
ほんっとに久しぶりに新しいラーメン屋さんを探検してきました(^^)/ 今回は徳島市の川内にある
「麺王 川内店」です。まぁ有名どころですのですでに逝ったよ、っていう人も多いかも知れませんね。
さて、今回は書類を取引先に届けるついでに立ち寄ったのですが、時間は午前11時30分の少し前。まだ本格的な昼ご飯どきよりも早い時間だったので、すんなりと入ることができました(^^) それでも30台ぐらい駐められる駐車場の2/3はすでに埋まっているんですから大したものです。
麺王というと、以前に
駅前店をご紹介したことがあるように、ラーメン東大のチェーン店のひとつで、東大が標榜する「本格・新鋭の徳島ラーメン」ではなく、九州の博多ラーメンとの「ファイナルフュージョン」(笑)がコンセプトとなっているラーメンを出すお店です。
店内はまだ開店して1年も経たないほどなのできれいなもの。木目を基調としたインテリアで、カウンター席と通常のデーブル席があるのはオーソドックスな構成ですね。BGMは有線で流行りモノなJ-POPがかかっていました。そして店内のイチバン目立つあたりの壁には
「ようこそ徳島ラーメンの本場へ」と、県外から訪れるラーメン通へのアピールとも取れるフレーズがババーン!と書かれています。これはこのお店の立地が川内バイパスの南行き車線、つまりは大鳴門橋を渡って徳島県入りし、そのまま徳島市の中心街へと向かう車が通る動線上にあるっていうこと、そして東大チェーンを率いる大将の「ラーメン界の東大を目指す!」という、高い志を持っているっていうことから、自ら「これぞ徳島ラーメンを代表する味だ!」と宣言するシュプレヒコールなのかな、なんて思えちゃいますね(^^)
もちろん店内には「天井近くに小さめのブラウン管テレビ」が設置されている
はずもなく、演歌やムード歌謡、はたまたNHKラジオニュースが流れているなんていうことがあろうはずもありません(核爆)
駅前の麺王と同じく、このお店もお店の入り口に設置されている券売機でまずはメニューを選択してお金を払います。九州ラーメンのスタイルを踏襲した徳島ラーメンってことで、券売機のメニューには「大」はありません。あるのは麺のカタさが違う「並」のラーメンのみ。硬さは「硬め」「普通」「柔らかめ」の3種類があり、駅前の麺王のように4種類っていうマニアックなものではなく、より一般的な構成ですね(笑)
そしてこれにごはん、餃子やビールなどのサイドメニューと、「麺王セット」なる、ラーメンと餃子、ライスのセットものが300円っていうふうになっています。ちなみにラーメン自体は480円。駅前の麺王は450円ですからやや高いのですが、それでもラーメン一杯が500円しないってのは徳島でもかなり安い部類になるのではないでしょうか。
今回は適度にオナカも減っていたので480円の「カタ麺ラーメン」と「麺王セット300円」をチョイス。一人ですからカウンター席へと向かいました。
ほどなくして出てきたラーメンは、以前の駅前の麺王のラーメンよりも、本家の東大にかなり近いアピアランスを持っていますね(^^) 駅前の麺王は九州ラーメンテイストをかなり活かしたアピアランスなので、海苔が一枚入っていたりしたんですが、見た感じはまるまんま東大のあのラーメンですよ(*^_^*)
しかし、テーブルの上には高菜や辛もやしといった無料のトッピングがあったりするところは九州ラーメンっぽいですよね。
東大グループのお店でありながら、微妙にメニューシステムも変更されているというか、東大では生卵が無料で食べ放題、ご飯は有料でおかわりなし、っていう構成ですが、このお店では150円でご飯が食べ放題で、タマゴは有料メニューとなっていました。
さて、ひと通りの観察が終わり、画像も撮影したのでいざ実食です(^^)/ ずずずっと硬めの細い麺を捕食すると・・・あの東大特有の濃いスープと渾然一体となった麺が実に心地よく喉を通過していきます(^o^) う~ん、ウマいっ! やっぱウマいねぇ~(笑)
ただ・・・これは駅前の麺王でも感じたことなのですが、本家の東大よりもほんの少しだけ角が丸いスープかな?? っていう気がしないでもないんですが・・・でもこれは誤差の範囲かな? っていう気もするし・・・実際に東大と麺王がスープの調合を変えているのかどうかは、なんとも微妙です(^_^;) まぁとにかくこれは私の好きな、いや大好きな系統のラーメンであることは間違いありません!
もちろん東大系ってことで、チャーシューではなく甘辛く味付けされた豚バラ肉がトッピングされています。お待ちどう! と出されたときには東大ラーメンと瓜二つのアピアランスのここのラーメンですが、テーブルの上のゴマや高菜、辛もやしなどでお好みで味にアクセントを付けることができるので、私もせっかくですから辛もやしってのをトッピングしてみました。あんまりゴテゴテと載せすぎると、せっかくのラーメンとの対話が台無しになってしまいますから、ここは「ほどほどに」ってのが肝要です(^^)
ラーメンの本質は麺とスープですからね、トッピングはあくまで「いろどり」に過ぎません。トッピングがいろいろとあって、やたらと豪華なものがこれ見よがしに載っているラーメン、そしてそれをウリにしているようなラーメン屋さんってのは、やはり麺やスープに自信がないのか? と、私には感じられてしまうんですよね(^_^;) やっぱりラーメンは麺とスープで直球勝負を挑んできて欲しいものです。
ってなわけで、いろいろとグダグダと考えつつも、実に甘美な時間を過ごしたわけですが・・・まだオナカにはほんの少しだけ余裕もあったので、
ごはんおかわり+替え玉! と逝きたかったのですが(爆)・・・うつむいて自らの下腹部を一瞥してそれはヤメにしておきました(ちゅど~んっ!)
で、結局替え玉をすることなく、ごはんもおかわりせずに出てきたのですが・・・それでも餃子(これはまぁ。。。普通の味でしたね)といっしょにセットで食べた今回の麺王のラーメン、スニッカーズのチョコバーよりも確実に「
確かな満足感」を私に与えてくれましたよ(核爆)
替え玉しなかったのでスープを例によって最後まで飲み干してしまいましたが(汗)、最後には、やはりあの東大特有の
「溶け残ったスープの固形成分」が丼の底に残ってました(^^) これ、メタボを気にする私なんかには最初は「うわぁ~めっちゃ濃いんやなぁ~ やべぇ~」って感じだったのですが、どうも最近、この固形成分を見ないと東大系のラーメンを食べた気にならないっていうか、達成感がないんですよね(笑)
で、例によって最後は
水でしめるか、それともスープか!?
でしばし悩みながら最後はスープでしめて口腔内にほのかにスープの香りを残しながら店内をあとにしたのでした(^^)/
同じ麺王というカンバンを掲げながらも、微妙にスタイルを変えているところなんてのがなんとも芸が細かい東大チェーン、なかなかやりますな(^^) ちょっとまたこのチェーンの見方の変わったろくむしなのでした(^o^)
でもやっぱり・・・私の中のトップランカーは僅差で「東大 沖浜店」かな?(爆)