
今回の「ラーメン探訪」シリーズは、私の実家からイチバン近い位置にあるラーメン屋さんをご紹介。名前を「ペガサス」といいます。
別に
流星拳が得意技の聖闘士が経営してるお店ではないんですが(核爆)、なぜこの名前なのかはやっぱり不明なのです(汗)
実はこのペガサスというお店、過去には別の所にあったんだそうです(徳島のラーメンBlogをいろいろ検索して発見した記述より)で、それがこの場所に移転してきた、ということらしい。。。その参照したBlogによると、けっこう根強いファンもいて、移転先である小松島までわざわざ食べに来ているお客さんもいる、と書かれておりました。
そしてこのペガサスというお店のある場所・・・私が知っているだけですでに過去に二回、お店が変わっています(核爆)過去にあった2つのお店・・それもやはりラーメン屋さんだったのですが、けっこう短期間のウチに店を閉めてしまったんですよね・・。
いわゆるココ、
「どうしても流行らない、呪われた土地」ってヤツのようで(汗)たまにあるでしょ? けっこうクルマ通りもあって入りやすく、人が集まりそうで繁盛しそうなのに、なぜだかお客さんが来なくて潰れてしまい、しばらくすると新しいお店ができるんだけどもやっぱりダメ・・みたいな場所って(^^;)
ここもそういう場所だと思ってたんですが、このペガサスさんはもうけっこう続いてるんじゃないかと。もう5年以上にはなるかな? 過去のお店は1年ぐらいで潰れてましたから、長く続いていると思います(^^;)
このお店ができた最初の頃に一度、そしてふらっと3年ぐらい前に一度、そしてさらにその1年後に一度、というぐらいのペースで食べに行くんですよ、ココ(^^;)
まぁ最初に逝ったとき、まだ開店して間もない頃は・・・はっきりと
うまくねーっ!(>_<)
って感じの味だったのですが(汗)、それから3年のブランクをあけてお正月休みに実家で小腹が空いてしまい、ついフラフラと立ち寄ったときには
ん? まぁまぁ?
って感じに。そしてそのさらに1年後、ふらっと立ち寄ったときには
けっこううまいかな?
というふうに常に味が変化しているような気がするんですね。お店の大将、日々修行をしているのでしょうか?
ってことで、ふと通りすがりにまた立ち寄ってみました。
もうなんせ1年に一度なんていうペースでふらっと逝くだけなので、どんなラーメンなのか、記憶が定かではないんですよ。もちろん、激ウマだったら強烈にインパクトに残ってるんでしょうし、反対にめっちゃマズかったら、それはそれでまた印象に残るはずなんですが、このお店のラーメンはあんまり印象に残ってないんですよね(^^;)
なので、今回はその味を確認する意味もあって立ち寄ってみました。
店内は比較的狭いのですが、カウンター席が5つ6つ、そして奥にやはり一人がけのカウンター席が2セット、というスタイル。全部で20人も入れないぐらい、かな?
対面式の普通のテーブル席がないのが変わっていると言えば変わってますね。
もちろん小さなテレビが天井近くに設置されているタイプのラーメン屋さんです(爆)はい、このお店にもお約束なテレビがついておりました(^^)
メニューを見ると、ラーメンにはノーマルタイプに大小、そして「塩ラーメン」なんてのがラインアップされてます。
これは前にはなかったような気がしますね。
今回はレギュラーな味を再確認する意味からも、普通のラーメンの小をオーダー。
新聞を読みながらできあがるのを待ちます(^^)
新聞を読みながら・・・読みながら・・・
読み終わってもーたわっ!(どっか~んっ!)
う~ん、ちょっと出てくるのが遅いですね(^^;) ちなみに私の他にはおっちゃんのお客さんが一人。どうやら私の少し前に入店してオーダーをしていたようなのですが・・・
このおっちゃんもひたすらテレビを見ながら待ってます(汗)
かなーり待ってから出てきたのは画像のラーメン。 シンプルに徳島ラーメンという感じの色合いですね。
でもね・・・私よりも前にオーダーを通していたはずのおっちゃんと同じタイミングでラーメンが二つ、同時に出てきたんですよね。。
う~ん、そんなにオーダーのタイミングが近かったのかなぁ?? なんか「まとめて作りました」みたいな雰囲気がしてしまって・・・あんまり気持ちよくないっすねぇ(苦笑)やっぱりラーメンって、めんどくさくてもオーダーごとに作る!・・・ってこだわってるお店も多いと思うんだけどなぁ~。お客さんが引きも切らずに大勢来てるようなお店なら(オーダーのタイミングがいっしょになるから)まとめて作るのは分かるんですけども、ほかにお客さんもいないのに、さっさと作り始めてあげないと待ってるお客さんがかわいそうです(>_<)
徳島ラーメンには、このように海苔が乗ってるお店ってのはけっこう少数派です。なんか馴染まないので出てきたらソッコーで海苔を食べてしまいましたが・・・これってどんなタイミングで食べるのが正統派なんでしょ?(^^;)
海苔はけっこう美味しかったですね(^o^)
さて、とりあえず海苔を片付けて、私があんまり得意ではないもやしも片付けます(^^;)
しかるのちにスープをひとくち・・・。
印象がないなぁ(爆)
やっぱりそうなんです。はい、マズくないんです、けっしてマズくはない。でも「うまいな~これ!」っていう感動もまたないのです。「マズくないけど飛び抜けてうまくもない」なんですよ、やはり。 つまり、印象が残らない、と。
今回はラーメン探訪でここに来てますから、じっくりと観察しながら食べてみましたが・・・まず、スープはそれなりに味が出てるんですよ、けっこういい味なんですが・・・なんつーんだ、こう・・・深みがない、奥行きがない平板な感じなのです。これって化学調味料ばっかりで作ってるのかな??(汗)
いい味なんだけども、奥行きがない感じ・・・そう、なんだか超高い価格で販売されていたかつての即席麺・・・生麺使用でやたらと高いカップ麺があったでしょ?バブルな頃に。それこそ1食1000円とかするような(核爆)
そんな感じの味なのです。おいしい「風味」はすれど、ラーメンとしての深みに欠ける、というか・・。
そして、、麺。。これがまたイマドキ珍しいぐらいの
「茹ですぎ麺」なのです。ふにゃふにゃしてお湯を吸ってしまった麺は、柔らかいけどもすでにスープと絡む力を失ってしまっております(T_T) 食べても噛んでも、水っぽくてスープの味が薄い・・。深みのないスープと相まって、なんだか「味気ないラーメン」という感覚が強いというか・・。決して味が薄いわけではないんですよ、しっかりと味はついているスープなのですが・・・。
誤解なきよう申しておきますが、けっしてマズくはないんです。私としては「なにか物足りなさを感じてしまう」ということでして。。
こういうラーメンが好きだという人もいると思います。私はことラーメンに関してはかなり「濃いぃ味が好き」なようですので。あっさり系が好みな人なら、こういうライト感覚な徳島ラーメンもアリなのかも知れないですね。
前に訪れた
「三八」というお店のラーメンもあっさり系でしたけども、やはり多くのファンがいました。
そういう感じなのかな?
それと、ひとつ気になったのは・・画像でも分かるかも知れませんが、スープの表面になにやら脂分が分離して浮いてしまってるんです。スープと一体になってなくて、なにやら薄い味のラードの溶けたような脂が浮き上がってきているのがなんとも・・・(^^;)画像でどんぶりの縁の部分、スープとどんぶりの境目あたり・・・このへんでその脂の層が確認できるかと。
これはよくあるうまいラーメン屋の「豚の背脂」とはまるで違ってて、たんなる「味のないアブラ」なんですよね(^^;) これがなんともヤなかんじぃ~(汗)
これが脂っこさというか、コク成分とスープの一体感をそいでしまってる原因かなぁ? とも思ったのですが・・真相は不明です。
ってことで・・・このお店のラーメンは・・・まさしくこのように表現するのがベストかと。
可もなく不可もなし
はい、これ以外の表現は私には思いつきません(^^;)
でも、このゲンの悪い土地で潰れずに営業し続けているんですから、きっとファンもいる、ってことだと思います。でも私とは相性はよくない、ってことで(苦笑)