
昨日の夕食のあと、嫁さんがニヤニヤしながら「これ、懐かしいやろ~」って取り出した袋。。。
うわ~ マジで?! ほんまこれ懐かしいなあ~(*^_^*) と、オヤジの心を鷲づかみにした小さな小袋の正体は・・。オヤジーズなみなさんならご存じだと思いますが、あの給食のアイドルだったアレです。
ミルメーク(^^)/
これって今もあるんですね~(*^_^*) 実はこのミルメーク、今も売られているっていうのは知ってました。
ずいぶん前に100均ショップで見つけたことがあったんですよ。
ただ、その時にはあまりのうれしさに発見したことを友人達に写メールで連絡するのに夢中になって、肝心の
ブツを買うのを忘れてしまったんです(ちゅど~んっ!)
なので、こうして自宅にミルメークがやってくるのは・・・そう、ワタシの40年弱の人生経験の中で初めての画期的な出来事なのです(笑)
ミルメークってどうなんですか? みなさんの学校では出てました? 嫁さんはミルメークを知らないっていうんですよ。小学校の給食では出てなかった、と。
ワタシの小学校では出てましたね~。たしか高学年になった頃に初登場して、ごくたまーに登場するだけで、決して毎日出てくるようなものではなかったはずです。
なので、給食の予献立表で「ミルメーク」の文字を見つけると、そらもう朝から嬉しかったものです(爆)で、人数分しかないはずのミルメークが余ったり、中にはこれが嫌いな子がいたりして「これ上げるわ~」なんてことになると・・・
ミルメーク争奪紛争勃発!!
なんていう、もめ事の元になるぐらいのアイドル的な存在だったですよね~(*^_^*) ワタシもご多分に漏れず、学校で出てくる牛乳っていうのは嫌いでしたけども、この小さな袋に入った茶色い粉末を牛乳に注ぎ入れるとあ~ら不思議(*^_^*)
なんともおいしいコーヒー牛乳の出来上がり!
たしか、ミルメークが出るときにはストローもいっしょに出ていたと思います。牛乳瓶の口からミルメークを注ぎ入れると、ミルメークの体積分だけ牛乳の量が増えて、牛乳瓶の口からこぼれそうになるんですよね~(笑)
それを、こぼれないように細心の注意を払いながらストローで丁寧にかき混ぜて、さらにこぼれないようにドキドキしながら牛乳瓶を持ち上げて、底にミスメークの溶け残りがないかを確認して、しかるのちにおもむろにストローでチビチビと飲み始める・・・これがワタシのミルメークの楽しみ方でした(^o^)
そんな甘酸っぱい思い出(そんな大それたもんかい!)が走馬燈のように頭の中を駆けめぐりましたね~ この小袋を見たときには(笑)
しかも今回我が家にやってきたミルメークは
「40コ入り」の大袋に入ってます! こんな大量のミルメークを一度に手にしたことは生涯で初めての体験なので、なんだかもうすっかり気持ちが小学生に戻ってバカみたいに喜んでしまいましたよ(^o^)
気分はもう夏休み前に、休みの間の肝油を缶ごとゲットしてウキウキの幼稚園児そのものです(核爆)余談ですけど、ワタシは幼稚園の時に夏休み前に幼稚園で購入する「肝油」の缶、500粒入りってのを夏休み初日に半分イッキ食いして母親にこっぴどく怒られ、病院で注射されたことあります(どっか~んっ!)
それはさておきこのパッケージ、昔からこんなんだったかなぁ? なんて思って見つめていたんですが、見れば見るほど、うんうん、たしかにこういう感じだったかな、って思えてきました(^^)
前に100均ショップで見かけたときには、「バナナ味」とか「イチゴ味」とか、「メロン味」とかいろんなモノがありましたが、嫁さんが選んできたのはまさしくオリジナル! 「コーヒー味」です!(^^)/
やっぱり
ミルメーク = コーヒー味
ですもんね~ 我々の世代にとっては(笑) メロンだのイチゴだのは邪道です、邪道!(核爆)
まぁ今の子供達にはこっちのほうが馴染みがあるのかも知れないですけどね(^_^;)
ちょうどガンダムのハロ=ピンク色 ってのが今風であって、「ハロ=緑色」っていうのがすでに古い認識であるかのようなもんで(なんちゅ~例えやねんっ)
さて、能書きはともかく、さっそく30年ぶりぐらいにミルメークをいただくことにしました(^^)/
牛乳をコップに200cc注ぎます。やっぱりね、昔の味を再現するには、きっちりと200ccにしないとね。そう、給食で出ていたあの牛乳瓶の容量ってわけ。
先にコップにミルメークを入れておいてから、上に牛乳を注いだ方が溶けやすいような気もしたんですけども、やっぱりそこは昔の手法を再現しないとね、ってことで、あえて牛乳を入れたコップにあとからミルメークを注ぎ込みました。
そうそう、あんまり溶けずに下に溜まっていくのよね~(^_^;)
で、これをスプーンでかき混ぜるとけっこうな勢いで溶けていくのも昔と同じ。で、子供の頃にやったように、コップを頭上にかざして、底に溜まった溶け残りがないことを確認してから、おもむろに飲んでみました。
そーそーそーそー(*^_^*)
この味よこの味ぃ~(笑)
ミルメークのオリジナルはコーヒー味ってことになってるんですけども、これってコーヒーの風味よりも「安いプリンのカラメル味」のほうが強いんですよね(爆)甘ったるい風味の方が勝っていて、コーヒーの風味はほんの隠し味程度。
そうなんですよ、これがミルメークの味。小学生達を魅了してやまなかった、あの味なんです(笑)
けっして高級感のある風味ではなく、どちらかというとジャンクテイストに近いモノがありますけども、これがたまらなく好きだったのです。
あの好きではなかった給食の牛乳を、たったひと振りで人気メニューに変貌させる、まさに「魔法の粉」の風味なんですよね~(^o^)
コーヒー味の乳飲料ってことだと、普通に売られている「コーヒー牛乳」といっしょじゃん、っていう気がするんですけども、こうして改めて飲んでみると、やはり市販のコーヒー牛乳とは違うんですよね、明らかに。
そして、200ccという量の牛乳に混入させると、その風味はちょっと控えめで、あくまで牛乳の風味を前面に押し出しつつ、それを味付けする調味料的な味の出し方をしてくれますね。
なので、これは明らかに味としてはあくまで「牛乳」なんですよ。 コーヒー、というよりもカラメルテイストの牛乳。これがミルメークの真骨頂です!(^^)/
なんて感動してたのが昨日のことなんですけども、なんとまぁタイミングがいいことに
ミルメークを紹介する記事がネットに上がっています。
これを読むと、ミルメークの知られざる秘密が次々と明らかに!(笑)
ミルメークの生みの親は薬剤師さんだったとか、元もとは「マズい給食の脱脂粉乳を子供達がおいしく飲んでくれるように」と開発されたモノだったとか、なんともカルトな情報がいろいろと出てますよ(^^)
ご興味のある方はリンクの記事も見てみてくださいね!
ってなわけで、これからしばらくはワタシが子供達よりも嬉々として毎晩ビールの代わりにミルメークを飲む日々が続きそうです(笑)
・・・あ、ビールはビールできっと飲むんだろうけど(どっか~んっ!)
またメタボに拍車がかかるかな(滝汗)