
今日は日曜日ですけどもワタシは恒例の当番出勤がありました(^_^;) いつものごとくに配達に出かけたのですが、配達の途中で会社の同僚から電話がかかってきまして。 曰く、
今乗ってるそのトラック、保冷箱が取れかかってるらしいから急ハンドルとかせんように。ヨコGかけたら箱が落ちるかもよ。
とのこと。ちょ、ちょっと待て〜い(滝汗) それってかなりヤバいやん!?(^_^;) たまたまお客さんの店の駐車場に着いたところだったので、急いで保冷箱を点検。彼によると保冷箱をフレームに留めているボルトがダメになってて、全然留まってないから箱がぐらぐらになっててかなり危険な状態だというんです(爆汗)
たしかにこのトラック、前から段差を通るときに背中に背負っている保冷箱の方からガコガコと妙な音がしてたのはホントなんですが、まさかそんな理由だったとは!?(>_<)
箱とフレームを留めているボルトを点検してみたところ・・・
ん? 見た感じちゃんと留まってるけどなぁ?? 矢印の部分が固定してるボルト。上が保冷箱の底になります。底についてるサビたステー、これが下から持ち上がってきている黒いフレームのステーに太いボルトで留められているのがお分かりいただけるかと。
う〜む、他の箇所なのかな?? ってことでひととおり前後左右のフレームとのボルト留めの状態をチェックしてみたのですが、とくにボルトが落ちてるとかあからさまに緩んでるような気配はないんですよ。たしかにあちこち錆が出てはいますけども、それでとりたててすぐにどうこうということはなさそう。
う〜ん、ひょっとしたらほかのトラックと勘違いしてるのかな?
ワタシが当番の時に配達で使うトラックは、うちの会社では一番新しい機体になるんです。たしか2009年の年末に下ろした車体で、エンジンも最新のディーゼルターボを搭載したボンゴ。
ただし、保冷箱は以前の車に使っていたものがまだ使えるってことで、使い回しではあるんですけども(苦笑)保冷車ってね、この保冷箱がやたらと高いので、なかなか車体と一緒に捨てるってのはもったいなくてできないんですよね(汗)
なのでうちの会社でも今回は車体側は新車を導入しましたけど、保冷箱は引き続きで使用ってことになったわけで。そんなせいもあって、保冷箱のほうの取付ステーは錆びててたしかにおっかない状態にはなってますけども、でもちゃんとボルトで留まってますしね。これで急に箱が外れるなんてコトはないハズなんですが・・・。
とりあえずそこからも、やや用心しつつも配達を続行し、全ての荷物を配達し終えてから市場近くのマクドナルドまで戻り、そこで朝マクドをドライブスルー。商品が出てくるまで窓口で待っていたときのことです。
ふと何気に右ドアミラーから気になって保冷箱を見てみると・・・
はい、こんな感じなんですけども。。。な、なんかいつもと違うような違わないような・・・
そして次に左のミラーから箱を見てみました。
うん、普通に見えてる・・・って、あれ? ちょ、ちょっとヘンな気がする(汗) いや、明らかにヘンだ(滝汗)
よく見てみると・・・右ミラーから見える背後の保冷箱は、ドアパネルとツライチかむしろ引っ込んでるような位置にパネルがありますが、左のミラーで見ると、明らかにドアパネルよりも保冷箱のパネルの方が出っ張ってる、、、つまり
箱じたいが左にズレてるっ!?(爆)
ま、マジですか!?(滝汗) でもちゃんと箱は留まってるように見えたんだけどなぁ・・・もともとちょっと左にずれて取り付けられてるのか? それとも経年変化でずれてるけども別にハズレかけてるわけではないのか・・なんせいつもそんなところまで気にしてミラーを見てるわけではないので、もともとがどういう状態だったのかが分かりません。。
とりあえず朝マクドも出てきたので、マクドのドライブスルーから道に出るときにも左右の確認をしてから、ちょっとミラーも気にしながら合流したのですが・・・歩道の段差を越えるときにガタン!と揺れた拍子に、ミラーで見ている保冷箱が
ガタガタン!
とあからさまに揺れるじゃないですか!(ちゅど〜んっ!) げげげっ! ボルトが緩んでるとかそういうレベルじゃありませんよ! 全然留まってませんっ!(>_<) グラグラとかじゃなく、まるで固定されてなくて保冷箱は
フレームの上に乗っかってるだけっていうような揺れ方なんですよ(爆汗)
何かの見間違いかも、と一瞬は思ったのですが・・とりあえず少し段差を越えたりギャップがあったりすると、とにかく保冷箱は盛大にガタンガタンとミラーでハッキリと分かるぐらいに揺れてます(T_T) こりゃ怖くてマトモに走れませんよ(涙)
というか今まで気にせずにガタンガタンという保冷箱のままで走ってたのが信じられません(爆) こんな状態ならマジに速度を出してコーナーを曲がったりした拍子に箱がいつ落ちてもおかしくないような・・そんな揺れ方なんですよね(号泣)
とりあえずゆっくりゆっくりと市場まで帰ってきて、もう一度箱をフレームと留めているボルトを確認してみました。。。
やはりちゃんとボルトは留まってました。。。ボルトはね。でも・・よぉ〜く見ると・・・ボルトは留まってるんですが・・・
ボルトを留めている箱側のステーが錆びで朽ちてしまってて、箱側から完全に破断してしまってるやないですか!(どっか〜んっ!)
矢印のところを見ればお分かりいただけるとおり、ステー自体はボルトでフレーム側にキッチリと留まってるのですが、そのステーが完全に保冷箱から破断してしまってて、箱と全く繋がってません。。。矢印の部分、サビが出てないところが確認できますが・・・この長さの分だけ千切れて2〜3センチぐらい左にずれてしまってる、というワケなんですな(>_<)(>_<)(>_<)
そら箱が震動でずれてもなんにもおかしくないですよね。箱を留めているボルトのうち、前側の左右二本は完全にステーが腐って取れてしまってる、つまり
箱を固定している前側の左右のボルトは無いのといっしょ
という状態だった、と(滝汗) つまりこのでっかい保冷箱はリア側の左右のボルトだけが留まってる状態なので、コーナリング時に震動が加わると跳ねてリアを軸にして前が左右に跳ねてずれまくっていたってわけなのです。。。
考えてみたらこの保冷箱は以前のトラックについていたものをそのまま流用したわけですけども・・・載せ替えたときにはすでに取付ステーが錆びて腐りかけてたんでしょうね・・・。
なんせこのボンゴっていうトラック、ステーが腐って破断なんていうのはこれが初めてではないんですよ。
うちの会社はボンゴのトラックがたくさんあるんですが、長年使っていると保冷箱のドアのレールが腐ってドア自体が落ちたりとか(これは誰もが一度は経験する、定番の不具合なのです)、ナンバープレートのステーが腐ってリアのナンバーが落ちたり、はたまたリアコンピランプユニットが落ちたり(爆)、あるいはもっとオオモノになるとスペアタイヤを吊しているハンガーが腐ってリアタイヤが落ちたりとか(ちゅど〜んっ!)
実はワタシも過去にトヨタハイエース(懐かしの危険号)でリアタイヤを落としたことがあったりします(^_^;)
もちろんナンバーのフレームだとかリアコンビランプの取付ステーなんかは錆びることが分かってるので、あらかじめ新車購入時にステンレスのフレームやステーに取り替えたりもするのですが・・・ボディ側のフレームが鉄なので、そっちがサビて腐ってしまい、ステンレスのフレームが
ボディ側の取り付け部分のフレームごと腐り落ちてしまうんですよ(どっか〜んっ!)
これはもう・・・つねに海水(つまりは塩水ですな)を運んでいる鮮魚用の保冷車の哀しい定めなのかも知れませんね(涙)
しかしまぁホントに・・・
交差点に保冷箱落とさなくてよかったわぁ〜(>_<)
そんなことしたられっきとした事故ですもんね(滝汗)
とりあえずこの保冷車の箱はディーラーさんに連絡して修理を予定しておりますm(_ _)m
さてさて、次はどこが腐るのか・・あるいはどのトラックが腐るのか・・・トホホぉ〜(ため息)