
先日の水曜日にウインカーLED化のネタでBlogを書いてたのですが、仕事の合間の時間にちまちまと書きためて、いざ投稿!っていうときになぜかみんカラの英文言語ページにジャンプしてしまい、戻ったら書いた内容がぜんぶきれいさっぱり消えてしまいorz 半日分の苦労が消滅した脱力感でそのままになってしまったのですが(^_^;)
さて気を取り直してもう一度、要点だけ書いてみることにしますね。。
先日の作業ですが、F30のウインカーを前後ともにLED化するというものだったわけですけど、F30の場合というか、BMW車に限らず輸入車によくあることみたいなのですが、いろいろな車体各部の電球(この場合、LEDも含めてですけど)にはほぼ全てに球切れチェックの仕組みが導入されてるんですよね。
これが純正で電球が入っている部分だと、当然球切れチェックも電球の球切れを検知することを前提にセッティングされてるわけで、これをLED化すると電球とは仕様が違うために切れたりとかしていないのにクルマの方で「球切れしてる」と誤検知されてしまうことがあるようでして。これを防ぐために、バルブを交換する前にあらかじめ、コーディングでこのチェックシステムを無効にしてしまうわけですね。
どこを変更するのかっていうのは作業記録とかに書いてあるのでそちらを参考にしていただきたいのですが、今回はこのコーディングの時に・・・やっちゃいましてね(滝汗)
というのも、コーディングはできるようになった当初にデイライトだとか警告画面をスキップするとか、3ターンシグナルを5ターンに変更するなど、自分のやりたい内容をざっと変更コーディングしてからはほとんど触ってなかったんです(^_^;)
はい、そうなんですよ・・・
コーディングの手順をほとんど忘れてた(爆)
ってことなわけでして(苦笑)
もちろん、事前に華太郎っさんのBlogなどでやり方をおさらいして、車内にはクルマと通信をしてじっさいにコーディングを行うためのMacBookのほかに、ネットで情報を参照するためにiPadも持ち込んで作業を進めようとしてたのですが・・・クルマと通信回線を確保するところまではすんなりいったのですが、そのあと、クルマの設定内容を呼び出してくるところでいきなり作業手順を間違えてしまい、、MacBookに保存してあった
ほぼ純正状態のセッティング内容のバックアップファイルを
クルマのECUに書き戻してしまった
みたいんですよね(ちゅど〜んっ!) コマンドをOKした瞬間に「あ、いまのって違くね? バックアップの書き戻しになってるよな?(滝汗)」と気がついたのですが、時すでに遅し。。書き戻している途中でキャンセルするボタンはなく、あとは書き戻しが完了するまで待つしかなく・・・完了してからいったん通信を遮断してシステムをOFFに、しかるのちにエンジンをかけてみたら・・
デイライト消えてるしぃ〜(どっか〜んっ!)
ウインカーレバーを軽く倒してみたら、
チッカ チッカ チッカ しぃ〜ん(爆)
ワンタッチターンシグナルの点滅回数も
デフォの3回に戻ってるぅ〜 orz
ってなわけで、ウインカーのLED化をしようとしただけなのに、なぜか
今までのコーディングをほとんど初期化して純正状態にもどしてしまったのでした(ちゅど〜んっ!)
そこからは泣きながらデイライトだとかワンタッチターンシグナルの回数変更のコーディングをまたまたやっておりました(^_^;) なんせデータだとか作業内容をメモしたりしてないので(爆)、また参考になるBlogなどをiPadで参照しながらの作業です(^_^;)
しかも一度にコーディング作業をしてて途中でバッテリー保護のために勝手にシステム電源がOFFになったりするとECUデータが破壊されてしまいますから(汗)、項目を少しづつ、何度にも分けてのコーディング作業となりました(^_^;)
結局、元々のコーディング内容に復帰させるのに1時間以上もかかってしまいました(涙) そこからやっと、LED化のためのコーディング作業に入ったので、結局コーディングが終わるのに2時間以上もかかってしまったのでした(苦笑)
コーディングで緊張を強いられる作業が終わってしまえば、物理的にバルブをLEDに交換していくのは比較的簡単な作業・・・なんですけども、ここで気を抜くとまたやらかしちゃいそうだったので、気合いを入れてがんばりました(^_^;)
その甲斐あって、フロントのウインカーはトラブルもなく、無事に交換完了。動作テストしてみたときにはホントに嬉しかったっすね〜(*^_^*)
ウインカーの明るさも、ちょうど純正の電球と同じぐらいで、点滅の仕方がパキパキっとなって、実にいい感じに仕上がりました。
しかしまぁ明るさがいっしょなので、言われないとLED化してるなんていうのには気がつかないんじゃないかなぁ? まぁホントにそれぐらい自然な光り方をしてくれるわけですけど・・・こりゃもう完全に自己満足の世界ですな(笑) LEDっぽい、面発光のような光り方に変化してくれれば明らかに違って見えるんでしょうけど、そこはやはり元々の電球を置き換えてるわけで、LEDユニット自体の光り方が元々のバルブと同じようになるってことを目的に設計されてるわけですからね(^_^;) なかなかそうもいかないようです。
さて、フロントのあとでリアの交換にかかったのですが・・リアコンビランプユニットを外すときに気をつけないとボディと接触させてキズを作ってしまいますよ、ということを事前にみん友さんからコメントで伺っていたので、細心の注意を払いながら作業をおこないました。結局、キズを付けることなく取り外すことに成功(^^)/ しかし交換後にコンビランプユニットの配線をコネクタに差し込んだ際、なかなかノッチのところまでコネクタが刺さらず、無理矢理力を込めて押し込んだら、、
ノッチが折れちゃいました(号泣)
折れてからおかしいなと思い、よくよくコネクタ部を覗き込んでみると・・・コネクタ内部についている防水用のパッキンがめくれ込んでいて、このために奥までコネクタがハマりきらなかったようです(^_^;)
ちゃんと刺さらない時点で確認してればノッチのツメを折ることもなかっただろうに・・とほほ(涙)
しゃーないので、コネクタをはめたあとでコネクタ周辺をゴムテープで巻いて補強してやりました。
しかしこのミスで気がついたんですけども、BMWの内部パーツって、いちいちこういうコストをかけてる部分っていうのがすごいな、って思いましたね。
このコネクタにしてもそうですが、小さなパーツの内側に、きちんとシーリング用のパッキンゴムを入れてあるんです。ほかの電極がらみのコネクタにもたいがいこういうパッキンは入っていますし、そもそも極力配線とかコネクタを使わなくてもいいような工夫があちこちにあります。
リアコンビランプユニットを留めてあるナットはワッシャーが一体化しているちょっと変わったタイプ。よくあるようなナットの下側が広がっててワッシャーっぽくなってるっていうものじゃなく、ナットの下のワッシャーはちゃんとナットとは独立してクルクルと回るようになってるんです。さらに内側には緩み留めのためのゴムっぽい素材のシーリング材が塗ってあるし。。
そしてこのユニットを留めてあるナットはもちろん、トランクを開けた内側にしかッ見えないような位置にあるにも関わらず、ナットを隠すためのゴム製カバーがさらに上に被せられ、ナットは見えないようにしてあります。
トランクの荷物を出し入れする際にナットに引っかけたりすることがないようにってことなのか、それとも美観的に隠してあるのかは分かりませんが(おそらくその両方の理由なのでしょう)、こういう配慮がきちんと行き届いてるのは大したモノだな、と思った次第。
先日見に行った3シリーズのGTのリアトランクの二重底のフタ部分が贅沢に油圧ダンパーで開くようになってるのも同じような思想なのでしょうね〜(^o^)
そのわりにはフロントのインナーフェンダー内部のランプ部にアクセスする際に開けるパネルはボルトをいっさい使っておらず、指で2カチッと2箇所のロックを外してやるとすぐに開くようになってて、しかもそもそもロック部分にはスキマもあってけっこう内部にタイヤが巻き上げた水しぶきとかが侵入するような構造になってるっていうのは謎なんですよね(汗)
じっさい、先日のフォグランプ交換の際にも見たのですが、フォグランプユニットの裏側のコネクタ部分とかにはけっこう水のかかったあとがあったりしましたからねぇ(^_^;)
コネクタ部をシッカリと防水しょりしてあるから、少々水がかかったって大丈夫、っていう考え方なのかな?
しかしせっかくなら、こういうメンテナンスパネルもしっかりとフタができるようにしておけばいいのにねぇ。このパネル、ネジも使ってないし、万が一ちゃんとハマってなくて雨の日の走行中にパネルが外れたりしたら、ライトユニットの内側にタイヤが巻き上げた水とか汚れが思いっきり入ってしまいそうな気が(滝汗)
・・・なんてことも気になったりして(^_^;) なので、メンテナンスハッチを戻すときにはキチンとハマってるかどうか、3回確認しちゃいました(^_^;)
ってことで、水曜日に交換作業をしてから今日まで、とくにトラブルもなく、ウインカーもフォグランプも作動してくれています(^^) しかしまぁ作業が終わってしまうと・・・あまりにも自然に動いているので、もともとがこうだった、としか思えないというか(^_^;) それはそれで当たり前っぽすぎて逆に満足感がちょっと物足りないような気がしないでもない、かな(苦笑)
ま、いろいろやらかしましたが、なんとか無事に終わってよかったよかった、ってことで(^^)