
さて、予定通り昨日の夕方にゆうさくクン号は高級オーディオ専門店である徳島市内の「シンフォマージ」というショップにドック入りし、念願のツイーターの取り付け作業をしてもらいました(^_^)
昨日の夕方に預けて仕上がりは今日の夕方。ってなわけで今日はもう引き取りです♪ さてどんなふうにゆうさくクン号のオーディオの音は変化するのでしょう??
とりあえず見た目としては、純正OPのツイーターと同じ位置にセットされるのでほとんど外観としては分からないですね。ドアミラー基部がメッシュになって、その中にツイーターが収まる形になりますので外からはツイーターは確認できません。
このツイ−カーカバーつきの窓枠、F30の場合はなんとまぁ・・・ドアの上側半分が全部一体になってるんですよね(汗) 普通ならドアミラー基部のカバーだけが別体式になってそうなものですけど。
そんなわけでシンフォマージさんにツイーターカバー付きの純正窓枠(っていうのかな?)も注文していただき、窓枠を交換した上で取り付けをしてもらいました。ちなみに窓枠だけでも左右で9000円もしますorz
取り付けていただいたのは2年前に見積をしてもらったツイーターで、
パークオーディオ製の20mmソフトドームツイーターです。昔はオーディオマニアだったワタシも今ではすっかり疎くなってしまい、このメーカーのことは全く知らないのですが(汗)どうやらカスタムで作るオリジナルスピーカー用のユニットを製造しているマニアックなメーカーのようです。
で、ポイントなのはこれ
、カーオーディオではないってことなんですね。 普通の部屋に置くスピーカーに組み込むためのツイーターユニットなんだそうです。
もともとシンフォマージさんはカーオーディオのお店ではなく、あくまで高級オーディオのお店なので、こういうチョイスが実現するようです。通常スピーカー用とはいっても耐熱温度だとか電気特性などはまったく問題ないそうで、直射日光に当たったりとか雨が当たるのは問題なのですが、このようにカバーの内側に付けてしまう分には問題がないんだとか。
2年前のBlogにも書いてるのですが、このツイーターユニット自体は左右セットで7000円の商品なのですが、これをF30にインストールするために件の窓枠、そしてスピーカーケーブルはもちろんですけども、純正で付いているフルレンジユニットとのバランスを取るために専用のネットワーク回路を組み込むため、諸々全部込みで5万円コースになるという・・・なんとも高級なツイーターなんですよ(滝汗)
お店でゆうさくクン号を受け取って、お金を支払っているときに、マスターさんから「こうしてずいぶんと前に見積させていただいたスピーカーを取り付けに来ていただけるなんて、ホントにありがたい限りです」と丁寧にお礼を言ってもらったんですけども・・・いえいえ、
単にお金がなくて取り付けができなかっただけなんです(爆)
どもすみません〜(^^;)
さてさて、ゆうさくクン号を受け取り、さっそく帰宅までの道中で試聴と参りましょう!(^^)/
っていうか・・・いつもかけているアニソンが流れ出した瞬間から
!!
っていうぐらいに違いますよ、ええ(*^_^*) これはもうハッキリと分かりますね。 もちろんですけども、中高音を担当するツイーターユニットが純正フルレンジユニットよりも上に取り付けられたので音の定位の位置がずいぶんと上に上がってきました。あきらかに高音成分が以前よりも5割増しぐらいにハッキリと出力されてますね。
しかし・・・けっこうしっかりとツイーターから音が出てる感じでして、以前のままのサウンド設定ではシャリシャリと高音がウルサすぎる感じ(汗)
もともとゆうさくクン号の基本的な音のセッティングとしては、まずメインのプレーヤであるiPhoneのイコライザーでElectronicという低音域と高音域が持ち上がり気味になるような音声出力モードにしてあり、これでフルレンジユニットだけでは不足してしまっている高音域を持ち上げ、いっしょに持ち上がってモコモコ気味な低音をメインアンプのバスを抑え気味設定にすることでバランスを取る、というような感じの設定にしてたのですが・・・明らかにこのままでは高音成分が勝ちすぎてる感じです。
そこでコンビニの駐車場にゆうさくクン号を駐め、ちょこっと設定をいじってみました。
まず、iPhoneの出力はイコライザーをOFF。音源そのままのバランスで出力するようにしました。そこからメインアンプで低音と高音を調整しようかとしたのですが・・・両方ともほとんどフラットの位置で一番いいバランスになってるような気がしますね。ただし、音場の定位が上になってせいなのか、左右のスピーカーのバランスを均等にしているとやや右に定位の位置が寄ってるような感じがしたので、やや右を抑えて定位の位置を車体の中央寄りに補正。
もうね、ほとんどこれだけですよ、調整作業は(^o^) あとはiPhoneからの出力もフラット、スピーカーの出力バランスもフラット。これですごくバランスのいい音が出てきます。
以前と比べると・・・くぐもったような感じだった中高音域がひと皮むけてすごくクリアに出力されているため、音の粒がきれいにそろっている感じ。音楽全体がとってもクリアに聞こえるような気がしますね〜(*^_^*) そして今まで気が付かなかったような楽器が鳴っているのに気が付いたりとか、歌詞が明瞭に聞き取れるようになったりとか。やっぱり違うもんですね〜♪
まぁワタシの場合、車の中で聴いているのはほとんどアニソンなわけなんですけども、ひとくちにアニソンと言ってもいろんなジャンルの曲があるわけで。なのでいろんなアニソンをかわるがわるかけてみたのですが、一番驚いたのはこの曲をかけたとき。
Kalafinaの「満天」という曲。この曲、イントロでは静かにオーケストラのストリングスから導入されるのですが、そのゆったりとした静かな管弦楽の調べがすごーくきれいに透明感を持って聞こえてくるんです。
そこから入ってくる3人のヴォーカルの歌声・・・おおっ♪ っと思ったのは
3人の立ち位置が分かる
ってことなんですよね〜(^o^) 3人のヴォーカルが目の前の空間に並んでいるその「空気感」が感じられるんですよ〜。前のフルレンジユニットだけのときにはそんなことは気にもしなかったですよ。もちろん左右のスピーカーからヴォーカル3人の立ち位置の違いによって音の出方は違ってたはずですけども、単に左右のスピーカーからの出力バランスが違っていると記号的にしか捉えられなかったのとは違って、3人がどれぐらい離れて立って歌っているのかというのが体感できる、っていうんでしょうかねぇ? ひとことで言うなら「臨場感」っていうのかな〜(*^_^*) いや〜すごいすごい♪
きっとすぐに慣れてしまうのかも知れませんけども・・これは投資しただけの効果はあったかな、っていう気はしますね(^^)/
ただ、パーフェクトかというとそうでもなくて(^^;) というのは、アタマの高さで音が定位するようになったことで、比較的幅のあるゆうさくクン号の室内空間の左右の端にあるツイーターからの音がバッチリ中央で定位しきっていない、という感じがあるんですよね。ツイーターからの音がけっこう主張してくる感じがあって、定位しつつもツイーターの位置から出ている音もダイレクトに聞こえてきてしまう、というか。
さっきのKalafinaの試聴ではあんなにもハッキリと3人の声の出ている場所の違いを聞き分けることができるぐらいに左右の音の分解能はよくなったんですけども、矛盾するようですが全体としての音の定位はいまひとつ、というか・・けっこう左右に散って聞こえてくるというかね。
これをさらに改善するには、おそらくセンタースピーカーを取り付けてやるといいのでしょうね。。そうなんですよ、純正OPのハイファイオーディオではちゃんとツイーターだけではなく、センタースピーカーも装着されてるんですよね。やっぱりそういうことなんでしょうね、音の定位をよくしようとするとそれが改善には一番効くのでしょうね・・。って、音の改善をさらに進めていこうなんて思ったらどんどんと泥沼にハマっていくのは目に見えてるので、とりあえずはこれでワタシは満足しときます(^^;)
きっとこれで今までよりもずっとクリアでいい音を聞くことができますし、この音がワタシの標準となって慣れていくことになるでしょうから、きっとしばらくは不満もないのではないかと・・・思いたいなぁ(爆)
センタースピーカーが欲しくなったらどうしよう!?(滝汗)
いかんいかん、まぁでもとりあえず取り付けるにしてもまた2年後ぐらいだな(ちゅど〜んっ!)