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ろくむしのブログ一覧

2007年06月05日 イイね!

GH型。。

もうすでにいろんな方が書かれてますけども、ご多分に漏れず私も日曜日に新型インプレッサを見に行ってきました。
正式な発売は5日(つまり、今日ですね)からということで、まだ新型(GH型っていうらしいですね)はショウルームではなく、作業ピットの片隅に置かれていました。私が見たのはWRブルーのハッチバック、ターボ車で「S-GT」とかいうグレード。いわゆるstiではないWRXの後継モデルってことになるのかな? いちおう、発表前ってことで、画像はナシで(苦笑)

まず全体の佇まいをじっくりと見ましたが・・・写真で見るよりもマトモに見えますね(^_^;) ハッチバックでこんだけ大きいっていうのがなんとも不思議。。。なんか私の中にも「ハッチバック=コンパクトな5ナンバー車」っていう思いこみというか偏見めいたものがあるのかな?(^_^;)

とにかくけっこうな存在感はあるんですが、目を引くような感じではなく、きわめて落ち着いた感じ。この辺からして今のWRX系のようなインパクトはないんですよね。う~ん。。。やっぱりインプレッサにはもっとトンガっていて欲しい気がします。。
ヘンではないんだけど、特徴もない、という気がしてしまいました。

さて、ドアを開けて見ると・・・おお、今回はサッシュレスドアではなく、窓枠があるんですね。これは私としては好きなんですよ。窓枠がある方が好きなので、このドアは羨ましいかな(笑)閉めたときの音もすごくいいです。高級車だなぁ~って感じ。

リアシートの広さは特筆モノ。こりゃすごいわ(汗)現行のGDでも後席は十分に使えるスペースがありますけど、このGH型のリアシートは比べものにならないぐらいに余裕がありますね。ただ、運転席に座ってみた感じでは広さはそんなに実感しないというか、今までと同じ感じがしました。これはこれでいいんだと思います。今よりもゆったりしてしまったらかえって運転しててクルマとの一体感がなくなっちゃうだろうし。

他で言われているような「内装の安っぽさ」ってのはあんまり気にならなかったです。というか、これは私がクルマの内装、特にインプの内装に対して豪華さだとかを求めていないせいかも(^_^;)一般的な尺度から言えば、確かに安っぽいのかもしれないですが。。
ステアリングにはオートクルーズのスイッチ。見た車は5MTでしたが、オートクルーズが付いてるんですね~。MTだから、レガシィみたいな緻密な制御を行うオートクルーズではなさそうですが。。

そしてエンジンルームを拝見。。担当のディーラーマンさんは、ボンネットが開くときに「ほら、これですよ~(^o^)」と自慢げにボンネットダンパーを指さしてくれましたが・・・ワシ、そんなもんインプに求めてないよ。。そんなもの標準で付けるよりボンネットをアルミのままにしておいてくれるほうがよっぽど嬉しいのに。。。とほほ。。
エンジンも「コストダウン」の嵐。。インテークパイプも樹脂、驚いたことにブローオフバルブまで樹脂製ですよ(ちゅど~んっ!)う~む。。。たしかに問題はないのかも知れないけれど。。精密加工された金属が収まっていてこそエンジンは美しいのに、これではなんだかモーターみたいです。。存在感が薄いエンジンになってしまった。。。

リアゲートにしても、電磁スイッチでロックが外れるようになってますけども。。。「え? だから?」ってのが正直な感想。。
ボンネットダンパーにしても電磁ロックにしても、まぁこういったギミック的な部分ってトヨタ的ですよね。ただ、インプレッサをほしいと思う人たちに、こういった装備が訴求ポイントとなるのかどうか。。これはでも分からないかなぁ。。。

我々のようなインプレッサ=WRX系 と短絡的に思うクルマ好きとは別に、ごく普通のNA1.5リッターのインプレッサをごく普通に購入する一般の人たちもいるわけですし。。。というか、販売台数からしたらそっちのほうが多いのも事実ですしね。
居住性やギミック的な装備のほうが、アルミボンネットやリアデフよりも必要なアイテムなのかも知れないですし。ブローオフバルブが樹脂になったって、そんなこと知ったことか、ってなものなのかもなぁ(ため息)

とりあえず、stiが出てないからなんとも言えないんですけども、今までのインプレッサに乗っているユーザーが「欲しい!やっぱり最新のインプレッサが最良のインプレッサだ!」と言えるクルマではなくなってしまった、ということは確かかも。哀しいですけど。
これはすでにいろんなところで聞きますが「インプレッサという名前のついた、別のクルマ」ですよね。

まぁほんと、stiバージョンが出てくるまではそこまで結論を急ぐこともないと思いますし、実際にラリーでGH型がバンバン勝ちだしたら、イメージだって変わってくるだろうし、こんなこと書いてる私にしても安直に「やっぱ新型いいねぇ~」なんて言ってるのかもしれないですしね(ちゅど~んっ!) あ、それからセダンも来年には国内発売になるらしいですよ(^o^) セダンにホットバージョンがあるのかどうかは分かりませんが。。

今度のインプレッサ、ディーラーさんを対象にした試乗会がサーキットであったらしいのですが、そこに持ち込まれていたライバル車って「トヨタ・ブレイド」だったそうな。。
たしかに250万円する高級ハッチバック車、という意味では同じカテゴリーなのかな?

でもね~ なんかライバル車がトヨタ車、高級ハッチバックという時点で、やっぱり今度のインプは今までの私たちのイメージの中にあるインプレッサとは違ったモノなのでしょうね。
しかしですよ~ ブレイドがライバルなら、たしかにあの内装ではお話にならん気がするんだけどなぁ~(ちゅど~んっ!) もし、ブレイドを購入しようとしている客層にインプレッサを売っていく、というのならね(^_^;)

正直な感想を担当営業さんに求められたので

う~ん、今度のインプ・・・


興味ない ってのが正直な感想です。


とだけ申し上げておきました(核爆)ちょっとキツいかなぁ~とも思ったのですが、正直なところを、と言われましたので。
担当さん、思いっきり苦笑しながら「貴重なご意見ありがとうございます」とおっしゃってましたが・・・きっと売る側の立場としても、現行インプに乗っている我々の意見っていうのはほんと知りたいところだと思ったので、忌憚のないところで回答しておきました(^_^;)

これも担当さんには申し上げたのですが・・・ホントに今度のインプ・・・

売れるのかな? これ??(滝汗)

みなさん、どう思います??(^_^;)
くどくなっちゃいますけども、やっぱりstiバージョンが出るまではそこまで判断しちゃイカンですよね? うんうん、そういうことにしておきたいですよね、心情的にも(苦笑)

2007年05月24日 イイね!

「ろくむし号」以前の愛車たち その2 ~後編~

「ろくむし号」以前の愛車たち その2 ~後編~さて昨日の続きでございます(^_^;)

プジョーが納車されてからは、とりあえず嬉しくてあちこちドライブに行き、マニュアルミッションもどうにか普通には使えるようになってきました。
当時の愛読書はもちろん「カーグラフィック」です(核爆)マニュアル車に乗ってはいますけども、とくに走りに目覚めている、というわけでもない状態でした。

そのうちに、カーグラフィックの影響か、「速く走りたい」なんて思うようになってきます(^_^;) せっかくのマニュアル車、楽しく速く走りたい、ヒールアンドトゥなんてのもやってみたい!(笑) FF車ってのはタックインってのがあってコーナリングで使うと速いんだ、みたいなことを覚えていきました(^^)

そんなことをしているうちに、私も就職。その就職先でクルマ好きの友達なんかと走ったりもしてたんですが、まぁ峠でちょっと遊ぶ程度。まだまだ運転技術の基礎もない時代です。その頃つるんでいた同期の車好きといっしょに峠に行くと「オマエの走りは後ろから見ていて危なっかしい。いつ吹っ飛ぶか分からん」と言われたものです(^_^;) そらそうですよね、ドラテクの基礎もないナンパ野郎がいきがって峠で無茶してるだけですからね、当時の私なんて(汗)

そんなとき、アルファ75エボリツォーネ(75のターボモデルでエアコンもない競技仕様車)に乗る会社の先輩に「名阪スポーツランドでアルファの走行会があるから、来てみない?」と誘われたんです。
アルファ75のエボモデルやらツインスパーク、なぜだかフォードRSコスワースなんていうモンスターマシンまで参加していたこの走行会にフルノーマルの205で参戦した、というわけなんですよ。

これが私の「サーキット初体験」になりました。
その後ちょくちょくこうしたサーキット走行もしてましたが、そのうちに会社で彼女もでき、プジョーはデートカーとなって関西一円を走り回るクルマとなりました(笑)

さて、所有していた頃のプジョーくん、よく「昔のガイシャはよく壊れたんじゃない?」と言われますが・・・じっさいのところはというと


はい、よく壊れました(核爆)


といっても移動ができなくなるほど重篤なトラブルはほとんどなくて、パワーウインドウがたまに上がらなくなるとか、ライトの球切れをよく起こすとか、ラジエターの冷却水はよく漏れたとか、電動ファンが回らなくなったとか、オーバークールになったりとか、ガソリンキャップが開かなくなったとか・・・まぁそんな程度ですよ。。。。って、そんなにあるんかいっ!(ちゅど~んっ!)

ビックリしたのは乗り始めてすぐの頃。購入したのは徳島だったのですが、当時の私は京都住まい。京都でメンテをしてくれるディーラーを探しておりました。そうしたところ、近所にス○キ系のプジョー扱い店を見つけました。
今では信じられない面もありますが、バブリーだった当時、国産メーカーのディーラーはこぞって外車を扱おうとしてたんですよ。
で、ス○キはプジョーを扱っていた、というわけ。初回点検はこのス○キのディーラーで受けたのですが、ちょっと伸びてきたサイドブレーキを増し締めしてください、っていうと

できません

っていうんです。(汗) なんで? と理由を聞くと・・・なんと!


ボルトを弛めるインチ規格の工具がありません


ときたもんだ(どっか~んっ!)おいおい、外車を売るディーラーがインチ工具持ってないってどういうことやねん!!(爆汗)

もちろんこのディーラーにはプジョーを所有していた3年間に再び訪れることがなかったのは言うまでもありません(^_^;) まぁ当時のにわか外車ディーラーなんてこんな程度だったんですよ(笑)

さて乗り始めてしばらくしたころ、ふと見るとガレージの地面になにやらシミがあります。確認すると、オイルではなくクーラント。下に潜ってみてみると、ラジエターの下、樹脂製のドレンボルトからクーラントが染み出しています。

こりゃいかん、ってことになり、ス○キ系ディーラーを見切った私がお世話になっていた外車の輸入販売ディーラーに持っていくと、「ラジエターのドレンボルトがねじ切れている」とのこと。なんでこんなところ? 一度もいじってないのに? と聞くと


おそらく製造段階でねじ切れてたみたいですね


だって(ちゅど~んっ!)どうやら製造するときに馬鹿ヂカラで柔らかいボルトを思いっきり締め付けたもんだから、ねじ切れてしまってたみたいです。
で、このボルトを部品で引っ張るのでそれまではなんとかバンテージでも巻いて耐えるしかない、ということに。
まぁボルト一個、部品代は200円もしなかったと思います。で、これいつ届きます? 来週には入るんでしょ? と聞くと・・・・


フランスから船便で届くので2ヶ月ぐらい


だって(核爆)嗚呼、外車って忍耐なのね(^_^;)
その後も、主に冷却系にいろいろと問題を抱えた個体だったようですね、私の愛車だった205は。いくらバンテージを締め付けてもやはり完全には漏れを止められず、ぽとりぽとりと漏れるので、常にトランクには水をいっぱい積んでました(笑)

このバンテージをまき直そうと、ジャッキも持っていない当時の私は輪留めの上にフロントタイヤを載せて、その状態でクルマの下に潜り込み、一人でバンテージを巻いてたんですが(今思うとデンジェラスですよね~)誤ってボルトを引っこ抜いてしまい(核爆)頭から熱湯状態のクーラントをかぶってしまった、なんてことも(どっか~んっ!)
このとき、クーラントが甘いこと(笑)、乾くとゴワゴワのベタベタになることを学びました(笑)なんせ必死の思いでクルマの下から這い出した私の頭は、まさしく


スーパーサイヤ人


のごとく逆立ってましたから(核爆)

それが治ったら、次はオーバークールに悩まされました。これはサーモスタットが壊れて開きっぱなしになり、常にクーラントがラジエターで全開冷やされてしまうために起こった現象なのですが、冬場は走るとほんとにみるみる水温が下がり、20度とか30度ぐらいまでなっちゃうんですよ(滝汗)
こうなるともうエンジンはゲホゲホいってまともに吹けません(涙)
この頃になると東京まで行ってリンドバーグ社の発行する「車種別整備マニュアル(通称:赤本)」を買ってきて、読めない英語を必死に解読してました(^^;)
で、ラジエターにはサーモスタットという部品があり、冷却水は常にエンジンとラジエターの間を循環し続けているわけではない、ってことを勉強した、というわけです。

さらに、電動ファンが壊れて水温が上がりまくった、ってこともありました。
プジョーの電動ファンは二段階の強さで動くようになってまして、一段階目は普通にぶーーんって感じで回るんですが、これがなにかの理由で動かない、あるいは一段階目のファンでは冷やしきれないときにはエマージェンシー回路に入り、とんでもない音でファンがフル回転するんですよ(爆)

この一段目のファンが壊れたため、私のプジョーは常にファンが回るときは周囲の人が振り返るような爆音を立ててファンが回っておりました(滝汗)

台風の最中に国道を走っていて、突然エンジンが雨を吸い込んでしまって吹けなくなったことも。エンストし始めたんで慌てて新幹線の高架下に逃げ込み、アクセルを踏みまくって水を乾かしていると、となりに同じようにエンジンが止まりそうなセダンが入ってきて、同じようにアクセルを踏みまくってブリッピングしてるんですよ。
そのクルマというのがBMWだったりして(ちゅど~んっ!)嗚呼、外車って、、外車って(泣) なんて思ったりもしましたね~(笑)

エンジンに水が入るとこんなことになる、ということも学びました(^^;)

さらに、エンジンのアイドリングが不調になり、ブレーキを踏んで減速していく中でクラッチを切ると、すとんと回転が落ちてそのままストール、っていう現象にも悩まされ、またしても赤本を取り出してアイドルコントロールバルブをいじって自分で調整したり。。。

クルマを自分でいじる基本は、思えばこのプジョーが教えてくれた、というわけです。そして車の構造というのもこのクルマにずいぶんと教えてもらったんです。それもトラブルという実地体験でね(苦笑)

バッテリーは1年きっかりしかもたず、しかもバッテリーは固定金具が特殊で、フィンランド製の妙なバッテリー(コレが高い上に性能がよくない)しか取り付けできなかったり(号泣)3年の所有期間で2回も交換しました(>_<)

と、こう書くと外車、とくにフランス車ってのはとんでもない! と思うかも知れないですけども、でもそんなトラブルまみれのクルマに何で私は3年、7万キロも乗ったのか。。。
そらもうこれにつきますよ。


乗っててむちゃくちゃ楽しい!(^^)/


そう、クルマに乗る上で一番大事なことですよね! いろんなトラブルを差し引いても余るほどのドライビングプレジャーがあったのです。
1900ccもあるのに120馬力しかないSOHCエンジン、なんてことはないオーソドックスな形式のサスペンション。スペックの上では何も特徴的なモノはないのですが、いったん走り出すとDOHCエンジンって意味あるの? っていうぐらいにビンビンとよく吹けるエンジン、120馬力なんてのが信じられないぐらいによく走るし、猫足と称される仏蘭西車のしなやかな足を適度に締め上げた実にいい足、コンパクトなボディと相まって、峠、いや町中でもほんとに「遊撃手」でしたね~(*^_^*)
かと思いきや、さすがにヨーロッパのホットハッチ、高速道路ではこれがまた!
シビックよりも小さなボディのこのハッチバック、なんと220キロのメーターを振り切っちゃうほどなのです。

スピードリミッターに当たって加速をやめたスープラをじわりじわりとオーバーテイクしたときの快感といったらもう!(*^_^*) 
今ではそんなおバカなことはしませんけどね(^^;)

とにかく楽しいクルマでした。変わった構造のサンルーフも秀逸でしたし、カラカラと独特の乾いたアイドリング音も好きでした。
当時はチューニングに対する知識もあまりなく、またそんなお金も持ってなかったので、最後までほぼノーマルでした。唯一、タイヤは純正のピレリP600が減ったあと、BSのVグリッド(懐かしい!)を履かせてたぐらいです。サイズもちょっと変わってて、185/55R15というありそうでないサイズ(^_^;)
もちろんアルミは純正のままでしたよ。当時としては大径サイズの15インチのスピードライン製アロイホイールが純正でしたしね。
唯一の追加装備はシビエのフォグぐらいかな。
あ、売却の少し前にリアフォグを点灯できるように改造してたっけな~(笑)これはディーラーさんでやってもらったんですけど。
これが今でも引き継がれている「ろくむし号にはリアフォグ」の元祖ですね(^^)/

そんな楽しい思い出をいっぱい残してくれたプジョー、ひょんなことで別れの時が来ます。
もともとこのクルマ、私は買ったときから「このクルマは女の子だ」って直感的に感じたんですよ(笑)オシャレでおきゃん(死語)なパリジェンヌ、っていうイメージだったんです。純正装着のFIAMMのエアホーンも甲高い音で、まさしく「黄色い声」というイメージ。これも今に至るも受け継がれている「ろくむし号にはエアホーン」の元祖です。
とにかく女の子だと思ったのは、私がほかのクルマに興味を持つとテキメンにヤキモチを焼くんです(核爆)これ、ウソみたいなホントの話(滝汗)

とにかく新車が出て、その試乗に行くとその帰り道にどこか故障するんです(核爆)80スープラが発表になり、売却する気なんてなかったけどもトヨタのディーラーマンがプジョーをなめ回すようにチェックして査定額を計算した時なんて、帰り道にガソリンの給油口が開かなくなっちゃいましたからね(核爆)
そんなトラブル聞いたこともないですよ(滝汗) プジョーの給油口は室内からノブを引くのではなく、キャップに付いている鍵穴にキーを刺して開けるタイプだったのですが、この鍵穴の中が腐って金属片がボロボロと出てきたときには「そんなんアリ!?」と、マジで嫉妬深いこのプジョーが怖くなってきたんですね(^_^;)

そんなことが続くうちに、ユーノスロードスターが発表になり、私はひょんなきっかけでロードスターに乗り換える決意をしたんですね。。
そして、初代ろくむし号が誕生、というわけです。

ロードスターに乗り換えても、まだプジョーの呪縛は解かれませんでした。嫉妬深い彼女(プジョー)は、自分を捨てた私を恨み、オープンカーを買った私への腹いせになんと!ロードスターの納車日から連続して京都地方に1週間も雨を降らし続けたのです(どっか~んっ!)

・・・ひょっとすると、私の「洗車雨男」は、未だに続くプジョーの呪いなのかもしれない!? ガクガクブルブル。。。

クルマには意志がある、っていう表現をすることがたまにありますが、まさしくこのプジョーにはそんな「意志」があったように思えてなりません。しかもその意志ってのが「嫉妬心」ってのが怖いんですけどね(爆)

単なる偶然といってしまえばそれまでですが、ロードスターを買うことを決め、契約書にハンコを押すべくユーノスディーラーにプジョーで行ったときには、まさしくバケツをひっくり返したような土砂降りが突如として降り始め、私はクルマから降りることもできなくなってしまったり、ハンコを押したあとに急にフロアから水漏れしだして床がビショビショになってしまったり、カーオーディオが突如として鳴らなくなったり。。。最後の1ヶ月はホントにオカルト並でしたね(爆汗)

なので、今でも私はあのクルマには「意志」というか「心」があったように思えて仕方がないのです。。

ロードスターに乗り換えてもまだ呪縛は続きました。
ガソリンスタンドで洗車をしてもらい、出来上がりを待っている間、私はスタンドの待合室で無料で配られている中古車情報誌を眺めていました。

なにげにページをめくっていると、私が売却したプジョー205GTIと同じ仕様のクルマが売られていました。左ハンドルのマニュアル車で走行が7万キロ、かぁ・・・俺の乗ってたのと同じだなぁ~ 今頃アイツはどうしてるのかなぁ? なんて嫉妬深い彼女を思い感慨にふけっていると・・・ふとこの中古車の写真のフロントバンパーに目が行きました。。そこには、私が付けた傷がしっかりと写り込んでいる。。。

つまり、、この情報誌に掲載されていたプジョーは、まさしく私が売却した、そのクルマだったのです(ちゅど~んっ!)


ギャァァァッ! 
ばっ ばっ 化けて出たぁっ!!(核爆)



この写真を見てその事実に気がついたとき、私はマジにそう思いましたよ(>_<) 

ホントにこのプジョー205GTIというかつての愛車には、クルマの構造、操る楽しさ、速くなることの楽しさ、メンテする楽しさ、そしてオカルトチックな出来事(笑)という、いろんなカーライフの側面を教えてくれた、思い出深いクルマなのです。

今でも思いますね~ プジョー205、また乗りたいな~って(^^)

このクルマとのエピソードはまだまだあるんですけども、とりあえずタイピングにも疲れたのでこのへんで(ちゅど~んっ!)
最後まで読まれた皆さん、どうもお疲れさまでした(滝汗)m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

2007年05月23日 イイね!

「ろくむし号」以前の愛車たち その2 ~前編~

「ろくむし号」以前の愛車たち その2 ~前編~今日は4月にBlogネタにした「ろくむし号以前の愛車たち」の第2弾です。といっても、愛車の3号車が「初代ろくむし号」なので、今回のマシンがろくむし号の称号を持たない最後の愛車なのですが(^_^;)

さて、当時の写真なんて当然ですけどもデジタル化なんてされてないので、アルバムから引っ張り出した当時のスナップ写真を705NKで接写してみました(^^)

ご覧の通り、私の2番目の愛車は

プジョー205GTI

でございます。プジョー205はデビュー当時は1600だったのですが、改良を受けて1900にエンジンが大きくなりました。私の愛車だったGTIは、この1900版のほうです。
ヨーロッパにホットハッチブームを巻き起こしたピニンファリーナの傑作デザイン、VWゴルフとともに「GTIブーム」を巻き起こした立役者でもありますね。

それまで乗っていたスバル・レックス・スーパーチャージャーが京都の夏の暑さに耐えられずにオーバーヒートし、売却を決意した私が次に狙ったのはガイシャだったんですね(^_^;)
購入当時、まだ私は大学生で、そろそろ就職っていう頃でした。まだまだ世の中はバブル景気が残っていた時代で、就職にしても「超売り手市場」なんて言われ、今では信じられないような好景気だったんですよね。。
そんなわけで、私の友人達もごく普通にガイシャなんぞに乗ってて、やれBMWだのベンツだのと騒いでいた頃です。。

私も一度、ガイシャってものに乗ってみたい、それもチャラチャラと左ハンドルってのがいいなぁ~ なんて若気の至りで思っていたものです(^_^;) 左ハンドル=オシャレ なんて思ってたんですね(苦笑)

で、順当にBMW320あたりを狙ってみたのですが、いかんせん高すぎる(泣)さらに、そんなに高い買い物をしても周りには同じBMWに乗っている友人が複数いて、なんとも面白くない(爆)
天の邪鬼の私は、せっかく高い買い物をするのに人と同じなんてイヤ!っていうタチなので、そこで探して見つけたのがフランス車であるプジョーだった、というわけです。もちろん、BMWよりもだいぶお買い得ですし、320の認定中古車の価格で新車が買えます。

当時、このプジョー205GTIはマニュアルミッション車でたしか271万円だったと思います。AT車はさらに高くて290万円ぐらいだったかな??
それと、あんまりメジャーにはなりませんでしたが当時のプジョーのラインアップには309GTIっていうのもあったんです。
これはハッチバックの205のリアをストレッチして、なんとなくセダン風の3ボックッスボディとしたクルマで、3ボックス風なんですけども実は3ドアハッチバック、という変わったクルマでした。こちらはマニュアルミッションで少しだけ205よりも高かったと思います。

当時の私は、205にするか、309にするのかで大いに悩みました。205のほうがカッコいいんですけども、装備的には309が上。4連のフォグがカッコええなぁ~なんてお思ったんですね。レア度では圧倒的に309のほうが上(笑)でもやっぱり205のほうがカッコええし。。。205vs309は、私の中では309がやや優勢、という感じでした。

ただ、ここで難問が。
当時のプジョーのラインアップを見ていると、ATの設定が205では右ハンドル車のみ。対する309は右ハンドルでも左ハンドルでもATの設定があります。
私はその頃はまだ走りに目覚めているワケでもなく、ごく普通に「ドライブ好きな青年」だったので、マニュアルミッションなんてめんどくさい、普通にATじゃなきゃ。。。って思ってたんですね(^_^;)

でも・・・

ガイシャ買うんだから左ハンドル!!


っていうのは譲れません(ちゅど~んっ!)嗚呼、今思うとなんてナンパだったのでしょう(笑)
なので、こりゃやっぱり左ハンドルでATの設定のある309GTIで決まり! って思ってたのです。しかし詳細にスペックを見ると、205、309ともにMT車は最高出力120馬力なのに対し、AT車は100馬力。。う~む。。。。

で、大いに悩んでいた私の背中を押したのは親友のヒトコトでした。

309? なんなこのカッコ悪いクルマは!(核爆)

ちゅーことで、友人の美的感覚をよりどころにあっけなくチョイスは205GTIに決定(ちゅど~んっ!)もちろん左ハンドルを選択したので、「やむをえず」MT車にしたのでした(苦笑)
思えばこのときにMT車を選択したのが私のその後のクルマ人生を決定づけたのかも知れません。。。

納車となった205GTI(LHD/5MT)を取りに行った私は、ディーラーさんから205に乗って帰ろうとして、ディーラーの車庫の中で立て続けに3連発のエンスト(滝汗)見かねたディーラーマンに「あの、自宅までお持ちしましょうか?」って言われたほど(泣) なんとか乗って帰りましたけどね(苦笑)

こうして始まった私の「極楽仏蘭西車生活」はいかなる顛末を迎えるのか!!
続きは明日のお楽しみ、ってことで(ちゅど~んっ!)(どっか~んっ!)

2007年05月21日 イイね!

勝田号フォトギャラアップ!

勝田号フォトギャラアップ!と、いうわけで先日ご紹介した「全日本ラリーグループN勝田号」を観察してきた「観察日記(爆)」をフォトギャラにアップしました~(^^)/

お時間のある方、興味アルかな~ って方は
こちらからどうぞ~(*^_^*)

今回も3ページほどありますので(ちゅど~んっ!)
2007年05月19日 イイね!

実戦機をついに体感!

実戦機をついに体感!先日、見ることがかなわなかった「勝田インプ」、ようやく見ることができました(^^)/
いつも私がお世話になっているディーラーに展示されていたのですが、タッチの差で別のディーラーさんに移動してしまい、悔しい思いをしてしたので、ここまで来たら

意地でも見てやる!

ってなっちゃいますよね(笑)幸い、新たな展示ステージであるディーラーさんは私の職場からろくむし号で15分程度の場所。いつも配達で通っている通い慣れた道沿いです。仕事も早めに終わったので、お昼ご飯がてらの外出時に見に行こう! と、れっつらごーしてきました。

前回のディーラーさんでは、ショウルームの中に展示されていたのですが、到着した「東四国スバル 空港店」では、ショウルームが狭いためか、貴重なコンペティション・インプレッサは青空駐車で展示されていました(爆)
見に行った日はとても天気もよくて、きれいな青空に映える競技車両はめっちゃ輝いて見えましたね~(*^_^*)
そして、レプ車ではなかなかお目にかかれない、派手な蛍光イエローのデカールが貼られたホンモノのレースマシンは、やはりレプリカとは存在感が違いました。。。あの蛍光イエローのデカールって、すぐに退色してしまうので、すぐにデカールを貼り替えてしまう「ホンモノのワークスカー」でないとなかなか貼れない、って聞いたことがあります。
よくできたレプリカマシンでも、さすがにここまでのディテールはあり得ない、というホンモノの持つ魅力が溢れていました(^o^)

中でもピカピカではなく、実戦をくぐり抜けたがゆえのキズがまるで勲章のようで、その性能を物語ってるんですよね。リアルカーボンでできたサイドシルのカバーなんて、ダートを高速走行するために、カーボンなのにボロボロに傷ついてるんですよ! なんてスゴいディテール。。そしてブレンボではない赤キャリのスバルキャリパーには、実戦経験から生まれたアイデアが盛り込まれた、今までに見たことのないパーツが取り付けられていたり、メッシュが貼られたラジエターインテーク、過剰なまでに張り巡らされたロールケージ。。。なにもかもが実戦機のリアリティに満ちてました。

いやね、実際こういったホンモノのラリーマシンを見るのはこれが最初ではありません。SSM(スバル・スポーツ・ミーティング」でも、ホンモノのWRカーも見ましたし、いろんな競技車両を見たことはあります。
が、今回の勝田号のポイントはなんといっても。。。


コックピットに座ってもOK(*^_^*)

しかも

消化器スイッチ以外はなんでも自由に触ってよし!(^^)/


これですよ~っ! これはなかなかできない経験ですよね(^o^) まずは外観、そして外装のディテールまでじっくりと観察し、それからおもむろにドアを開け、内部を観察、そしていよいよ・・・実戦で勝田選手が座り、戦ったそのレカロシートに座るときが!(*^_^*)

と、思ったら・・・これ、なかなか座るのも大変ですね(滝汗)ペターの乗るWRカーもそうですけども、ドアを開けても頑丈なロールケージがドアの開口部にバッテンの形にバチっと張り巡らされているので、それをまたいでアクロバティックに乗り込まないといけないんですね(汗) これはほんとにスゴいわ(^_^;)

そして、コックピットに収まってから、そのステアリングやらシフトノブやらクラッチペダルやら・・とにかく触りまくりました(笑)ほんと、ベースは確かにインプF型スペックCなのですが・・・ラリーで速く走る、という目的以外の余分なモノは何も、ホントに何も付いていないマシンはどこまでも無骨でスパルタン! もう目眩がしそうでしたよ。

タイトなフルバケシートに座ったまま、ノキア705NKであちこち撮りまくりましたよ(爆)

めくるめく体験はしっかりと20分以上にもなったでしょうか(^_^;) 店長さんなのかな? ちょっと年配の方が私の見学につきあってくれて、いろいろと解説を交えて話をしてくださいました。
なかなか聞けない話もありましたね~ このディーラーの駐車場で積車から降ろす際、あまりに重く、半クラなんて無いに等しいクラッチのため、とりあえず2連続でエンストしてしまった、とか、グループN仕様だから基本的には市販車と同じだけど、ここまで仕上げるのに5000万円かかってる(滝汗)とか(ちゅど~んっ!)
貴重なお話を聞くこともできました。
このマシンの特徴的なディテールなんかもいろいろと教えてくださいましたし。自分で見てるだけでは気がつかないような細かなディテールの特徴とかは、ホントに参考になりましたし、そういうちょっと見ただけでは分からないような細かな点にも、ほんとにいろんなアイデアが盛り込まれ、実戦向けに改良されてるんだということが分かります。
パッと見たら、確かにグループNマシンって市販車にロールゲージ入れて足回りをちょっと変更しただけ、っていう感じで、シルエット的にもWRカーのようにエアロが変更されているわけでもないから派手さは少ないんですけども、細かく見てみると市販車とはまるで別もので、こりゃ5000万円かかってるっていうのもナットクできるものでした。

とにかく見応えのあるクルマですので、見に行くことのできるチャンスのある方は是非とも実際にその目でご覧になることを激しくオススメいたします(^^)/

私が撮影してきた、このクルマの「魅惑のディテール」は、近いうちにフォトギャラにアップする予定です(*^_^*)

プロフィール

「こないだの日曜日のサバゲーの画像、フィールドマスターさんからいただきました(^^)
ろくむし、いままさにインパクトグレネードを投擲せんとす!(笑)
もちろん、投げるときには「エクスプロージョン!」と絶叫するのがお約束(爆)
なんせ「ナイス爆裂Tシャツ」着てますからね〜(笑)」
何シテル?   04/09 18:29
2世代乗り継いだインプレッサから、2012年11月にBMW328i(F30)に乗り換えました。ピュアスポーツからセダンに、それもスポーツグレードでもない仕様への...
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2014/08/01 08:43:09
自分でiDriveナビの地図を更新したった\(^o^)/ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/03/18 18:02:54
BMW F10 DIY コーディング 25 自分の車両のI-LEVELを調べる方法 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/03/01 09:21:40

愛車一覧

BMW 3シリーズ セダン ゆうさくクン (BMW 3シリーズ セダン)
ろくむし号として5代目になるので「ゆうさく」クンです(笑)由来はみなさんおわかりですよね ...
トヨタ ポルテ ポルテさん (トヨタ ポルテ)
10年乗った我が家の嫁さん号「モビリオくん」から2013年8月に乗り換えた「ポルテさん」 ...
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私が仕事で配達に使っているトラックです(笑) 某Blogでは何度か登場して有名になってた ...
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インプレッサGDBのアプライドモデルDです。 2003年末~2004年にかけて555台販 ...
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