
こないだ、たまたまネットを徘徊していて
skypeの記事に行き当たりました。
skypeを見つけたのが2年前で、そのときには
「無料で電話できるじゃん!仕事に使えるじゃん!!」と、会社じゅうのマシンにインストールしまくってヘッドセットも買ってきたりもしたんですが・・・今ではすっかり使わなくなってしまいました(^^;)
ネットに接続されているパソコン同士で無料のIP電話(テレビ電話も)ができるっていうのがskypeの基本機能ですけども、これに追加機能として、あらかじめクレジットカードで通話料をプリペイドしておくことで、一般電話やケータイ電話にも格安の料金で電話ができるという機能もあり、さらには無線LANの専用端末を使うことで、無線LANのエリア内なら端末だけでskypeのインストールされたパソコンに無料で通話、格安料金でのケータイ電話などへの通話も可能なのかskypeですよね。
導入した当初は、日常の仕事のなかで取引先との連絡を事務所からするときにはskypeをよく使ってました。ただ・・・オプションで自分の電話番号を登録しないと、かけるたびに相手の電話のディスプレイには国際電話からかかってきたかのような意味不明の電話番号が毎回ランダムで表示されたり、あるいは表示不能となってしまったりして(汗) そのせいで電話に出てくれないとか、あるいは着信拒否設定に当たって通話できない、なんていう現象が出てきたりして、ちょっと不便な状況だったんですよね。
さらに、パソコン同士で無料通話っていうのも、いつも事務所にいてパソコンに向かっている内勤者同士ならかなり使えるのかも知れないですけども、我々の仕事はたいていが外に出ていて連絡はケータイで、っていうことになってますから、無料通話の恩恵を受けることができる機会ってのはほとんどなし(爆) 自宅に帰ってるときに無料通話をするために、いちいち双方でパソコンを起動して・・・なんてことはまずしませんわな(^^;)
だいたい今の状況だと、社内でもソフトバンクのケータイで無料通話っていうスタイルが浸透してきてるので、そんなことしなくてもソフバンケータイを使えばそれで済んじゃうんです(苦笑)
そんなことでほとんど起動すらしなくなってしまっていたskypeなのですが・・・。ふと見つけた記事には
「iPhone用のskypeアプリが登場!」とあったんです。
どうやらiPhoneを無線LANを利用したskype端末として利用できるようにするアプリができたらしいんです。なるほど、そういうのはアリですよね(^o^) ほうほう、iPhoneはどんどん便利になるね~ なんて感心していてふと思ったんです・・。。
iPhone用があるなら、本家のNokia用もあるのでは?
早速調べてみたところ・・・やはりありました(*^_^*) 本家のskypeからちゃんとNokiaケータイ向けのアプリがリリースされてましたよ♪
そうなったらやることはひとつです(笑) ソッコーでskypeのサイトからNokia用クライアントソフトをNokiaN95にDLしてインストール!(^^)/
無事にインストールもできて、早速久しぶりにMacの方のskypeを起動して通話試験です(*^_^*)
・・・ところが、メッセージのやりとりはできるんですけども、通話ができないんですよね(涙) う~ん、なんでだ?? と、よぉ~くアプリの説明書きを読んでみると・・・
日本国内では通話サービスがサポート外
となってました(ちゅど~んっ!) つまりは日本ではこのアプリを使っての通話サービスはできん、というわけなのでした(核爆) 無料でメッセージのやりとりがskypeをインストールしてあるパソコンとの間でできるっていっても・・・そんなこといちいちしなくても普通にケータイメールでええやん! ってことになってしまいますよね(苦笑)ちなみにこのアプリ、無線LANのエリア外では3Gのパケット通信でもskypeが使えるような仕様になっています。
でもね、パケホーダイにしていない私のNokiaから無線LANならまだしも、無線LANでなくてパケットを使ってメッセ送ったりするなら、普通にケータイから送った方が安くなりそうですし(核爆)
ってなわけでこのアプリは
さくっとすぐに削除(爆)
ん~ 残念! って思ってたら、どうやらこのジャンルのアプリとしてNokiaユーザーに一般的に使われているアプリが存在してたんですね。
それが
fringっていうアプリ。
これもskypeと同じように無線LANやケータイのパケット通信を利用してパソコンなんかと通話をするインターネット電話ソフトらしいんですが、このfringってのは独自のサービスだけじゃなくて、skypeやMSNメッセンジャー、ICQ、SIP、GoogleTalk、Twitter、Yahooメッセンジャーという、メジャーなネットのメッセージサービスやIP電話サービスにログインするっていうことができるんですよ(*^_^*)
ってことで、今度はこのfringのNokia用クライアントをインストールしてみました(^^) 起動すると、ログインするサービスの一覧がずらっと出てきます。ここでskypeを選択してやると、IDとパスワードを入力する画面になり、ここでskypeのIDとパスワードを入力してやります。
ちょうどGmailで別のプロバイダのメールサーバにアクセスするための設定をするような感じでしょうか。 IDとパスワードを入力すると・・・あらあら不思議、見慣れたskypeのアクセスリストが表示されました(*^_^*)
この状態で、私のMacのskypeIDを選んで通話ボタンを押してみると・・・おおおおお(*^_^*) ちゃんとMacとNokiaの間で通話ができますよぉ~(^^)/
無線LANのエリア内にいれば、パケット料金が発生することなく、このようにskypeの入ったパソコンとの間で無料通話ができるんですね~。 こりゃええぞ!!(*^_^*)
iPhoneにしろNokiaにしろ、こんなふうにいろんな機能をあとから追加して進化していけるのがスマートホンのスゴいところでもあり、魅力でもあるわけですよね。
よし! これでまたひとつ私のNokiaが便利になったぞ!! と、喜んでみたのですが・・・。
これ、どういうときに使う??
と思ったとき、考え込んじゃいました(どっか~んっ!) だってねぇ~ もともとパソコンの前に座ってる人たちと仕事してるわけじゃなく、連絡の基本はケータイ電話っていうお客さんや取引先がほとんどだし、そういう人にわざわざNokiaでfringを起動して、得体の知れない電話番号の表示される、通常よりもちょっと通話品質の落ちるインターネット電話で電話をする必然性がイマイチ、いや全然ないんですよね(ちゅど~んっ!) いつもskypeの起動されているパソコンの前に座っている人に対して電話をするなら、とっても便利で低コストなツールになりますけども、これって大前提として
通話相手が常にskypeの起動しているパソコンの前にいる
ってことが必要ですもんね(>_<) デスクワークがメインではない人と仕事をしている私には、ほとんど意味がないのではないか??(ちゅど~んっ!)はい、つまりはMacで通話してたのがNokiaに変わる、っていうだけでskypeの基本特性にはなにも変化がない、ってことにこの時点で気がついたのでした(どっか~んっ!)
外出先でも、無線LANのエリアをいちいち探して、それからNokiaのfringアプリを起動し、それからfring経由でskype通話・・・相手がパソコンで無料通話、ってのならまだしも、相手が普通のケータイならそこまでする必然性がかなり薄いです(^^;) 相手がやっぱりNokiaケータイを持っていて、常にfringアプリを起動させている人なら、そういうこともアリですけども、それにしたって相手も無線LANのエリア内にいないとダメですし、だいいちNokiaケータイを持ってて、さらにfringアプリをインストールしているなんていう知り合いは一人もいませんし(ちゅど~んっ!)
それに前述のようにそもそも相手がNokia・・・ってことはかなりの高確率でソフバンのケータイってわけですし、それなら普通に電話すればナチュラルに無料通話できちゃいますからね(爆)
ってことで、インストールはしてあるんですけども、これってどういうときに使うのかよーわからんアプリやな、ってコトに気がついてしまったのでした(爆)
まぁこれ、海外に逝ったときに無線LANを見つけて日本に電話するとかいうときにはいいかもしれないですけどね~(^^;) 私がそんなシチュエーションになるのはいつのことやら(苦笑)
機能が先進的でイカしてるけども、自分にとって必要性がかなり低いアプリなんだということに気づかされてしまった、ちょっと切ない出来事でした(ため息)
ところでskypeって、今はどれぐらいの皆さんがお使いなんでしょ?? まずはそっちのほうが気になったりして(^^;)