
自宅のワタシの部屋、通称「Mac部屋」に新しいMacが導入されました(*^_^*) ブツが届いたのが火曜日の夕方だったのですが、ちょうどワタシは水曜日が休日だったのでこの日のウチにセットアップを終了させて、同日より運用を開始しました♪
今回購入したのは2011年5月にデビューした現行機種のiMac27インチモデルです。Apple Storeを見ていただいたら分かりますが、27インチモデルにも2種類あるんですけども、ワタシがチョイスしたのは安いほうのモデルです(^^;) これにBTOでHDDを1TBから2TBに容量アップさせ、キーボードは純正のBluetoothワイヤレスキーボードのままですが、JISキーボードではなくUSキーボードに、標準のMagic MouseではなくMagic Trackpadに変更しています。キーボードをJISからUSに変更するのとマウスをトラックパッドにするのには追加料金は発生しません。
メモリは純正状態で4GB積んでるんですけども、今はamazonなどでメモリを購入すると激安なので、今回は4GB×2枚のメモリセットを4000円(爆)で別途購入しました。
先日、今まで使っていた24インチモデルのiMacに挿したばかりの4GB×2枚のメモリを再び取り外し、これと合わせて今回の新しいiMacのメモリは16GBにしてあります(*^_^*)
さて、今回2年間使ってきたiMacを早くも新型に更新したのはなぜかと言いますと・・・一番の理由は内蔵HDDの容量だったりします(^^;) 自宅の新築に合わせて購入した当時最新のiMac、しかも画面サイズも当時のiMacで最大だった24インチをチョイスしたのですが、このモデルのHDDは640GB。当時もBTOで1TBへの変更は可能だったのですが、新築の自宅用に家電製品一式を購入した家電量販店でいっしょに購入したためにBTOできなかったんですね(^^;)
640GBあったらそれなりに大丈夫なはずだったのですが、子供達を撮影したホームビデオの編集をiMovieを使ってやったりとかすると、けっこうな勢いでHDDの容量を喰ってしまうんですよね(汗)しかも現状では編集済みのハイビジョンムービーを書き出す先がないため、MacのHDDの中に置いておくしかない、と(^^;)
外付けHDDに退避させたりもしてるんですが、やっぱりOSの入っている同じHDDに入っていた方が都合のいいことも多いし、デフォルトで本体HDDにファイルが保存されるアプリもけっこう多いですからねぇ(^^;)
そんなわけで、640GBのHDDの残りが100GBちょっとになってきてたんです。当然ですけど、内蔵HDDの交換をしようか、ってことになったんですが・・・いまのiMacのHDD交換っていうのはDIYでするにはかなり難易度の高いものらしく(汗)しかもHDDに温度センサーが取り付けられている特殊な仕様のものなんだそうで、サードパーティ製のHDDを買ってきて交換してしまうと、温度センサーの誤動作で放熱用のファンが最大回転数になり、爆音仕様になってしまうらしいんですよ(滝汗)なので、実際にはHDDの交換はムリっていうことらしいのです(涙)
そして、この状況にダメ押しをしてしまったのが
嫁さんの買った最新のMacBookPro(^^;)
2年間使ってきたCore2Duoの24インチiMacだったのですが、速度的にはとくに不満もなかったんですよ、ええ。でも嫁さんの最新鋭Macをセットアップのためにいじっていると・・・なんという爆速(滝汗) クアッドコアのi7ってのはこんなにも速いのか!? ノートマシンっていうとデスクトップに比較すると若干レスポンス的には見劣りするぐらいが当たり前なのに、なんだこの速さは!?(涙) と思ってしまったんですよ・・・。速いマシンを触ってしまうと、それまで速度的にはなんの不満もなかった自分のマシンが妙にまったりと感じてしまう・・・。
しかもちょうど、ちょっと前に会社のiMac(21.5インチのLate2009モデル)のローン支払いが終わったばかりなんですよ(滝汗)
う〜ん、やっぱり買い換えようかなぁ? なんて漠然と思いながら24インチiMacの中古相場をチェックしてみたりしつつ、職場で何気なく新しいMacを買おうかしらん? なんて言ったところ、職場のオバチャンの一人が
そしたら今まで使ってたマックちゃんワタシに売って〜
といきなり言い出したんですな(^^;) 結局のところ、最後の決め手になったのは新しいマシンの購入前に自分の使っているマシンの嫁ぎ先が決まってしまった、ということだったというわけなのでした(苦笑)
1月11日にApple Storeでオーダーをした新しいiMacだったのですが、標準仕様なら即日出荷で翌日か翌々日には届いてしまうところ、BTOでHDDの変更などをしたために、上海の工場で組み立てをしてから国内に輸入、配送ということになったのでした(^^;)
それでもオーダーをしたカスタムマシンがたった1週間ほどで海外から届くんですから大したモノですよね。
さてさて、火曜日に帰宅するとMac部屋に届いていた新しいiMacくん・・・とりあえず箱がデカイっ!(笑)
右にあるのはそれまで使ってきた24インチモデルの箱で、上にちょこんと載っている白いザクは1/100のMGホワイト・オーガ−くんです。ちなみにまだウェザリング塗装されていない中途半端な状態のままだったりして(ちゅど〜んっ!)
画像ではその大きさがよく分からないですけども、ザクと比べるとなんとなくその箱の大きさはお分かりいただけるかと。でも24インチと27インチって意外にもそんなに箱の大きさって変わらないんやなぁ っていうのが正直なところでしたね。 実際に並べてみると、27インチのほうが横に長い、という感じです。
さて、さっそく箱から出して柔らかい緩衝用の不織布に包まれた大きなMacを出そうとするんですが・・・これがまぁ重たいわデカいわでひと苦労でした(^^;) とりあえず先に24インチiMacをソファの上にひっくり返して安置し、こないだ増設したばかりの8GBぶんのメモリを取りだし、純正の4GB分のメモリに入れ替えます。
しかるのちに新しい27インチiMacを同じように逆さまに置いてメモリを16GBに増設。それからデスクの上に設置して、不織布を取り外していざ初起動!(^^)/
新品のMacは初めて起動するとセットアップ画面が現れて、データを古いマシンから移行するかどうか聞いてきます。
MacOS Xの素晴らしさのひとつに、マシンを新しくしたときに古いマシンからデータや使用環境などをそのまま簡単に移行できるっていうことがありますよね。今回もその恩恵にあずかった次第です(^^)
イマドキのMacだと、データをもらってくる先っていうのは古いMacだったりTimeMachineのHDDなどを選ぶことができます。しかも起動中のMacからLANケーブルやはたまた無線LAN経由(!)でデータを移行するなんてこともできちゃうんですよ。ホントこれには驚きですわ。
新しいマシンに入れ替える、ってなると以前ならホントに1日仕事、いや1日ではセットアップが完了しないなんていうのも普通だったことを考えると、ホントにラクチンですよね。
今回は移行するデータが500GBもあるので、LAN経由っていうのは時間がかなりかかってしまいそうなのでパス(^^;) TimeMachineのバックアップHDDからでもいいかな、と思ったんですけども、よく考えたらバックアップHDDの容量節約のために仮想OSとしてParallelsに仕込んであるWindowsのバックアップはTimeMachineには取ってないので(^^;) 今回は一番オーソドックスに
「古いマシンをターゲットディスクモードで起動して外付けHDD状態にしてデータを移行」という方法を選びました。
そのため、これまたamazonでfireWire800のケーブルを新たに購入しないといけなくなったのですが(今まで持っていたのは片方がfireWire800のコネクタでもう片方がfireWire400のケーブルだけだったのでした)、まぁ1500円ほどのものだし、fireWire800ケーブルは1本持っててもいいだろうってことで今回注文することにしたのでした。
ってことで、24インチのほうのiMacをいざターゲットディスクモードにして再起動し、ケーブルで2台のMacを結んで「外付けHDDからデータ移行」を選んでやり、データの移行をスタート。
でもこうして新旧2台のiMacを並べてみると、意外にもこれがそんなに大きさの差を感じなかったりするんですね(^^;) ワタシは27インチっていうともっともっとおおきいんだとイメージしてたんですけどね。
ワタシの職場には同じ27インチのiMacを使っている同僚がいるので、その大きさはだいたいイメージしてたのですが、職場では比較対象がワタシの21.5インチiMacなので、27インチモデルはやたらと大きく感じてしまうのかも知れませんね(苦笑)
見た目としては、やはり外箱と同じで画面が横長になってて、高さ方向の寸法はほとんど変わらない、ということのようですね(^^;) これはちょっと残念でした(苦笑) ワタシはもっともっと、大きいものだと思ってましたからね。。まぁいいんですけども(苦笑)
高速転送が特徴のfireWire800ではありますが、さすがに500GBもの容量となってくるとそれなりに時間はかかりますね(^^;) 所要時間は
3時間半、と出ました(汗)
まぁでもこれでキッチリとデータが移ってあとは今まで同じ環境で新しいマシンをいきなり使える状態にまでなるのだとしたら、3時間半なんてのは速いですよね(^^)
3時間半の間に嫁さんとランチに出かけたりアニメの録画を見たりして平日の休みを堪能しつつデータ移行を待ちました(笑)こういうノンビリした休日もじつにいいものですわ。
さて、移行が終わったのは15時過ぎ。終わってからあらためて再起動をすると、まさしくあっけなく新しいiMacは以前のiMacと同じ壁紙、設定のままで起動しました(^_-)
移行が簡単になったとはいえ、まるっきりそのままで以前のように使えるというわけでもないのが常なので(^^;) とりあえずざっと移行の状況をチェックしてみることに。
まず気がつくのは日本語変換ソフトが普段使っているATOKではなく、Mac純正のことえりになってました。ワタシ、実はことえりっていうIM、今までの18年におよぶMac歴のなかで
一度も使ったことがなかったりするんです(ちゅど〜んっ!)でも、ATOKじたいはきちんと新しいマシンにコピーはされていたので、システム環境設定からATOKを選び直してやるだけでまたちゃんと使えるようになりました。もちろん、ユーザー辞書なんかもきちんとそのまま使えました(^^)
何年か前に新マシンに乗り換えたときにはATOKがまるっきり移行できなくて、ATOKだけあとからインストールをしなおした覚えがあるんですけども、最近はそんなこともないようですね。
それと、Parallelsを使おうとしたら、ソフトやデータ自体はきちんと移行されてましたが、ソフトのアクティベーションができておらず、あらためてプロダクトキーを入力しないと使えない、っていうのはありましたね(^^;) このへんはまぁしゃーないのかな(苦笑)
まだ全部のソフトを起動したわけではないのでチェックし切れてないんですけども、ひょっとするとほかにも同じように改めてプロダクトキーを入れ直さないといけないソフトがあるかも知れないですね。
それを除けば今回はとくにトラブルもなく、順調に環境移行することができたって感じですね♪
そうそう、そういえば前に使っていた24インチモデルは雪豹、つまりOSは10.6だったのですが、当然のごとく今回の27インチモデルはLION、つまりOSは10.7となりました。これに伴って使えなくなったソフトもけっこう出てくるのがちょっと辛いところではありますね。
自宅のMacにはアイオーデータの地デジチューナーを取り付けてあるんですが、このチューナーの視聴用ソフトがなかなかLion対応しなかったもので、そんなこともあって自宅Macはずっと10.6のままで運用してきたのですが(ほかにも使えなくなるアプリがいろいろあるのも分かってたし)、ようやくLion対応バージョンが出たっていうのも今回の新型導入のひとつのきっかけにはなりましたね。
その地デジもちゃんと映るかどうか確認してみたのですが・・・これがなんと!
電源すら入らない
という状況になってしまったのですよ(滝汗)ビビってアイオーデータのサイトに行ってFAQを確認してみたところ、このチューナーは
Lionは32ビットモード限定での対応
となってました(汗) なんだろ?その32ビットモードってのは?(どっか〜んっ!) なんでもLionってのはネイティブで64ビット化されてるので、何もしなければ自動的に64ビットモードで起動するんだそうな。64と32の違いってなんなんでしょうね? たぶん64ビットモードのほうが処理速度が速いとかそういうことだと思うんですが・・。
とりあえず、地デジを見るときには32ビットモードで再起動してやればOKらしいので、いったんMacを終了して、あらためて起動するときに「3」もしくは「2」のキーを押しっぱなしにすることで32ビットモードでの起動となることが分かりました。
で、その通りにしてみたところ、ちゃんとチューナーの電源も入り、地デジを見ることもできました(^^)/
もうひとつ不安だったのは、今まで録画・編集して貯めてきた子供達のハイビジョン動画がきちんと最新パージョンのiMovieで開けられるか? ってことだったのですが、こちらはなんの問題もなくOKでした(^^)
バージョンが違うので最初の起動の時に整合性をチェックして管理ファイルの書き換えをしてた感じでしたけども、問題なさそうです♪
ってなわけで、今回はつつがなくトラブルもほぼなく新しいマシンに移行ができたようです。
・・なんだかろくむしのMacなBlogにしてはノントラブルでオチなし、っていうのは面白みには欠けますけどね(ちゅど〜んっ!)
今回の移行で感じたのは、iMacのデザインもまるっきり同じ、使用環境もデスクトップにならぶフォルダも壁紙も同じ、という状況だと、いくら体感速度が上がっても新しいマシンに乗り換えた、っていう感動はずいぶんと薄まってしまうモノなんやなぁ ってことですね(苦笑)
これは去年にiPhone4からiPhone4Sに乗り換えたときにも感じたことなんですけども(^^;)
新型になってもデザインは変えない、っていうのがアップルのプロダクトデザインの基本ポリシーであり、美しく合理的にデザインされたものであれば安易に変えるべきではない、というその姿勢には賛同もするし、素晴らしいことだと思うんですけども、実際に同じデザインの新機種を買ってもいまひとつ感動が薄い、っていうのもまた事実だったりするので、このへんは実に複雑な心境だったりしますね(苦笑)
まぁきっとこんどiMovieでビデオのレンダリングとかしたときに、その速さに感激することになると思いますけどもね(^^)
今回、新しいマシンを買ったということを一番感じることができるのはどういうところかというとですね、、
キーボードのニオイ
だったりします(笑)新品のMacを買ったことがある人なら覚えがあるんじゃないかと。Macのキーボードというか、樹脂製パーツって、なんだか独特の香りがありませんか?(^^)
新品のときにだけする、ほのかな香りというか。ちょうど新車に乗り込んだときに香る「新車のニオイ」みたいな感じのニオイなんですよね。
今回もこの「新しいMacのニオイ」がキーボードから香ってきてまして、これが一番「ああ〜新しいMac買ったんや〜」ということをワタシに実感させてくれるのでした(笑)
ということで、今のワタシのMac部屋の様子はこんなかんじ。
新しい27インチマシンがでーんと中央に座り、その左に22インチのサブモニタという環境ですね。
で、傍らにある小さな丸テーブルには「いちおう」HDDの内容もそのままの状態で24インチのiMacも待機させてあります(^^;) まぁでもたぶんこのまま27インチマシンのほうで全て問題なくいけそうな気はしていますけども、いちおうしばらくの間は不測の事態でも対応できる幅を拡げるために24インチマシンはいつでも起動できるような状態にしておくつもりです。
で、まぁしばらくして27インチモデルでなんの不都合もなさそうだったら、24インチモデルの640HDDはきれいに初期化してやり、あらためて10.7をクリーンインストールしてから職場のオバチャンの自宅に搬入、ということになりますね。。。。いざとなったら寂しいモノなんですよね、自分のマシンを嫁がせるっていうのはね(涙)
そういやツイッターで知人を話をしていて気がついたんですけども、今回自宅のメインマシンを10.7にしたため、職場のマシンも10.7になったし、使っているiPhone4SもとうぜんiOS5ですし、これでiCloudに移行するための環境が整ったことになりますね(^^;)
今までは自宅マシンが雪豹だったので、MobileMeを未だに使ってるワケなんですけど、職場のサブマシンとしてたまに起動するMacBook(黒)が雪豹な以外には全てのアップル製クライアントは最新OSとなったというわけなのでした・・。う〜ん、そろそろiCloudにするかねぇ?? 別にしなくてもワタシはそのままでもいいのになぁ・・・サブマシンになっているMacBookは事実上まったくMobileMeを使った同期はしてないですしね(^^;)
というわけで、ろくむしとしては珍しく、つつがなく移行作業は完了したのでした(^^) 最低でも2年、ローンが終わるまでは自宅の環境はこれでいくことになりそうです(苦笑)