
今日は休日当番で出勤してたのですが、配達から帰ってきていつもなら事務所で少しゆっくりしてから買えるところを急いで帰宅したのでした・・。というのも、今日は朝から農業体験の第5回目に行くという予定があったからでして(^^)
この農業体験、春の田植えに始まって米粉を使ったピザ作り、稲刈り、そして冬野菜の植え付けと行事をこなしてきて今回が5回目。今回は椎茸栽培農家に見学に行ってシイタケを収穫するという魅惑のカリキュラムでした(*^_^*)
今回は自宅からクルマで20分ほどの距離にある山あいの農家にお邪魔することに。シイタケの栽培ってどういうふうにするのか、みなさんはご存じですか? 私の中のイメージでは小学校の通学路の途上にあったシイタケ農家が思い出されるんですが・・・当時は短く切った丸太に穴を開けて、そこにシイタケの菌を埋め込んで栽培してた、っていうようなスタイルなんですが・・最近はそういうやり方はほとんどしないそうです。
見学していろんなことを勉強したのですが、今の椎茸栽培っていうのは、材木を細かく砕いたチップとおがくずを四角くブロック状に固めた菌床ブロックというものにシイタケ菌を植え付けて培養し、これを元にしてシイタケを生やす、というスタイルなんだそうです。
それらは全て空調管理された室内で作業が進むので、農業っていうよりもなんだか工場でなにかを生産している、っていうような感じなんですね。
今回の見学では材木のチップから菌床ブロックを作るっていう作業から見学したのですが、材木チップを固めてチップにして、これを100℃以上のスチームで殺菌消毒をしたあと、なんと雑菌のいないクリーンルーム内でシイタケ菌をブロックに植え付けてビニールで密封してしまい、これを30日間かけて醸す・・・いえ、菌を増やしていくんだそうです。まさしく
醸すぞ〜♪@もやしもん
ですな(笑)ちょっと前に家族揃ってもやしもんのアニメとかを観てたので、一家揃ってハウスの中で
「醸すぞ〜♪」とか叫んでいたろくむしファミリーなのでした(核爆)
途中で雑菌が入ってしまうと、そのブロックはカビに覆われてしまってアウト。そういうNGがだいたい1%〜3%ぐらいはあるんだそうです。 菌を植え付けるのにクリーンルームは必要だし、元になるシイタケ菌はボトルに入ったものを購入しないといけないんだとか。そして培養ハウスは工程別にいくつも必要で、今回見に行った農家さんでは3万個のブロックを置くことのできるハウスが19戸あるんだそうです(汗)
それらのハウスは完全空調されてシイタケ菌の発育に最適な状態に管理されているんですよ。もうこれって完全に装置産業ですよね(汗) イマドキのシイタケ栽培ってホントにハイテクなのでしたよ。。
ってことで、工程の最後には、実際にブロックからにょきにょきと生えたシイタケを収穫するというコースがありました(^^)/ 小さなボウルがひと家族にひとつ渡されて、これに入るだけのシイタケを採ってもOKです、ということに♪
もうね、子ども達も大はしゃぎでシイタケをいっぱいもいでおりました(*^_^*) テキトーなところで「こんなもんだろう」と引き揚げようとしたら、このシイタケ農家の方が「もっともっと入るでよ〜」なんて言うんですよね(汗) ならば、ともう一度戻って詰め込めるだけ詰め込んでみたところ・・・
シイタケってけっこう軽いし積み重ねても突っ張るので意外とたくさん積み上げることができるんですね(笑)こんなにたくさんのシイタケをいただいてきちゃいました(^^)/ 画像で見えてるシイタケの下に、実はボウルに入ったシイタケがありますからね(ちゅど〜んっ!) 画像で見えてるのはちょうど半分ぐらいでしょうか(核爆)
ってことで、今日の夕飯は獲れたてのシイタケをいっぱい使ったシイタケづくしの料理でした(*^_^*)
まずはシンプルかつ定番、王道である焼きシイタケ♪ 農家のみなさんもシイタケっていうとやはりこの食べ方なんだそうですよ。焼きすぎないように気をつけて、醤油とすだちを垂らしてそのままいただきます。
・・・やっぱりね、これはもう文句なしの食べ方ですね! 香
り松茸味椎茸ですよ(笑) ん? なんか違うような・・・まぁいいか!ウマかったし(爆)
それから画像の中央あたりにあるのは、イタリアン椎茸です(笑) これ、農家の方から教えていただいた食べ方なんですが、椎茸にチーズとケチャップを入れてオーブンで軽く焼くんですね。たったこれだけなんですけども・・・これがまた奥さん! 完全にイタリアンなメニューなんですよ(^_-) これも洋風な感じで実にオイシイ食べ方ですよ、オススメです。
そしてシイタケをイッパイ入れたお鍋♪ 寒い夜にはお鍋ですもんね〜。 これまたシイタケからいいダシが出て、実においしくいただきました(^^)
実に大満足な夕飯でしたね。
そして、今回の農業体験のおみやげはこのシイタケだけではなかったんです・・・。実は驚くべきものをいただいてしまってるんですよ。それは・・・ じゃじゃーんっ!!
シイタケ栽培用の菌床ブロックです!(^^)/(^^)/(^^)/ もちろんすでにシイタケ菌が満タンに培養された状態のものですよ〜♪
あとはこれ、ビニールの密封を解いて台所とかお風呂場などなど、湿気が適当にあって昼間に暖かく、夜にはある程度冷えるような場所に置いておくだけでにょきにょきとシイタケがいっぱい生えてくるんだそうです(笑)
だいたい3日〜1週間ぐらいでシイタケが生え始め、生え始めてから1週間程度で立派に成長したシイタケが収穫できるんだそうです(^o^) そして収穫したら、このブロックをペシッと叩いて刺激を与えてやり、水を吸わせてやればまたシイタケが生えてくるんだそうです♪
だいたいこれを5回〜8回は繰り返してシイタケを収穫できるそうな(*^_^*) なんて素晴らしい! これで我が家は来年の2月ぐらいまではシイタケを買わなくても済みそうです(核爆)
ちなみにこのブロック、刺激を与えることでシイタケが生え始めるんだそうなんですよ。その刺激っていうのが水をブロックに吸わせることだったり、ブロックを素手で叩くことだったり、なんだそうで。
最初は軽く1度叩く程度でいいけれど、二度目にはその程度の刺激には慣れてしまってるので、前回よりもやや強めの力で2度叩くといいそうな(爆) で、三度目のときにはさらに強めの力で3度叩くんだそうです(^_^;)
なんだかウソみたいな冗談みたいな話ですけど、これは大マジなんだそうですよ(爆)
これね、いっぺんベシベシたたくと、イッキにうわ〜っとシイタケが生えてくるのでたくさん採れるんだけどもひとつひとつのシイタケは小さい、っていうことになるんだそうです。
今回、このブロックを袋に入れてぶら下げて移動して、クルマのトランクに載せて持って帰ってるので・・・たぶんそれだけでかなりの刺激になってるんではないかと思うので・・・開封したらいきなりブワ〜っといっぱい小さなシイタケが出てきそうでちょっと怖いんですけどね(笑)
なんだか自宅でシイタケ栽培・・・萌える体験ですよね〜(笑) すごい楽しみですわ〜♪(^^)