかなり似たアピアランスと匂いですね。かすかに覗いている麺が、確かに細打ち麺な東大のソレと比較しても明らかに細いです。
特徴的なのは、丼のへりにくっついた海苔の存在。これは東大にはないものです。このへんにも九州テイストが息づいていますね。
そして乗せられたチャーシューは・・・チャーシューではなく甘辛く仕上げられたバラ肉。このへんはまさしく徳島ラーメンのテイスト。たしかに徳島ラーメンと長浜ラーメンを融合した、という外観的特徴を持っております。
いつまでもまじまじと観察しているだけでは、せっかくの「かためん」が「ふつうめん」になってしまいます(笑)さっそく
実食!!
ひとくち食べた印象は、まずスープは間違いなく東大です(*^_^*) すなわち、私が大好きな「あの味」というわけ。ただ、微妙に違うような気もしなくもない・・。ほんとに微妙なんですけども、なんとなーく、東大のそれよりもカドが丸いような印象がありました。
まぁこれは一食一食、完全に同じモノではないのでしょうから、「個体差」というべき範疇のモノなのかも知れないのですが。
さて、注目の麺ですが・・・たしかにこれは長浜ラーメンの麺ですよ! そしてほんの少しだけ芯を残した、それこそ「直巻きのバネ」のような印象(核爆)
細いですから絶妙な味を持ったスープがよくからみ、じつにいい感じですね~(^^)/
はい! しっかりと
うまいです!
まいう~でございますm(_ _)m
長浜ラーメンのテイストを持ちながらも、あくまで基本は東大、すなわち徳島ラーメンなのです。言ってみれば
徳島ラーメン的解釈の長浜ラーメン
というような存在でしょうか(^^) まぁ妙な講釈たれるよりも、
百聞は一食にしかず なんですけどね(笑)
なんせサイズ的には並ですから、あっという間に麺が減っていきます。スープもいっしょに楽しみたいのはヤマヤマなのですが、なんせこの先には
替え玉
が待っております(*^_^*) スープをずるずると逝きたいのを我慢しつつ、麺と格闘します。
そして、麺が底をついたところで、おもむろに店員さんを呼んで
替え玉ひとつ!
と注文。はい、しっかりと替え玉にも硬さのチョイスがあります。やや芯の残った印象のあった「かためん」とはちょっと違った硬さを試してみようってコトで、今度は「ふつうめん」をチョイス。
ほどなくして替え玉が到着! 100円を店員さんに渡し、丼に替え玉をちゅるんと入れてもらいます(*^_^*) ちゃんと麺の上にはネギも振ってありますね~(^^)
さっそく替え玉を食べ始めたのですが・・・う~ん? これってさっきの「かためん」と硬さ違うんかな? っていうほど差はあんまりなかったですね。
もともとからこのお店の麺は「ふつう」でもやや硬めの仕上げのようです。
替え玉を食べながら、机の上に置かれたメニューを見ていたのですが、替え玉は麺だけでなく、
「替え肉」「替えネギ」「半熟味玉子」「生玉子」といったメニューもあるんですね(^^)
私は450円のラーメンにトッピングとして、この100円の半熟味玉子をトッピングしてましたが、この玉子はなかなかいいですね。生玉子のように割ったとたんにスープと渾然一体となってしまうこともなく、玉子にスープを絡めつつ、ほどよいテイストに変化した玉子を楽しむことができますしね(^^)
東大のスープは生玉子の破壊力に負けないほどのパンチを持ったスーパーなものだということは以前のBlogでもご紹介してますけども、なんかやっぱり私には抵抗があるんです、やっぱり「ラーメンに生玉子」って(^_^;)
そんな私にもこの半熟玉子はいい感じでした。
おいしく最後まで、替え玉も食い尽くして例によってスープを最後まで飲み干して、この
最強フュージョン系ラーメン(爆)との格闘を終えたのですが・・・最後までこのスープが東大のものと同一なのか、それとも少し配合を替えてあるのかは分からないままでした(^_^;)
ま、どっちにしてもおいしかったから文句の付けようもありませんけどね(笑)
ただ、食べ終わっての感想ですけども。。。ではオリジナルのガツン系徳島ラーメンである「東大」と、そのガツン系をベースとしながらも九州ラーメンのテイストを盛り込んだ「フュージョン系ラーメン」である麺王のラーメン・・・どっちが好きか? と問われたら・・・ワタクシ的には
東大が好き!
ってことになるかな(^_^;) やっぱりこのスープには、ここまで細い九州ラーメンテイストの麺ではなく、東大ぐらいの太さはやはり欲しいかな? っていう気がしました。
九州・長浜ラーメンにベストマッチするのは、やっぱり長浜ラーメンのスープなんではないかな、と。
もちろん、美味しいんですよ(^^) それもかなりね。ただ、「どちらか二者択一せよ!」といわれたらそうなる、ってだけのことでして。
というわけで、麺王ツアー、なかなか味わい深いラーメンのディープインサイドをかいま見たような気がしました(爆)
さてと。
次のターゲットはドコにしようかな? 私としてはちょっと離れたところにある名店「王王軒」を狙ってみたいな~ と思っていたりします(^^)
ちゅーことで、今回のラーメン探訪はこれまで!! m(_ _)m