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ろくむしのブログ一覧

2012年08月18日 イイね!

「小さいほうがいい」病が再発♪

「小さいほうがいい」病が再発♪今日は社長たちといっしょにお昼ご飯に川内の日本そばのお店「橋本」に出かけたのですが、その帰りに社長と二人でBMWのディーラーさんに立ち寄ってきました。
目的は二つ。ひとつはこないだから社長の740iのラジオがどうも接触不良なようで音がきちんと聞こえないっていう症状が出ているってことと、新しい3シリーズの試乗・・・というか、試乗したらもらえるっていう3シリーズオリジナルのTシャツをもらいにいく、ってものでした(爆)

いつもBMWに行くときには社長に声をかけるんですが、たいていは「ワシはええよ〜」と遠慮してしまうことが多く、今回も行かないかな、って思ったんですが・・今回は「あ、行こうか〜」という反応。
まぁきっとラジオの修理っていうのがあったからだったのでしょうけども、これはいい機会だと3シリーズに試乗させようと画策しながらディーラーへと向かったのでした(笑)

記憶のいい方なら覚えてらっしゃるかも知れませんが、うちの社長・・つまりは我が父でありますが、この父の愛車740i、いいクルマなんですけども社長からすると「ちょっと大きすぎるよなぁ」というのが不満な点らしく、たま〜に

もうちょっと小さい車に乗り換えようかなぁ〜

なんて言い出すことがあるんですな(笑)ってなわけで、以前もMiniを見に行ったりとかして、試乗までして「これええなぁ〜」なんて言ってたんですけども、結局は「もったいないからやめとくわ」というヒトコトで終わっちゃったんですよね(ちゅど〜んっ!)

さて、今回はワタシも3シリーズのアクティブハイブリッドにも興味があったということもあり、新しい3シリーズはじっくりと見てみたいな、って思ってたのでちょうどいい機会だったというわけ。

ディーラーさんに着くとさすがに3シリーズは稼ぎ頭の主力車種ってこともあるせいか、スポーツ、ラグジュアリー、モダンの各シリーズの展示車を置いてありました。試乗車も複数あるようです。社長の担当セールスさんに「アクティブハイブリッド3はさすがにないですよね?」と聞いたら、「残念ながら3はないんですが、5のアクティブハイブリッドならありますよ」という予想外のお答え(^^)/
マジっすか!?(滝汗) それは是非とも試乗させて下さい♪ってことになり、社長の3シリーズの試乗よりも先に念願のアクティブハイブリッド5の試乗をさせてもらうことになりました(*^_^*)

社長の740iをピットに預けてラジオアンテナの点検をしてもらってる間にアクティブハイブリッド5の試乗をさせてもらうことになったのですが、その準備の間、ショウルームで3シリーズの展示車を見ていると・・・なんかやたらと社長が前のめりで3シリーズをチェックしてるんですよね(^_^;)
えらい乗り気やなぁ〜 来年の3月にはワタシのろくむし号の残価設定ローンが終わって、ろくむし号はスバルディーラーさんに返却するか、あるいは残価の再ローンを組むのかを決めないといけないんですが、これに向けて3シリーズを買ってくれるんかぁ? なんて甘いことを考えていたのですが、なんのことはない、

やっぱりこれぐらいの大きさのほうがええなぁ〜

っていう、例の「もっと小さいクルマに乗りたいなぁ」病が発症してるだけでした(^_^;) でも今回はやたらとマジメに検討している様子。グレード構成とか価格をえらく入念にセールスさんに聞いてるんですよね(汗)
う〜ん、しかし3シリーズはたしかにいいんだけど7シリーズを下取りにして乗り換えるってのはなんとももったいない気はするんですけどねぇ(苦笑) 

などといろいろ勝手にワタシが思っているとアクティブハイブリッド5の試乗準備も整いました。ってことでさっそく試乗にお出かけ♪
BMWのハイブリッドっていうのは初めて乗ったんですが・・・このアクティブハイブリッド5、エンジンは3リッター直6のターボで、これにさらにモーターが追加されているという、いわゆるちょっと前のトヨタのクラウンハイブリッドとかレクサス600Lhのような「パワー系ハイブリッド」の流れですね。
ハイブリッドだからと極端に燃費がいいわけでもなく、だいたい町乗りで11キロぐらいかな、っていうところのようです(担当セールスさん談)
まぁでもこんだけの巨体を持った高級セダンが町乗りでリッター11キロなら立派なモノではあるんでしょうけどね。ちなみに社長の乗る740iは町乗りでだいたい7.5キロぐらいだそうです・・・ろくむし号と同じか、むしろ高燃費ですな(涙)

エンジンをかけて、いざ出発! ・・・と思ったんですが、さすがはハイブリッド、エンジンスタートボタンを押してもエンジンはかかりません(^_^;) ちなみにメーターパネルはトヨタのハイブリッド車のようなタイプではなく、ごく普通にスピードメーターとタコメーターが並んでいるタイプ。つまり、エンジンスタートボタンを押してもタコメータは0の位置に止まったままという状態。ここからブレーキペダルを離していくと、するするっと普通にクリープでクルマは動き出すのですが、相変わらずエンジンは止まったまま。もちろんこの夏場ですから、エアコンは全開でかかってます。でもエンジンは止まったままで発進しちゃうんですね。

駐車場から本道に出てアクセルを少し強めに踏み込むと即座にエンジンがかかり、ごく普通に加速していきます、、というか、普通というには明らかに力強い加速ですね(^^) 時速40〜60キロ程度で流れている国道を流れに合わせて走っていると、エンジンはとりあえずかかっているんですけども、ほぼずっと1000回転あたりを指したまま。外気温が高いのでエアコンの風量が大きく、こちらの吹き出し音のほうがエンジン音よりも明らかに大きくて、相対的にすごく静かに思えますね。
ずっと以前に普通の5シリーズにも乗ったことがありますが、スの5シリーズよりもちょっと重たいかな、っていう印象はありますね。といっても、加速が鈍いとかそういう重さではなく、挙動が妙にしっとりしているという感じの「重さ」ですね。この落ち着いた感じが普通の5シリーズとはちょっと違った印象を与えているような気がします。むしろ社長の740iよりもさらに落ち着いた「重さ」を感じますね。
だからといって、鈍重なのかというとそんなわけもなく(^^) 740iと同じ直6・3リッターのターボエンジンが搭載されている上にモーターアシストまであるんですから遅いわけがありません(汗)カタログによるとエンジンは306馬力、モーターは55馬力あるようですね(総合出力は単純合計ではありませんが)
そして、単純にパワーがあるから速いっていうだけでなく、やはりそこはハイブリッド車。モーターによる加速のアシストは独特の感じがありますね。
つまり、通常のエンジン車のようにアクセルペダルを踏み込んでキックダウン、ひと呼吸置いてから加速し始めるっていうのではなく、モーターっていうのは回転を始めれば即最大トルクっていう特性を持っているのでアクセルを踏み込んだ瞬間にコン!っていう感じでダイレクトに加速が始まり、一歩遅れてエンジンのパワーがさらに加速に弾みをつける、っていうような感じになるんですよ(^^)

このアクセルを踏んだ瞬間にダイレクトに反応してくれるレスポンスの良さはちょっと普通ではないですよね〜(^^) めっちゃレスポンスのいいNAエンジンをバリバリのパワーバンドに入れて走ってるような感覚。
これが町乗りのだらだらっとしたスピード、エンジン回転1000回転ちょっと、なんていう状況で走ってても、前にクルマがいて隣の車線にひょいっと加速しながら移動、なんていうようなありがちなシチュエーションで実に滑らかに加速して車線変更ができるんですな(^^) このフレキシビリティの高さは町乗りで実に快適というか、乗りやすい特性ですね(^o^) 2トン近い重たいセダンがタウンスピードの低回転域でも実にいいレスポンスで「ちょっと加速」っていうのができるわけですよ。しかもエンジンの回転をそんなにあげることなく、エレガントにできてしまうっていうのは実に大きな美点ではないかと(^^)

前方の信号が赤になり、ブレーキを踏みつつゆっくりと減速していくと、けっこう早い段階でエンジンは積極的に止まりますね。もちろんエアコンが切れるなんて無粋なことはありません。時速15キロを超えていても平気でポンポンエンジンは止まります。
そして、エアコン全開でもアクセルをゆる〜く踏んで発進するような場合だとエンジンはなかなかかかりませんね。けっこうモーターだけで走ってくれます。まぁ周囲の車の流れに合わせて加速すると、普通にエンジンはかかってしまいますが(^_^;) エンジンがかかると最初はけっこう回転があがるんですが、このへんはクラッチの断続処理がうまいのか、まったくショックは伝わってこないですね。エアコンの風切り音が大きくてエンジンの音もあんまり聞こえてこないですし(^_^;)
まぁとにかく、室内にいると7シリーズよりもまだ静かなのではないかと思えます。エンジン音が実にいいBMW車にあって、この静けさっていうのは逆にどうなの? っていう気がしないでもないですが、とにかく静かで挙動の落ち着いたクルマだなぁ っていうのが印象ですね。とはいってもアクセルを踏んだらかなり速いのも試してみましたけどもね(爆)

モーターだけで走るっていうのはやっぱり不思議な感覚ですけども、意識してタコメータを見ていないとエアコンの風切り音のせいで分からないかも、っていうぐらいに制御は自然な感じです。
ただ、やはりブレーキはもともとBMWが秀逸なフィールを持っているということもあってか、回生制御のはいるこのアクティブハイブリッドのブレーキはノーマルのBMWのブレーキよりも少し違和感を感じましたね。
なんというか、回生制御が入るために踏力にリニアに減速Gが発生しないようなところがあるんですね(^_^;) 具体的には踏んでいる以上に妙に減速Gが立ち上がってくるような感覚があるんです。とくに止まるか止まらないか、という微速の速度域での微妙なコントロールをしているときに回生制動の制御が入ってくるとちょっとギクシャクしてしまいがち(^_^;) でもまぁ あからさまにギクシャクするわけでもなく、ほんの少しの違和感を感じる程度なので、たぶんしばらく乗っていたらすぐに慣れてしまう程度だろうとは思います。

そんなわけで、試乗コースも無視して自由に走り回って存分にアクティブハイブリッド5を堪能してディーラーに帰ってきたのでした♪

BMWのハイブリッドの完成度の高さは思っていた以上かな? でも、5よりもさらに新しいアクティブハイブリッド3のほうがさらにシステムとしては進化しているようですね。
モーターだけで走ることができるモードがあったり、バッテリーを全部フロア下に収納してトランクルームの容量を圧迫していない、さらにリアシートが倒れてトランクスルーにできるなど、ハイブリッドとして順当に進化していますね。
(5のほうはリアシートの後ろにバッテリーを搭載しているため、トランクスルーはできず、トランクの容量のノーマルの5シリーズよりもだいぶ小さくなっている)
さらに、3のアクティブハイブリッドはリモコンキーから操作することで、エンジンをかけずにエアコンだけを作動させておき、乗る前に室内を快適な温度にしておく、なんていうこともできちゃうんですよ(^^)/ これは地味に便利でしょうね〜♪

そんな3シリーズのアクティブハイブリッドの価格は・・・699万円から(滝汗) 一番上のグレードになる、スポーツパッケージのMスポーツっていうのになると750万円にもなります(^^;) ちなみに5のアクティブハイブリッドは850万円・・・・なんとまぁ100万円しか変わらないってのは(苦笑)

担当セールスさんによると、アクティブハイブリッド3は発注してもなかなかクルマができあがってこない、っていう状況なんだそうです(^^;) 発注しても2ヶ月待ち、なんていう状況だとか。ちなみにまだ徳島には一台も降りてないそうです(爆)
来月には1台、グレードは分からないですけどもアクティブハイブリッド3の試乗車がやってくるそうです。

うちの社長さん、「その車が欲しい!って言ったら売ってくれるんやろ?」とか聞いてましたが・・・(^^;) とりあえず、試乗車が来たら連絡をもらうことになっております。

。。。こりゃひょっとするとホントに・・ひょっとするかも!?(汗)

。。。としたら、740iはどうするんだろう??? 下取りしちゃうのかなぁ?? まぁたしかに今度の11月で初の車検なんだけど・・・でも初回車検は無料になるっていうプランで契約してたはずだけどなぁ・・・。

などといろんな波乱要素も入り乱れておりますが、果たしてこの先うちの社長の愛車はまたまた変わるのか、それともすったもんだの末にそのままなのか・・・??
とりあえずは来月、アクティブハイブリッド3の試乗車がBMWのディーラーさんに入ってきたときに新たな動きがあるでしょうね(^^)

さてさて、どうなりますやら(笑)

ってなわけで、今回はしっかりとTシャツもゲットして帰ってきたのですが。。。このTシャツ、会社の事務員のおばちゃん達に妙にウケがいい(笑)「かわいい」んだそうです。
たしかに紺色がいい感じだし、脇腹のトコロの「3」っていう数字もナイス(^^) 袖に着いた小さなBMWマークのタグもいいです♪
事務員のおばちゃん達に「くれ〜」とおねだりされましたが、「試乗したらタダでもらえるから試乗しておいで」と軽くいなしておきました(ちゅど〜んっ!)



2012年04月18日 イイね!

圧倒的な怒濤の試乗体験

圧倒的な怒濤の試乗体験はい、というわけで先週末に行ってきたBMWの試乗会のお話の続きでございます。
とんでもない豪華なクルマが並んだ試乗車の中で、ひときわオーラを放っていた、人気ナンバーワンのクルマ、それが

BMW M5

だったわけですが、いよいよ試乗の順番が回ってきたワタシはおそるおそる、1800万円もするクルマの革張りドライバーズシートにおさまったのでした。。BMWの新車、さらには本革シート仕様のクルマ特有のなんともいえない甘いような高貴なような、独特の香りに包まれつつ、助手席に座ってくれた「M担当の営業マン(別にいじめられるのが好きというわけではない爆)」に簡単なレクチャを受けます。
まずこのM5ってクルマは通常のBMWのようなATではなく、デュアルクラッチシステムのセミオートマっていうヤツが搭載されています。電気シェーバーみたいなカタチのあのシフトレバーではなく、丸っこくて、、形状的にも大きさ的にも現行プリウスのシフトノブみたいな感じの、小さなマウスみたいなシフトノブで操作するんですね。
まぁよくある感じの操作方法ですけども、マニュアルモードでシフトのアップダウンもできますし、当然ステアリングのパドルを使ってもOK。
そして面白いのは、シフトノブの後ろに付いてるダイヤル。オート時のシフトアップのタイミングを3段階に変えられるんだそうで。すなわち、早め早めにぽんぽんとシフトアップしていくのか、引っぱってからシフトアップするのかを調整できる、ってわけですね。
それから面白いことに、こんなすんごいエンジンを載せたパイパワーマシンなのに、

アイドリングストップ

なんてものがついてるんですわ(笑)まぁ燃費の対策のこともあって小排気量過給エンジンを載せている今のBMWシリーズですから、まぁついてないより付けてたほうがいいでしょ、ってことなんですかねぇ?(苦笑)

とりあえずシフトのやり方は分かった、あとはまぁ大丈夫でしょ、ってことでエンジンをかけます。540馬力のこのすんごいエンジンも、まぁイマドキのクルマです、プッシュスタートボタンを押せば簡単にスタート。
・・がしかし、ごごごごグァンッ!! と目覚めたエンジンのその音の素晴らしさよ!(滝汗)もうこれだけでしびれちゃいます。
決してウルサくはないんですけども、明らかにヌケがよくて重低音を響かせつつも高音成分も混じったその精緻な排気音。。。試しにちょこっとアクセルを入れると。。

うぉあんっ!ボスッ!!

と、とんでもないカミソリレスポンスで吹けるんですよ(爆汗)あ、あのこのエンジンってフライホイールついてます??(滝汗)ってな感じ(笑)
あ、上の排気音の擬音ですけど、最後の「ボスッ!!」ってのは、バックファイヤしてる音なんですな(爆)

ヌケのいい社外品マフラーを装着したりとか、スポーツ触媒、あるいは触媒がない、みたいなクルマでエンジンをブリッピングすると、回転が上がりきって落ちるときに小さくバックファイヤすること、ありますよね? このM5ってのはブリッピングするとかなり盛大にこの音がするんですよ(汗)
まぁ純正状態でそんだけヌケがいいマフラーがついてる、ってことなんでしょう。。。4本出しってのは伊達じゃなく、マジに排気効率を優先させた結果ってことなんでしょう・・・そりゃこんだけいい音してるんだもん、そうでしょうなぁ。。

もうね、走り出す前からすっかりしびれまくってるワタシなのですが、本革シートもさすがにMともなるとけっこうタイトな感じです。皮なので表面がそれなりに滑ってくれるのですが、形状的にはかなりホールドしてくれるタイプ。
そして、ステアリングも小径気味なサイズで、ワタシがやる気モードでドラポジをセットすると・・なんかね、インプよりも囲まれ感が強いっていうか、まさしく戦闘機のコックピットに収納されてる、っていう雰囲気になるんですよ(^o^)
運転席に座ってる感じでは、とてもじゃないですけども5シリーズの大きなボディを持ったクルマに乗ってる、なんていう意識がなくなってしまいますね。。それぐらいにタイトな演出を感じます。
もちろんシートを後ろに寄せてシートバックもそれなりに倒してやったらルーズな感じでも乗ることは可能なんでしょうけど(いちおうATですし)、やっぱりこのクルマではそういう乗り方は似合わない気がしちゃいますね(^^;)

さて、いよいよ試乗に出発です(^^)/
普通にDモードを選んでゆる〜くアクセルを踏んで道路に出ます。というか、このクルマはセミオートマのデュアルクラッチシステムなので、普通のATみたいなクリープって全然ないんですね(^^;) Dレンジでもアクセルを踏まない限りはクルマはまったく動きません。ゆるっとアクセルを踏み込むと・・・しずしずと走り出すM5。
まったく普通のおっきなセダンです。気むずかしいところなんて全然ありません。エンジン音も以外と普通。ある一定以上踏まなければ、重低音が響いてはくるけれどもそれほどこのクルマが超スペシャルなクルマだっていうことをムダに主張するようなこともないんですね。
しばらくは周囲のクルマの流れに乗って走っていたのですが、295なんていうとんでもないサイズの20インチタイヤを履いてるクルマとはとうてい思えない、とてもしつけの行き届いた乗り心地のいい高級セダンですよ、ええ(^^)

信号待ちで運良く先頭になったので、グリーンシグナルでちょっと盛大にアクセルを踏んでみたところ・・・意外にもキックダウンはDレンジだとカミソリのキレ味って感じでもなく、ふつうにワンテンポ置いてからシフトダウンが行われ、あら、けっこう普通? ってうわぁぁぁぁっ!?(滝汗) と、まさしく後ろから思いっきり蹴り飛ばされたみたいにエゲツナイ加速をすんごい快音とともに開始しちゃったのでした(^^;)
ちょうど、少しだけ右に、そう、ホントに少しだけ右に緩く曲がっているところだったので、僅かにステアリングに舵角がついてたんだと思うんですが、フル加速を始めたとたんにリアがぶるっと一瞬だけアウトに揺れたのですが、すすっと元に戻ってきたような感覚がありました・・・加速をやめて巡行に戻ってから気がついたんですけど、あのとき揺れたのって

DSCが作動した

ってことなんだろうな、と(滝汗)普通に発進して途中からフルアクセルにしたので、ゼロスタートではなかったのですが、それでも情け容赦なく295サイズのタイヤを振り回しにかかろうとする540馬力のエンジン・・・こんなのFRじゃ電子制御なしでは怖くて乗れませんわ(涙)

しかしまぁなんて安定してるんだろう? 完成の域にあるFRハンドリングマシーンはまさしく意のままに、自分の行きたいほうにすいすいとノーズを向けてくれます。これが5シリーズのでっかいボディをまとったクルマだなんて実感は全然ないです。感覚的にはろくむし号と同じぐらいのサイズとしか思えないんですよね。減速も加速もまさしく思いのまま、右足の加減ひとつです。
そうそう、MTモードでパドルシフトを使ってシフトダウンもやってみたんですけども、これまた意外にも、そんな瞬殺のイキオイでシフトダウンするのかと思ったら、できのいいトルコンATのパドルシフトとそんなに感覚的には変わらないんですね。無理矢理2段飛ばしみたいなシフトダウンをしてみましたけども、一撃でコンピュータがエンジンを煽って回転合わせをしてスパっとクラッチをミートする、みたいなのをイメージしてたのですが、実際には半クラッチを使ってクラッチミートをしてる、っていう雰囲気です。意外とジェントルなのね、って思ってみたりして(^^)

そうそう、アイドリングストップも試してみたんですけども、たしかに信号待ちで停車してそのままブレーキを踏んでいるとストンとエンジンは止まります。で、ブレーキペダルから足を離すと即座にエンジンがかかるんですが・・・なんせエンジンスタートの時の音が例の快音だったりするので、なんとも存在感のあるスタートを演出してしまうんですよね(^^;) これはなんかエンジンの存在感があるだけに「違和感まったくなし」とはいかない感じですね(苦笑)

しかしまぁホントにこのエンジンにこのシャシー、そしてこの足回り・・・全てがもの凄く高いレベルで収束しているというか、見事にまとまって・・・統合されてM5っていうクルマの印象を形成してるっていうんでしょうか。
ほら、よく「まとまったクルマ」ってことで、エンジン性能もシャシーも足回りも、どこも突出してなくてトータルとしてよくまとまったいいクルマ、みたいなことを言うじゃないですか。
このM5っていうクルマ・・このクルマもね、よくまとまってるんですよ。。ただし、突出した部分がないのではなく、

エンジン、シャシー、足回りの3つの要素が全部突出しまくってて、三すくみみたいにバランスが取れてる、とでもいうんでしょうか(爆)とにかくエンジンはおとなしいときには実にエレガントで従順なしつけのいい子ですけどもいざアクセルを開けたら手が付けられないぐらいにどう猛なモンスター、でもそれを受け止めるシャシーは、これがもう「これでどうだ!」っていうぐらいに見事に堅牢なんですよ。こんだけのエンジンのパワーを受け止めてもまったくミシリどころがぷるっと震えることすらない、運転してる側はどんなにエンジンが暴れてもシャシーがしっかりとそれを受け止めてくれてる安心感があるんですよ。ギャップを乗り越えても全ての震動は一発で収束。けっしてカドはなく、なるほど高級セダン、いや高級スポーツセダンの優雅な乗り心地を保っています。
足回りもすごく絶妙。こんだけ太くてロープロファイルな大口径ホイールとタイヤを履いてるんですから、もの凄く神経質なハズなんです。でもそんなことまったく感じません。硬すぎず、柔らかすぎず、かつダンピングもキッチリきかせてくれる、不快感ゼロなこの感覚はまさしく高級セダン。決してピュアスポーツのスピード命な「いろんなものを犠牲にしても速さにこだわる」というものとはまるっきり違います。
快適性とステイタスをキッチリと保った上での圧倒的な速さ・・・1800万円という価格もナットクせざるを得ないのかな、と思うしかない、、、っていうのが実際に乗ってみた結論ですね。
もちろん短い試乗でしたので、ワインディングやら高速道路で走ったわけでもなく、M5というクルマのホントに一部しか味わってないんだとは思いますけども、それでもその片鱗は十分に感じることができたと思います(^^)

いや〜スゴい! スゴすぎる!!

結局、こういう結論ですよね(苦笑) そんなことしか言えないです。
最後に、M5から降りてろくむし号に乗って帰投するときにワタシが感じたことを。

GRBを運転してるはずなのに、もうね、体にはM5の運転席の感覚が染み付いてしまってて、あのタイトでありながらも快適で守られているっていうあの感じに、なんだかアタマがぼーっとしてしまってて、どこをどう運転して帰ってきたのか記憶が曖昧なほどなんですよね(苦笑)

こんなにも試乗で感激して感覚が体に残ったのって初めてじゃないかな? って思います。今までいろんなクルマに試乗をしてきましたけども、イチバン刺激的な体験だったのはGDBのC型スペCに試乗したときの感覚だったんです。
赤いスペCでフルスロットルをかましたときのあの驚きと激動の体験・・・それが直接のきっかけになってワタシはインプレッサをムリして購入し、GDBからGRBに乗り換えて今に至っているわけですけども、そのスペCの試乗体験ですら凌駕してしまった、という気がしますね、今回のM5試乗って。

それぐらいに圧倒的な体験でした・・・まぁ残念なことにどんなに刺激的で感動したところで、1800万円もするようなクルマを「これ欲しい!」なんていって買うわけにはいかないのが甚だ残念ではありますが(笑)
こればっかりは鬼ローンを駆使したところで自爆するのが目に見えてますしねぇ orz

そんなわけで、こんな珠玉のマシンに乗る機会なんて金輪際ないかもしれませんけども・・・いい体験ができたな〜って思います。世の中にはこんなクルマもあるんだな、ってことが分かっただけでも・・。

・・・とか思って無理矢理ナットクしてますけど、やっぱり乗りたいぃぃ!!(ちゅど〜んっ!)

死ぬまでにこんなクルマを所有することができたらなぁ〜って思いますね(^^)
頑張ったら、ひょっとしたら買える??  ムリだろうなぁ〜(苦笑)

2012年04月17日 イイね!

ゼータクすぎる試乗会

ゼータクすぎる試乗会先週の土曜日のこと。父親のところに届いていたBMWディーラーさんからの試乗会招待状がゴミ箱に捨てられてまして(^^;)
なにげなくそのDMを開封してみると・・ありゃま! なんといつの間にやら日本国内向けにも5シリーズのハイブリッドモデルが追加されてるんですね(^^) BMWのハイブリッドっていうと、アクティブハイブリッドっていう名前で7シリーズにラインアップがありましたけども、5シリーズにも広がったんですね〜(^^)
5シリーズにもともとかなり興味を持っている私、こりゃもう見に行くしかないでしょ、って感じです(笑)
なんせ「試乗会のご優待」ですから、きっと5シリーズのアクティブハイブリッドにも試乗できるんでしょうしね。

それと、これまた前々から気になっていたBMWのクリーンディーゼルエンジン、これを搭載したX5もどうやら試乗できそうな感じ♪ こりゃもう行くしかないですよね(^^)/

前にBMWのディーラーさんに1シリーズの試乗に行ったときには見栄を張って父親の740iに乗っていったのですが、今回はまた借りるのも面倒だし、ってコトで気負いすることなくろくむし号でお出かけしてきました。。。
しかし、ディーラーさんに到着して、ろくむし号で来たことを激しく後悔してしまったのでした(^^;)
この不景気な中、高級外車の試乗なんてそんなにお客さんなんて来てないでしょ、ってタカをくくってたら・・・すごいお客さんの数(爆汗) しかも駐車場に駐まっているお客さんの乗ってきたクルマの実に9割以上がBMWなんですよ(どっか〜んっ!)5シリーズ、7シリーズ、M3なんかもフツーに駐まってるし(滝汗) 国産車なんてワタシのろくむし号とホンダのCR-Zが1台あるのみ(^^;) こりゃもう参りました(苦笑)

それ以上にびっくりしたのが試乗会の規模というかなんというか・・・てっきりショウルームに置いてあるクルマを出してきて試乗できるようにしてるんだと思ってたら・・・

成田ナンバーの普段見たことがないようなでっかいBMW

がいっぱい並べられてるんですよ(滝汗) 徳島でほとんど見たことがないような6シリーズのカブリオレだとか新型のマット塗装、カーボンルーフのM3クーペだとか、X6だとか・・・実物見るのは初めて! みたいなクルマが勢揃いしてます(汗) しかもこれ、全部試乗車だっていうんだからすげぇ(滝汗)

駐車場の奥にはタリーズコーヒーのワゴンが駐まってて、ここで無料でコーヒーだとかドーナツがもらえるし・・・さすがにやることが派手ですぜ、ビーエムさん(汗)



まず目を引いたのがこのワインレッドの6シリーズクーペとカブリオレ。いや〜なんともイロっぽいというかエロいというか(笑)どちらかというと質実剛健路線で男性的なイメージの強いBMWのデザインの中にあって、この6シリーズってのは異色ですよね。まぁ色が色だから余計にそう見えるのかもしれませんが。
カブリオレはもちろん電動オープントップ。意外なことに幌仕様なんですね。イマドキだからハードトップなのかと思いましたが。

そして同じ6シリーズでもこちらはXシリーズ。お隣は今回試乗させてもらったX5も並んでおります。



クロカンタイプなのに、やっぱりX6はデザインが流麗というか優美というか。なんか雰囲気違うんですよね〜。
ワタシ的には好みはX5のほうなんですけども。このX5についてはのちほど。

そしてワタシがディーラーさんに到着したあと、試乗から戻ってきたM3のクーペ。最新型はカーボンルーフなんですね(汗)しかも近寄ってみてびっくり。なんとこのクルマ、つや消し塗装なんです。



マット塗装なんですね、って営業さんに聞いてみたら、「最近はこういうのって流行ってますよね」だそうで(^^;) そうなんですか? ワタシはこれ以外でマット塗装なくるまって言うとアルファの限定車とかランボルギーニの限定車ぐらいしか知らなかったんですが・・・こういうツヤのない塗装ってワックスとかかけても大丈夫なんですかねぇ?(苦笑)

たぶんこのM3も限定モデルだと思うんですが、ホイールも黒、4本出しのマフラーも黒く塗装されておりました・・凄みがみなぎってる、というか・・・もうタダモノではないっていう雰囲気が丸出しですよ(汗)

そしてさらに遅れて試乗からとんでもないマシンが戻ってきました・・・。



M5!?(爆汗)

ちょっと待てぇぇぇいっ!?
まさかこんなスゴいクルマまで試乗させてるのかよっ! BMWディーラーパねぇっ!(^^)/(^^)/(^^)/
このクルマ、1700万円ぐらいしたはずです(汗)
と、とりあえずこのM5は試乗せねば!!(^o^)

ってことで受付に行ったんですが、やはりこのM5は一番人気みたいでして、4組がすでに順番待ち中。X5は1組だけ順番待ちってことだったので、とりあえずはX5に乗ってみることにしました(^^)
で、その前に5シリーズのアクティブハイブリッドにも試乗を、って思ったのですが・・なんと今回はハイブリッドは試乗車がないんだそうです(涙)
なんでも試乗車として在庫で持っていたクルマをおろす予定だったんだそうですが、このクルマがつい先日、売れちゃったんだそうです(^^;) てなわけで、試乗車がなくなっちゃった、ということらしく、、残念!

さて、しばらく待ってX5の試乗に出発です。ドアを開けるとシートの高さがワタシの腰よりも少しだけ高い感じなので、ちょっとだけよじ登るような感じで乗り込みます。乗ってみると、そこは見慣れたBMWのコックピット。ステアリングをはじめ各種の計器類や操作レバーなども違和感なし。特徴的なATセレクタも7シリーズと同じですから問題なし。
着座位置が高いので見晴らしがいいのが父親の7とはだいぶ違ってますが、これは美点ですのでいい感じです。座ってみると、5シリーズと同じだというボディの大きさを感じないですね。
さて、エンジンをかけると・・・うわぁ(汗) これ、ホントにディーゼルなの? っていうのが正直な感想。

ホントにディーゼルエンジン特有の震動だとか音っていうのは皆無です。アクセルをちょんちょんと踏んでもレスポンスよく反応するエンジン、これがディーゼルだとはねぇ・・タコメーターを見ると、5000回転からレッドゾーンになっているのがかろうじてディーゼルっぽいだけですね。
さて、Dレンジをセレクトして走り出しても、これがもう、、、まぁスゴいというか違和感がないというか・・・これはもうね、「このクルマはディーゼルです」って言われないと絶対に分からないですね。

パワーも十分ですけども、何よりトルクがあるこのエンジン、町乗りなんてまるっきり余裕綽々です(^^)ちょいと踏み込んだら、ガン! ってキックダウンすることなく、高いギアのままでトルクにまかせてするするする〜っと加速していく感覚がなんとも新鮮(^^)
決して加速が鈍いんじゃないんですよ、低いギアで引っ張り上げる、っていうことをしないで高いギアのままで回転を上げていくので、実にエレガントに、しかし確実にスピードは乗せていく、っていうスタイルなんですね。これは実にスマートでいいです(^^)

室内はもちろん、5シリーズゆずりの高級感と広さ、快適性もバッチリですしね。そして積載性能なんかは当然ですけども5シリーズセダンよりも優れてるわけですし、AWDでもありますから、用途を選ばないっていう点では5シリーズを凌駕してるでしょうね〜。
これでこのクルマ、こんだけの図体でこんだけ走って、燃費はだいたい13〜14キロ走っちゃうんだそうですよ(滝汗) しかもハイオクじゃなく、レギュラーガソリンでもなく、軽油で、です(^^)
これは実に経済的でいいですよね〜♪ って、こんな価格帯のクルマを買うような人がガソリン代のことなんて言ってはイケないのかも知れないんですけどね(苦笑)

さて実際に、仮に5シリーズクラスのクルマを買うとなったとき、、果たしてセダンがいいのか、X5がいいのか? って言われると・・・このX5の良さを知ってしまうと、マルチに使えるX5のほうが実用的でいいようにも思ってしまいますよね(^^;)
でもまぁ最近の日経新聞にも書かれてましたけど、BMWも日本市場に向けてクリーンディーゼル搭載モデルのラインアップを拡充する計画だ、ってことらしいですから、おそらくは近いうちに3シリーズとか5シリーズにもクリーンディーゼル搭載車が登場するのではないかと思います。たしかドイツ本国ではすでに存在してるんですよね、たしか。
となると・・・5シリーズのクリーンディーゼルってのが本命かもなぁ〜 いやいや、5シリーズのアクティブハイブリッドっていうのもいいよね〜 今回は残念ながら試乗できなかったんですけども、やっぱりクリーンディーゼルとアクティブハイブリッドは比較してみたいものです。
ワタシとしては、5シリーズのプラグインハイブリッドなんて出てくるとサイコーなんですけどねぇ〜(笑)
・・って、高くなっちゃいそうですけども(滝汗)

と、X5の試乗を終えてディーラーに帰還、M5の試乗の順番待ちに加わります。さっきよりも少しだけ順番待ちが減ってたので、iPadで新聞なんぞ読みつつタリーズコーヒーとドーナツを食べて時間つぶしをすることしばし。

いよいよワタシの番が巡ってきました(^^)/
乗り込む前にじろじろと外観をチェックしてみたんですが・・いや〜パッと見たら5シリーズではあるんですが、やっぱり醸し出すただならぬ気配は隠しきれない、という感じですよね(汗)

だいたいなんですかこのけしからんタイヤは!(笑)



BMW M っていうエンブレムのついたホイールは20インチ(滝汗)
はまっているタイヤは

295/30R20

なんていう、今まで見たこともないようなサイズですわ(^^;) いやはや・・。
ちなみにこのM5、タイヤ交換をディーラーですると、交換工賃込みで45万円なんだそうです(笑)

純正のドリルドローターにはブルーに結晶塗装されたMパワーオリジナルの巨大なキャリバー。そして逆ベンチ構造になってますよ・・。フェンダーにはMシリーズの特徴でもあるエンジンルームの熱気を抜くためのダクトもしっかり装備しております。。。マフラーは当然のように4本出し。
さっき試乗から帰ってきたときにエンジン音は聞きましたけど・・・とんでもないぐらいにいい音です(汗)

そしてお値段は・・乗りだし価格で1800万円以上だそうで(号泣) 
540馬力、59キロの最大トルクを発生する4.3リッターツインターボエンジン、電子制御デュアルクラッチシステムを搭載したこのモンスターマシンに今から乗って運転することが許される・・おそらくこんなチャンスは二度とないのではないかと(苦笑)

と、いうわけで・・・長くなっちゃったのでめくるめく怒濤の試乗顛末はまた次回に、ってことで(ちゅど〜んっ!)
2012年02月07日 イイね!

なにかと話題のあのクルマを見に・・

なにかと話題のあのクルマを見に・・Blogアップできないままにもう1週間ぐらい経っちゃったんですけども(^^;) 先週はワタシがGRBろくむし号を買ったスバルのディーラーさんに例のスバル期待の新型スポーツカーの試作車が来てたんですよ!
もう言わずもがなだと思いますけども、このスポーツカーってのはトヨタとスバルがコラボして開発したという、今の時代にはとっても珍しい2ドアクーペのFRスポーツカー。

スバルバージョンはBRZっていう名前なんですけど、ワタシは知りませんでしたよ、ボクサーエンジン搭載のFRスポーツカーって世界初なんですってね(^^;) ホントかなぁ??

しかしまだ先週の時点ではBRZにしてもトヨタバージョンの86(ハチロク)にしても、正式発表前ですよね。そんな段階で先行量産試作車が全国のショウルームを回っているなんていうのは、それだけでも気合いの入り方が分かろうってモンですよね。
というか、ワタシが記憶している限りではこんなパターンってのは初めてですね。

うちの会社には年上のオジサンで根っからのスバリストで、歴代レガシィを乗り継いできて、今は「生産中止になってもう二度と新車では買えないから」という理由でR1のスーチャーに乗っているっていう人がおりまして(*^_^*) このおじさんといっしょに定期点検に持っていくついでってことでR1に乗ってショウルームまで逝ってきたのでした♪

ショウルームには・・・ありますあります〜 黒いBRZが(^o^)



あくまで先行試作車なので、ナンバーはついてない、、というか取得できないので(汗)公道走行はムリ。なので試乗はできないですけども、ドアを開けて中に乗り込んだりとかエンジンルームを覗いたりは自由にできました(^^) つまりは展示している状態は普通の量産車の展示車と何も変わらない、っていう状態です。

まずショウルームに入ってBRZをまじまじと見た第一印象はというと、

小さいっ

っていうこと。そして

低いねぇ〜

ってことですね(^^) ネットなんかで見るイメージでは、車高が低くてワイドなこともあって、もうちょっと大きいっていうふうに勝手に思ってたのですが・・・実車は思った以上にコンパクトですね。
そして、低いですわ〜 イマドキのクルマっていうのは、とくにボンネットとかが対歩行者の衝突安全を確保する目的で低く設計できなくなってる、っていうのを聞いたことがあるんですが、このBRZはホントにボンネットも低いですね。
かつてワタシがGDBからGRBに乗り換えたときに、まず思ったのは「なんでボンネットがこんなにももっこりと高いの?」ってことでした(^^;) ボンネットに高さがあるために、やたらとずんぐり見えてしまうのがイマドキのクルマのひとつの特徴だと思うんですけども、そのBRZはボンネットが低くて精悍な感じ。よくこんな低くて車輌形式認定に通ったもんですな。

そして、ボンネットの中には、めいっぱい後ろ寄りに、そして低い位置に搭載された新型エンジンが。トヨタとスバルのダブルネームのヘッドカバーがなんとも新鮮っていうか、斬新っていうか・・見慣れないから妙な感じです(笑)

同行のおじさん曰く「エンジンをどっかに落としてきそうなぐらいに低いねぇ〜」っていうのがホント実感できますね、この低さ。新型インプよりもさらに数センチもマウント位置が低いそうで、これだと4WDにはできないんじゃない? っていう気がしますね。

実際に運転席に座ってみた感じでは・・やっぱり感じるのは「低いねぇ〜」ってこと。でもこれはワタシにとっては外観の低さからすると想定内、って感じかな。
インテリアは決して豪華じゃないけども、シンプルで好感が持てるものでしたが・・表面処理はなんかチープな感じがしないでもない、かな(^^;) まぁスポーツカーなんだから別にそんなことはどうでもいいんですが。

ワタシが実際にこのBRZを間近に見て、イメージしたのはどちらかというとかつてのAE86ではなくて、ユーノス・ロードスターでした。できるだけ安い価格で、限界性能よりも操る楽しさを、いじる楽しさ、所有する楽しさを優先したコンセプトっていうのがまさしくかつてのNA6ロードスターだなぁ〜って思えたんですね(^^)
今ではロードスターは値段も車格もすっかりと上級移行してしまいましたけども(^^;)

あと、印象的だったのはこのディーラーの所長さんがやたらと嬉しそうだったこと(^^) BRZがショウルームに展示されてるってのが嬉しくて仕方がない、という感じなんですよ。そして説明してくれたディーラーマンさんもワタシなんかよりもずっと若い人なんですが、実に嬉しそうなんです(^^)/ 
なんだかこういうお店の雰囲気・・ひさしぶりな気がします。ホントにスバルのお店の連中ってのはクルマ好き、いやスポーツカーってのが好きなんやなぁ〜って実感しました。
ホント、こういうのってなんかいいな、ってね♪

実は所長さん、すでにBRZを予約してるんだそうですよ(爆)ワタシも同行のオジサンももちろん予約なんてのはしてないんですが、そんなワタシたちそっちのけで、所長さんが舐めるようにBRZを眺め、嬉しそうに運転席やら助手席やらに乗り込んでる様子が・・なんとも微笑ましかったです(^o^)

ワタシ個人としては、今はまだBRZにはあんまり興味がない、、っていうのが正直なところ(^^;) どうやらこのクルマのターゲットとしてはど真ん中な属性らしいんですけども、ワタシ的には次にほしいのは2ドアのクーペではなくて、ピュアスポーツではなくて、スポーツセダンなんですよね(^^;)
2台のクルマを所有できる、一台は仕事やら長距離の移動で使う普段乗りで、たまにアソビで乗り回すスポーツカーも持ってる、っていうようなことが許されるんだったらBRZってアリだと思うんですが・・・そんなの許されないですからね(涙)
1台で何でもこなさないといけないってことになると、やっぱり仕事で使うことを重要な用途として考えないとイケないし・・・やっぱり働き盛りのワタシの年齢で2ドアクーペ1台、っていうのはちょっと厳しいかな、と(^^;) もちろん、仕事や通勤でクルマは使わない、あくまでクルマはプライベート専用っていうことなら全然アリだとは思うんですけどね。

ワタシがこのタイプのクルマを所有することにリアリティが持てるようになるのは・・・少なくともあと10年後ぐらいになるのかなぁ なんて思っちゃいました(^^;)
でも、実際にその頃になったら・・・もっと趣味性の高い小さな輸入車だとか、あるいはオープン2シータ−なんかに流れちゃいそうな気もしますけども(苦笑)

クルマとしての生い立ちやハードウェアとしては大いに興味深いクルマではあるんですが、ワタシが自分の車として所有するっていうのはちょっとイメージしにくいかなっていうのが実際に実車を見てみた率直な感想かな(^^;)

なんかBRZなり86って、プロの評論家もユーザー候補の我々のような立場の人も、とにかくクルマ好きな人たちはやたらとベタ褒めっていう感じなのですが、ワタシにはそこまでのインパクトは感じなかった、というのが実際のところです(苦笑) 
やっぱり、クルマに対する情熱が冷めかけてるのかな??(^^;)
2012年01月17日 イイね!

危うくやっちまいそうでした(滝汗)



添付の動画は今日の帰宅時の路上でのできごとです。
いつも通りにいつもの道を走っていたところ、私の走っている車線の反対車線に合流しようとこちらの車線をまたいで出てきた軽ワンボックスのどてっぱらに危うくろくむし号で特攻するところでした(滝汗)

この状況については動画を見ていただいたら一目瞭然なのですが、この場面に出くわした瞬間、私には普通に走っていた私の目の前にいきなり左右の確認もせずにふらふらと飛び出してきた軽ワンボックスのせいで事故を起こしそうになってしまった、というふうにしか思えませんでした。
ったい何を考えとるんじゃ! と、その場ではものすごく腹立たしかったのですが、こうしてドライブレコーダーでこのときの様子を客観的に見直してみると・・・なるほど、この軽ワンボックスが出てきたのには「理由」がちゃんと存在しているんだってことが分かります。

まず、出てきた軽ワンボックスは脇道から本道に右折で合流しようとクルマの流れが途切れるのを待っている状況です。そしてこの軽ワンボックスの後ろには後続車も確認できます。
この軽ワンボックスが右折して本道に合流するには、自分のすぐ前の2車線の道路がクリアになって、かつ自分が合流しようとしている向こう側の車線もクリアになる必要があります。そしてこの交差点には信号はありません・・。
私でもこの交差点はけっこうニガテというか、なかなかクルマの流れが途切れないので右折で本線合流っていうのは混雑している時間帯には難しいんですよ(汗)

そして次の要因。
私が走っている右側車線の隣りには、私の左前を走っている2台のクルマが見えますね。この2台の車は左にウインカーを出して減速します。つまり、軽ワンボックスが出てくる道に左折で進入しようとしているわけですね。
ちなみにこの軽ワンボックスが出てこようとしている道はけっこう道幅が狭くて、クルマが対向するにはちょっと幅が足りない、っていう感じなのです。
なので、軽ワンボックスからしたら自分が出ていこうとしている道に2台ものクルマが立て続けに入ってこようとしている、つまり自分がこの道から出ないとこの2台のクルマは入ってくることもできないわけです。
そしてこの2台のクルマの後続にはほかのクルマはいない。・・ってことは、左折してくるこのクルマたち以外には目の前の車線の上にはクルマはいない、つまり自分が車線を横切るのにジャマになるクルマはいない、ということになりますよね。

え? ろくむし号が来てるじゃないの! って? ・・ですよね、私の車がいるんだから、目の前の車線を横切ることはできない、ろくむし号をやり過ごしてからでないと車線を横切ることはできない、ってことになるはずです。
しかし・・・この軽ワンボックスが出てくる時のろくむし号の位置に注目してみてください。
ちょうど、左折しようと減速していくクルマの斜め後方にろくむし号がいて、軽ワンボックスからろくむし号は全く見えていないんです(滝汗)

もちろん、私からもこの位置に軽ワンボックスがいるということはまるで見えていません(汗)おそらく、この道からクルマが出てくるかも、と事前に察知してこのあたりをシッカリと凝視して確認していれば確認できたかも知れませんが(^^;)

そして・・・さらにタイミングが悪いと思わざるを得ないのは・・・ろくむし号の走っている車線の反対車線・・・つまり軽ワンボックスが合流しようとしている側の車線・・・。
ちょうどろくむし号が現場を通りかかろうかという瞬間にクルマの流れが途切れるんです。 まさしく「魔の瞬間」とでもいうべき一瞬でしょうかねぇ(汗)

このとき、軽ワンボックスのドライバーの視線からすると、目の前の車線を左から横切っていくクルマはナシ、自分がいる脇道に本線から2台のクルマが入ってこようとしている、しかも自分の後ろには後続車もいるから気がせいている、はよ本線合流したい、あ、ちょうど左折車ばかりで手前の車線がクリアになった瞬間、おあつらえ向きに自分の合流したい車線もクルマの流れが途切れた! 今や! 

・・・ってなもんでしょうね(^^;)
しかし実は、自分に向かって左折しようとしているクルマの影に、直進で自分の進路とクロスするもう一台の車がちょうどアプローチしてきていた、ということになるんでしょうね・・・。

こうやって客観的に見てみると、なるほどなぁ〜 という感じですよね(苦笑) まぁ事故らなかったからこうして冷静に見直すことができていますけど、もしもこれでブレーキが間に合わずに軽ワンボックスに突っ込んでいたら・・・私はたぶん怒り心頭で「相手が左右確認せずにふらふらと目の前に出てきた! 悪いのは相手のほうだ!」と警察に対して言ってるでしょうね(^^;)

この動画、ドラレコというカメラの性格上かなりの広角レンズになっているのでいまひとつ距離感が分かりにくい感じがあるんですけども、実際にはホントにギリギリのタイミングという感じなんですよ(滝汗)
でも、普段からジムカーナ走行会などに参加しているのでフルブレーキには慣れてるため、今回もとっさにブレーキを床まで踏み抜いて、ABSを効かせて最短距離での制動をかけ、ぶつかるポイントの少し手前で停止できるっていうことが分かったので停止前にブレーキを緩めて制動距離の調整をする、っていうところまで気持ち的にはかなり余裕を持って操作することができました(^^)
やっぱりこういうのって慣れというか、フルブレーキの感覚っていうのを体が知っているから、何の恐怖もなく冷静にブレーキを床まで力いっぱい踏むという動作ができたんだろうと思うと、やっぱりモータースポーツを体験する、さらに言うなら、いつも自分が乗っているクルマでクルマの限界での挙動を知っておくということがいかに一般公道でも咄嗟の時に役に立つのか、っていうことを実感しちゃいましたね(^^;)

思い返してみれば、公道でフルブレーキを踏んだのなんて10年も15年もなかったんじゃないかなぁ? なんて思いますね(^^;) そうそう、今回はブレンボの性能にも助けられているかも知れませんね(笑)
フルブレーキでも挙動が乱れることもなく、現場を通過してからも心臓がバクバクすることもなくそのまま帰宅できたっていうのは・・やっぱりモータースポーツ、役に立ちますよね(^^)/

そういう意味でもジムカーナ走行会などに参加するっていうのはホントに安全の上でもきっとプラスになるかと思います。そんなことをはからずも実感したのでした・・。
しかしホント・・・ぶつからなくてよかった〜(^^;)(^^;)(^^;)

p.s.
車内にかかっている曲、分かる人はいますか?(笑) 

プロフィール

「こないだの日曜日のサバゲーの画像、フィールドマスターさんからいただきました(^^)
ろくむし、いままさにインパクトグレネードを投擲せんとす!(笑)
もちろん、投げるときには「エクスプロージョン!」と絶叫するのがお約束(爆)
なんせ「ナイス爆裂Tシャツ」着てますからね〜(笑)」
何シテル?   04/09 18:29
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