
先日、また新しいラーメン屋さんが徳島中央市場のある沖洲エリアにオープンしました。といっても、このラーメン屋さんのことを知っている人は、おそらくこのBlogを見に来ている皆さんの中にはいないのではないかと。。
徳島県広しといえども(いや実際たいして広くないですけどね)、このラーメン屋さんの存在を知っている人はかなり少ないのではないでしょうか。
なぜそんなにも人々に知られていないのかと言いますと・・・このラーメン屋さん、私の職場から徒歩2分のところにできたお店だからなのです。
はい、私の職場から徒歩二分圏内・・・つまり
市場の中にできたラーメン屋
だからなんですね(ちゅど~んっ!) その名を「沖洲ラーメン」というお店です。
・・・そのままですね(どっか~んっ!)
市場っていうところには、だいたい「厚生施設」ってことで食事をするお店や事務用品を売るお店、花屋さん、散髪屋さん(なぜか散髪屋まであるのです)なんかのテナントの入った区画ってのがあるものですが、この一角にオープンしたというわけなのです。
実は前にもラーメン屋さんが店じまいした喫茶店のあとにできたことがあったのですが、徳島には珍しい透明スープの醤油ラーメンを出していたこのお店、半年ぐらいで潰れてしまいました(ちゅど~んっ!) ま、まぁじっさい大して美味しくはなかったですけども(^_^;)
市場の外食店って、だいたい午前5時頃から開いているので、セリの前に小腹が空いたとき、寒いときなんかにはけっこうあったまるしお腹も膨れるしってことでたまに利用してたんですけどねぇ(^_^;)
さてオープンのチラシがうちの会社にも来ていたので、ワタシもさっそく逝ってみることにしました。
左右に細長い徳島中央市場のちょうど中央部分ぐらいにあるこのお店、それほど広くはない、というよりもハッキリと「狭いっ!」っていう面積のお店でして、座席数は12ぐらいかな? こじんまりとしたお店でした。
外は厚生棟の一部ですから古いんですが、中は壁紙も新しく貼り替えられててきれいになってます(^^)
ここに若くもないけどおばちゃんでもないかな~っていう、なんとも微妙な年齢とおぼしき女性が3名、働いているようです。
食べに逝ったのは午後2時前頃なので、お店には4名ほどの先客。私は一人でだったので隅のカウンター席に座って徳島新聞(笑)を読みながらラーメンを待つことに。
メニューは看板商品(?)の「沖洲ラーメン」と「塩ラーメン」というのがラーメンのメニュー。それにごはんものとしては通常の「ライス大中小」以外に「ビビンパ」ってのがありました。
初めてってことで、まずは順当に「沖洲ラーメン」を注文。これにミニビビンパっていうのを頼んでみました。
しばらく新聞を読みながら待ってたんですけども、ほかにお客さんは2組、4人しかいないのに
そちらのお客様、ミニビビンパと・・・沖洲ラーメンでしたっけ?
と、いきなり来ましたよ(^_^;)
おいおい、お客さんそんなにいないんだから注文ぐらい覚えなさいって(苦笑)
お客さんはそれほどではないんですけども、とにかく開店直後ってこともあってか、なにやら知り合いっぽい人たちが次々にやってきてはなにやらお祝いの品を置いていったりとかするんですよね。そのたびに店員さんたちは「オバチャン」に変化し、世間話をひとしきり。そのたびに手が止まってる様子。。ついでに客の注文も忘れる始末(^_^;)
う~むチミら、ラーメン屋のプロとしての自覚が足りんぜよ!と 思わず説教したくなっちゃいました(^_^;)
こうなると、うまいラーメンもうまく感じなくなるようなバイアスがかかっちゃいますよね~(苦笑)お店としては損なことしてますよ。
注文を再度確認してから、やっと出てきたのが写真のラーメン。
なんと! とりあえずは徳島ラーメンとしてのいちおうの陣容を整えてはいる様子(^_^;) 濃色のスープにねぎ、もやし、そして薄くスライスした甘辛い豚肉。それに玉子。
イケそうな雰囲気が漂っていますね(^^)
ってことで、さっそく撮影を終えてから(爆)コショウをひとふりしていっただっきまーっす!(^^)/
ずるずるっ といくと・・・
むにゅにゅ(-_-) うにゅ~ 麺が
やりこい(やわらかい、という意味の阿波弁)
今となってはこういう柔らかい系統の麺を出す徳島ラーメンの店は貴重と言えば貴重なんですが(爆)
それに、どういうわけなんだろ?
スープを単体で飲むと、けっこういい感じのスープなんですが、麺を食べるとこのスープがまったく麺に絡んでこないんですよね。
味気ないというか、薄味というか。濃いように見えて、けっこうアッサリ。いや、アッサリというと聞こえがいいんですけども
ハッキリと「薄い」んです。
でも今までにも経験ありますが、最初からガツン系ではないお店の場合、最初は薄いと感じても、そのうちにちょうどいいあんばいになってくるっていうこともありますからね。食べ終わってみると「けっこうイケルやん」という「追い上げ型」っていうタイプのラーメンね(^^)
それかもしれん、と食べていたんですが・・・う~む、基本的なスープの味は徳島ラーメンなんですよ、たしかに。でも深みがない。コクが足りない、という感が否めません。
できたてのお店にまだ不慣れなスタッフが、見よう見まねで作っている徳島ラーメンだとこういう感じなのかなぁ??(^_^;)
ビビンパもおいしいんですけども、なんかご飯と具の一体感に欠けるというか、たんなる
「韓国風かやくご飯」なんですよね(苦笑)まぁ石焼きビビンパみたいな本格派を求めるようなお店ではないんですけども。
これでミニサイズ250円なら、ナットクしないとあかんかな(^_^;)
しかしラーメンですよ、問題は。
とにかくふにゃ麺で、なんとか微妙なスープも一気に印象がスポイルされてしまってます。でもなんでだろう?単体で飲むとそこそこのスープがココまで麺と分離してしまえるものなのか(汗)
麺って湯がきすぎると水分が含まれすぎて食べたときにスープよりも自身の水分が勝ってしまうのかなぁ?
まぁとにかく、なんか腑に落ちない感覚のラーメンではありました。スープの素性はけっこうよさそうなだけに、かなり残念! トッピングの半熟玉子はけっこうおいしいんですよ、味がよく染みてて、かつ絶妙な半熟具合でしてね(^^) スープを攻撃しない、かといってゆで卵でもない、生玉子の黄身の味わいをキッチリ残しつつも、固まった白身の部分にはしっかりと醤油系のいい味がしみこんでいるんですね~。この玉子は気に入りました(^^)
ということで、ヒトコトでいうならばここのラーメンは・・
熟成不足
ってことになるのかな? まぁ期待の新車が出たときも最初はマイナートラブルなどの不具合ってありますからね。それがマイナーチェンジを続けることで、どんどんといい車に熟成されていく、ってこともありますから、今後に期待のラーメン、ってことでしょうかね。
半年ぐらいしたらまた食べに来てみようかな(爆)
しかしね~ ここの店員さん。。知り合いが来るといきなりオバチャンモード全開の黄色い声、お客さんがワタシだけになると店員同士で内輪話、会計をするときにもやたらとオバカな女子高生チックな
「ありがとございまったぁー」と語尾を伸ばした緊張感のないしゃべり方だし(-_-)
あのね~ ここは文化祭の模擬店ですか??
っていうのが脳裏にイメージされてしまいましたわ(苦笑)こういう雰囲気が好きなおじさんもいるんかも知れないですけどもね(^_^;) ワシは好かんっ!(爆)
もちろん、同じしゃべり方するんでも店員さんたちが小倉ゆうこりんみたいな萌え系なら話はまるで別ですけどね(ちゅど~んっ!)
・・・男ってバカなイキモノですよね(^_^;)
さてさて・・・そして何よりも一番このお店の難点として挙げられるのは・・・
ラーメン600円
ってこと(ちゅど~んっ!)
おいおい、市場の中の、しかも厚生施設として営業してるお店がなんでラーメン600円なのよっ!(滝汗)
ほかの食堂でラーメン食べたら、500円でライスまで付いてるんやでっ!(>_<)
とりあえず、このお店は立地とメニューの内容、これに価格がまるでバランスしていません(涙)
この値段では・・・半年後に食べに来るときまで、お店があるかなぁ?(核爆)
甚だ心配ではあります(苦笑)