
昨日は取りこぼしの配達の荷物を持って、市内の近場に
無印良品号で出かけていたのですが・・・ふと信号待ちのときにトリップメーターを見ると・・
10万と13キロ
はい、何気に10万キロを突破しておりました(爆)
思えば2006年の9月、つまり2年足らず前に
13年落ち(現在は15年落ち)
走行32000キロ
というなんとも
謎なコンディション(爆)で我が社にやってきた無印良品号なのですが・・・2年足らずで7万キロ近くを走破したことになりますね(苦笑)
13年も乗られてて、走行が3万キロちょっと、というおよそ配達で使われていた「働くクルマ」と思えない怠けっぷりが板に付いていた無印良品号なのですが、たった2年足らずで年式相応の走行距離になった、ってわけですな(爆)
コイツからしたら、この2年間は
激動の2年だったんでしょうねぇ~(^_^;)
とりあえずうちの会社に来てから、無印良品号は
・カーオーディオ類の載せ替え
・ブレーキパッド交換
・ETC装着
・タイヤ交換
・撥水ワイパーブレードに交換
といった変更を受けてきました。
もちろん間で二度の車検も受けましたが、二度目の車検はつい先日でした。
そしてなんとこのときの点検では
クラッチがまるっきり残ってません(核爆)
という報告を受けました(汗)なんでもクラッチ板がツンツルテンで、固着寸前まですり減ってたんだそうな。あともうちょっとでクラッチがぶっ壊れるところだったそうです(^_^;)
そんな危うい橋を渡りつつも、なんとか今でも元気に活躍中の彼。
彼の現在のメイン業務は
愛媛と徳島を結ぶ高速道路を使った他県への越境配送 なんですよね(汗) そりゃ距離も伸びるはずです。。
最初、うちの会社にやってきたときにはメインのパイロットがワタシで、鳴門方面への配達にかり出されていた彼なのですが、そのうちに淡路ルートの配送に就役。毎日高速道路を通って淡路へと長距離ルートを走ることになりました。
ETC車載器を装着したのもこの頃です。鳴門ルートもうちの会社の配達ルートの中では比較的距離が伸びるルートではあるのですが、さすがに高速道路を使う配送ルートの比ではありませんからね。
その後、いったん淡路ルートからは外れて、取りこぼしのスイーパー的な配達を行う「予備の機体」としてひとときの安らぎを得ていたんですね。淡路ルートから外れた無印良品号は、再びワタシの専用機として登録されたわけですが、ワタシ自身が配達に毎日出ることがなくなっていたのでけっこうガレージで惰眠をむさぼっている時間が長くなっていたというわけです。
というのも・・・無印良品号は通常の我が社のトラックと比べて、
中途半端に大きい、そして
乗り心地が劣悪、っていう特長を持ってるからなんですよ(苦笑)
そして・・・半年ほど前からは愛媛への配送ルートが確立し、別の若い担当者が無印良品号を駆って、この長距離ルートを再び無印良品号が走るようになりました。
なぜ、エンジンも小さくて、荷室の大きさも中途半端な無印良品号がこうも頻繁に高速道路を使った長距離ルートにかり出されるのかというと。。。
まず、長距離ルートとなるとやはり荷物が多くなるので積載性が重要になります。そしてそれと同時に長距離をできるだけ安定して走れる性能が必要となるため、たいていの場合は2トン車クラスのトラックが使われることが多いのですが・・・。
淡路ルートのときもそうだったのですが、2トン車に満載するほどの荷物を積むことはめったになくて、もっと小さな荷室のトラックでも十分な量の荷物であることが多い、っていうこと。
そして、2トン車だと高速道路の通行料金が「中型車」となるために運賃が上がってしまう、という理由があるんですね。
1.5トン車である無印良品号は、通常のトラックと同じく「小型車」ワクでの走行ができます。そして、通常の量産型の我が社のトラック(850キロ積み)よりも少したくさんの荷物を積むことができます。
さらに、無印良品号の特長として「保冷箱の高さが低い」ということが、高速走行時の巡航性能、燃費といったものにメリットがあるということ。
これが高速道路を使った長距離ルートに無印良品号がよく使われる理由なんですね。
通常の保冷車は、キャビンよりも背の高い保冷箱を背負っているので、これがかなりの空気抵抗になって高速道路ではかなり燃費が落ちるんです。
その点、キャビンよりも背の低い保冷箱を搭載した無印良品号は、出足こそ小さなエンジンのせいで悪いものの、高速道路では意外にも
「上で伸びる」んですね~(^o^)
つまり高速巡航が比較的ラクなんです。
低速ではポンポンと跳ねる硬いリーフスプリングも、荷物を積んで高速を走るとけっこうドッシリと安定するらしいんですよ(^o^)
そんなわけで、老体にむち打って毎日のように高速道路を行ったり来たりするウチに、どんどんとオドメーターは回っていった・・というわけなのです。
10万キロをなんとか無事に勤め上げた無印良品号ですが、まだまだエンジンもボディも元気いっぱいです(^^)/ ディーゼルエンジンは10万キロ走ったあたりからが本領だっていう説もありますしね~(笑)
ボディも意外と頑丈で、まだまだOK。クラッチも交換したばかりですし、まだまだこれからも現役でがんばってくれそうですよ(^^)
ところで・・・
毎日のように高速道路を使って往復をしている無印良品号ですから・・・やっぱりというかなんというか・・・今のようなあったかい季節に高速道路を爆走するとどういうことになるかというと・・・
・・・こういうことになるんですよね(^_^;)
毎日のように高速道路を走ってるもんですから、フロント部分には無数のムシの亡骸がこびり付いて、さながら無印良品号は
「ムシ印良品号」って趣です(どっか~んっ!)
もちろんフロントウインドウにもベタベタとムシの死骸がくっついてて、ワイパーを回すとスジがイッパイ(涙)これではせっかくの撥水ワイパーも意味をなしません(>_<)
こびり付いたムシ汚れってなかなか頑固で、配達から帰ってきたときの水洗いぐらいでは落ちきらないんですよ・・・で、こんなふうに毎日蓄積していってしまう。。。と(ため息)
たまには虫取りケミカルできれいサッパリしてやらないと・・・とは思うんですが、なんせ今は別の社員がドライブして出かけて逝くもんですから、ワタシの目が届かないってこともありまして(^_^;)
ヒマを見つけて洗ってやろうとは思ってるんですが、なかなか時間も取れなくてねぇ(涙)
でもこのままムシ汚れが蓄積していったら、無印良品号改め、
ゴマアザラシ号
って名前に改名させられそうなので(核爆) また近いうちにきれいサッパリ洗車してやろうとは思っています(^_^;)
それまでボディ色が白だってことがせめて分かるぐらいの汚れに留まっていてほしいものです(ちゅど~んっ!)