
先日、会社のiMacの掃除用に使っているエアダスターが切れたので新しいのを近くの電気量販店に買いに行ったのですが・・・エアダスターを探してパソコン関係の商品棚のあたりをうろうろしていたら・・・見つけてしまいました(^^;)
HDDのクローンができる2連装タイプHDDクレードル
お! と思って近づくと・・・なんと
3980円!(^^)/
これはなかなかにオトクなのではないか?? と手にとってしげしげとパッケージを眺めてみました。
この商品、3.5インチもしくは2.5インチのHDDやSSDを2つ、セットすることができるのですが、片方がコピー元、片方がコピー先という扱いになり、コピー元と全く同じHDD、つまりクローンをパソコンなしで作ることができるクレードルなのです。
そして、HDDのクローンをスタンドアローンで作成できるだけではなく、USB3.0インターフェースを搭載していてパソコンと接続することで、2つのHDDを同時にマウントできるHDDクレードルとしても使えるらしいのです(^^)
ワタシは内蔵3.5インチSATAのHDDを外付けHDDとして使える「裸族のお立ち台」っていうクレードルをすでに使っているのですが、早い話がこの裸族のお立ち台に2機のHDDを挿すことができるようになったものだということですね(^o^)
これはいい!
っていうのも、いま自宅でアニメの録画用に使っている1TBのHDDがそろそろ満タンになってきてるので、さてどうしたものかな? と思ってたところだったのです。残り14GBになってしまってるので、BDに待避させる方がいいのか、それとも別のHDDをまた買ってきたほうがいいのかなぁ? と思っていたのです。
でもBDに待避させてしまったりとか別のHDDにしてしまうと、録りためたアニメを観ようって思ったときにどうにもめんどくさい(^^;) できることなら2TBのHDDに今までの録画内容もそっくり載せ替えてそのまま2TBのHDDで継続録画、っていうほうがいいんだけどな・・と思ってたところだったんですよ(^o^)
このクレードルを使えば、いま使っているHDDの内容を新しいHDDに移してやり、そのまま外付けHDDとして運用できるやん! と考えたわけ。
おあつらえ向きに隣の棚には3.5インチの内蔵HDDまで売られています(^^;) 2TBのHDDを探すと・・・8480円なんです(汗)
う〜む、2TBのHDDがネット通販とかではなく、徳島の量販店でこの値段かよ・・・ちょっとビックリしつつもそのままクレードルとHDDをエアダスターといっしょにレジに持って行ったワタシだったのでした(ちゅど〜んっ!)
ちなみにエアダスターは650円(^^;) この日購入したブツの合計金額は13000円(どっか〜んっ!)
・・・
予定の20倍の衝動買いをしてしまいました(滝汗)
ってなわけで、月曜日の夜に1TBのHDDの中身を新しく買った2TBのHDDの中に全部移そうってコトでクローンボタンをポチッとな! して寝たわけです。
翌日、出勤前の午前2時に起きてきて、クレードルを見るとすでにクローン作業は終わっておりました(^^)
さっそく内容を確認してみると・・・よしよし、ちゃんとコピーされてるねぇ いいねぇ〜(*^_^*)
ん? ちょっと待て。
あたらしい2TBのHDD、1TBのHDDの中に入っていたファイルを全部コピーしたわけですが・・・Macに接続、マウントして残りの容量を見ると
14GB
となってます(爆汗)
おかしい・・・1TBのHDDの中にファイルを貯めまくった結果、残り14GBまできてしまったので2TBのHDDを買ってきて中身をコピーして、容量に余裕を持たせたはずなのに・・つまり、新しいHDDの残り容量は
14GB+1TB(1000GB)
になってるはずなのに・・・何度確認しても残り容量は14GBしかない。。
ディスクユーティリティを起動して確認してみると・・・
2TBのHDDなのに、パーテーションが1TBに仕切られており、
残りの1TBの領域は不使用領域、つまり
「ムダなスペース」になってしまってるんですね(ちゅど〜んっ!)
ユーティリティを使えば、この1TBの領域を2TBに仕切り直しができるはずなのに、何度やっても1TBから変更もできません(涙)
そこではたと思いついてしまったんですね。
なるほど、
「クローン」っていうのはそういうことなのね、と(泣)
2TBの容量があろうとも、あくまでも元になった1TBのHDDのクローンを作る、っていうわけなんです。なので、2TBの容量があっても、できあがったものは1TBのHDDの正確なクローンなので、容量は1TBしかない、残りの1TBは「なかったこと」になってる、というわけ(号泣)
もちろん、これでは2TBのHDDを買った意味がありません(苦笑)
ってことで、クローンではダメなので、結局手動操作で1TBのHDDの中身を全部、2TBのHDDにコピーすることに。
全自動クローンだと数時間で終わった1TBのファイルのコピーですが、パソコン経由でのコピーとなると、1日以上、つまり24時間ぐらいかかる、と表示されました(どっか〜んっ!)
ちなみに午前2時すぎからコピーを開始してるのですが・・・13時間経過した時点でコピーが終わったファイル容量は480GBほど。。。
結局のところ、コピーが終了したのは水曜日の午前7時ごろ。つまり、
29時間もかかってしまったことになります(^^;)
とはいえ、ちゃんとコピーを終了して無事に新しい2TBのHDDの運用が始まりました(^o^)
あ、ちなみにこの製品は対応OSがWindowsのみだったのですが、ちゃんとMacOSXでも使えました(^^)
さて、結局はクローンとしては活躍できなかったこのクレードルですけども・・・そもそもこんなふうに「元のHDDとまったく同じHDDを作る」っていう動作からすると、ワタシの環境ではこのクローンボタンを押してHDDのクローンを作るっていう機会はないかもしれません(^^;)
ワタシの使っているiMacは自宅用のも会社用のも、Time Machineでバックアップをしているのと、バックアップソフトによる外付けHDDへのフルバックアップを毎週作成しているんですよね。なので、あらたにHDDのクローンを取る必要はないわけで(^^;)
まぁあんまりこのクローン機能は使わないですけども、HDDを2機同時にマウントできる外付けHDDクレードルとして我が家で活躍することになりそうです。
・・これで内蔵HDDを外付けとしてマウントできるクレードルが都合HDD3機分ってことになっちゃいました(^^;)
・・いったいいくつ我が家のMacにはHDDが繋がってるのかな? といま数えてみたら・・・ほんとの内蔵HDDも含めて8機でした(ちゅど〜んっ!)
う〜む、やっぱりどちらにしてもいずれ整理しないとアカンな、こりゃ(^^;)